JPS634282B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS634282B2
JPS634282B2 JP56006344A JP634481A JPS634282B2 JP S634282 B2 JPS634282 B2 JP S634282B2 JP 56006344 A JP56006344 A JP 56006344A JP 634481 A JP634481 A JP 634481A JP S634282 B2 JPS634282 B2 JP S634282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
metal part
hole
xenon lamp
wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP56006344A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57121105A (en
Inventor
Taro Nogami
Masamichi Tsukada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP56006344A priority Critical patent/JPS57121105A/ja
Publication of JPS57121105A publication Critical patent/JPS57121105A/ja
Publication of JPS634282B2 publication Critical patent/JPS634282B2/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キセノンランプを備えた光源装置に
係り、特にキセノンランプからの紫外線により発
生する有害オゾンが大気中に排出される量を低減
し得る光源装置に関する。
〔従来の技術〕
第1図に従来技術の一例を示す。ランプハウス
1は密封形であり、内部のみで空気は循環する。
キセノンランプの電極は、この空気の内部循環と
バルブ両端の金属部に取付けられた放熱片の効果
である程度行なわれる。ブロアー6は、下から送
風してランプハウス1及びこれに取り付けられた
フイン2を空冷し、これにより内部の空気もある
程度冷却される。この方法においては、ランプハ
ウス内部のオゾンは外部に漏れず、内部でオゾン
の生成と解離が繰りかえされる。この方法の最大
の欠点は、冷却効果に限界があり、キセノンラン
プの両金属部3,4及びこれとバルブ5内で接続
されたモリブデン箔及び電極の温度が上昇して、
ランプ寿命が短くなることである。
第2図に別の従来例を示す。ランプハウス7は
半密閉形であり、上部と下部に穴が存在する。ア
ノード側金属部3は、ランプハウス外に露出し、
固定板8に固定される。固定板8は、キセノンラ
ンプをホールドする役目とともに、アノード側金
属部3の熱を大気中に放散させる役目を果してい
る。カソード側においては、カソード側金属部4
に付属した放熱片11に下方からのブロアー6の
風が当り、カソード側金属部4を冷却する。ブロ
アー6の風の一部はランプハウス下方の穴10よ
り流れ込んで、その分だけランプハウス内の空気
が上方の穴9より流出するが、流出空気は温度上
昇しているため、オゾンの大半は熱解離され、オ
ゾン濃度は有害レベル以下になつている。この方
法においても、オゾン濃度を有害レベル以下に押
えるという目的は十分に達成し得るが、ランプハ
ウス内の若干の空気の流通を許容するため、理論
的には、極微量のオゾンが残ることになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、キセノンランプの金属部を効
率良く冷却できるにもかかわらず、ランプハウス
からの有害オゾンの漏洩を著しく低減できる光源
装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では、天井壁および底壁のみに穴を有す
るランプハウスを設け、バルブの一端側に一方の
電極側金属部を有し他端側に他方の電極側金属部
を有するキセノンランプにおける上記バルブを上
記ランプハウス内に配置し、上記天井壁の穴から
は上記キセノンランプの一方の金属部を上記ラン
プハウス外に露出させ、上記底壁の穴からは上記
キセノンランプの他方の金属部を上記ランプハウ
ス外に露出させ、上記キセノンランプ自体と、上
記天井壁の穴および上記底壁の穴との間にそれぞ
れ間隙を形成し、上記天井壁の外面および上記底
壁の外面のそれぞれに対してほぼ平行な空気の流
れを形成させる送風装置を設けたことを特徴とす
る。
本発明の望ましい実施例では、着脱可能な壁形
成部材で天井壁の一部を形成し、上記壁形成部材
に天井壁の穴を形成するとともに上記一方の金属
部を取り付けた。
ランプハウスの上下の穴よりキセノンランプの
アノード側金属部及びカソード側金属部を露出さ
せ、二系統の流路の空気の流れにより両金属部を
冷却するとともに二つの穴の付近において生じる
負圧を類似のレベルにすることによりランプハウ
スよりの空気の流出を極力少くする。
〔実施例〕
第3図に本発明の一実施例を示す。
この光源装置におけるキセノンランプは、両端
に金属部を備え、内部に一対の電極を有するバル
ブを備えている。
ランプハウス12の上下の穴より、キセノンラ
ンプのアノード側金属部3及びカゾード側金属部
4がそれぞれ外部に露出している。ランプハウス
の天井壁側のアノード側金属部3は、固定板13
により天井壁の一部を形成している絶縁板19に
固定されている。底壁側のカソード側金属部4に
は、導電板15と放熱ナツト14が接続されてい
る。アノード側金属部3の端面の精度には限界が
あるため、キセノンランプを取付けた場合のカソ
ード側金属部4の位置は、ある程度の不確定性を
有する。従つてランプハウス下部の穴は、カソー
ド側金属部4の径より若干大きくしなければなら
ない。また導電板15が通過するだけの余裕を作
つておくことも必要である。絶縁板19に形成さ
れたアノード側の穴とランプの間は、後述する外
部よりの負圧に対する考慮により、カソード側と
同様ある程度の隙間を生じる大きさにしてある。
ランプ電流は、陽極コード17、固定板13を通じ
てランプに流れ込み、導電板15、導電支柱1
6、陽極コード18を通じて流出する。ランプ交
換の際は、絶縁板19に取り付けられた固定板、
ランプ、導電板、導電支柱等のすべてを絶縁板1
9とともに上方へ抜き取る構造になつている。
ブロアー21、ブロアー22によつて生じた空
気の流れは、それぞれアノード側金属部3周辺及
びカソード側金属部4周辺を通過し、両金属部を
冷却する。このブロアーは1ケでもよい。アノー
ド側金属部3に接続された固定板13及びカソー
ド側金属部4に固定された放熱ナツト14も空気
の流れに触れるため、放熱効果が高められる。ラ
ンプハウス上面とランプハウス下面においては、
いずれも外面とほぼ平行な空気の流れがランプハ
ウス外側に存在するため、ともに空気の流れが負
圧すなわちランプハウス内部より外部に向けての
圧力を生じる。そのため全体的には、ランプハウ
ス12内からの著しい空気の流出はない。
アノード側金属部及びカソード側金属部付近で
生ずる空気の流れの局部的な乱れのために、ラン
プハウス内部の空気のうち上下の穴に近いもの
は、かく乱されて一部がランプハウス外に出る
が、オゾン濃度の高いランプハウス中央部の空気
は、あまり移動せず、ランプの熱により温度上昇
し、オゾンが熱解離する。この構造によれば、ラ
ンプハウス中央部の空気を250℃以上に上昇させ
ることができ、アノード側金属及びカソード側金
属部を150℃以下に保つことが可能である。
空気を250℃以上にするということは、オゾン
をほぼ瞬間的に熱解離させることを意味し、アノ
ード側及びカソード側金属部を150℃以下にする
ということは、キセノンランプ内のモリブデン箔
等が熱により悪影響を受ける可能性が全くないこ
とを意味する。尚、20は光源位置調整機構、2
3はスタンド、24はベースである。
本実施例によれば両金属部の冷却効果を全く損
なうことなく、オゾン解消効率を高くすることが
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、キセノンランプ両端の全属部
を効率的に冷却して金属箔や電極の熱的劣化を低
減でき、かつランプハウス内への空気の流入を減
ずることによりランプ中央部付近の温度を高めて
オゾンの熱解離を促進してランプハウスからのオ
ゾンの漏洩を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例の一つを説明する図、第2図
は別の従来例を説明する図、第3図は、本発明の
実施例を説明する図である。 1,7,12……ランプハウス、3……アノー
ド側金属部、4……カソード側金属部、5……バ
ルブ、6,21,22……ブロアー、9……気体
流入穴、10……気体流出穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天井壁および底壁のみに穴を有するランプハ
    ウスを設け、バルブの一端側に一方の電極側金属
    部を有し他端側に他方の電極側金属部を有するキ
    セノンランプにおける上記バルブを上記ランプハ
    ウス内に配置し、上記天井壁の穴からは上記キセ
    ノンランプの一方の金属部を上記ランプハウス外
    に露出させ、上記底壁の穴からは上記キセノンラ
    ンプの他方の金属部を上記ランプハウス外に露出
    させ、上記キセノンランプ自体と、上記天井壁の
    穴および上記底壁の穴との間にそれぞれ間隙を形
    成し、上記天井壁の外面および上記底壁の外面の
    それぞれに対してほぼ平行な空気の流れを形成さ
    せる送風装置を設けたことを特徴とするキセノン
    ランプを備えた光源装置。 2 天井壁および底壁のみに穴を有するランプハ
    ウスを設け、バルブの一端側に一方の電極側金属
    部を有し他端側に他方の電極側金属部を有するキ
    セノンランプにおける上記バルブを上記ランプハ
    ウス内に配置し、上記天井壁の穴からは上記キセ
    ノンランプの一方の金属部を上記ランプハウス外
    に露出させ、上記底壁の穴からは上記キセノンラ
    ンプの他方の金属部を上記ランプハウス外に露出
    させ、上記キセノンランプ自体と、上記天井壁の
    穴および上記底壁の穴との間にそれぞれ間隙を形
    成し、上記天井壁の一部を形成する壁形成部材を
    上記ランプハウスに対して着脱可能に設け、上記
    壁形成部材には上記天井壁の穴を形成するととも
    に上記一方の金属部を取り付け、上記天井壁の外
    面および上記底壁の外面のそれぞれに対してほぼ
    平行な空気の流れを形成させる送風装置を設けた
    ことを特徴とするキセノンランプを備えた光源装
    置。
JP56006344A 1981-01-21 1981-01-21 Xenon light source Granted JPS57121105A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56006344A JPS57121105A (en) 1981-01-21 1981-01-21 Xenon light source

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56006344A JPS57121105A (en) 1981-01-21 1981-01-21 Xenon light source

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57121105A JPS57121105A (en) 1982-07-28
JPS634282B2 true JPS634282B2 (ja) 1988-01-28

Family

ID=11635745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56006344A Granted JPS57121105A (en) 1981-01-21 1981-01-21 Xenon light source

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Publication number Publication date
JPS57121105A (en) 1982-07-28

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