JPS6342796Y2 - - Google Patents

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JPS6342796Y2
JPS6342796Y2 JP19580282U JP19580282U JPS6342796Y2 JP S6342796 Y2 JPS6342796 Y2 JP S6342796Y2 JP 19580282 U JP19580282 U JP 19580282U JP 19580282 U JP19580282 U JP 19580282U JP S6342796 Y2 JPS6342796 Y2 JP S6342796Y2
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JP
Japan
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triangular
edge
lower surfaces
tangential
triangular pyramids
Prior art date
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JP19580282U
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JPS59104693U (ja
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は振動の際の上下のステイフネスを対称
としたタンジエンシヤルエツジを改良したスピー
カに関するものである。
従来のスピーカはそのエツジが第1図のロール
エツジ、第2図のコルゲーシヨンエツジ、第3
図,第4図のタンジエンシヤルエツジが使用され
ていた。
しかしながら振動板等の振動系が振動する場合
に、ロールエツジでは断面が円弧状であるため、
ロール部が伸びることによつて振幅をとるもので
あり、又コルゲーシヨンエツジでは断面コルゲー
シヨン状、即ち上下に円弧が連続しているため、
ロールエツジと同様に円弧部分が伸びて振幅をと
り、更にタンジエンシヤルエツジでは接線方向に
三角形状面を列設して凸部と凹部を形成したの
で、その頂点部が伸びて振幅をとるものである。
このようにエツジの上下面が非対称になつて居
り、従つてステイフネスが非対称となるために振
幅歪が発生する。
このような欠点を除去するために第5図,第6
図に示すタンジエンシヤルエツジが提案されてい
る。
即ち振動系の中心と同心円の接線方向に、凸部
の頂線1、凹部の頂線2が形成されるように凸部
の三角形状面3と凹部の三角形状面4とが境界線
5で交わるように上下対称に凸部と凹部を交互に
形成したものである。
すなわち、上面に突出する三角錐と下面に突出
する三角錐とが交互に形成されたものである。
従つてこのエツジに於ては上下面で対称である
ためステイフネスが対称となり、非対称から来る
振幅歪は除去されるようになつたが、三角形状面
3と4とは同一平面に近い角度で交わり、しかも
この三角形状面3と4とで形成される平面に近い
面の面積が大きいために円周方向の剛性が小さい
欠点があり、そのための歪、強度不足等を生じて
いた。
本考案はこのようなタンジエンシヤルエツジの
剛性を高めて、前記の欠点を除去することを目的
とする。
本考案の実施例を第7図,第8図に就いて説明
すると、前記従来の上下対称形のタンジエンシヤ
ルエツジと同様に、振動系たるドームAの中心と
同心円の接線方向に凸部の頂線1、凹部の頂線2
が形成されるように凸部の三角形状面3と凹部の
三角形状面4を形成し、この三角形状面3,4の
交又する境界線上に、小さな凸部6と凹部7を交
互に形成し、これにより小さな三角形状面8を形
成するものである。
すなわち、上記した第5,6図における上下面
に突出する三角錐の底辺が交わる境界線に小さな
三角錐を交互に上下面に突出させたものであるか
ら、上記凸部6と凹部7は、前記三角形状面3と
4とで形成される面が平面に近く、しかもその面
積が大きいために生じる円周方向の剛性の大きさ
を維持しながら、しかも凸部6と凹部7の多少の
変形により振幅およびそのリニアリテイを向上さ
せることができるものである。
尚前記実施例に於ては小さな凸部6と凹部7
は、三角形状面8,9で形成したが、この凸部6
と凹部7は断面円弧状でも境界線の部分が補強さ
れればさしつかえない。そしてコーン形スピー
カ、リボン形スピーカ、ホーン用ドライバのエツ
ジとしても同様な効果を発揮できるものである。
叙上のように、本考案は上下面に突出する三角
錐の底辺が交わる境界線に小さな三角錐を交互に
上下面に突出して形成したことにより、三角形状
面の面積が大きいために生じる従来の剛性の弱さ
を補強し、剛性の高い、しかも振幅のリニアリテ
イを向上させたスピーカが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は従来のスピーカのエツジを
示すもので第1図はロールエツジ、第2図はコル
ゲーシヨンエツジ、第3図はタンジエンシヤルエ
ツジの断面図、第4図は第3図の正面図、第5図
と第6図は上下対称形としたタンジエンシヤルエ
ツジの正面図と断面図、第7図と第8図は本考案
の一実施例の正面図と断面図である。 1……凸部の頂線、2……凹部の頂線、3……
凸部の三角形状面、4……凹部の三角形状面、5
……3,4の境界線、6……小凸部、7……小凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動系の中心と同心円の接触方向に、上下面に
    交互に突出する三角錐を形成したタンジエンシヤ
    ルエツジの前記三角錐の底辺が交わる境界線上
    に、小さな三角錐を交互に上下面に突出して形成
    したことを特徴とするスピーカ。
JP19580282U 1982-12-28 1982-12-28 スピ−カ Granted JPS59104693U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19580282U JPS59104693U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 スピ−カ

Applications Claiming Priority (1)

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JP19580282U JPS59104693U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 スピ−カ

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Publication Number Publication Date
JPS59104693U JPS59104693U (ja) 1984-07-14
JPS6342796Y2 true JPS6342796Y2 (ja) 1988-11-09

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JP19580282U Granted JPS59104693U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 スピ−カ

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JP2008160363A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ

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CN105765997B (zh) * 2013-12-27 2019-12-13 索尼公司 振动板的边缘结构

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JPS59104693U (ja) 1984-07-14

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