JPS6342807A - 繊維強化セラミツクス製部品の製造方法 - Google Patents

繊維強化セラミツクス製部品の製造方法

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JPS6342807A
JPS6342807A JP61188278A JP18827886A JPS6342807A JP S6342807 A JPS6342807 A JP S6342807A JP 61188278 A JP61188278 A JP 61188278A JP 18827886 A JP18827886 A JP 18827886A JP S6342807 A JPS6342807 A JP S6342807A
Authority
JP
Japan
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ceramic
whiskers
fiber
manufacturing
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP61188278A
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English (en)
Inventor
武信 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は繊維強化セラミックス製部品の11JR方法に
関する。
[従来の技術] 例えばセラミックスタービンホイール等のように繊維強
化セラミックス製部品が知られている。
この1aII!強化の方法としては、ホイスカーを母相
中に分散させる方法またはホイール翼部に繊維を埋込む
ことにより強化する方法(実1t’iJ昭57−109
203号公報)が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の従来のホイスカーを母相中に分散させて繊維強化
°する方法においては、ホイスカーのかさ高のため高密
度な成形体を形成することができず、又ぞのため焼結体
の密度が低いものしか1!?られない。又この方法にお
いてはホイスカーの合有舟が30〜40体積%のときホ
イスカーと母相間の接着度が上がらず強度が低い部品し
か得られないのが一般的である。更にこの方法によれば
ホイスカーが母相中の全体に分@するので非常に高価な
ホイスカーの使用量が多く、そのためその部品のコスト
が高くなる。
上記従来のホイール翼部等にamを埋込んで繊維強化す
る方法においては、その814強化セラミックス製部品
の製造方法が困難であり実用化できない。
本発明は、上記欠点を克服するものであり、繊維強化セ
ラミックス製部品の中心部から外周部に向うに従ってホ
イスカーの濃度が大きい部品を容易に製造し、又高価な
ホイスカーの含有型を低減させる繊維強化セラミックス
製部品の製造方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の繊維強化セラミックス製部品の製造方法は、セ
ラミックス粉末とセラミックスホイスカーと分散液体を
含むスリップを調製する第1工程と、 上記第1工程により調製されたスリップを所定形状の型
に入れて該型を回転させて遠心スリップキトスティング
成形方法により、中心部から外周部に向うに従い上記セ
ラミックスホイスカーの濃度が大きい成形体を成形する
第2工程と、上記第2工程により成形された成形体を乾
燥させ、焼結さけて中心部から外周部に向かうに従い上
記セラミックスホイスカーの濃度が大きい繊維強化セラ
ミックス製部品をM314する第3工程と、からなるこ
とを特徴とする。
上記第1工程において用いられるセラミックス粉末は窒
化珪素(SisNa)、炭化珪素(SiC)、サイア[
1ン、アルミナ(A又203)、ジルコニア(ZrOt
)、ムライト等の構造用セラミックスとづることができ
る。この場合通常このセラミックス粉末の1類に適応し
た焼結助剤例えばアルミナ、イツトリア、マグネシア、
窒化アルミニウム(A又N)等のうちの少な(とも一つ
を使用する。
又このセラミックス粉末としてはアルミナ、ジルコニア
、ムライト等のうちの1又は2NLJ上の酸化物とする
こともできる。
上記セラミックスホイスカーとしては、炭化珪素ホイス
カー、窒化珪素ホイスカー、アルミナ(ARzO3)ホ
イスカー、ベリリア(Bed)ホイスカー、炭化ホウ素
(B4 C)ホイスカー、グラファイトホイスカー等を
用いることができる。
上記分散液体としては水、エチルアルコール又はベンゼ
ン等を用いることができる。
上記第2工程で用いられる型は、石こう型、木型または
水透過性ゴム(半透性ゴム)等を用いることができる。
第2工Rにおいてはセラミックスホイスカーを含むスリ
ップを所定の型に入れて咳型を回転させて遠心スリップ
キャスティング成形法により所定形状の成形体を成形す
ることに特徴がある。この遠心スリップキャスティング
成形方法においては所定の型にスリップを入れてから回
転させてもよいし型を回転中にその型の中にスリップを
入れて行って6よい。通常この遠心スリップキャスティ
ング成形方法は、例えば第1図に示すようにターンテー
ブル2を右Jる遠心スリップキ17スト8221を用い
て該使用される型4の底部を遠心スリップキ1Pスト装
置の上部凹型3の中に嵌合させ固定させて該p!:!4
を回転させる方法が用いられる。この望の形状は製造さ
れるmN強化セラミックス製部品の形状に応じて神々選
択される。また、この回転数は製造される部品の形状、
大きさ等により異なるが、通常50〜11000rp程
度である。
第3工桿は第2工程により形成された成形体を乾燥させ
、焼結させて繊維強化セラミックス製部品を!!1造す
る工程である。この乾燥または焼結条件は使用きれるセ
ラミックス粉末等の種類により種々選択される。この第
3工程により製造される繊維強化セラミックス製部品に
おいては、中心部から外周部に向かうに従い上記セラミ
ックスホイスカーの濃度が大きい。
[発明の効果] 本発明の繊維強化セラミックス製部品の製造方法は、セ
ラミックス粉末とセラミックスホイスカーと分散液体を
含むスリップを調製する第1工程と、 上記スリップを所定形状の型に入れて咳型を回転させて
遠心スリップキャスティング成形方法により、中心部か
ら外周部に向うに従い上記セラミックスホイスカーの濃
度が大きい成形体を成形する第2工程と、 上記成形体を乾燥させ、焼結させて中心部から外周部に
向かうに従い上記セラミックスホイスカーの濃度が大き
い繊維強化セラミックス製部品を製造する第3工程と、
かうなることを特徴とする。
従って本製造方法によれば、中心部から外周部に向うに
従ってセラミックスホイスカーの濃度の大きい繊維強化
セラミックス製部品を容易にyJ造することができる。
従って本製造方法によればこの部品全体に繊維を強化す
る必要がなく外周部という必要な部位に強化繊維の濃度
を大きなものとすることができる。また本yJ造方法に
よればセラミックスホイスカーを用いるので成形性がよ
く複雑形状な繊維強化セラミックス製部品をも容易に1
J造することができる。
[実施例〕 以下、実施例により本発明を説明する。
まず窒化珪素粉末(粒径的0.5〜1.5μm)に焼結
助剤としてアルミニウム(A又)、イツトリウム(Y)
、マグネシウム(M9)の酸化物を所定讃添加しエチル
アルコールを分散液体としてボールミルを用いて混合し
、その後これを乾燥し所定の粉末を得た。
次いで得られた混合粉に対し所望量の炭化珪素ホイスカ
ーを加えエチルアルコールを加えてボールミルを用いて
これらを混合した。
次いで図に示すように水透過性の半透性ゴムで作ったタ
ーボホイール型4にスリップを流し込み、ターンテーブ
ル2を有する遠心スリップキャスト装置1の中心の上部
凹型3に、型軸中心を合わせてセットする。この装置の
回転数を徐々に上げ300rpmにて保ち、30分間こ
れらを回転させそのv&口転を停止した。このままでは
半乾燥状態のため型ごと乾燥機に入れ60℃にて1昼夜
乾燥し脱型して所望の成形体を得た。この成形体中にお
けるホイスカーの分布を模式的に図に示す。この図に示
すようにこの成形体においては、中心部から外周部に向
かうに従いホイスカーフの濃度が大きくなっている。即
ち翼部5は軸部6と比べてホイスカーフの濃度が太き(
なっている。
この成形体を窒素気流中で1700℃で焼結し、セラミ
ックス製タービンホイール焼結体を得た。
このホイスカー強化タービンホイールをエロージョン試
験により評価した。この試験方法は試料の上部に位置し
たノズルから酸化鉄の100〜150μmの粒子を圧縮
空気とともに高速で噴出させエローシコン量(試料重り
減少(9)/粒子1g当り)を測定するものである。
本製造方法によりFJ造された繊維強化セラミックス製
部品においてはこのエローシコンωは1゜8X10″″
39/粒子1ってあり繊維強化しない窒化珪素単味の場
合の比較例は5.6X10−3Q/Qであり、本製造方
法により製造された繊維強化セラミックス製部品は比較
例の場合と比べて非常に高い耐エロージヨン性を示した
又本製造方法によりyi#造された繊維強化セラミック
ス製部品の化学元素分析により炭化珪素ホイスカーの分
率を測定した。この場合このタービンホイールの軸部を
切断した中心部の炭化珪素ホイスカー分率は非常に少な
く、炭化Ii素ホイスカー/窒化珪素の比は2%であっ
た。一方翼部はその比が40〜50%と非常に高く、中
心部と比べて外周部はそのウィスカー濃度が極めて高く
部分的に繊維強化されていることが判明した。
本製造方法によればホイスカーで強化するので長繊維添
加の場合に比べて成形性がよく、そのため複雑形状のタ
ービンホイールを精度よく製造することができ、ホイス
カーの使用量も少なく部分的な強化を容易に達成するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
図は実施例において遠心スリップキャスティング成形装
叡を用いて遠心スリップキャスティング成形方法により
成形された成形体の@1断面図である。 1 ・・・ 遠心スリップキャスト装置2 ・・・ タ
ーンテーブル 3 ・・・ 上部凹型 4 ・・・ ターボホイール型 5 ・・・ vIJ部 6 ・・・ 軸部 7 ・・・ ホイスカー 特許出願人   トヨタ自動車株式会社代理人    
弁理士 大川 宏 同     弁理士 丸山明夫 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックス粉末とセラミックスホイスカーと分
    散液体を含むスリップを調製する第1工程と、 上記第1工程により調製されたスリップを所定形状の型
    に入れて、該型を回転させて遠心スリップキャスティン
    グ成形方法により、中心部から外周部に向かうに従い上
    記セラミックスホイスカーの濃度が大きい成形体を成形
    する第2工程と、上記第2工程により成形された成形体
    を乾燥させ、焼結させて中心部から外周部に向かうに従
    い上記セラミックスホイスカーの濃度が大きい繊維強化
    セラミックス製部品を製造する第3工程と、から成るこ
    とを特徴とする繊維強化セラミックス製部品の製造方法
  2. (2)第1工程において、セラミックス粉末は窒化珪素
    (Si_3N_4)であり、セラミックスホイスカーは
    炭化珪素(SiC)ホイスカーであり、分散液体はエチ
    ルアルコールである特許請求の範囲第1項記載の繊維強
    化セラミックス製部品の製造方法。
JP61188278A 1986-08-11 1986-08-11 繊維強化セラミツクス製部品の製造方法 Pending JPS6342807A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6359527A (ja) * 1986-08-29 1988-03-15 株式会社東芝 ファインセラミックス成形体の製造方法
WO2014060374A1 (de) * 2012-10-16 2014-04-24 Ceramtec Gmbh Keramik und verfahren zur herstellung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0545555B2 (ja) * 1986-08-29 1993-07-09 Tokyo Shibaura Electric Co
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