JPS6341358B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341358B2 JPS6341358B2 JP57111988A JP11198882A JPS6341358B2 JP S6341358 B2 JPS6341358 B2 JP S6341358B2 JP 57111988 A JP57111988 A JP 57111988A JP 11198882 A JP11198882 A JP 11198882A JP S6341358 B2 JPS6341358 B2 JP S6341358B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- container guide
- guide
- ship
- hull
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B25/00—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
- B63B25/002—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for goods other than bulk goods
- B63B25/004—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for goods other than bulk goods for containers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Ship Loading And Unloading (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コンテナの海上輸送とバラ積み貨物
の海上輸送とに兼用できるようにした、コンテ
ナ・バラ積み貨物兼用船に関する。
の海上輸送とに兼用できるようにした、コンテ
ナ・バラ積み貨物兼用船に関する。
一般に、リフトオンリフトオフ荷役方式のコン
テナ専用船における船倉は、コンテナを格納する
ための専用セルスロツト構造を有しているが、バ
ラ積み船(バルクキヤリア)の船倉にコンテナを
積む場合には、倉底に画かれた表示(ペイントま
たは溶接ビードあるいはスチールバー溶着等で表
示)に従つて、その上部にコンテナを積み重ねる
か、または倉底に設けられた突出型あるいは埋込
型ポジシヨニングコーン用ソケツトにポジシヨニ
ングコーンを差し込みその上にコンテナを積み重
ねることが行なわれている。
テナ専用船における船倉は、コンテナを格納する
ための専用セルスロツト構造を有しているが、バ
ラ積み船(バルクキヤリア)の船倉にコンテナを
積む場合には、倉底に画かれた表示(ペイントま
たは溶接ビードあるいはスチールバー溶着等で表
示)に従つて、その上部にコンテナを積み重ねる
か、または倉底に設けられた突出型あるいは埋込
型ポジシヨニングコーン用ソケツトにポジシヨニ
ングコーンを差し込みその上にコンテナを積み重
ねることが行なわれている。
なお積み重ねられた上下のコンテナ間には、バ
ーチカルスタツカを使用し、且つ、積み重ねられ
たコンテナは必要に応じて横方向移動(くずれ)
を防止するために隣接するコンテナ間を固縛金物
で連結したり、倉底に設けられた突出型あるいは
埋込型のアイやクローバーリーフまたは倉壁に取
り付けられたアイ等を利用してロツド、ワイヤあ
るいはチエーンによりコンテナを固縛している。
ーチカルスタツカを使用し、且つ、積み重ねられ
たコンテナは必要に応じて横方向移動(くずれ)
を防止するために隣接するコンテナ間を固縛金物
で連結したり、倉底に設けられた突出型あるいは
埋込型のアイやクローバーリーフまたは倉壁に取
り付けられたアイ等を利用してロツド、ワイヤあ
るいはチエーンによりコンテナを固縛している。
しかしながら、これらの固縛作業は全て人力に
より行なわれているため、多くの作業者を必要と
し、荷役時間が長くなるほど、荷役効率が非常に
悪い。
より行なわれているため、多くの作業者を必要と
し、荷役時間が長くなるほど、荷役効率が非常に
悪い。
また、コンテナ固縛用のルーズフイツテイング
(前述のポジシヨニングコーン、バーチカルスタ
ツカ、ロツド、およびワイヤ等)が多く、これに
よりこれらの運搬や格納する格納箱等が必要とな
り、船舶の経済性が低下する。
(前述のポジシヨニングコーン、バーチカルスタ
ツカ、ロツド、およびワイヤ等)が多く、これに
よりこれらの運搬や格納する格納箱等が必要とな
り、船舶の経済性が低下する。
さらに従来のコンテナ・バラ積み貨物兼用船と
して、実開昭54−165497号公報に示されるような
ものがあり、トツプサイドタンク壁と船底部との
間に複数の支柱を取外し自在に設けて、これらの
支柱の相互間にセルガイド付きコンテナガイドビ
ームを横架させるようにしたものも開発されてい
る。しかしながら、このコンテナ・バラ積み貨物
兼用船では、支柱の上端と下端とが、それぞれト
ツプサイドタンク壁と船底部とに強固に取り付け
られるので、船体の変形時に支障をきたすという
問題点があり、またセルガイド付きコンテナガイ
ドビームが横架されることにより、コンテナ積載
用に転換する作業に手間がかかるほか、構造の複
雑化と重量の大幅な増加とを招くという問題点が
ある。
して、実開昭54−165497号公報に示されるような
ものがあり、トツプサイドタンク壁と船底部との
間に複数の支柱を取外し自在に設けて、これらの
支柱の相互間にセルガイド付きコンテナガイドビ
ームを横架させるようにしたものも開発されてい
る。しかしながら、このコンテナ・バラ積み貨物
兼用船では、支柱の上端と下端とが、それぞれト
ツプサイドタンク壁と船底部とに強固に取り付け
られるので、船体の変形時に支障をきたすという
問題点があり、またセルガイド付きコンテナガイ
ドビームが横架されることにより、コンテナ積載
用に転換する作業に手間がかかるほか、構造の複
雑化と重量の大幅な増加とを招くという問題点が
ある。
本発明は、これらの問題点を解決しようとする
もので、簡素な手段でバラ積み貨物用船倉をコン
テナ積載用船倉に容易に転用できるようにすると
ともに、コンテナガイドの装着によつて船体の変
形に支障をきたすことがないようにした、コンテ
ナ・バラ積み貨物兼用船を提供することを目的と
する。
もので、簡素な手段でバラ積み貨物用船倉をコン
テナ積載用船倉に容易に転用できるようにすると
ともに、コンテナガイドの装着によつて船体の変
形に支障をきたすことがないようにした、コンテ
ナ・バラ積み貨物兼用船を提供することを目的と
する。
このため、本発明のコンテナ・バラ積み貨物兼
用船は、バラ積み船の上甲板におけるハツチ開口
部の側方に、船側方へ降傾斜する底面をもつたト
ツプサイドタンクをそなえ、このバラ積み船の船
倉をコンテナ積載用に転用すべく、上記ハツチ開
口部の内側壁面の下方への延長上に沿う受面をも
つたコンテナガイド用支持部材が、上記トツプサ
イドタンクの下側に取り付けられるとともに、同
支持部材の上記受面に係合支持されて上下方向に
延在する柱状コンテナガイドが、着脱可能に設け
られ、同コンテナガイドの下端部外側面が船体の
二重底内底板における凹所内のストツパに当接し
て同コンテナガイドの下端部内側面は開放され、
同コンテナガイドの下端部下面と上記凹所の底面
との間に隙間が形成されていることを特徴として
いる。
用船は、バラ積み船の上甲板におけるハツチ開口
部の側方に、船側方へ降傾斜する底面をもつたト
ツプサイドタンクをそなえ、このバラ積み船の船
倉をコンテナ積載用に転用すべく、上記ハツチ開
口部の内側壁面の下方への延長上に沿う受面をも
つたコンテナガイド用支持部材が、上記トツプサ
イドタンクの下側に取り付けられるとともに、同
支持部材の上記受面に係合支持されて上下方向に
延在する柱状コンテナガイドが、着脱可能に設け
られ、同コンテナガイドの下端部外側面が船体の
二重底内底板における凹所内のストツパに当接し
て同コンテナガイドの下端部内側面は開放され、
同コンテナガイドの下端部下面と上記凹所の底面
との間に隙間が形成されていることを特徴として
いる。
以下、図面により本発明の一実施例としてのコ
ンテナ・バラ積み貨物兼用船について説明する
と、第1図はその部分横断面図、第2図はそのハ
ツチ開口部を示す部分平面図、第3図は第2図に
示すハツチ開口部よりも広いハツチ開口部の例を
示す部分平面図、第4図はそのコンテナガイドの
上部取合部の様子を拡大して示す説明図、第5図
は第4図の−矢視図、第6図はそのコンテナ
ガイドの中間取合部の様子を第1図の−矢視
線に沿い拡大して示す断面図、第7図は第6図の
−矢視断面図、第8図はそのコンテナガイド
の下部取合部の様子を拡大して示す断面図であ
る。
ンテナ・バラ積み貨物兼用船について説明する
と、第1図はその部分横断面図、第2図はそのハ
ツチ開口部を示す部分平面図、第3図は第2図に
示すハツチ開口部よりも広いハツチ開口部の例を
示す部分平面図、第4図はそのコンテナガイドの
上部取合部の様子を拡大して示す説明図、第5図
は第4図の−矢視図、第6図はそのコンテナ
ガイドの中間取合部の様子を第1図の−矢視
線に沿い拡大して示す断面図、第7図は第6図の
−矢視断面図、第8図はそのコンテナガイド
の下部取合部の様子を拡大して示す断面図であ
る。
第1図に示すように、バラ積み船Sの上甲板1
aにおけるハツチ開口部Hの両側方には、それぞ
れトツプサイドタンクTが設けられており、各ト
ツプサイドタンクTは船側方へ降傾斜する底面1
2をそなえている。
aにおけるハツチ開口部Hの両側方には、それぞ
れトツプサイドタンクTが設けられており、各ト
ツプサイドタンクTは船側方へ降傾斜する底面1
2をそなえている。
また、トツプサイドタンクTの下端の適所に
は、複数のコンテナガイド用支持部材3が間隔を
あけその上端部を固定されるようにして垂設され
ているが、各支持部材3の取付は、そのコンテナ
ガイド受面3aがハツチコーミング6の内側壁面
(これはハツチ開口部Hの内側壁面でもある)の
下方への延長上に沿うように行なわれる。(第1
図参照) なお、支持部材3の下端部は、補強材4を介し
船体1に支持されている。
は、複数のコンテナガイド用支持部材3が間隔を
あけその上端部を固定されるようにして垂設され
ているが、各支持部材3の取付は、そのコンテナ
ガイド受面3aがハツチコーミング6の内側壁面
(これはハツチ開口部Hの内側壁面でもある)の
下方への延長上に沿うように行なわれる。(第1
図参照) なお、支持部材3の下端部は、補強材4を介し
船体1に支持されている。
ところで、着脱可能な複数の柱状コンテナガイ
ド8が、その中間部を、第1,6,7図に示すご
とく、それぞれ対応する支持部材3の受面に当接
して上下方向に延在しうるように設けられ、第
1,4,5,8図に示すごとく、同コンテナガイ
ド8の上端部はハツチコーミング6の内側壁面に
支持され、同コンテナガイド8の下端部外側面は
二重底内底板13に形成された凹所14内のスト
ツパ15のストツパ面に当接して同コンテナガイ
ド8の下端部内側面は開放され、コンテナガイド
8の下端部下面と凹所14の底面との間には、隙
間が形成されるようになつている。
ド8が、その中間部を、第1,6,7図に示すご
とく、それぞれ対応する支持部材3の受面に当接
して上下方向に延在しうるように設けられ、第
1,4,5,8図に示すごとく、同コンテナガイ
ド8の上端部はハツチコーミング6の内側壁面に
支持され、同コンテナガイド8の下端部外側面は
二重底内底板13に形成された凹所14内のスト
ツパ15のストツパ面に当接して同コンテナガイ
ド8の下端部内側面は開放され、コンテナガイド
8の下端部下面と凹所14の底面との間には、隙
間が形成されるようになつている。
コンテナガイド8の上部および中間部には、第
4〜7図に示すごとく、それぞれの係合部として
の雄ソケツト9,11が設けられており、さらに
これらの雄ソケツト9,11と嵌合すべく、ハツ
チコーミング6と支持部材3とにそれぞれ被係合
部としての雌ソケツト7,5が設けられている。
4〜7図に示すごとく、それぞれの係合部として
の雄ソケツト9,11が設けられており、さらに
これらの雄ソケツト9,11と嵌合すべく、ハツ
チコーミング6と支持部材3とにそれぞれ被係合
部としての雌ソケツト7,5が設けられている。
したがつて、コンテナガイド8側の雄ソケツト
9,11をそれぞれ船体側の雌ソケツト7,5に
嵌合させることにより、コンテナガイド8が船体
1に係合支持される。
9,11をそれぞれ船体側の雌ソケツト7,5に
嵌合させることにより、コンテナガイド8が船体
1に係合支持される。
なお、コンテナガイド8の下部は、その上部に
比べ厚くされて、剛性を増すように構成されてい
る。
比べ厚くされて、剛性を増すように構成されてい
る。
また、コンテナガイド8の上部には、これをク
レーン等で吊るための吊金具10が取り付けられ
ている。
レーン等で吊るための吊金具10が取り付けられ
ている。
第1〜3図中の符号2はコンテナを示してお
り、第1図中の符号16は支持部材3とコンテナ
ガイド8との間に介装される当て板を示してい
る。
り、第1図中の符号16は支持部材3とコンテナ
ガイド8との間に介装される当て板を示してい
る。
上述の構成により、バラ積み船Sの船倉をコン
テナ積載用に転用するには、まず図示しないクレ
ーン等の揚重装置で、上甲板1a上に格納してあ
るコンテナガイド8の吊金具10にワイヤ掛けを
して倉内に吊り降し、船体1側の雌ソケツト5,
7にコンテナガイド8側の雄ソケツト9,11を
落し込み係合させるようにする。その際、コンテ
ナガイド8の浮き上がりを防止するため、上部取
合部の雌ソケツト7と雄ソケツト9とはピンで結
合される。(第4,5図参照)さらに支持部材3
とコンテナガイド8との間に当て板16が装着さ
れる。
テナ積載用に転用するには、まず図示しないクレ
ーン等の揚重装置で、上甲板1a上に格納してあ
るコンテナガイド8の吊金具10にワイヤ掛けを
して倉内に吊り降し、船体1側の雌ソケツト5,
7にコンテナガイド8側の雄ソケツト9,11を
落し込み係合させるようにする。その際、コンテ
ナガイド8の浮き上がりを防止するため、上部取
合部の雌ソケツト7と雄ソケツト9とはピンで結
合される。(第4,5図参照)さらに支持部材3
とコンテナガイド8との間に当て板16が装着さ
れる。
このとき柱状コンテナガイド8の下端部下面と
凹所14の底面との間に隙間が形成されるので、
同コンテナガイド8の下端部内側面が開放されて
内側方への変位が自由になつていることと相まつ
て、船体1の変形を十分に吸収できる利点があ
る。
凹所14の底面との間に隙間が形成されるので、
同コンテナガイド8の下端部内側面が開放されて
内側方への変位が自由になつていることと相まつ
て、船体1の変形を十分に吸収できる利点があ
る。
また、コンテナガイド8の下端部外側面は凹所
14内のストツパ15に当接するので、コンテナ
ガイド8によりコンテナ2を案内し保持する機能
は、十分に保たれる。
14内のストツパ15に当接するので、コンテナ
ガイド8によりコンテナ2を案内し保持する機能
は、十分に保たれる。
このようにして、第1,2図に示すごとく、コ
ンテナ2のモジユールサイズにあわせた位置に
次々とコンテナガイド8を取り付けてゆく。
ンテナ2のモジユールサイズにあわせた位置に
次々とコンテナガイド8を取り付けてゆく。
なお、第3図に示すような広いハツチ開口部H
の場合は、更に船体中心線付近にコンテナガイド
8を取り付けることが行なわれる。
の場合は、更に船体中心線付近にコンテナガイド
8を取り付けることが行なわれる。
このようにしてコンテナガイド8が設置されて
から、第1〜3図に示すように順次コンテナ2を
積載してゆく。このとき必要に応じてバーチカル
スタツカをコンテナ2間に挿入してもよい。
から、第1〜3図に示すように順次コンテナ2を
積載してゆく。このとき必要に応じてバーチカル
スタツカをコンテナ2間に挿入してもよい。
ところで、逆にこのコンテナ積載倉を本来のバ
ラ積み貨物倉に戻すには、ピンを抜いてからコン
テナガイド8を船体1から取り外し、クレーン等
でこれらのコンテナガイド8を上甲板1a上に収
納すればよい。
ラ積み貨物倉に戻すには、ピンを抜いてからコン
テナガイド8を船体1から取り外し、クレーン等
でこれらのコンテナガイド8を上甲板1a上に収
納すればよい。
なお、コンテナガイド8の上部および中間部の
取合は、本実施例のごとく、ソケツト係合方式に
するほか、適宜のワンタツチ係合方式にすること
もできる。
取合は、本実施例のごとく、ソケツト係合方式に
するほか、適宜のワンタツチ係合方式にすること
もできる。
また、支持部材3の上部をトツプサイドタンク
Tの下側に枢着するとともに、補強材4の船体側
端部を船体1に枢着し、支持部材3と補強材4と
を、例えばピンPで結合できるようにすれば、本
船をバラ積み船として使用する場合は、上記ピン
Pを外し支持部材3や補強材4をトツプサイドタ
ンクTの底面12に沿うように折り畳むことによ
つて、バラ積み貨物の荷役作業を円滑に行なうこ
とができる。
Tの下側に枢着するとともに、補強材4の船体側
端部を船体1に枢着し、支持部材3と補強材4と
を、例えばピンPで結合できるようにすれば、本
船をバラ積み船として使用する場合は、上記ピン
Pを外し支持部材3や補強材4をトツプサイドタ
ンクTの底面12に沿うように折り畳むことによ
つて、バラ積み貨物の荷役作業を円滑に行なうこ
とができる。
さらに、隣接する支持部材3や補強材4間に、
相互を連結する他の補強材を装架してもよい。
相互を連結する他の補強材を装架してもよい。
以上詳述したように、本発明のコンテナ・バラ
積み貨物兼用船によれば、次のような効果ないし
利点が得られる。
積み貨物兼用船によれば、次のような効果ないし
利点が得られる。
(1) 本兼用船を使用してコンテナ積を行なえば、
従来のごとく多数の固縛用金物や、セルガイド
付きビームを有する強固な支柱などを用いる必
要がなく、これによりバラ積み貨物船からコン
テナ船への転換が容易となり、また荷役時間も
短縮されて、効率のよいコンテナ積が行なえ
る。
従来のごとく多数の固縛用金物や、セルガイド
付きビームを有する強固な支柱などを用いる必
要がなく、これによりバラ積み貨物船からコン
テナ船への転換が容易となり、また荷役時間も
短縮されて、効率のよいコンテナ積が行なえ
る。
(2) コンテナガイド用支持部材を船舶の上部と下
部との運動の相違を考慮して取り付け、同支持
部材に当接する柱状コンテナガイドが、その上
端部を船体に支持されるとともに、その下端部
を船体の二重底内底板における凹所に挿入され
て、同凹所内のストツパにコンテナガイドの下
端部外側面を当接され、同コンテナガイド下端
部の内側面は開放されて、コンテナガイドの下
端部下面と上記凹所の底面との間に隙間が形成
されているので、コンテナガイドはコンテナを
案内し保持する機能を維持しながら、船体の変
形に対し適切に追従できるようになる。
部との運動の相違を考慮して取り付け、同支持
部材に当接する柱状コンテナガイドが、その上
端部を船体に支持されるとともに、その下端部
を船体の二重底内底板における凹所に挿入され
て、同凹所内のストツパにコンテナガイドの下
端部外側面を当接され、同コンテナガイド下端
部の内側面は開放されて、コンテナガイドの下
端部下面と上記凹所の底面との間に隙間が形成
されているので、コンテナガイドはコンテナを
案内し保持する機能を維持しながら、船体の変
形に対し適切に追従できるようになる。
(3) コンテナガイド用支持部材は上部から船体の
ほぼ中間部までしか設けられていないことに加
えて、折畳み式にすることも可能であるので、
他の貨物の荷役時に邪魔になることがない。
ほぼ中間部までしか設けられていないことに加
えて、折畳み式にすることも可能であるので、
他の貨物の荷役時に邪魔になることがない。
図は本発明の一実施例としてのコンテナ・バラ
積み貨物兼用船を示すもので、第1図はその部分
横断面図、第2図はそのハツチ開口部を示す部分
平面図、第3図は第2図に示すハツチ開口部より
も広いハツチ開口部の例を示す部分平面図、第4
図はそのコンテナガイドの上部取合部の様子を拡
大して示す説明図、第5図は第4図の−矢視
図、第6図はそのコンテナガイドの中間取合部の
様子を第1図の−矢視線に沿い拡大して示す
断面図、第7図は第6図の−矢視断面図、第
8図はそのコンテナガイドの下部取合部の様子を
拡大して示す断面図である。 1……船体、1a……上甲板、2……コンテ
ナ、3……コンテナガイド用支持部材、4……補
強材、5……雌ソケツト、6……ハツチコーミン
グ、7……雌ソケツト、8……コンテナガイド、
9……雄ソケツト、10……吊金具、11……雄
ソケツト、12……トツプサイドタンクの底面、
13……二重底内底板、14……凹所、15……
ストツパ、16……当て板、H……ハツチ開口
部、P……ピン、S……バラ積み船、T……トツ
プサイドタンク。
積み貨物兼用船を示すもので、第1図はその部分
横断面図、第2図はそのハツチ開口部を示す部分
平面図、第3図は第2図に示すハツチ開口部より
も広いハツチ開口部の例を示す部分平面図、第4
図はそのコンテナガイドの上部取合部の様子を拡
大して示す説明図、第5図は第4図の−矢視
図、第6図はそのコンテナガイドの中間取合部の
様子を第1図の−矢視線に沿い拡大して示す
断面図、第7図は第6図の−矢視断面図、第
8図はそのコンテナガイドの下部取合部の様子を
拡大して示す断面図である。 1……船体、1a……上甲板、2……コンテ
ナ、3……コンテナガイド用支持部材、4……補
強材、5……雌ソケツト、6……ハツチコーミン
グ、7……雌ソケツト、8……コンテナガイド、
9……雄ソケツト、10……吊金具、11……雄
ソケツト、12……トツプサイドタンクの底面、
13……二重底内底板、14……凹所、15……
ストツパ、16……当て板、H……ハツチ開口
部、P……ピン、S……バラ積み船、T……トツ
プサイドタンク。
Claims (1)
- 1 バラ積み船の上甲板におけるハツチ開口部の
側方に、船側方へ降傾斜する底面をもつたトツプ
サイドタンクをそなえ、このバラ積み船の船倉を
コンテナ積載用に転用すべく、上記ハツチ開口部
の内側壁面の下方への延長上に沿う受面をもつた
コンテナガイド用支持部材が、上記トツプサイド
タンクの下側に取り付けられるとともに、同支持
部材の上記受面に係合支持されて上下方向に延在
する柱状コンテナガイドが、着脱可能に設けら
れ、同コンテナガイドの下端部外側面が船体の二
重底内底板における凹所内のストツパに当接して
同コンテナガイドの下端部内側面は開放され、同
コンテナガイドの下端部下面と上記凹所の底面と
の間に〓間が形成されていることを特徴とする、
コンテナ・バラ積み貨物兼用船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198882A JPS592988A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | コンテナ・バラ積み貨物兼用船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198882A JPS592988A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | コンテナ・バラ積み貨物兼用船 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS592988A JPS592988A (ja) | 1984-01-09 |
JPS6341358B2 true JPS6341358B2 (ja) | 1988-08-16 |
Family
ID=14575127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11198882A Granted JPS592988A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | コンテナ・バラ積み貨物兼用船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592988A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581105Y2 (ja) * | 1977-04-23 | 1983-01-10 | 日本鋼管株式会社 | コンテナ船 |
JPS5849914Y2 (ja) * | 1978-05-13 | 1983-11-14 | 日本鋼管株式会社 | コンテナとばら積兼用船 |
-
1982
- 1982-06-29 JP JP11198882A patent/JPS592988A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS592988A (ja) | 1984-01-09 |
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