JPS6343934Y2 - - Google Patents

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JPS6343934Y2
JPS6343934Y2 JP1983163420U JP16342083U JPS6343934Y2 JP S6343934 Y2 JPS6343934 Y2 JP S6343934Y2 JP 1983163420 U JP1983163420 U JP 1983163420U JP 16342083 U JP16342083 U JP 16342083U JP S6343934 Y2 JPS6343934 Y2 JP S6343934Y2
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JP
Japan
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stopper
latch
elongated hole
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width
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JP1983163420U
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JPS6070312U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ネツクレス、ブレスレツト等の止め
具に関するものである。
従来のこの種止め具には、第23図示のように
金属製パイプを円形に曲げ、かつ同パイプの両端
間に〓間を設け、その〓間を開閉する開閉杆を上
記パイプ内へスプリングを介して挿入した構造を
有する止め具、通常引き輪と称されている止め具
が圧倒的に多く使用されている。
この止め具は、使いやすさと、ネツクレス、ブ
レスレツト等を確実に止めるという確実性を有す
る点で品質が高いという利点があるけれども、製
作面において、複数の部品を用いて組み立てられ
るため、製作工程が煩雑であり、量産しにくく、
製作コストが高くつく、また細いパイプを使用す
るため、形状が円形に限られ、任意のデザインを
施しにくいという欠点がある。
本考案は、ネツクレス、ブレスレツト等の止め
具としての品質において上記従来品と何ら遜色が
なく、しかも上記従来品の諸欠点を解消しうる止
め具を提供しようとするものである。
以下図面第1図ないし第22図にもとづいて本
考案の実施例を説明すると、第1図において、1
は止め具本体で、装飾具としてよく用いられる形
状、例えばハート形に成形した板片2に長孔3を
穿設し、板片2の周縁の一部には、ネツクレスの
一方の端部を連結するための連結環部4を一体に
設けて成る。5は掛け金で、長孔3に嵌合する板
幅を有する嵌合片6の中間部に止め具本体1の厚
さに応じた段差部7を設けて、板片6に上段部8
と下段部9を形成し、上段部8には、その両側縁
から長孔3の幅よりも拡大した幅を有する円弧状
の抜止部10を設けるとともに、上段部8の先端
を下向きの弧状で、かつ段差部7からの距離が長
孔3の両端11,12の間隔に合致するように屈
曲して、ばね圧のある係止部13を設け、下段部
9の先端には、ネツクレスの他方の端部を連結す
るための連結環部14を設けて成る。
上記の構成より成るネツクレスの止め具は、第
2図示のように掛け金5の上段部8を、止め具本
体1の下側から係止部13が先になるようにし、
かつ抜止部10が長孔3の孔縁につかえない方向
に向けながら長孔3を通して止め具本体1の上側
へ出し、次いで第3図示のように掛け金5の向き
を段差部7が長孔3の一方の端部11に突き当た
るように変え、次いで、段差部7を端部に突き当
てたまま下段部9を押し上げて、第4図及び第5
図示のように係止部13をそのばね圧により長孔
3の他方の端部12に押し当てるとともに、抜止
部10を止め具本体1の上面に重ね合せるように
して、掛け金5を止め具本体1に掛け止める。
掛け金5を止め具本体1からはずす場合は、上
記の手順と逆の手順の操作をすればよい。
本考案は、上記実施例のほか、第6図及び第7
図示のように、止め具本体1は、上記実施例にお
ける止め具本体1と同様に構成し、掛け金5は、
上段部8の両側及び先端にかけて矢印のような抜
止部10aを設け、上段部8の下面には、長孔3
の端部12にばね圧で押し当てるように屈曲した
係止部13aをロー付けなどにより固定し、あた
かもハートを矢で射止めたことを示唆するような
外観を呈する止め具に構成することもある。この
場合長孔3の端部12寄りの両側縁の幅を係止部
13aがぴつたり嵌入するように狭めることもあ
る。
また第8図及び第9図示のように、止め具本体
1は、最初の実施例と同様に構成し、かつ長孔3
の端部12から止め具本体1の上面へUターンす
るように屈曲してばね圧を有する突起部12a
と、長孔3の幅より狭い位置決め用の入口3aを
設け、掛け金5は、上段部8に上記実施例と同様
に矢印のような形状の抜止部10bを設け、上段
部8の先端を下向きの弧状で、かつ段差部7を長
孔3の端部11に突当てた状態において、突起部
12aにばね圧で押し当てるように屈曲するとと
もに、入口3aへぴつたり嵌入してガタツキを防
止する係止部13bを設けることもある。
また第10図及び第11図示のように、止め具
本体1は、最初の実施例と同様に構成し、かつ長
孔3の両側縁間の幅を中間部分において拡大し、
掛け金5は、上段部8に上記実施例と同様に矢印
のような形状の抜止部10cを設け、上段部8の
先端を下向きに屈曲し、続いて上向きに屈曲し、
続いて水平方向に屈曲し、かつ段差部7を長孔3
の端部11に突き当てた状態において長孔3の端
部12にばね圧で押し当てるように屈曲した係止
部13cを設けることもある。この場合係止部1
3Cの両側縁は、長孔3の拡大されていない両側
縁に嵌合し、掛け金5のガタツキを防止する。
また第12図及び第13図示のように、止め具
本体1は、最初の実施例と同様に構成し、掛け金
5は、上段部8の先端を下向きに屈曲し、続いて
上向きに屈曲し、続いて水平方向に屈曲し、かつ
段差部7を長孔3の端部11に突き当てた状態に
おいて長孔3の端部12にばね圧で押し当てるよ
うに屈曲した係止部13dを設け、この係止部1
3dの水平部分を長孔3の幅よりも拡大した幅を
有する円形状の抜止部10dを設けることもあ
る。
また第14図及び第15図示のように、止め具
本体1は最初の実施例と同様に構成し、かつ長孔
3の端部12から上向きに屈曲し、続いて下向き
に屈曲してばね圧を有する突起部12bを設け、
掛け金5は、先端端面13eが段差部7を長孔3
の端部11に突き当てた状態において、突起部1
2bに押し当てるように成形し、段差部7の両側
には、長孔3の幅より拡大した幅を有する抜止部
10eを設けることもある。
また第16図及び第17図示のように、止め具
本体1は上記実施例と同様に構成し、かつ連結環
部4を設けた端部と反対側の端部を上向きに屈曲
して形成した突起部15を設け、掛け金5は、平
板状に成形し、止め具本体1の上面に重ねる部分
の両側に長孔3の幅より拡大した幅を有する抜止
部10fを設け、抜止部10fの後端16を突起
部15に突き当てた状態において先端端面17を
突起部12bに押し当てる形状に成形することも
ある。
また第18図及び第19図示のように止め具本
体1は最初の実施例と同様に構成し、かつ長孔3
の幅を中間部分において円形に拡大した通孔18
を設け、掛け金5は、長孔3に嵌合する径を有す
る丸棒19の中間部に止め具1の厚さに応じた段
差部20を設けて、丸棒19に上段部21と下段
部22を形成し、上段部21の先端を下向きに屈
曲し、続いて上向きに屈曲し、続いて水平方向に
屈曲し、かつ段差部20を長孔3の端部11に突
き当てた状態において長孔3の端部12にばね圧
で押し当てるように屈曲した係止部23を設け、
水平方向へ屈曲した端部には、長孔3の幅より大
きく、通孔18の径より小さい径を有する球形の
抜止部24を設け、下段部22の先端には、ネツ
クレスの端部を連結するための連結環部25を設
けることもある。
また第20図ないし第22図示のように、止め
具本体1は、2つの円が一部重合してできる輪郭
を有する形状に成形した板片26の中央部分に円
形の通孔27を設け、通孔27から板片26の一
端に向けて長孔28を設け、板片26の他端に
は、ネツクレスの一方の端部を連結するための連
結環部29を設け、通孔27に長孔28と反対側
から接近した位置において板片26の両側から板
片26の上面中心線に接近する円弧を描くように
彎曲形成したばね圧を有する一対の係止部30,
30を設け、掛け金5は、長孔28に嵌合する径
を有する丸棒31の中間部に止め具1の厚さに応
じた段差部32を設けて、上段部33と下段部3
4を形成し、上段部33の先端には、長孔28の
幅より大きく、通孔27の径より小さい径を有す
る球形に成形し、かつ段差部32を長孔28の端
部に突き当てながら上段部33を係止部30,3
1の間へ押し入れた状態において、係止部30,
30の端面に当接する抜止部35を設け、下段部
34にネツクレスの他方の端部を連結するための
連結環部36を設けることもある。
以上の各実施例において、止め具本体1を構成
する板片の形状や、掛け金5の抜止部の形状は、
各種の形状に変更できる。また掛け金5の係止部
と、それを押し当てる長孔の端部は、どちらか一
方がばね圧を有し、あるいは両方がばね圧を有す
る各種の形状に成形できる。また連結環部4,1
4の位置は任意に変更でき、またそれらを各種の
形状、構造の連結部に変更できる。
以上の各実施例において、第5図、第7図、第
9図、第11図、第13図、第18図に示したよ
うに掛け金5の係止部を止め具本体1の下面より
突出するように成形すれば、その突出部を押し上
げるようにして掛け金5を止め具本体1からはず
すこともできる。
本考案は、叙上のように構成したから、打ち抜
き加工や曲げ加工などを含むプレス加工で製作で
き、前記従来品に比し製作工程が簡潔になり、量
産が可能になり、製作コストの低下がはかれる。
しかも、止め具本体及び掛け金を各種の形状に成
形することにより、任意のデザインを施すことが
でき、前記従来品に比し見映えのするネツクレス
止め具を提供することができる。また掛け金に
は、止め具本体に設けられた長孔の幅よりも拡大
した幅を有する抜止部が設けられているから、掛
け金の係止部が不意に止め具本体からはずれて
も、掛け金がすぐに止め具本体から抜け落ちるこ
とはなく、ネツクレスの両端間を連結状態に保持
でき、着用中のネツクレスが不意に落ちるような
おそれはなく、掛け金の掛けはずし操作も容易で
あるため、止め具としての品質において前記従来
品と何ら遜色はないなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は止め具本体と掛け金の斜視図、
第2図及び第3図は掛け金を止め具本体に掛ける
過程の順を示す斜視図、第4図は掛け金を止め具
本体に掛け止めた状態の斜視図、第5図は同状態
の断面図、第6図ないし第7図は本考案の別の実
施例を示すもので、第6図は掛け金を止め具本体
に掛け止めた状態の平面図、第7図は同状態の断
面図、第8図及び第9図は本考案のさらに別の実
施例を示すもので、第8図は掛け金を止め具本体
に掛け止めた状態の平面図、第9図は同状態の断
面図、第10図及び第11図は本考案のさらに別
の実施例を示すもので、第10図は掛け金を止め
具本体に掛け止めた状態の平面図、第11図は同
状態の断面図、第12図及び第13図は本考案の
さらに別の実施例を示すもので、第12図は掛け
金を止め具本体に掛け止めた状態の平面図、第1
3図は同状態の断面図、第14図及び第15図は
本考案のさらに別の実施例を示すもので、第14
図は掛け金を止め具本体に掛け止めた状態を示す
平面図、第15図は同状態の断面図、第16図及
び第17図は本考案のさらに別の実施例を示すも
ので、第16図は掛け金を止め具本体に掛け止め
た状態の平面図、第17図は同状態の断面図、第
18図及び第19図は本考案のさらに別の実施例
を示すもので、第18図は掛け金を止め具本体に
掛け止めた状態の平面図、第19図は同状態の断
面図、第20図ないし第22図は本考案のさらに
別の実施例を示すもので、第20図は掛け金を止
め具本体に掛け止めた状態の平面図、第21図は
同状態の縦断面図、第22図は横断面図、第23
図は従来品の斜視図である。 1……止め具本体、2……板片、3……長孔、
4……連結環部、5……掛け金、6……嵌合片、
7……段差部、8……上段部、9……下段部、1
0……抜止部、11,12……長孔の両端部、1
2b……突起部、13……係止部、14……連結
環部、15……突起部、19……丸棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 任意の形状に成形した板片に長孔とネツクレ
    スの一方の端部を連結する連結部とを設けてな
    る止め具本体と、上記長孔に嵌合する嵌合片に
    上記長孔の幅よりも拡大した幅を有する抜止
    部、上記長孔の一方の端部または同端部付近に
    設けた突起部に突き当てる突当部、上記長孔の
    他方の端部または同端部付近に設けた突起部に
    押し上てる係止部及び上記ネツクレスの他方の
    端部を連結する連結部を設けてなる掛け金とか
    らなるネツクレスの止め具。 (2) 掛け金の係止部と、同係止部を押し当てる突
    起部のどちらか一方または両方が、ばね圧を有
    するように屈曲した形状に成形されている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のネツクレスの
    止め具。 (3) 掛け金が、板片または棒片からなる嵌合片の
    中間部に止め具本体の厚さに応じた段差部を設
    けて、上記嵌合片に上段部と下段部とを形成
    し、上段部には、止め具本体に設けられた長孔
    の幅よりも拡大した幅を有する抜止部を設け、
    上段部の先端または下面などには、上記段差部
    を止め具本体の長孔の一方の端部または同端部
    付近に設けた突起部に押し当てる係止部を設
    け、下段部には、ネツクレスの他方の端部を連
    結する連結部を設けてなる実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項記載のネツクレスの止
    め具。 (4) 掛け金が、板片または棒片のうち止め具本体
    の上面に重ねる部分に、止め具本体に設けられ
    た長孔の幅よりも拡大した幅を有する抜止部を
    設け、止め具本体が、上記抜止部の後端を突き
    当てる突当部と、上記板片または棒片の先端を
    押し当てる突起部とを設けてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項または第2項記載のネツクレ
    スの止め具。
JP16342083U 1983-10-22 1983-10-22 ネツクレスの止め具 Granted JPS6070312U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16342083U JPS6070312U (ja) 1983-10-22 1983-10-22 ネツクレスの止め具

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JP16342083U JPS6070312U (ja) 1983-10-22 1983-10-22 ネツクレスの止め具

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Publication Number Publication Date
JPS6070312U JPS6070312U (ja) 1985-05-18
JPS6343934Y2 true JPS6343934Y2 (ja) 1988-11-16

Family

ID=30358581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16342083U Granted JPS6070312U (ja) 1983-10-22 1983-10-22 ネツクレスの止め具

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JPS6070312U (ja) 1985-05-18

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