JPS6341869Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6341869Y2 JPS6341869Y2 JP1982165814U JP16581482U JPS6341869Y2 JP S6341869 Y2 JPS6341869 Y2 JP S6341869Y2 JP 1982165814 U JP1982165814 U JP 1982165814U JP 16581482 U JP16581482 U JP 16581482U JP S6341869 Y2 JPS6341869 Y2 JP S6341869Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tree trunk
- cutting device
- prime mover
- drive shaft
- horizontal axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013138 pruning Methods 0.000 claims description 8
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
銘木生産等の目的で行なわれる枝打ち作業を自
動的に行なう動力自動枝打ち機に於いては、枝を
出来る限り根本近くから切り落すことが要求さ
れ、この要求を満すには、作業中は常に切断装置
がほぼ樹幹の表面に密着している必要がある。こ
の目的で実開昭55−160144号の如くチエーンソー
を自在継手を介して駆動せしめ、その上部が樹幹
側に弾圧付勢されるように構成せしめたものが提
案されているが、この様なものではチエーンソー
の先端部が樹幹表面の凹凸に応じて揺動する時
に、前記自在継手がその揺動の中心となる。
動的に行なう動力自動枝打ち機に於いては、枝を
出来る限り根本近くから切り落すことが要求さ
れ、この要求を満すには、作業中は常に切断装置
がほぼ樹幹の表面に密着している必要がある。こ
の目的で実開昭55−160144号の如くチエーンソー
を自在継手を介して駆動せしめ、その上部が樹幹
側に弾圧付勢されるように構成せしめたものが提
案されているが、この様なものではチエーンソー
の先端部が樹幹表面の凹凸に応じて揺動する時
に、前記自在継手がその揺動の中心となる。
一般に枝打ち機の切断装置用として使用される
チエーンソーの案内板はきわめて短小なものであ
り、したがつて枝を実際に切る案内板先端部付近
での揺動量がわずかであつても、案内板の揺動角
度は比較的大きなものとなり、枝の切り口が乱れ
たり、はなはだしい場合にはソーチエーンが枝に
喰い込み、機体が作業の途中で停止してしまう様
なやつかいな事態も生じる。
チエーンソーの案内板はきわめて短小なものであ
り、したがつて枝を実際に切る案内板先端部付近
での揺動量がわずかであつても、案内板の揺動角
度は比較的大きなものとなり、枝の切り口が乱れ
たり、はなはだしい場合にはソーチエーンが枝に
喰い込み、機体が作業の途中で停止してしまう様
なやつかいな事態も生じる。
そこで本考案では、チエーンソー等の切断装置
の揺動の中心を、その駆動軸より下方に設けるこ
とにより、実質的な揺動の腕の長さを長大なもの
とし、揺動角度がさくなる様にするとともに、切
断装置を駆動軸で直接駆動して、自在継手等を介
装したことにともなう振動の発生等を防止して従
来の欠点を取り除かんとするものである。
の揺動の中心を、その駆動軸より下方に設けるこ
とにより、実質的な揺動の腕の長さを長大なもの
とし、揺動角度がさくなる様にするとともに、切
断装置を駆動軸で直接駆動して、自在継手等を介
装したことにともなう振動の発生等を防止して従
来の欠点を取り除かんとするものである。
次に図に示す実施例に基づき本考案を詳細に説
明する。
明する。
本実施例の動力自動枝打ち機は、樹幹Ｔを囲繞
する枠体１の一側には原動機Ｅ及び切断装置Ｃ等
を含む原動機装置２及びクローラー形走行装置４
を含む昇降制御装置３を配設し、樹幹Ｔを挾んで
反対側には二個の案内輪５，５を配設して機体を
樹幹Ｔに対して前記走行装置４とともに三点支持
している。
する枠体１の一側には原動機Ｅ及び切断装置Ｃ等
を含む原動機装置２及びクローラー形走行装置４
を含む昇降制御装置３を配設し、樹幹Ｔを挾んで
反対側には二個の案内輪５，５を配設して機体を
樹幹Ｔに対して前記走行装置４とともに三点支持
している。
前記原動機装置２の樹幹Ｔ側上部に設けた取着
部８に案内板６を樹幹Ｔにほぼ平行に沿わせて取
着し、その回りにソーチエーン７を揺動自在に巻
き掛け、前記取着部８の下方に位置する駆動軸１
６に嵌着せしめた駆動スプロケツト（図示せず）
により前記ソーチエーン７を走行せしめる如くし
て、前記駆動軸１６により直接駆動されるチエー
ンソー式の切断装置Ｃを構成している。一方前記
昇降制御装置３は前記走行装置４の駆動輪軸１４
を通る縦軸線Ｙ−Ｙが、樹幹Ｔに対して若干傾倒
した状態で枠体１に軸着されており、前記縦軸線
Ｙ−Ｙと直交し前記原動機装置２の前記駆動軸１
６から下方へ適当距離Ｌを隔てて樹幹Ｔを横切る
方向に配設された減速出力軸１５から歯車装置１
８を介して動力を受け取つている。前記原動機Ｅ
及び切断装置Ｃ等を含む原動機装置２と前記走行
装置４を含む昇降制御装置３との間には回動接合
部９を設けて、前者を前記減速出力軸１５を通る
横軸線Ｘ−Ｘを中心に後者に対して揺動自在と
し、前記原動機装置２の前記横軸線Ｘ−Ｘより上
方かつ外側寄りに設けた係止部１０と、該係止部
１０より樹幹Ｔ寄りの前記昇降制御装置３の部分
に設けた係止部１１との間に引張ばね１２を掛け
渡して前記切断装置Ｃを前記横軸線Ｘ−Ｘを中心
として樹幹Ｔ側に傾動付勢せしめている。
部８に案内板６を樹幹Ｔにほぼ平行に沿わせて取
着し、その回りにソーチエーン７を揺動自在に巻
き掛け、前記取着部８の下方に位置する駆動軸１
６に嵌着せしめた駆動スプロケツト（図示せず）
により前記ソーチエーン７を走行せしめる如くし
て、前記駆動軸１６により直接駆動されるチエー
ンソー式の切断装置Ｃを構成している。一方前記
昇降制御装置３は前記走行装置４の駆動輪軸１４
を通る縦軸線Ｙ−Ｙが、樹幹Ｔに対して若干傾倒
した状態で枠体１に軸着されており、前記縦軸線
Ｙ−Ｙと直交し前記原動機装置２の前記駆動軸１
６から下方へ適当距離Ｌを隔てて樹幹Ｔを横切る
方向に配設された減速出力軸１５から歯車装置１
８を介して動力を受け取つている。前記原動機Ｅ
及び切断装置Ｃ等を含む原動機装置２と前記走行
装置４を含む昇降制御装置３との間には回動接合
部９を設けて、前者を前記減速出力軸１５を通る
横軸線Ｘ−Ｘを中心に後者に対して揺動自在と
し、前記原動機装置２の前記横軸線Ｘ−Ｘより上
方かつ外側寄りに設けた係止部１０と、該係止部
１０より樹幹Ｔ寄りの前記昇降制御装置３の部分
に設けた係止部１１との間に引張ばね１２を掛け
渡して前記切断装置Ｃを前記横軸線Ｘ−Ｘを中心
として樹幹Ｔ側に傾動付勢せしめている。
なお、図中１７は案内板６の先端部樹幹Ｔ側に
取着された案内部材で、前記ばね１２により付勢
されている案内板６の先端部と樹幹Ｔの表面との
間に適当な間隔を保たしめる為のものである。同
じくＢは切断すべき枝である。さらに１３は枝打
ち作業中に原動機装置２が不時に外側方へ振り出
されるのを規制する為の係止装置であり、作業を
終えて下降する時には自動的に解放される構成で
あれば一層好適である。
取着された案内部材で、前記ばね１２により付勢
されている案内板６の先端部と樹幹Ｔの表面との
間に適当な間隔を保たしめる為のものである。同
じくＢは切断すべき枝である。さらに１３は枝打
ち作業中に原動機装置２が不時に外側方へ振り出
されるのを規制する為の係止装置であり、作業を
終えて下降する時には自動的に解放される構成で
あれば一層好適である。
本考案による動力自動枝打ち機は以上の如く構
成されているので、機体が樹幹Ｔの回りを螺旋状
に上昇しながら切断装置Ｃにより枝Ｂを切断して
行くことが出来るが、作業中に、樹幹Ｔの表面に
押し付けられている切断装置Ｃの先端部が表面の
凹凸に応じて揺動しても、その揺動の中心となる
横軸線Ｘ−Ｘは、切断装置の駆動軸１６よりさら
に距離Ｌを隔てて下方にあるので、切断装置Ｃの
先端部迄の揺動の腕の長さがその分だけ大きく、
したがつて切断装置の揺動角を小さくすることが
出来、枝Ｂを切る際の切断装置Ｃの振れが小さ
く、切り口の乱れやソーチエーンの喰い込み等を
防止することが出来ると共に、切断装置全体を樹
幹表面に対してほぼ平行状に追従せしめることが
出来、更に、切断装置を駆動軸で直接駆動せしめ
ているので、自在継手などを介装した場合の振動
の発生などの不都合も取り除くことが出来る。
成されているので、機体が樹幹Ｔの回りを螺旋状
に上昇しながら切断装置Ｃにより枝Ｂを切断して
行くことが出来るが、作業中に、樹幹Ｔの表面に
押し付けられている切断装置Ｃの先端部が表面の
凹凸に応じて揺動しても、その揺動の中心となる
横軸線Ｘ−Ｘは、切断装置の駆動軸１６よりさら
に距離Ｌを隔てて下方にあるので、切断装置Ｃの
先端部迄の揺動の腕の長さがその分だけ大きく、
したがつて切断装置の揺動角を小さくすることが
出来、枝Ｂを切る際の切断装置Ｃの振れが小さ
く、切り口の乱れやソーチエーンの喰い込み等を
防止することが出来ると共に、切断装置全体を樹
幹表面に対してほぼ平行状に追従せしめることが
出来、更に、切断装置を駆動軸で直接駆動せしめ
ているので、自在継手などを介装した場合の振動
の発生などの不都合も取り除くことが出来る。
第１図は本考案実施例の一部断面側面図及び第
２図は平面図である。 Ｔ……樹幹、Ｃ……切断装置、Ｅ……原動機、
Ｘ−Ｘ……横軸線、１……枠体、２……原動機装
置、１６……駆動軸。
２図は平面図である。 Ｔ……樹幹、Ｃ……切断装置、Ｅ……原動機、
Ｘ−Ｘ……横軸線、１……枠体、２……原動機装
置、１６……駆動軸。
Claims (1)
- 樹幹Ｔを囲繞してその回りを回行昇降する枠体
１の一側に配設された原動機Ｅ及び駆動軸１６に
より直接駆動される切断装置Ｃ等を含む原動機装
置２を前記駆動軸１６より所定の距離Ｌを隔てて
下方に樹幹Ｔを横切る方向に配設された軸１５が
形成する横軸線Ｘ−Ｘの回りに回動自在に設け、
前記切断装置Ｃを前記横軸線Ｘ−Ｘを中心として
樹幹Ｔ側に向けて傾動付勢せしめてなる動力自動
枝打ち機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16581482U JPS5970454U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 動力自動枝打ち機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16581482U JPS5970454U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 動力自動枝打ち機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5970454U JPS5970454U (ja) | 1984-05-12 |
| JPS6341869Y2 true JPS6341869Y2 (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=30363172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16581482U Granted JPS5970454U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 動力自動枝打ち機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5970454U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58141372U (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-22 | セイレイ工業株式会社 | 自昇型枝打機におけるチエンソ−の追随装置 |
-
1982
- 1982-11-02 JP JP16581482U patent/JPS5970454U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5970454U (ja) | 1984-05-12 |
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