JPS6342093Y2 - - Google Patents

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JPS6342093Y2
JPS6342093Y2 JP1983183291U JP18329183U JPS6342093Y2 JP S6342093 Y2 JPS6342093 Y2 JP S6342093Y2 JP 1983183291 U JP1983183291 U JP 1983183291U JP 18329183 U JP18329183 U JP 18329183U JP S6342093 Y2 JPS6342093 Y2 JP S6342093Y2
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JP
Japan
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heat
helmet
helmet body
cooling element
electronic cooling
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JP1983183291U
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JPS6089231U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子冷却素子からなる冷・暖房装置を
取付けたヘルメツトに関するものである。
従来、第1図に示すようにヘルメツト本体10
の側壁に電子冷却素子20を取付け、かつその一
側面外方に放熱フイン21を取付けた冷却装置を
有するヘルメツトが知られている(特開昭57−
167404号) しかしながら、かかるヘルメツトでは、ヘルメ
ツト本体10の内側に滞留した熱が放熱面積の小
さい放熱フイン21によつてのみ放熱されるの
で、冷却効果を十分に上げることができなかつた
し、また、該電子冷却素子20及び放熱フイン2
1がヘルメツト本体10の外方に突出して取付け
られていることから冷却装置は外部からの衝撃等
により破損し易く、かつ、該破損に伴う該冷却装
置の破片により人体に損傷を与えるおそれもあ
り、安全性の点においても欠点を有していた。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、特別な放熱フ
インを外側へ突出させることなく、ヘルメツト本
体の内側に滞留した熱を効率良く外部に放出する
と共に安全性の点においても優れたヘルメツトを
提供しようとするものである。以下、本考案の実
施例を第2図乃至第5図に基づいて説明する。
第2図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
のであり、30は前面に窓孔31を開口したオー
トバイ用のヘルメツト本体で、少なくとも最外層
30aが伝熱性を有するアルミニユームからな
り、その内周面30bに断熱性及び衝撃吸収性を
有する断熱・衝撃吸収部材32を裏張りしてな
る。
40は電子冷却素子であり、第3図に示すよう
にP形半導体41及びN形半導体42よりなる複
数個の熱電素子対を直列に金属板43,44で接
合し、一方の金属板43を直流電源に接続するこ
とによつて電気絶縁板45の上面に放熱面45a
を構成し、他方の金属板44の電気絶縁板46の
下面に吸熱面46aを構成してなり、その一側面
(放熱面45a)を前記ヘルメツト本体30の内
周面30b及び前記窓孔31の上側に接着するよ
うになつている。
50は、前記ヘルメツト本体30の断熱・衝撃
吸収部材32の内周面で窓孔31の上端に沿つて
取付け、かつ、その一部を前記電子冷却素子40
の吸熱面46aに接着した伝熱体で、ポリエチレ
ン樹脂等の耐熱性のある柔軟な材料でできた内袋
51とアルミ泊等の熱伝導性のよい材料でできた
外袋52とからなる二重袋内にゼラチン等の氷点
下の温度でも固化せず、かつ、40℃〜50℃の温度
にあつても膨張が小さく、更に、柔軟な材料で形
成された伝熱物質53を密封してなる。
60は一端を前記電子冷却素子40の金属板4
3に、他端をオートバイ61のバツテリー(直流
電源)62に接続されるリード線で、前記ヘルメ
ツト本体30内の断熱・衝撃吸収部材32内に埋
設しかつヘルメツト半体30の後部側壁に設けら
れたチヤツク63を介して結線されている。
尚、70は前記ヘルメツト本体30の前面に取
付けられた透明な風防板、71は該ヘルメツト本
体30の周縁に沿つて取付けられたゴム製シール
部材である。
本考案に係る実施例は前述の如く構成されてい
るので、ヘルメツト本体30を被りエンジンを作
動させるとバツテリー62から直流電流が電子冷
却素子40に通電され、ヘルメツト本体10内部
の熱が伝熱体50から該電子冷却素子40の吸熱
面46aに吸熱され、更に該吸熱された熱は放熱
面45aに伝達されて放熱面積の大きなヘルメツ
ト本体30の最外層30aの全面から放熱され
る。また、該放熱作用はオートバイ61を運転し
ているときは風速が増すので更に効率良く行なわ
れる。
また、前記電子冷却素子40がヘルメツト本体
30内部に取付けられ、かつ、放熱も該ヘルメツ
ト本体30それ自体によつて行なわれるから、ヘ
ルメツト本体30の外観の美しさを損うことがな
いことは勿論のこと外部からの衝撃により電子冷
却素子40の破損及び該破損に伴う人体への損傷
をも防止される。
尚、前記実施例においては放熱面45aをヘル
メツト本体30に、吸熱面46aを伝熱体50に
接着させているが、リード線60を金属板44に
接続するときは、金属板44が放熱作用を、金属
板45が吸熱作用を起こし、ヘルメツト本体30
に照射された太陽熱はヘルメツト本体30内部に
放出され、特に冬などの寒い季節においてはヘル
メツト本体30の暖房効果を発揮することとな
る。
また、図示しないがリード線60に切替スイツ
チを取付け、適宜電子冷却素子40を作動させる
ようにしても良いし、また、直流電源をオートバ
イ61のバツテリー62ではなく携帯用の小型の
蓄電池としても良い。更に、オートバイ61のヘ
ルメツト以外の例えば作業用ヘルメツトにも適用
できることは勿論である。
以上説明した如く本考案は直流電源により給電
される電子冷却素子の一側面をヘルメツト本体の
伝熱性を有する最外層の内周面に、他側面をヘル
メツト本体の内側に取付けた伝熱性を有する伝熱
体にそれぞれ接着させて形成したので、ヘルメツ
ト本体内に滞留した熱を放熱面積の大きな最外層
を通じて効率良く外部に放出すると共に、直流電
源の接続を変えることによりヘルメツト本体内に
熱を放出することもでき、ヘルメツト本体内の
冷・暖房が確保されるという利点を有する。
また、該電子冷却素子がヘルメツト本体内に取
付けられ、かつ、放熱及び吸熱がヘルメツト本体
によつてなされるため、突出した放熱フインを省
略できると共に、ヘルメツト本体の外観上の美し
さを損うことはなく、かつ、外部からの衝撃によ
る電子冷却素子の破損及び該破損に伴う人体への
損傷も防止され安全性においても優れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図は
従来のヘルメツトの一部切欠断面図、第2図乃至
5図は本考案に係るヘルメツトを示すものであ
り、第2図はその一部切欠斜視図、第3図はその
電子冷却素子の原理図、第4図はその裏面斜視
図、第5図は直流電源との接続状態を示す一部切
欠斜視図である。 図中、30……ヘルメツト本体、30a……最
外層、30b……内周面、31……窓孔、40…
…電子冷却素子、50……伝熱体、62……バツ
テリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源により給電される電子冷却素子の一側
    面をヘルメツト本体の伝熱性を有する最外層の内
    周面に、他側面をヘルメツト本体の内側で頭部の
    接触位置に取付けた伝熱性を有する伝熱体にそれ
    ぞれ接着させて形成したことを特徴とするヘルメ
    ツト。
JP18329183U 1983-11-28 1983-11-28 ヘルメツト Granted JPS6089231U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18329183U JPS6089231U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 ヘルメツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP18329183U JPS6089231U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 ヘルメツト

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Publication Number Publication Date
JPS6089231U JPS6089231U (ja) 1985-06-19
JPS6342093Y2 true JPS6342093Y2 (ja) 1988-11-04

Family

ID=30396726

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JP18329183U Granted JPS6089231U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 ヘルメツト

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167404A (en) * 1981-04-02 1982-10-15 Fuji Seimitsu Mfg Co Ltd Helmet with electronic cooling apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167404A (en) * 1981-04-02 1982-10-15 Fuji Seimitsu Mfg Co Ltd Helmet with electronic cooling apparatus

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Publication number Publication date
JPS6089231U (ja) 1985-06-19

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