JPS6092806A - セラミツクス製品の製造法 - Google Patents

セラミツクス製品の製造法

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JPS6092806A
JPS6092806A JP20087983A JP20087983A JPS6092806A JP S6092806 A JPS6092806 A JP S6092806A JP 20087983 A JP20087983 A JP 20087983A JP 20087983 A JP20087983 A JP 20087983A JP S6092806 A JPS6092806 A JP S6092806A
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ceramic
slurry
water
manufacturing
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JP20087983A
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酒井 淳次
国谷 啓一
祖父江 昌久
哲夫 中沢
佐々木 敏美
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Hitachi Ltd
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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B1/00Producing shaped prefabricated articles from the material
    • B28B1/26Producing shaped prefabricated articles from the material by slip-casting, i.e. by casting a suspension or dispersion of the material in a liquid-absorbent or porous mould, the liquid being allowed to soak into or pass through the walls of the mould; Moulds therefor ; specially for manufacturing articles starting from a ceramic slip; Moulds therefor
    • B28B1/261Moulds therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B1/00Producing shaped prefabricated articles from the material
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/515Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
    • C04B35/56Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides
    • C04B35/565Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides based on silicon carbide

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込む
ことによってセラミックス製品を製造する方法に係シ、
特に自動車用ターボチャージャロータ、ガスタービンエ
ンジンのロータなどのように形状が複雑で且つ肉厚が異
なる製品に適用するのに好適な製造法に関する。
〔発明の背景〕
セラミックス製品を製造する方法の1つに、セラミック
ス含有スラリーを鋳型内に鋳込んで凝固させる方法があ
る。
一般に知られているこの種の方法においては、鋳型全体
が吸水性材料によって構成される。従って、スラリー中
の水分は鋳型全域から吸収除去されることになる。
自動車用ターボチャージャロータ或はガスタービンエン
ジンのロータのように形状が複雑で且つ肉厚の異なる部
分を有する製品に対しては、この方法を適用することは
離しい。この方法を適用すると鋳型内にスラリー中の水
分の鯰収の速いところと遅いところとが生じ、鋳型内の
位置によってスラリーの凝固速度に大きな差が生じる。
この結果、セラミックスの固化物には密度の大きなバラ
ツキが生じる。たとえばセラミックス製ターボチャージ
ャロータについていうと、羽根の部分の表面近傍はきわ
めて高密度になるが、そのすぐ内側の部分は極端に密度
が低くなる。
このように密度に大きなバラツキがあるセラミックス固
化物を鋳型から取υ出すと、離型の際に固化物の表面が
破損したシ或は亀裂を生じたシする。
更に鋳型から取シ出したセラミックス固化物を乾燥及び
焼結したときに収縮に基づく大きな寸法変動が生じ、固
化物が変形したシ或は割れを生じることが多い。
鋳戯内でセラミックスの固化物を形成し、次いで固化物
を損傷することなく鋳型を除去する方法が特公昭56−
28687号公報に記載されている。
この方法においては、セラミックス含有スラリーは回転
テーブル上に置かれた吸水性鋳型によって遠心分離され
る。特許公報には、鋳造作業を吸水性鋳型が鋳造物品の
細孔中の水を吸収する時点の前に終了する必要があるこ
と、吸水性鋳型が固化鋳造物の細孔に含まれた水を吸収
しつつある時点まで鋳造作業が続行されると、鋳造物は
鋳型内で収縮し始めてクラックが発生することが記載さ
れている。かかる方法においてはまた吸水性鋳型よシ鋳
造物品を分離したのち高い湿シけのある鋳造物品を溶融
可能な有機材料よシなる鋳型内に入れたまま液体吸収性
多孔質媒体中に浸漬して有機材料製鋳型を溶融除去させ
る必要がある。かかる方法においては、鋳型構成要素の
1つは明らかに消耗品である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、セラミックス固化物を鋳型から離型し
たとき或はその後焼結したときに1割れ及び変形を生じ
にくいセラミック製品の製造法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明Fi、セラミックス含有スラリーを鋳型内にに鋳
込み、指向性凝固させるものである。
本発明は、セラミックス含有スラリーを指向性凝固させ
ることによって得た固化物は非常圧緻密で且つ密度のバ
ラツキが少なく、このため離型時に割れることがなく、
更に焼結しても変形が少なく且つ割れを生じにくいとい
う事実の発見に基づいている。
なお、本発明においてセラミックス製品とは、鋳型内に
セラミックス含有スラリーを鋳込み指向性凝固させるこ
とによって得られた固化物或はその固化物を焼結したも
のを総称する。焼結前のセラミックス固化物は、一般に
グリーンボディと云われることもある。
セラミックス含有スラリーは、セラミックスな適当な媒
液中に懸濁させることによって調製される。セラミック
スは、周知の材料の任意のものを使用できる。本発明の
方法を適用するうえで最も好適なセラミックスは炭化珪
素であるが、アルミナ、ジルコニア、窒化珪素なども適
用できることは勿論である。
セラミックス含有スラリー中におけるセラミックスの粒
子の大きさも任意でよい。しかし、通常は数μm具体的
には5μm以下に止めるべきである。炭化珪素を用いる
場合の粒径は1μm以下であることが望ましい。このよ
うに微細なセラミックス粒子を懸濁させることによって
、セラミックス固化物の離型時の割れ防止を高い確率で
達成できる。更に焼結後のセラミックス製品の変形を著
しく少なくシ、形状修正のための加工を実質的に不要に
できる。
セラミックスを懸濁させるための媒液は、セラミックス
を一様に分散できる性質を具えたものであれば任意のも
のを使用できる。最も好適な媒液は水である。
セラミックス含有スラリーは、セラミックス粒子と媒液
たとえば水とによって調製することができる。しかし、
実験には焼結助剤及び解膠剤を含有させることが望まし
い。
炭化珪素含有スラリーの場合には、焼結助剤として炭化
硼素或は/及び黒鉛の粉末を用いることが望ましく、解
膠剤としてトリエタノールアミンを用いることが望まし
い。
セラミックスを水に懸濁させてスラリーとする場合には
、セラミックス100重量部に対して水を20〜25重
量部含有することが望ましい。水の量が20重量部より
も少ないさとスラリーの粘性が高くなりすぎ、重力によ
ってスラリーを鋳型内に鋳込みにくくなる。水の蓋が多
くなるにしたがって鋳造作業に費す時間が長くなり、5
0重量%よりも多量に:なるとスラリーの凝固に際して
別途、追加のスラリーを補給するというようなことも生
じかねない。
水の蓋は35〜45重量部にするのが最も望ましい。
セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込んだのちの指
向性凝固は、鋳型の一部から前記スラリー中の水分を除
去することによって行うことができる。
指向性凝固させるにあたっては、鋳型の底部からスラリ
ー中の水分を除くようにすることが最も望ましく、この
ようにすることによってセラミックス製品全域に亘って
緻密で且つ密度のバラツキを少なくすることができる。
指向性凝固させるための手段としては、鋳型の一部を吸
水性材料で形成するのが最も簡便であわ、しかも効果的
である。スラリー中の水分は、吸水性鋳型によって吸収
除去されることになる。
鋳型の一部を吸水性材料によって形成しセラミックス含
有スラリーを指向性凝固させた場合、スラリーは吸水性
鋳型に接する面から順次、固化する。そして固化したセ
ラミックスの粒子間の細孔を通して水分が吸収され、固
化が進行していく。
セラミックス含有スラリーにおいては、セラミックスが
媒液中に溶解しているわけではない。セラミックスの微
細な粒子が媒液中に懸濁しているにすぎない。従って、
セラミックス含有スラリーが凝固或は固化するというむ
とは、媒液中に懸濁しているセラミックス粒子が媒液の
消失に伴って集合し固まることを意味する。このように
して得られた固化物は、鋳型から取シ出しても割れたり
或Vi亀裂を生じたシしない。
吸水性鋳型としては、石膏型、合成樹脂型或は素焼型な
どを用いることができ、これらを適宜組合せて用いるこ
ともできる。
石膏型は、吸水性鋳型として最良であり、石膏型を用い
て得られたセラミックス製品は、石膏型と接する面が凹
凸のない非常に滑らかな面を有するようになる。
本発明の方法を実施するにあたっては、鋳型を吸水性鋳
型と非吸水性鋳型とによって構成し、指向性凝固させな
い部分を非吸水性鋳型によって形成することが望ましい
この場合の非吸水性鋳型としては、ゴム型、金型或は合
成樹脂型などを用いることができ、或はこれらを適宜組
合せ、て用いることができる。
これらの中ではゴムmが最も望ましい。非吸水性鋳型と
してゴム型を用いた本発明の実施例では、離型時におけ
るセラミック製品の割れ及び亀裂は全く起らず、しかも
緻密で滑らかな面が得られた。
セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込んだ後、鋳型
内のスラIJ−に振動を与えることは望ましい。このよ
うにすることによってセラミックスの充填率を高め、セ
ラミックス製品の寸法精度を高めることができる。振動
を与える手段としては、たとえばバイブレータを用いる
ことができる。振動の方向は、上方方向或は水平方向の
いずれでもよい。
セラミックス含有スラリーは、調製を終えたならば一旦
、減圧雰囲気中で脱ガス処理したのち鋳型内に鋳込むこ
とが望ましい。減圧雰囲気中で脱ガス処理を行うことに
より、スラリー中に含まれている気泡及びガスを除去し
てセラミックス製品の品質を高めることができる。
凝固を終えたセラミックス固化物中にガスが閉じ込めら
れていると、焼結時に割れをもたらす原因となる。スラ
リーを予め減圧雰囲気中で脱ガス処理することによ)、
ガスの存在に基づくセラミックス製品の割れを実質的に
防止できる。減圧雰囲気の圧力は、70〜80 cmH
gが望ましく、特に73〜76CrnHgの範囲にする
ことが望ましい。
脱ガス処理を終えたスラリーは、そのまま減圧雰囲気中
で鋳型内に鋳込んでもよく或は大気中に戻してから鋳型
内に鋳込んでもよい。減圧雰囲気中でスラリーを鋳込む
1つの方法は、減圧手段を備えた容器中にスラリー及び
鋳型を収納し、その容器で一連の作業を実施することで
ある。
他方、セラミックス含有スラリーを加圧しながら鋳型内
に鋳込むことも望ましい方法である。この方法は減圧雰
囲気中での脱ガス処理を終えたスラリーに対して適用す
ることもできる。
この方法における圧力は、0.1〜2Kg/crn2も
あれば十分である。非吸水性鋳型としてゴム型を用いる
方法においては、過大な加圧がかえって寸法精度の低下
をもたらす場合があるので、このようなことを加味し、
加圧力は前述の範囲内にすることが望ましい。
セラミックス含有スラリーを加圧しながら鋳込むことに
よって、振動を加える場合と同じようにセラミックスの
充填率を著しく高めることができる。
セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込んだのちにス
ラリーを加圧するよう圧してもよい。この方法は、加圧
せず忙鋳込んだとき即ち減圧中で鋳込んだり或は大気中
で鋳込んだシしたときに適用するのが効果的である。勿
論、加圧しながら鋳込んだものに対して適用してもよい
セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込んだのちに加
圧する方法においては、スラリー表面に溶液が実質的に
存在しなくなってから加圧することが望ましい。スラリ
ーを鋳込んだのち直ちに加圧する方法は、効果が少ない
。スラリーの粘性が高まってから加圧すると効果が増し
、セラミックスの充填率を著しく高めることができる。
この加圧による効果が十分に発揮される程度にスラリー
の粘性が高まった状態が丁度、スラリー表面に実質的に
溶液が存在しなくなったときに当たる。スラリー中の水
分の含有量でいうと、セラミックス100重量部に対し
て水を20部程度含むときに加圧を行うのが有効である
セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込んだのち、ス
ラリーを加熱して水分を強制的に除去することも有効で
ある。この場合、鋳型全体を加熱することによってスラ
リーを加熱してもよいが、それよりは吸水性鋳型のみを
加熱して指向性凝固をより強力に行わせるようにした方
がよい。このようにした方がセラミックスの充ノR率を
高める効果が大きい。吸水性鋳型として石膏を用い、石
膏を加熱する場合には、加熱温度を70c以下に抑える
ことが望ましい。70C以−ヒに加熱すると、石膏にク
ラックが入るおそれがある。7oc以下の加熱温度でも
スラリーの指向性凝固を速める効果は十分にある。
セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込んだあとで、
鋳型内を一時減圧状態に保持してもよい。
このようにすることによってもスラリー中のガスを除く
ことができる。この場合には、鋳型内を10〜30cr
nHgの範囲内に保つことが望ましい。
セラミックス含有スラリーの鋳込み後、減圧状態に保持
する段階を含む方法は、スラリー調製時或は鋳込み時に
減圧中での脱ガス処理を行わなかったものに対して適用
すると極めて効果的である。
勿論、減圧処理を施したものに対して更に脱ガス効果を
高めることを狙って実施してもよい。
かかる方法を、スラリーの凝固が終了した固化物に対し
て行うと、セラミックス粒子の細孔内に残留するガスを
除去することができる。
セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込み指向性凝固
させて得た固化物は所望の特性を与えるためにその後、
通常の方法で乾燥及び焼結することができる。
本発明の好適な方法の1つは、平均粒径1μm以下の炭
化珪素100重量部に対して水を35〜45重量部と焼
結助剤と解膠剤を含むスラリーを減圧雰囲気中で脱ガス
処理したのち大気中に戻し、吸水性鋳型と非吸水性鋳型
とによって形成した鋳型内に鋳込んで指向性凝固させ、
凝固した固化物を鋳型から取り出して通常の方法により
乾燥及び焼結を行うことによ)達成される。
なお、本発明においては鋳型は静置したままでよい。回
転させたシはしない。
〔発明の実施例〕
実施例1 段付きシャフトを製作した実施例について説明する。
シャフトの形状は一番太い所が20m1IIlφで順次
小さくなり、長さが200wtMである。
鋳型は次のようにして製作した。20vmφの部分の端
面に吸水性鋳型である石膏型を用いた。石膏は市販の焼
石膏で石膏100重量部に対し水70重量部の割合とし
て、水の中に石膏を投入し、攪拌ミキサー(回転数ao
orpm)で2分間混練して泥しよう材を調整した。次
に木製の模型内に泥しよう材を流し込み成形した。石膏
が硬化したあと模型を取り外し、乾燥器で50Cの温度
で10時間保持し水分の放出を行わせた。その他の部分
の鋳型は半分割したゴム型を採用し、石膏型とゴム製を
組み合せ一体のメス型を製作した。
セラミックス含有スラリーは次のような配合で調整を行
った。
ル 耐火物粒子;炭化硅素 100i1(蓋部焼結助剤 1
B4C1,O C(黒鉛粉末)4,0 解膠剤:)リエタノールアミン 1.0水 40.0 上記材料200grを混合ミルで24時間回転混練して
スラリーを得た。次にスラリー中の空気を取シ除くため
に減圧処理を真空度73.5cmHgの雰囲気で5分間
放置することにより行った。このようにして得たスラリ
ーを前記メス型の開口部(上面)より流し込み充填した
。スラリーは石膏型から順次水分が吸収され凝固する。
その後、メス型を離型するとグリーンボディが得られる
次にグリーンボディの水分を取り除くために次のような
乾燥処理を行った。60C±20の乾燥器内で24時間
加熱保持し、さらに105Cに昇温させて2時間加熱し
た。次に焼結を行った。焼結は次のような処理をした。
− 黒鉛製の容器に成形体を入れ、この黒鉛容器を焼結炉に
納め、雰囲気を3X10”の真空にしたあとアルゴンガ
スを導入して100Torrの圧力に保ち加熱を行った
。昇温速度8.3C/−で最高温度2200Cで1時間
保持した後、炉冷した。その結果、焼結体は変形もなく
、表面および寸法精度の高いシャフトが得られた。相対
密度は86.0 %であった。
実施例2 自動車用スーパチャジャ用ロータを製作した実施例につ
いて説明する。
第1図は鋳型の構成を示す断面図である。
スラリーの配合および調整は実施例1と同様である。
湯口部1よシスラリ−を流し込み充填する。石膏製吸水
性鋳型2からスラリー中の水分がとb除かれ指向性凝固
する。湯口部分が凝固したときにゴム製非吸水性鋳型3
どリング金型4を取り外す。
次に固定金型5にピン6で固定された羽根金型7を移動
バー8と連絡したハンドル9により円周方向に移動して
羽根部分の離型を行う。次に空気投入口10より圧縮空
気により吸水性鋳型を離型すると所望のローターのグリ
ーンボディが得られる。
次にグリーンボディの水分を取り除くために、socで
24時間、110Cで5時間の加熱乾燥を行った。焼結
処理は実施例1と同様にした。その結果、表面精度、寸
法も安定したロータの焼結体を得ることができた。相対
密度は86.4%であった。
実施例3 棒状の試験片(5X20X50+m) を用いて従来の
全方向凝固法と本発明の指向性凝固法によるセラミック
ス製品性質の比較を行った。
本発明の方法は鋳型底面を石膏鋳型、その他の部分をゴ
ム型で形成し、従来の方法は鋳型全体を石膏鋳型で形成
した。
スラリーの配合、混線、乾燥・焼結は実施例1と同様で
ある。
表1にグリーンボディ及び焼結体の性質を示す。
表 1 この結果、本発明忙よるものはグリーンボディおよび焼
結体の性質も著しく向上することが明らかになった。
グリーンボディの断面を鋳型も含めて第2図及び第3図
に示す。
第2図は従来の方法によるもの、第3図は本発明の実施
例である。
従来の鋳型全体を石膏鋳型11で形成したものは、グリ
ーンボディ12の中央部に大きな凹みができていた。本
発明の石膏鋳型11とゴム型13とからなる鋳型にセラ
ミックス含有スラリーを鋳込んだものは、従来法にみら
れるような大きな凹みは生じなかった。
次にこのグリーンボディを乾燥し焼結処理を行った後、
中央部を切断し、破面を走査型電子顕微鏡(SEM)で
観察を行った結果を第4.5図に示す。
従来法で製作した焼結体Fi第4図に示すように中心部
に空洞があシ粒子の配列も不規則になっている。一方、
本発明の方法により製作した焼結体は第5図に示すよう
に粒子が均一に充填されており密度も安定していること
がわかった。
本発明によれば、グリーンボディの密度差もなく、メス
型からの離型も容易で乾燥及び焼結過程で変形、クラッ
クの発生もなく密度の安定したセラミックス製品が得ら
れる。
比較例 実施例2で製作したのと同じ自動車用スーパチャージャ
ロータを石膏製吸水性鋳型2を除く部分をワックスで形
成し、吸水性鋳型2を回転させることによって作った。
グリーンボディは、ワックス型から離型するとき羽根部
分が欠は落ちワックスを離型することができなかった。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によればグリーンボディの密度を高
くでき、鋳型からの離型も容易で表面の滑らかな製品が
得られる。しかも乾燥及び焼結時の変形が小さく寸法の
安定した製品が得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における鋳型の構成を示す断
面図、第2図は従来例による鋳型及びグリーンボディの
断面図、K3図は本発明の他の実施例による鋳型及びグ
リーンボディの断面図、第4図は第2図によって得られ
たグリーンボディを焼結したものの断面を示す電子顕微
鏡写真及び第5図は第3図に示す方法によって得られた
グリ7ンボデイを焼結したものの断面を示す電子顕微鏡
写真である。 2・・・吸水性鋳型、3・・・非吸水性鋳型、11・・
・石膏型、12・・・グリ7ンボデイ、13・・・ゴム
型。 第 4i 第1頁の続き @発明者 佐々木 敏美 日立市幸町3丁目所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込み、指向
    性凝固させることを特徴とするセラミックス製品の製造
    法。 2、特許請求の範囲第1項において、前記鋳型の一方か
    ら前記スラリー中の水分を除去することによって指向性
    凝固させることを特徴とするセラミックス製品の製造法
    。 3、%許請求の範囲第2項において、前記鋳型の底部か
    ら前記スラリー中の水分を除去することを特徴とするセ
    ラミックス製品の製造法。 4、特許請求の範囲第2項又は第3項において、前記鋳
    型の一部を吸水性材料で構成することによって前記スラ
    リー中の水分を吸収除去することを特徴とするセラミッ
    クス製品の製造法。 5、特許請求の範囲第1項において、前記セラミックス
    含有スラリーがセラミックス1010重量部に対して水
    を20〜50重量部含むことを特徴とするセラミックス
    製品の製造法。 6、特許請求の範囲第1項又は第5項において、前記セ
    ラミックスが炭化珪素であることを特徴とするセラミッ
    クス製品の製造法。 7、IP!i許請求の範囲第6項において、前記炭化珪
    素の平均粒径が1μm以下であることを特徴とするセラ
    ミックス製品の製造法。 8、特許請求の範囲第1項において、前記セラミックス
    含有スラリーが炭化珪素100重量部に対して水を20
    〜50重量部と焼結助剤及び解膠剤を含有することを特
    徴とするセラミックス製品の製造法。 9、吸水性鋳型と非吸水性鋳型とによって形成した鋳型
    内にセラミックス含有スラリーを鋳込み、前記吸水性鋳
    型によりスラリー中の水分を吸収除去する。ことによっ
    て指向性凝固させることを特徴とするセラミックス製品
    の製造法。 10、特許請求の範囲第9項において、前記吸水性鋳型
    を石膏によって形成することを特徴とするセラミックス
    製品の製造法。 11、特許請求の範囲第9項又は第10項において、前
    記非吸水性鋳型をゴムによって形成することを特徴とす
    るセラミックス製品の製造法。 12、特許請求の範囲第9項において、前記鋳型の底面
    を含む下部の領域を吸水性鋳型で形成し、それ以外の部
    分を非吸水性鋳型で形成することによって、セラミック
    ス含有スラリー中の水分を鋳型の下方から吸収除去する
    ことを特徴とするセラミックス製品の製造法。 13、セラミックス含有スラリーを減圧雰囲気中で脱ガ
    ス処理したのち鋳型内に鋳込み、指向性凝固させること
    を特徴とするセラミックス製品の製造法。 14、特許請求の範囲第13項において、前記脱ガス処
    理を70〜807g以下の減圧雰囲気中で行うことを特
    徴とするセラミックス製品の製造法。 15、セラミックス含有スラリーを加圧しながら鋳型内
    に鋳込み、指向性凝固させることを特徴とするセラミッ
    クス製品の製造法。 16、特許請求の範囲第15項において、前記加圧の圧
    力を0,1〜1陣4デとすることを特徴とするセラミッ
    クス製品の製造法。 17、セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込み指向
    性凝固させる方法において、前記鋳型内のスラリーを加
    圧する段階を含むことを特徴とするセラミックス製品の
    製造法。 18、特許請求の範囲第17項において、前記鋳型内の
    スラリー表面に溶液が存在しなくなってから加圧するこ
    とを特徴とするセラミックス製品の製造法。 ミックス製品の製造法。 2、特許請求の範囲第19項において、前記鋳型の一部
    を吸水性材料で構成し、該吸水性鋳型を加熱することK
    よってスラリーを加熱することを特徴とするセラミック
    ス製品の製造法。 2、特許請求の範囲l@20項において、前記吸水性鋳
    型を石膏で形成し、該石膏鋳型を70C以下の温度に加
    熱することを特徴とするセラミックス製品の製造法。 22、セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込み指向
    性凝固させる方法において、前記スラリーを鋳込んだ鋳
    型内を減圧状態に保持する段階を含むことを特徴とする
    セラミックス製品の製造法。 23、 %許請求の範囲第22項において、前記スラリ
    ーが凝固したのち減圧状態に保持することを特徴とする
    セラミックス製品の製造法。 2、特許請求の範囲第22項において、前記スラリーが
    凝固する過程の途中で減圧状態に保持する段階を含むこ
    とを特徴とするセラミックス製品の製造法。 25、セラミックス含有スラリーを鋳型内に鋳込み指向
    性凝固させる方法において、前記スラリーを減圧雰囲気
    中で鋳込む段階を含むことt−特徴とするセラミックス
    製品の製造法。 26、平均粒径1μm以下の炭化珪素100重量部に対
    し水を35〜45重量部と焼結助剤及び解膠剤を含むス
    ラリーを減圧雰囲気中で脱ガス処理したのち大気中に戻
    し、吸水性鋳型と非吸水性鋳型とによって形成した鋳型
    内に鋳込んで該吸水性鋳型によってスラリー中の水分を
    吸収除去することにより指向性凝固させ、凝固した固化
    物を前記鋳型から取シ出して乾燥及び焼結することを特
    徴とするセラミックス製品の製造法。
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