JPS634196Y2 - - Google Patents

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JPS634196Y2
JPS634196Y2 JP1980012434U JP1243480U JPS634196Y2 JP S634196 Y2 JPS634196 Y2 JP S634196Y2 JP 1980012434 U JP1980012434 U JP 1980012434U JP 1243480 U JP1243480 U JP 1243480U JP S634196 Y2 JPS634196 Y2 JP S634196Y2
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JP
Japan
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film
spool
gear
take
winding
Prior art date
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Expired
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JP1980012434U
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English (en)
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JPS56115134U (ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカメラのフイルム巻取り装置に関し、
特に長尺フイルム使用のモータドライブカメラの
フイルム巻取り装置に関する。
例えば250駒分の長尺フイルムを使用可能なモ
ータドライブカメラにあつては、フイルムの移送
はモータ駆動による巻取スプールの回転により行
なわれ、1駒分のフイルムの移送量の規制は、ス
プロケツトにより行なわれている。この様な長尺
フイルム使用カメラでは、巻取スプールのフイル
ム巻径がフイルムの使用開始時と終了時とでは大
きく変化する。
すなわち、フイルムの使用開始時には巻取スプ
ールのフイルム巻径が小さく、フイルムの終了時
近くになるとフイルム巻径が非常に大きくなるの
で、一定のトルクで巻取スプールを回転させてい
くとフイルムの使用開始時には巻取スプールから
フイルムに非常に大きな張力がかかり、このため
にフイルムがスプロケツトの歯をのりこえて余分
に移送されたり、またはフイルムのパーフオレー
シヨンを損傷したりする恐れがある。特に、フイ
ルムベースの極くうすい、いわゆるシンフイルム
を用いた場合にこの傾向が著しくなる。
本考案の目的は、これらの欠点を解決し、フイ
ルムには常にフイルムを巻き取るのに必要な一定
の引張り力だけを与えるようにしたフイルム巻取
り装置を提供することにある。実際のフイルムの
移送に基づいて作動してフイルム枚数を計数する
フイルム枚数計数機構と、該フイルム枚数計数機
構に連動し、該フイルム枚数計数機構による計数
値に反比例する制動力を巻取スプールに対して与
える制動手段とを採用している。
以下に本考案を添付の実施例を示す図面によつ
て説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図であ
る。フイルムFを巻取る巻取スプール1の両端に
つば1a,1bがある。連動巻上げ歯車4の巻取
りフオーク3は、巻取スプール1内のフリクシヨ
ン機構を有するカツプリング2に連結されてい
る。連動巻上げ歯車4と噛み合つているアイドル
歯車5は、図示なきフイルムのモータドライブの
巻上歯車に噛みあつている。フイルム枚数計数用
歯車7の中央の孔を貫通した軸9の一端に逆算式
フイルム枚数表示板6が、他端にカム板10が固
設されている。逆算式フイルム枚数表示板6の固
定指標SIと対向する数字が、残存すなわち未露光
フイルムの枚数を示す。フイルム枚数計数用フリ
クシヨンバネ8は、逆算式フイルム枚数表示板6
とフイルム枚数計数用歯車7の間に配設され、通
常は歯車7の回転をそのままフイルム枚数表示板
6に伝達するが、表示板6に設けられた図示なき
ノブ等の操作によつて歯車7に対して表示板6を
回転移動できる。
ブレーキ軸12の一端に連動レバー11を他端
にブレーキバネ部材13を固設している。連動レ
バー11は連動レバーバネ14によつてカム板1
0の外周に常に圧接されている。ブレーキバネ部
材13は巻取りスプール1のつば1aに圧接して
いる。部材11,12,13で制動手段を構成す
る。
枚数計数用ウオーム15と16は同一軸に固設
され、ウオーム15は歯車7に、ウオーム16
は、スプロケツト18に軸を介して固設された歯
車17に噛み合つている。部材6,7,8,1
5,16,17でフイルム枚数計数機構を構成す
る。
スプロケツト18はフイルムFの移送量の1駒
分を規制する働らきをする。
カム板10の形状は、フイルムの巻取量が増加
する方向のカム板の回転により連動レバー11が
時計方向に回転するように選定されている。すな
わち、ブレーキバネ部材13によるつば1aに与
える制動力はフイルムの巻取量にほぼ逆比例する
ように制動手段がフイルム枚数計数機構に連動す
る。
次に第1実施例のフイルム巻取り装置の操作に
ついて説明する。
図示なきマガジンにフイルムを装填し、逆算式
フイルム枚数表示板6を図示なきノブの回転によ
り、装填フイルムの駒数に対応した数字を固定指
標SIに対向させる。ここでは例えば250としてあ
る(第1図)。すると表示板6の下部にあるカム
板10は最も径の大きな部分で連動レバー11と
圧接した状態にセツトされる。すなわち、連動レ
バー11ブレーキ軸12を介してブレーキバネ部
材13は、巻取りスプール1のつば1aに対して
最も大きな制動力をかけている状態となる。この
状態からモータドライブの巻上歯車と噛み合つて
いるアイドル歯車5の回転によりフイルムを巻上
げシヤツターをきるという撮影動作をくり返して
いくとフイルムFは巻取りスプール1に次第に巻
きついていきフイルムの巻径は次第に大きくな
る。
このフイルムFの巻上毎にスプロケツト18が
まわされ、スプロケツトの歯車17、ウオーム1
6,15、フイルム枚数計数用歯車7により伝達
された一定回転量がフリクシヨンバネ8により表
示板6と共にカム板10に伝達され、表示板6と
カム板10とはフイルムの巻取り毎に反時計方向
に回転される。
カム板10の形状はカム板の回転により連動レ
バー11が軸12を中心に時計方向に回転し、ブ
レーキバネ部材13による制動力がフイルムの巻
取り量にほぼ逆比例するように選定されているの
で、フイルムの巻取量が増えると制動力は徐々に
弱くなりフイルムFには常に一定の引張り力が加
わる。
第1実施例の構造では、ブレーキバネ13がつ
ば1aに与える制動力の影響によりフイルム巻戻
しが重くなるという欠点が生じる。この欠点を解
決した第2実施例を第2図の斜視図に示す。
巻取りスプール1のつば1aにラチエツト歯車
20を固設する。ラチエツト歯車20とその反時
計方向の回転時、即ち巻取りスプール1のフイル
ムの巻取方向への回転時にのみ係合するラチエツ
ト爪21をつば1aに設ける。ラチエツト爪21
を支持する取付棒23を固設したブレーキ摩擦板
22をブレーキバネ部材13がその外周に圧接す
る如く巻取りスプール1のスプール軸に遊嵌す
る。したがつて、ブレーキ摩擦板22とラチエツ
ト爪21は棒23を介して一体に回動する。な
お、ラチエツト歯車20とラチエツト爪21とで
一方向クラツチを構成する。
第2実施例の巻取り装置の操作について第1実
施例とちがう個所のみ説明する。
巻取りスプール1が反時計方向に回動してフイ
ルムFを巻上げるときラチエツト歯車20とラチ
エツト爪21との係合により取付棒23を介して
ブレーキ摩擦板22が回転する。このときブレー
キ摩擦板22にブレーキバネ部材13の制動力が
加えられる。
フイルムを巻戻すときには巻取りスプール1は
時計方向に回動するからラチエツト歯車20にラ
チエツト爪21は係合しないからブレーキ摩擦板
22は回転しない。このときブレーキ摩擦板22
に部材13の制動力が加えられない。したがつて
フイルムの巻戻しが重くなるという欠点がなくな
る。
以上の如き構成のフイルム巻取り装置によれば
フイルムには常にフイルムを巻き取るのに必要な
一定の引張り力だけを与えるので、スプロケツト
によるフイルムのパーフオレーシヨンの損傷等が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の斜視図、第2図
は第2実施例の斜視図である。 主要部分の符号の説明、1……巻取スプール、
{11……連動レバー、12……ブレーキ軸、1
3……ブレーキバネ部材}制動手段、{6……逆
算式フイルム枚数表示板、7……フイルム枚数計
数用歯車、8……フイルム枚数計数用フリクシ、
ヨンバネ、15,16}……枚数計数用ウオー
ム}フイルム枚数計数機構、17……歯車、18
……スプロケツト、{20……ラチエツト歯車、
21……ラチエツト爪}一方向クラツチ、22…
…ブレーキ摩擦板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻取スプールにフイルムの先端部を固定して該
    フイルムを巻取る如く構成したカメラのフイルム
    巻取り装置において、 実際のフイルムの移送に基づいて作動してフイ
    ルム枚数を計数するフイルム枚数計数機構と、 該フイルム枚数計数機構に連動し、該フイルム
    枚数計数機構による計数値に反比例する制動力を
    前記巻取りスプールに対して与える制動手段と、 を設けたことを特徴とするフイルム巻取り装
    置。
JP1980012434U 1980-02-05 1980-02-05 Expired JPS634196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980012434U JPS634196Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980012434U JPS634196Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56115134U JPS56115134U (ja) 1981-09-04
JPS634196Y2 true JPS634196Y2 (ja) 1988-02-02

Family

ID=29609009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980012434U Expired JPS634196Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05

Country Status (1)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509425A (ja) * 1973-05-23 1975-01-30
JPS50110335A (ja) * 1974-02-08 1975-08-30

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638495Y2 (ja) * 1973-10-27 1981-09-08
JPS5155627U (ja) * 1974-10-25 1976-04-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509425A (ja) * 1973-05-23 1975-01-30
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS56115134U (ja) 1981-09-04

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