JPS6341477B2 - - Google Patents

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JPS6341477B2
JPS6341477B2 JP54129182A JP12918279A JPS6341477B2 JP S6341477 B2 JPS6341477 B2 JP S6341477B2 JP 54129182 A JP54129182 A JP 54129182A JP 12918279 A JP12918279 A JP 12918279A JP S6341477 B2 JPS6341477 B2 JP S6341477B2
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JP
Japan
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signal
tape
video
circuit
track
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JP54129182A
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JPS5652987A (en
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Mineo Mizukami
Tatsuo Konishi
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Priority to US06/194,654 priority patent/US4389678A/en
Publication of JPS5652987A publication Critical patent/JPS5652987A/ja
Publication of JPS6341477B2 publication Critical patent/JPS6341477B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/937Regeneration of the television signal or of selected parts thereof by assembling picture element blocks in an intermediate store
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/877Regeneration of colour television signals by assembling picture element blocks in an intermediate memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/89Time-base error compensation
    • H04N9/896Time-base error compensation using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テープに記録されたテレビジヨン映
像信号を記録時のテープ走行速度と異なるテープ
走行速度で走行させて再生し、スローモーシヨ
ン、クイツクモーシヨンおよび静止画などの特殊
再生画面を得る特殊再生装置、とくにヘリカル走
査型磁気再生装置における特殊再生装置に関す
る。
テレビジヨン映像信号を磁気テープに記録する
方式の一つとして、回転ヘツドを含む円筒(ドラ
ム)に磁気テープをまきつけて走行させ、テープ
上にその長手方向に斜の映像信号の記録跡(ビデ
オ・トラツク)を形成させるヘリカル走査型ビデ
オ・テープ・レコーダ装置があり、民生用ばかり
でなく工業用、放送用などのプロフエツシヨナル
な装置として広く用いられている。このヘリカル
走査型ビデオ・テープ・レコーダ装置においては
通常1本のビデオ・トラツク上に1フイールド又
は複数フイールドの映像信号が記録され、回転ヘ
ツドは記録すべき入力映像信号の垂直同期信号と
同期して回転するようになつている。1本のビデ
オ・トラツク上に1フイールドの映像信号が記録
されるようになつている場合について述べるが本
発明が1ビデオ・トラツク上に1フイールドの映
像信号を記録する場合に限定されないことは言う
までもない。
1本のビデオ・トラツク上に1フイールド映像
信号が記録される場合は、各ビデオ・トラツクの
端部(テープの縁部)にテレビジヨン信号の垂直
帰線消去部が来るように回転ヘツドの回転が制御
される。この制御は回転ヘツドの回転位相を検出
して作られたタコメータ信号と入力映像信号の垂
直同期信号とを位相比較して回転ヘツドの回転を
制御することによつて行われる。従つて、記録時
には入力映像信号の垂直同期信号とタコメータ信
号は常に一定の位相関係にある。
記録された映像信号を定常再生する場合は、回
転ヘツドは基準の同期信号発生器から送られて来
る同期信号やその他の基準信号に同期して回転す
るなど、一定の回転数で回転するように制御され
る。この場合回転ヘツドがビデオ・トラツクの真
上をたどる(トラツキングする)ようにテープの
走行位相が、例えばテープを駆動するキヤプスタ
ンの回転を制御するような方法で、制御される。
テープの走行速度だけを記録時のテープ走行速
度(定常走行速度)と異ならせて特殊モーシヨン
効果を得ようとする特殊再生の場合には、回転ヘ
ツドは記録されているビデオトラツクとは異なる
軌跡を画いてテープを走査する。例えば、テープ
停止時の場合、テープの一端(例えば下端)近傍
における走査開始点で回転ヘツドがあるビデオト
ラツクに完全にのつていると、一走査の終点近傍
すなわちテープの他端(例えば上端)近傍では回
転ヘツドは隣のビデオトラツク上にくる。すなわ
ちあるビデオトラツクを走査していた回転ヘツド
は次第にそのトラツクからはずれていき、ついに
は隣のトラツクを走査することとなる。
ヘリカル走査型ビデオテープレコーダ装置によ
つて記録されたテープのテープパターンにおいて
通常ビデオトラツク間には無記録帯(ガードバン
ド)が設けられ、ビデオトラツクとガードバンド
との幅の比は約2:1に設定されていることが多
い。従つて、回転ヘツドがトラツクから落ちて行
くにつれて信号のS/N比(信号対雑音比)が劣
化すると共に回転ヘツドが2本のトラツクにまた
がつて走査している期間はビート妨害が発生し、
著しく画質を損う。また、テープを静止状態から
正方向(実常走行方向)又は逆方向にゆつくり走
行させた場合、テープの走行速度に応じたスロー
モーシヨン画像が再生されるが、この場合も一般
的には画面の中で回転ヘツドがビデオ・トラツク
から落ちて、ノイズやビート妨害を含んだ画像の
帯が画面に表われ、テープの走行速度に応じて画
面上、上方又は下方に移動する。
このような特殊モーシヨン再生時の画質の劣化
を防ぐため、回転ヘツドをビデオ・トラツクに対
して垂直方向に動かす(変位させる)ことによつ
てビデオ・トラツクを追いかけ、回転ヘツドがビ
デオ・トラツクから落ちてしまわないようにする
自動トラツキング方式が提案されている。この方
式によれば、テープを静止させて再生を行う場合
に例えば第1図においてP点を通過した映像再生
ヘツドをしだいに変位させて一点鎖線PQ上をた
どらせることができる。この場合は映像再生ヘツ
ドは正しくトラツク上をトレースする(トラツキ
ングする)ので定常再生の場合と同様正常な再生
映像信号が得られる。この場合ヘツドの走査が映
像信号の垂直帰線消去期間に入ると急いでQ′点
の方向に映像再生ヘツドを変位させる。このよう
にすれば映像再生ヘツドは再びP点を通過するこ
とになり、この動作を繰返すことができる。この
一連の動作中映像再生ヘツドの回転ヘツド回転面
に対する変位は鋸歯状波状になる。すなわちP点
からQ点に向うにつれて変位は走査に比例して増
加しトラツクの端部(垂直帰線消去期間)に来た
ところでQ′点へ戻つて、P点で変位は0となる。
この場合映像再生ヘツドはトラツクの端部で急に
1トラツクピツチだけ変位することになる。この
変位を1トラツク・ジヤンプと呼ぶ。
今テープがテープの定常走行と同じ方向(以後
この方向を順方向と呼ぶ)にゆつくり移動した場
合(以後順方向のスローモーシヨンと呼ぶ)を考
える。映像再生ヘツドが回転ヘツドの回転平面上
に固定されている場合は第1図のP点付近に於い
てテープの移動にともないしだいにトラツクから
落ちた場所を走査することになる。映像再生ヘツ
ドが変位できる場合は変位することによつてトラ
ツクPQ上を何回か繰返し走査することができる。
しかしながら映像再生ヘツドが変位できる限界近
くなると1トラツク・ジヤンプを行わずQ点を通
過して次のトラツクを走査することになる。(こ
の瞬間は定常走行のトラツク走査と同じになる)。
今テープがテープの定常走行と逆の方向(以後
この方向を逆方向と呼ぶ)にゆつくり移動した場
合(以後逆方向のスローモーシヨンと呼ぶ)を考
える。順方向のスローモーシヨンの場合と同様映
像再生ヘツドはトラツクPQを何回か繰返し走査
した後、変位できる限界近くに来た時2トラツク
分急に変位し、Q″点附近を通過して1本前のト
ラツクへ走査が移行する。この変位を2トラツ
ク・ジヤンプと呼ぶ。
順方向のスローモーシヨン速度がしだいに速く
なり、定常走行速度になつた時1トラツク・ジヤ
ンプはなくなる。定常走行速度より速くなつた場
合は今度は何回かに1回の割合で、映像再生ヘツ
ドが変位できる限界近くに来た時、トラツクを1
本とばして先へ進む場合が発生する。この場合を
スキツプ・ジヤンプと称する。
回転ヘツドを使用するビデオ・テープ・レコー
ダ装置に於いては映像信号の記録再生系に回転ヘ
ツドやテープ走行系など機械的な系が介在するた
め再生映像信号が時間軸変動(時間(軸)誤差)
をともなうことはさけられない一方NTSCカラ
ー・テレビジヨン信号はカラー成分で色副搬送波
を振幅及び位相変調する形になつているため、時
間軸変動があれば正常な再生画像を得ることがで
きない。このため時間軸変動を電気的に補正する
時間誤差補正器が併用される。時間誤差補正器と
しては最近は映像信号を一度デイジタル信号に変
換してデイジタル・メモリーに貯える方式のデイ
ジタル時間誤差補正器が多く用いられるようにな
つた。
第2図はこのデイジタル時間誤差補正器を含む
ビデオ・テープ・レコーダ装置の映像信号再生系
統図である。テープ11から回転ヘツドに取付け
られた映像再生ヘツド12が映像信号(通常テー
プ上にはFM変調されたRF信号の形で記録され
ている)をピツク・アツプする。テープから再生
された映像信号は前置増幅器13で増幅されたの
ち、等化回路14で周波数特性の補正を受け、復
調回路15で復調され通常の映像信号に戻り、そ
の後時間(軸)誤差の補正を受ける。
一方映像再生ヘツドの回転ヘツド回転平面に対
する変位制御部16は再生映像FM―RF信号の
エンベロープと復調映像信号から得た垂直同期信
号など及びテープの走行速度情報(図示せず)か
ら映像再生ヘツドの変位制御信号を導出し、駆動
装置17を経て映像再生ヘツドの変化を制御する
と共に、1トラツク・ジヤンプ点に対応するジヤ
ンプ信号18、スキツプ・ジヤンプ点に対応する
スキツプ信号19、2トラツク・ジヤンプ点に対
応する2トラツク・ジヤンプ信号20を導出す
る。
復調回路15で復調された以降の映像信号のプ
ロセス回路が時間(軸)補正装置であり、映像信
号はまずA/Dコンバータ21でデジタル信号
(通常カラー副搬送波の4倍の周波数でサンプリ
ングされ、8〜10ビツトのデイジタル信号に変換
される)となりメモリー22に1時貯えられた後
特殊プロセス回路23を経てD/Aコンバータ2
4でアナログの映像信号に戻つて波形整形を受け
た後、出力25される。
復調回路15で復調された映像信号から同期信
号及びバースト信号を分離し、これを基にしてメ
モリー22への書込みクロツク27及び書込みク
リア信号28を導出するのが書込みクロツク発生
回路26である。書込みクロツク発生回路26は
A/Dコンバータ21でのサンプリング・パルス
も導出する。
デジタル時間誤差補正装置の動作原理はデジタ
ル化された映像信号をこれに同期したクロツク及
びクリア信号(水平同期信号を基にして導出した
ラインのスタート点を決めるパルスであり、メモ
リー・アドレスを0番地にリセツトする)を使つ
て定められたメモリー・アドレスに固定し、これ
を安定な読出しクロツク及びクリア信号を使つて
読出すことにより安定化された映像信号を回復す
るものである。
読出しクロツク発生回路32は例えば放送局内
の安定な映像信号33を基にして読出しクロツク
30と読出しクリア信号31を発生すると共に出
力映像信号25中の同期信号成分、バースト信号
等を放送局内の安定な映像信号33を基にして発
生し付加する働きを持つ。メモリー22への書込
みと読出しはタイム・シエアリングで行われるが
アドレス切換制御回路29でアドレスの発生と書
込み側、読出し側の切換等が行われる。制御回路
34は特殊プロセス回路23と読出しクロツク発
生回路32を制御する。
一方、NTSC方式のカラー・テレビジヨン信号
は4フイールドのシーケンスをもつている。すな
わち第1のフイールドに対し、第2のフイールド
は飛越走査によつて第1のフイールドの水平走査
線(ライン)のちようど真中に第2のフイールド
の水平走査線が来るようになつている。第3及び
第4のフイールドの水平走査線はそれぞれ第1及
び第2のそれと重なる。しかしながら第1及び第
2のフイールドと第3及び第4のフイールドとで
はカラー副搬送波位相が逆になつている。
第3図AはこのNTSC方式の4フイールド・シ
ーケンスを示し、数字1,2,3,4は第1、第
2、第3、第4フイールドに相当する。放送局内
の安定な映像信号などの時間誤差補正装置のメモ
リーからの読出しの基準となる信号は当然正しい
NTSCカラー・テレビジヨン信号であるから、第
3図Aは時間誤差補正装置の基準信号の4フイー
ルド・シーケンスと考えることができる。第3図
Bはこの基準信号の飛越走査の奇数O、偶数Eフ
イールドを示す。第3図Cは同じくカラー副搬送
波の位相を示す。
第3図Dは定常送行の1/5の順方向のスローモ
ーシヨン再生の場合のテープから再生されるフイ
ールドのシーケンスを示す。この場合A―1,A
―2,A―3,A―4が一組の4フイールドシー
ケンスの映像信号を示し、A,B,C…は一連の
映像信号を示す。第3図Dに於いては同じフイー
ルドを5回繰返し再生した後、次のフイールドに
移行する。第3図Eはこの場合のジヤンプ信号の
発生を示す。
このスローモーシヨン再生の場合のように同じ
フイールドを繰返し再生している場合でもメモリ
ーの読出し側では基準信号通り正しいNTSC信号
の4フイールド・シーケンスが進行している。通
常メモリーは副搬送波周期単位で動作するため、
メモリーへの書込み側は同じフイールドが繰返さ
れていても、一つのフレームでは書込み側と読出
し側の副搬送波位相が合つていて、次のフレーム
では読出し側の副搬送波位相が反転する。しかし
ながらメモリーが副搬送波周期単位で動作した場
合、メモリーから読出された映像信号は副搬送波
位相は変化せず、逆に輝度信号成分が副搬送波1
サイクル分(約280ナノ秒)フレーム毎に左右に
動くことになる。この現象を防ぐためには、例え
ば第2図の特殊プロセス回路23の中でクロマイ
ンバーターを用いて映像信号中のカラー信号成分
を位相反転する必要がある。クロマ・インバータ
ーはかならずしもこの特殊プロセス回路のところ
に設ける必要はなく、復調回路15とA/Dコン
バータ21の間でアナログ方式で設けてもよい。
さらに同じフイールドが繰返し再生される場合
メモリーへの書込み信号は飛越し走査が行われな
い。一方読出し信号の方は基準信号であるため飛
越し走査が行われる。従つて読出された信号は一
見飛越し走査が行われているようにみえるが、第
4図に示すように例えば実線で示す第1フイール
ド(奇数フイールド)の信号に対し、飛越し走査
して来る破線で示す第2フイールド(偶数フイー
ルド)の信号は第1フイールドの信号と同じもの
がたゞ繰返されているにすぎないので、例えば画
面上に斜の画素の列S,T,U,V,Wがあつた
場合もし第1フイールドの信号のみが繰返された
とすると画素の列はS,T′,U,V′,Wの段階
状になつてしまい、元の斜の直線は再現されな
い。この現象を防ぐためには例えば画素Sを含む
ラインと画素Uを含むラインとを基にして内挿法
により画素Tを含むラインを新たに作り出す必要
がある。この内挿法による1個のフイールドから
他のフイールドを作り出すことをライン内挿と称
する。
特殊プロセス回路23のところにクロマ・イン
バータとライン内挿回路を設けた場合の特殊プロ
セス回路及びその制御回路部分の系統図を第5図
に示す。入力のメモリー回路22(第2図)の出
力デジタル映像信号は輝度・カラー分離回路41
により輝度信号成分とカラー信号成分とに分けら
れる。カラー信号成分はクロマ・インバーター回
路44により位相反転されてスイツチSW1により
位相反転されないカラー信号成分と切換られてミ
キサー回路43に入り、再び輝度信号成分と混合
され、D/Aコンバータ24(第2図)へ送出さ
れる。
一方輝度信号成分はフイールド内挿回路42を
通り、スイツチSW2により内挿されていない信号
と切換られた後、ミキサー回路43でカラー信号
成分と混合される。制御回路34(第2図)から
入力されるクロマ・インバータ切換信号45がス
イツチSW1を、フイールド内挿回路ON/OFF切
換信号46がスイツチSW2をそれぞれ制御する。
第3図に戻つて、第3図Fは定常走行の1/5の
順方向のスロー・モーシヨン再生の場合のクロ
マ・インバータ切換信号を、第3図Gは同じくこ
の場合のフイールド内挿回路ON/OFF切換信号
を示す。同一フイールドを繰返し再生する場合は
2フイールド毎にクロマ位相を反転する必要があ
るがフイールドが一つ進む場合は反転させる必要
がないので第3図Fのような制御を行えばよいこ
とになる。フイールド内挿については偶フイール
ド(又は奇フイールド)の映像信号を偶フイール
ド(又は奇フイールド)として送出するかあるい
は偶フイールド(又は奇フイールド)の信号を奇
フイールド(又は偶フイールド)として送出する
かすればよいがこの両ケースが混合されると送出
画面がゆれる。従つて第3図Gに示すようにフイ
ールド内挿回路をON/OFFする必要がある。
第3図Hは定常走行速度より1/5速だけ速くテ
ープを走行させた場合(フアスト・モーシヨン)
のテープから再生されるフイールドのシーケンス
を示し、第3図Jはこの場合のクロマ・インバー
タ切換信号を、第3図Kはフイールド内挿回路
ON/OFF切換信号を示す。この場合は5フイー
ルドに1回1フイールド、スキツプしている。第
3図Iはこの時のスキツプ信号の発生を示してい
る。
第3図Lは定常走行速度の1/5速の逆方向スロ
ーモーシヨンの場合のテープから再生されるフイ
ールドのシーケンスを示す。第3図MおよびNは
この場合のジヤンプ信号及び2トラツク・ジヤン
プ信号の発生を示す。第3図OおよびPはこの場
合のクロマ・インバータ切換信号及びフイールド
内挿回路ON/OFF切換信号を示す。
以上の様な制御を行なうことにより順方向、逆
方向スロー・モーシヨン、静止、フアスト・モー
シヨン等の特殊再生の場合においても安定な正数
のNTSCカラー・テレビジヨン信号を得ることが
できる。本発明の目的は上述のような制御信号の
導出手段を得るにある。
第6図に本発明の一実施例を示す。第6図に示
す回路は第2図の制御回路34に相当する。第2
図の書込みクロツク発生回路26で分離された再
生映像信号の垂直同期信号(以下テープVと記
す)51及び水平同期信号(以下テープHと記
す)52が入力される。テープH52はフエー
ズ・ロツク・ループ(PLL)回路53に加わる。
PLL回路53は電圧制御発振器と位相比較器か
らなり位相比較器の出力誤差信号が電圧制御発振
器の発振周波数を制御するものである。PLL回
路53の電圧制御発振器の出力54は水平同期周
波数の2倍の周波数を持ち、1/2カウント・ダウ
ン回路55によつて1/2にカウントダウンされ、
その出力56はPLL回路53の入力側へフイー
ドバツクされテープH52と位相比較される。す
なわちPLL回路53の出力54はテープH52
にロツクした水平同期周波数の2倍の周波数を持
つパルス信号であり、1/2カウント・ダウン回路
55の出力56はテープH52にロツクした水平
同期周波数の対称矩形波となる。PLL回路53
は若干の時定数を持つているので、例えばテープ
のドロツプ・アウトなどの原因でテープH52が
欠落してもPLL回路53の出力54は欠落する
ことがない。
PLL回路53の出力54はカウンター57に
加わる。カウンター57は515個入力パルスを計
数して出力58する。カウンター57の出力58
はOR回路を経て可変遅延回路60に加わる。可
変遅延回路60にはジヤンプ信号18、スキツプ
信号19、2トラツク・ジヤンプ信号20が加わ
り、無信号時(例えば正常走行の場合)5ライン
H、ジヤンプ信号が来た時2.5H、スキツプ信号
が来た時7.5H、の遅延を与え、2トラツク・ジ
ヤンプ信号が来た時は遅延を与えない。但し上記
遅延量は相隣るビデオ・トラツクの間の水平同期
位相差が2.5Hである場合の例である。可変遅延
回路60の出力61はカウンター57をリセツト
する。
一方テープV51はゲート回路59を経て同じ
くOR回路を通じて可変遅延回路60に加わる。
ゲート回路59にはカウンター57の出力58も
加わつており、テープ51とカウンター57の出
力58の位相が合つている時はゲート回路59は
テープV51を通さない。すなわちまずテープV
51が可変遅延回路60に加わり、その出力61
がカウンター57をリセツトする。するとカウン
ター57の出力58は次のテープV51と位相が
合うことになり、それ以後テープV51の位相が
ずれない限り、再びテープV51が可変遅延回路
60に加わることはない。従つてテープV51は
欠落しても回路は安定に動作することになる。カ
ウンター57の出力58は上述の如く通常はテー
プV51に合致している。
一方可変遅延回路60の出力61は定常走行の
場合カウンター57の出力58から5H遅れるが
この信号は次の画面のはじまりを予測しているこ
とになる。例えば静止再生の場合を考えるとジヤ
ンプ信号18が常時発生し、可変遅延回路60の
遅延量は2.5Hとなる。一方この場合同じトラツ
クが繰返し再生され、前述の如く回転ヘツドの一
回の走査に含まれる水平同期の数は525/2(正規
のNTSCカラー・テレビジヨン信号の場合)から
隣接トラツクとの水平同期位相差分、上述の例で
は2.5Hだけ差引いた分すなわち260Hとなる。可
変遅延回路60の出力61は正常走行の場合に比
べて2.5Hだけ進むことになり、可変遅延回路6
0とカウンター57を含む総合のカウント数も
260Hとなつて可変遅延回路60の出力61は正
しく次の画面のはじまりを予測したことになる。
さらに1/2カウント・ダウン回路55の出力5
6は書込みライン・アドレスカウンター62とラ
ツチ回路65に加わる。
書込みライン・アドレス・カウンター62は主
メモリーの書込み側のライン・アドレスを定める
カウンターで例えば主メモリーの容量(これがす
なわち時間軸補正の補正範囲となる)が16ライン
Hである場合、ライン・アドレス信号63は4ビ
ツトのデイジタル信号となる。書込みライン・ア
ドレス信号63は主メモリーの書込みライン・ア
ドレスを定めるのは勿論であるが、可変遅延回路
60の出力信号(次の画面の予測信号、以下単に
予測信号と記す)61でラツチ回路64にラツチ
される。ラツチ回路64、及び65は予測信号6
1で同時にラツチされる。
一方基準の水平同期信号(以下基準Hと記す)
72と垂直同期信号(以下基準Vと記す)71と
が別に入力され、基準H72は読出しライン・ア
ドレス・カウンター66で計数され主メモリーの
読出し側のライン・アドレス信号67を導出す
る。さらに基準H72は単安定マルチバイブレー
タ73で対称矩形波74となる。この信号はダブ
ラー回路75で2倍の周波数となつて遅延カウン
ター76のクロツクとなる。基準V71は遅延カ
ウンター76を経て遅延した信号77として1/2
Hシフト回路78を経て読出しライン・アドレ
ス・カウンター66にラツチ回路64にラツチさ
れたアドレスを転送する。すなわち予測信号61
が発生した直後に読出し側アドレスを書込み側ア
ドレスに合せるわけである。このことによつて逆
に読出し側に対し書込み側の位相を次の画面の初
めにおいて固定することができ、従つて出力映像
信号位相がいかなる特殊再生状態においても上下
に動いたりびくついたりすることがない。
遅延カウンター76の遅延量は読出しライン・
アドレス・カウンター66にラツチ回路64のラ
ツチ信号を転送する時主メモリーの書込み側に対
し読出し側が時間軸補正範囲の略々中央に来るよ
うに選ばれる。
1/2Hシフト回路78は制御入力81によつて
1/2ライン、シフトしたりしなかつたりする回路
で書込み側のフイールドの偶奇によつて読出しラ
イン・アドレス・カウンター66へのライン・ア
ドレス転送タイミングのずれを防ぐためのもので
ある。
ラツチ回路65の出力70には書込み側のフイ
ールドの偶奇によつて変化する信号が得られ、こ
れがラツチ回路79にラツチされる。同様に基準
Hの対称矩形波74を基準Vから遅延させた信号
77でラツチ回路80にラツチすることによつて
読出し側の偶奇信号82が得られる。
水平同期に対し、垂直同期位相がフイールドの
偶偶奇によつて1/2ラインずれるため水平同期を
対称矩形波としこれを垂直同期でラツチすればフ
イールド毎に水平同期の1の部分又は0の部分を
ラツチすることになつてフイールドの偶奇に対応
する信号が得られるわけである。
ラツチ回路には書込み側のフイールドの偶奇が
基準Vから遅延させた信号77でラツチされてい
る。従つてラツチ回路79及び80の出力81及
び82は書込み側と読出し側のフイールドの偶奇
を示し、同じ信号77でラツチされているため位
相も合つていて、この信号をエクスクルーシブ
OR回路を通すことにより書込み側と読出し側の
フイールドの偶奇が合つているかどうかを判別す
る信号46が得られる。この信号46がフイール
ド内挿回路ON/OFF切換信号となる。一方基準
のカラー副搬送波信号(以下基準SCと記す)6
9と基準Hとをゲート回路84でゲートすると水
平同期の1/2の周期を持つた基準ライン・フリツ
プ・フロツプ信号(以下基準FFと記す)85が
得られる。これはNTSCカラー・テレビジヨン信
号の場合ライン毎に副搬送波信号位相が反転する
ためである。基準信号例と同様、テープH52と
テープ副搬送波(テープHを分離した映像信号か
ら取出した仮想の副搬送波)からテープライン・
フリツプ・フロツプ信号(以下テープFFと記す)
を仮想することができる。しかしながら、実際問
題としてテープ副搬送波を正確に得ることは極め
て難かしく(信号が時間軸誤差をともなつている
ため)このような形でテープFFを得ることは困
難である。従つて書込みライン・アドレスの4ビ
ツトのうち1/2水平同期周波数を持つ1ビツトを
テープFFとする。
第6図においては書込みライン・アドレスと同
期のとれている読出しライン・アドレス67から
1/2水平同期周波数を持つ1ビツト68をテープ
FFとする。基準FF85とテープFF68をエク
スクルーシブOR回路を通して得られる信号45
がクロマ・インバータ切換信号となる。これは今
まで述べて来た隣接トラツクとの水平同期位相差
が2.5Hの場合のように同じトラツクを繰返し再
生する場合(ジヤンプ信号が発生する場合)回転
ヘツドの1回転すなわち1フイールドの中に含ま
れる水平同期の数が0.5Hの端数がなくなつてし
まう(525/2−2.5=206(H))ため、テープFFが
フレーム毎に反転せず、一方基準FFはフレーム
毎に反転するためクロマ・インバートに必要な信
号が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施される回転ヘツドを使用
するビデオ・テープレコーダ装置のテープ上の映
像信号記録パターンと映像再生ヘツドの走査トレ
ースを説明する図、第2図はビデオ・テープ・レ
コーダ装置の再生映像信号系統図、第3図A〜P
は基準信号と特殊再生の場合のテープから再生す
る映像信号のフイールド・シーケンスを説明する
図、第4図はフイールド内挿を説明する図、第5
図は第2図中の特殊プロセス回路の内容を説明す
るブロツク図である。第6図の本発明の一実施例
を示す系統図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転ヘツドを使用しテープを斜に走査してテ
    レビジヨン映像信号の記録・再生を行うビデオ・
    テープ・レコーダ装置に於いて、スローモーシヨ
    ンや静止再生などの特殊再生を行う場合に、復調
    器出力に於ける再生映像信号から水平同期信号を
    分離し、この水平同期信号又はこの水平同期信号
    をフエーズ・ロツク・ループ回路を使つて安定化
    した信号をカウント・ダウンした水平同期周波数
    の1/2の周波数を持つたテープ・ライン・フリツ
    プ・フロツプ信号を発生し、一方基準の水平同期
    信号と基準のカラー副搬送波信号をゲートするこ
    とによつて同じく水平同期周波数の1/2の周波数
    を持つた信号を発生してこれを基準ライン・フリ
    ツプ・フロツプ信号と名付け、前記テープ・ライ
    ン・フリツプ・フロツプ信号と基準ライン・フリ
    ツプ・フロツプ信号との位相差を検出し、その位
    相差の正逆によつて再生映像信号のカラー信号位
    相を反転させることを特徴とする時間誤差補正装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5689188A (en) * 1979-12-20 1981-07-20 Sony Corp Time base correcting device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54153518A (en) * 1978-05-25 1979-12-03 Sony Corp Corrector for time axis error

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