JPH08228614A - 補助クランプ装置 - Google Patents

補助クランプ装置

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JPH08228614A
JPH08228614A JP3678495A JP3678495A JPH08228614A JP H08228614 A JPH08228614 A JP H08228614A JP 3678495 A JP3678495 A JP 3678495A JP 3678495 A JP3678495 A JP 3678495A JP H08228614 A JPH08228614 A JP H08228614A
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cutter
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JP3678495A
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JP2774457B2 (ja
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Ichiro Kageyama
一郎 影山
Hiroshi Takano
弘 高野
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RINGYO KIKAIKA KYOKAI
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RINGYO KIKAIKA KYOKAI
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断終了時におけるチェーンソーの破壊を防
止する。 【構成】 フレーム11と、フレーム11に回転自在に
設けられたアーム24と、フレーム11のアーム24と
対向する側に回転自在に設けられ、内側に刃部を有する
カッター21と、カッター21に設けられ、チェーンソ
ー装置30の停止位置を規制するストッパ手段(21
a)とを含み、アーム24とカッター21によってチェ
ーンソー装置30よりも所定距離だけ上側であって、カ
ッター21の刃部が所定量だけ食い込んだ状態で立木を
挟み込み、前記ストッパ手段がチェーンソー装置30の
移動終端を規制して、立木の外周を所定量(ツル分)だ
け残して切断させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チェーンソー式の立木
伐採機などに好適に用いられる補助クランプ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の立木伐採機は、グリップ
アームによってチェーンソー部分を固定しながら切断す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の立木伐採機は、切断終了時に木の重さによって、チェ
ーンソーが挟まれて、倒しの動作に入っても、チェーン
ソーが戻りきれずに、破損する可能性があった。このた
めに、立木伐採機の操作は、オペレータの熟練と技量に
頼らざるを得なかった。
【0004】本発明の目的は、前述の課題を解決して、
切断終了時におけるチェーンソーの破壊を防止できる補
助クランプ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、立木をグリップ装置により支持
して、その立木をチェーンソー装置の移動によって切断
する立木伐採機に用いられる補助クランプ装置におい
て、フレーム部材と、前記フレーム部材に回転自在に設
けられた第1のアーム部材と、前記第1のアーム部材を
駆動する第1の駆動手段と、前記フレーム部材の前記第
1のアーム部材と対向する側に回転自在に設けられ、内
側に刃部を有する第2のアーム部材と、前記第2のアー
ム部材を駆動する第2の駆動手段と、前記第2のアーム
部材に設けられ、前記チェーンソー装置の停止位置を規
制するストッパ手段とを含み、前記第1及び第2のアー
ム部材によって前記チェーンソー装置よりも所定距離だ
け上側であって、前記第2のアーム部材の刃部が所定量
だけ食い込んだ状態で前記立木を挟み込み、前記ストッ
パ手段が前記チェーンソー装置の移動終端を規制して、
前記立木の外周を所定量だけ残して切断させることを特
徴としている。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の補助
クランプ装置において、前記第2のアーム部材は、4節
回転連鎖をなすリンク機構を介して、前記フレーム部材
に回転自在に連結され、前記リンク機構の変形に伴っ
て、前記第2のアーム部材を回転させるロープ部材を設
けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1によれば、第2のアーム部材の刃部が
所定量だけ食い込んだ状態で前記立木を挟み込むので、
確実に支持される。また、第1及び第2のアーム部材に
よって、チェーンソー装置よりも所定距離だけ上側で支
持し、チェーンソー装置が所定量(ツル分)だけ立木を
残して切断するので、立木が倒れる方向が狂うことがな
く、ノコギリ部が切断された木材に挟まれることはな
い。
【0008】請求項2によれば、リンク機構とロープ部
材によって、第2のアーム部の回転させるようにしてい
るので、収納時にはコンパクトに、動作時には動きを大
きくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例について、
さらに詳しくに説明する。図1及び図2は、本発明によ
る補助クランプ装置の実施例を示す図、図3は、本実施
例に係る補助クランプ装置とチェーンソー装置の位置関
係を示す図、図4は、本実施例に係る補助クランプ装置
を用いた立木伐採機を示す図である。伐採機本体51
は、図4(A)に示すように、クローラ式移動装置(不
図示)などのブーム53の先端に、伐採機本体51を回
転駆動する駆動装置52を介して取り付けられている。
この伐採機本体51には、補助クランプ装置10、チェ
ーンソー装置30、グリップアーム40等が設けられて
いる。
【0010】この実施例では、グリップアーム40によ
って、チェーンソー装置30を立木60に固定し、さら
に、補助クランプ装置10のカッター21が立木60に
食い込むので、立木60は、確実に固定される。
【0011】次に、図1及び図2を参照しながら補助ク
ランプ装置について説明する。補助クランプ装置10
は、フレーム11と、リンク12、13、14が軸a,
b,c,dによって連結され、リンク機構を構成してい
る。フレーム11は、略T字型の部材であって、一方の
腕にベルクランク状のリンク12が軸aによって回転自
在に取り付けられている。フレーム11の他方の腕と、
リンク12との間には、油圧シリンダ22が軸e,fに
よって回転自在に取り付けられている。
【0012】カッター21は、リンク14の先端に軸g
によって回転自在に取り付けられている。このカッター
21は、基部側に鍵部21aと当接部21bが設けられ
ており、内側に刃部21cが形成されている。
【0013】リンク14の軸cには、同軸に2つのシー
ブ16,17が設けられており、カッター21の軸gに
は、同軸にシーブ18が設けられている。シーブ16,
17とシーブ18には、ワイヤーロープ19,20が掛
け回されており、ワイヤーロープ19,20の一端は、
スプリング等を含む付勢部材15,15Aが設けられて
いる。このように、カッター21は、リンク14に直接
取り付けないで、ワイヤーロープ19,20を介して取
り付けたので、動作状態(図2参照)では、動作が大き
くなり、格納状態(図1参照)にはコンパクトになる利
点がある。また、カッター21は、当接部21bがリン
ク14の突起部14aに当接して受けられているので
(図2参照)、ワイヤーロープ19,20には余分な力
はかからない。
【0014】アーム24は、フレーム11の胴部に軸h
によって回転自在に取り付けられている。このアーム2
4は、カッター21と異なって板厚が厚いので、立木6
0には食い込まない。アーム24には、軸iによってリ
ンク25が回転自在に設けられている。このリンク25
には、軸jを介して、油圧シリンダ23が取り付けられ
ている。
【0015】チェーンソー装置30は、図3に示すよう
に、シャフト32と、シャフト32に固定されたチェー
ンソーホルダ33と、チェーンソーホルダ33に保持さ
れたチェーンソー(鋸部)34と、チェーンソーホルダ
33を駆動する油圧シリンダ31とから構成されてい
る。チェーンソー34は、油圧シリンダ31の伸縮によ
り、図3のMの位置とNの位置との間を移動することが
できる。
【0016】チェーンソー34は、図4(B)に示すよ
うに、補助フランプ装置10のカッター21とアーム2
4の回転面と、距離L3だけ離れた位置で回転駆動され
る。チェーンソー34は、切断終了時にカッター21の
刃部21cの先端と距離L1となるように、鍵部21a
の位置が設定されている。チェーンソー34の先端と立
木60の外周までの距離L2は、「ツル」といわれてい
る。このツルを残すことによって、立木60が倒れる方
向が狂うことがなくなる。この実施例では、L1≒L2
≒L3≒20mmに設定してある。
【0017】つぎに、この補助クランプ装置10を中心
にして、立木伐採機の動作を説明する。まず、チェーン
ソー装置30を、グリップアーム40によって、立木6
0に固定する。ついで、不図示のチェーンソー駆動ボタ
ンをオンすると、油圧シリンダ22、23に圧油が供給
される。油圧シリンダ22が伸びると、リンク12、1
3、14と、ワイヤーロープ19、20を介して、カッ
ター21が立木60に近づく。一方、油圧シリンダ23
が伸びると、アーム24が立木60に近づく。油圧シリ
ンダ22、23は、所定油圧力になるまで駆動され、カ
ッター21とアーム24が停止する(図2参照)。この
ときに、カッター21は、刃先が立木60にくい込む。
【0018】油圧シリンダ22、23が設定圧力にな
り、不図示の圧力センサーが働いたときに、チェーンソ
ー34は、回転しながら立木60に近づいて切断が始ま
る。チェーンソー34は、カッター21の鍵部21a
(図3参照)に当接すると、この鍵部21aがストッパ
ーとなり、切断が終了する。このために、チェーンソー
34は、立木60の直径に係わらず、切断終了時のカッ
ター21との相対位置が一定になる。
【0019】前記チェーンソー駆動ボタンをオフする
と、チェーンソー34の回転が止まり、カッター21と
アーム24が元の格納状態に戻る(図1参照)。この状
態では、グリップアーム40によって立木60が倒れな
いように支えているが、倒しボタン(不図示)をオンす
ると、伐採機本体51内の油圧シリンダーが立木60を
倒す方向に作動し、立木60は、チェーンソー34が固
定されたまま倒れる。従って、チェーンソー34が破損
されることはない。
【0020】以上説明した実施例に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
に含まれる。例えば、各リンクやカッターの形状など
は、特に限定されない。
【0021】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1に
よれば、第2のアーム部材の刃部が所定量だけ食い込ん
だ状態で前記立木を挟み込むので、確実に支持される。
また、第1及び第2のアーム部材によって、チェーンソ
ー装置よりも所定距離だけ上側で支持し、チェーンソー
装置が所定量(ツル分)だけ立木を残して切断するの
で、立木が倒れる方向が狂うことがなく、ノコギリ部が
切断された木材に挟まれることはない。
【0022】請求項2によれば、リンク機構とロープ部
材によって、第2のアーム部の回転させるようにしてい
るので、収納時にはコンパクトに、動作時には動きを大
きくすることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補助クランプ装置の実施例を示す
図である。
【図2】本発明による補助クランプ装置の実施例を示す
図である。
【図3】本実施例に係る補助クランプ装置とチェーンソ
ー装置の位置関係を示す図である。
【図4】本実施例に係る補助クランプ装置を用いた立木
伐採機を示す図である。
【符号の説明】
10 補助クランプ装置 11 フレーム11 12、13、14 リンク 15 付勢部材 16、17、18 シーブ 19、20 ワイヤーロープ 21 カッター 22 油圧シリンダ 23 油圧シリンダ 24 アーム 25 リンク 30 チェーンソー装置 31 油圧シリンダ 32 シャフト 33 チェーンソーホルダ 34 チェーンソー(鋸部) 40 グリップアーム 60 立木

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立木をグリップ装置により支持して、そ
    の立木をチェーンソー装置の移動によって切断する立木
    伐採機に用いられる補助クランプ装置において、 フレーム部材と、 前記フレーム部材に回転自在に設けられた第1のアーム
    部材と、 前記第1のアーム部材を駆動する第1の駆動手段と、 前記フレーム部材の前記第1のアーム部材と対向する側
    に回転自在に設けられ、内側に刃部を有する第2のアー
    ム部材と、 前記第2のアーム部材を駆動する第2の駆動手段と、 前記第2のアーム部材に設けられ、前記チェーンソー装
    置の停止位置を規制するストッパ手段とを含み、 前記第1及び第2のアーム部材によって前記チェーンソ
    ー装置よりも所定距離だけ上側であって、前記第2のア
    ーム部材の刃部が所定量だけ食い込んだ状態で前記立木
    を挟み込み、 前記ストッパ手段が前記チェーンソー装置の移動終端を
    規制して、前記立木の外周を所定量だけ残して切断させ
    ることを特徴とする補助クランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の補助クランプ装置にお
    いて、 前記第2のアーム部材は、4節回転連鎖をなすリンク機
    構を介して、前記フレーム部材に回転自在に連結され、 前記リンク機構の変形に伴って、前記第2のアーム部材
    を回転させるロープ部材を設けたことを特徴とする補助
    クランプ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016183274A1 (en) 2015-05-12 2016-11-17 Lindgren Peter B Submerged net cleaner
JP2018014919A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 松本 良三 林業用ハーベスターにおける動力チエーンソーの旋回制限装置
WO2020072936A1 (en) 2018-10-04 2020-04-09 Lindgren Peter B Aquaculture net cleaning system

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WO2016183274A1 (en) 2015-05-12 2016-11-17 Lindgren Peter B Submerged net cleaner
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WO2020072936A1 (en) 2018-10-04 2020-04-09 Lindgren Peter B Aquaculture net cleaning system

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