JPS6340762Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6340762Y2 JPS6340762Y2 JP16084282U JP16084282U JPS6340762Y2 JP S6340762 Y2 JPS6340762 Y2 JP S6340762Y2 JP 16084282 U JP16084282 U JP 16084282U JP 16084282 U JP16084282 U JP 16084282U JP S6340762 Y2 JPS6340762 Y2 JP S6340762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- exchange tubes
- refrigerant
- outdoor
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 32
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 22
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 18
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 13
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空冷ヒートポンプ式空気調和装置、
詳しくは、室外空気と熱交換し、暖房時蒸発器と
なる室外側熱交換器を備え、該熱交換器の熱交換
チユーブを2系統とした空冷ヒートポンプ式空気
調和装置に関する。
詳しくは、室外空気と熱交換し、暖房時蒸発器と
なる室外側熱交換器を備え、該熱交換器の熱交換
チユーブを2系統とした空冷ヒートポンプ式空気
調和装置に関する。
従来、例えば実開昭56−15964号公報に示され、
また、第4図に示したように、蒸発器60の冷媒
通路60a,60b,60cを複数路形成して、
これら各冷媒流路60a〜60cを、通風方向と
直交する方向に並列状に配設すると共に、入口側
を分流器90を介して膨張弁50をもつ液管80
に接続し、出口側を、ヘツダー70を介してガス
管100に接続したものが知られている。尚、第
4図において10は圧縮機、30は凝縮器であ
る。
また、第4図に示したように、蒸発器60の冷媒
通路60a,60b,60cを複数路形成して、
これら各冷媒流路60a〜60cを、通風方向と
直交する方向に並列状に配設すると共に、入口側
を分流器90を介して膨張弁50をもつ液管80
に接続し、出口側を、ヘツダー70を介してガス
管100に接続したものが知られている。尚、第
4図において10は圧縮機、30は凝縮器であ
る。
所が、この従来例において、前記蒸発器60の
各冷媒流路60a〜60cは、1つの分流器90
を介して1つの膨張弁50をもつ1系統の液管8
0に接続されているため、前記蒸発器60を、室
内側熱交換器として用いる冷房専用機においては
問題ないが、室外側熱交換器として用いる冷暖房
機においては、暖房時、外気温度の低下により、
フロストが生ずると、該フロストにより室外空気
の流通路が減少し、通路抵抗が増大して風量が大
幅にダウンし、そのため、熱交換量が減少し、前
記各冷媒流路60a,60b,60cを流れる冷
媒の蒸発温度が同時に低下して、室外側熱交換器
として用いられる前記蒸発器60の全体に急速に
フロスト域が拡大することとなり、その結果、能
力低下すると共に、部厚いフロスト部が生じて、
デフロスト時間が長くなるという問題があつた。
各冷媒流路60a〜60cは、1つの分流器90
を介して1つの膨張弁50をもつ1系統の液管8
0に接続されているため、前記蒸発器60を、室
内側熱交換器として用いる冷房専用機においては
問題ないが、室外側熱交換器として用いる冷暖房
機においては、暖房時、外気温度の低下により、
フロストが生ずると、該フロストにより室外空気
の流通路が減少し、通路抵抗が増大して風量が大
幅にダウンし、そのため、熱交換量が減少し、前
記各冷媒流路60a,60b,60cを流れる冷
媒の蒸発温度が同時に低下して、室外側熱交換器
として用いられる前記蒸発器60の全体に急速に
フロスト域が拡大することとなり、その結果、能
力低下すると共に、部厚いフロスト部が生じて、
デフロスト時間が長くなるという問題があつた。
しかして、本考案の目的は、室外側熱交換器の
冷媒制御に感温膨張弁と、キヤピラリーチユーブ
とを併用することにより、前記室外側熱交換器に
フロストが生ずる温度以下に外気温度が低下して
も、この熱交換器全体をフロストさせずに、空気
通路を確保し、風量ダウンによる能力低下を最小
限に抑制してフロスト域の拡大を阻止することが
可能で、暖房能力の低下を抑制できると共に、デ
フロストを迅速に完了可能にすることである。
冷媒制御に感温膨張弁と、キヤピラリーチユーブ
とを併用することにより、前記室外側熱交換器に
フロストが生ずる温度以下に外気温度が低下して
も、この熱交換器全体をフロストさせずに、空気
通路を確保し、風量ダウンによる能力低下を最小
限に抑制してフロスト域の拡大を阻止することが
可能で、暖房能力の低下を抑制できると共に、デ
フロストを迅速に完了可能にすることである。
かかる目的を達成するための本考案の構成は、
室外空気と熱交換し、暖房時蒸発器となる室外側
熱交換器の熱交換チユーブを2系統として、これ
ら各系統の熱交換チユーブを、通風方向と直交す
る方向に並列状に配設し、これら熱交換チユーブ
の暖房時における入口側に分岐液管をそれぞれ各
系統ごとに接続して、一方の分岐液管に感温膨張
弁を、また、他方の分岐液管にキヤピラリーチユ
ーブをそれぞれ介装する一方、前記熱交換チユー
ブの暖房時における出口側にヘツダーを接続し、
かつ、該ヘツダーで合流する冷媒の合流域に、前
記膨張弁の感温筒を取付けて、前記室外側熱交換
器において、前記感温膨張弁に連通する系統の熱
交換チユーブと室外空気との熱交換部にフロスト
が生ずるのを防止し、フロスト時でも充分な空気
通路が確保できるようにしたことを特徴とするも
のである。
室外空気と熱交換し、暖房時蒸発器となる室外側
熱交換器の熱交換チユーブを2系統として、これ
ら各系統の熱交換チユーブを、通風方向と直交す
る方向に並列状に配設し、これら熱交換チユーブ
の暖房時における入口側に分岐液管をそれぞれ各
系統ごとに接続して、一方の分岐液管に感温膨張
弁を、また、他方の分岐液管にキヤピラリーチユ
ーブをそれぞれ介装する一方、前記熱交換チユー
ブの暖房時における出口側にヘツダーを接続し、
かつ、該ヘツダーで合流する冷媒の合流域に、前
記膨張弁の感温筒を取付けて、前記室外側熱交換
器において、前記感温膨張弁に連通する系統の熱
交換チユーブと室外空気との熱交換部にフロスト
が生ずるのを防止し、フロスト時でも充分な空気
通路が確保できるようにしたことを特徴とするも
のである。
以下、本考案に係る空気調和装置の実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
図面において、1は圧縮機、2は四路切換弁、
3は暖房時凝縮器となり冷房時蒸発器となる室内
側熱交換器、4は冷房用膨張機構、4aは冷房時
冷媒の流れを阻止して該膨張機構4を作動させ、
暖房時冷媒を流して該膨張機構4を側路させる逆
止弁、5は感温膨張弁51及びキヤピラリーチユ
ーブ52から成る暖房用膨張機構、5a,5bは
暖房時冷房の流れを阻止して該膨張機構5を作動
させ、冷房時冷媒を流して該膨張機構5を側路さ
せる逆止弁、6は室外フアン(図示せず)により
室外空気Aと熱交換し、暖房時蒸発器となり冷房
時凝縮器となる室外側熱交換器、7はアキユムレ
ータで、これら各機器を冷媒配管8により連結し
て、四路切換弁2の切換えにより、冷媒を実線矢
示のごとく循環させて冷房運転を行ない、また、
冷媒を点線矢示のごとく循環させて暖房運転を行
なうごとくしている。
3は暖房時凝縮器となり冷房時蒸発器となる室内
側熱交換器、4は冷房用膨張機構、4aは冷房時
冷媒の流れを阻止して該膨張機構4を作動させ、
暖房時冷媒を流して該膨張機構4を側路させる逆
止弁、5は感温膨張弁51及びキヤピラリーチユ
ーブ52から成る暖房用膨張機構、5a,5bは
暖房時冷房の流れを阻止して該膨張機構5を作動
させ、冷房時冷媒を流して該膨張機構5を側路さ
せる逆止弁、6は室外フアン(図示せず)により
室外空気Aと熱交換し、暖房時蒸発器となり冷房
時凝縮器となる室外側熱交換器、7はアキユムレ
ータで、これら各機器を冷媒配管8により連結し
て、四路切換弁2の切換えにより、冷媒を実線矢
示のごとく循環させて冷房運転を行ない、また、
冷媒を点線矢示のごとく循環させて暖房運転を行
なうごとくしている。
しかして、前記室外側熱交換器6の熱交換チユ
ーブ61,62は2系統として、これら各系統の
熱交換チユーブ61,62を、通風方向と直交す
る方向に並列状に配設するのであつて、これら熱
交換チユーブ61,62の暖房時における入口側
に前記冷媒配管8の分岐液管81,82をそれぞ
れ接続すると共に、一方の前記分岐液管81に前
記膨張弁51を、また、他方の前記分岐液管82
に前記キヤピラリーチユーブ52をそれぞれ介装
する一方、前記熱交換チユーブ61,62の暖房
時における出口側にヘツダー91を接続し、か
つ、該ヘツダー91で合流する冷媒の合流域に、
前記膨張弁51の感温筒51aを取付けるのであ
る。
ーブ61,62は2系統として、これら各系統の
熱交換チユーブ61,62を、通風方向と直交す
る方向に並列状に配設するのであつて、これら熱
交換チユーブ61,62の暖房時における入口側
に前記冷媒配管8の分岐液管81,82をそれぞ
れ接続すると共に、一方の前記分岐液管81に前
記膨張弁51を、また、他方の前記分岐液管82
に前記キヤピラリーチユーブ52をそれぞれ介装
する一方、前記熱交換チユーブ61,62の暖房
時における出口側にヘツダー91を接続し、か
つ、該ヘツダー91で合流する冷媒の合流域に、
前記膨張弁51の感温筒51aを取付けるのであ
る。
更に詳記すると、前記室外側熱交換器6は、第
2,第3図a,bのごとく、クロスフインコイル
状に形成したのであつて、前記各熱交換チユーブ
61,62の各系統を、これら熱交換チユーブ6
1,62のそれぞれ1本または複数本から成る各
組の複数組により構成して、これら系統の各組
を、一定間隔置きに多数並設したプレートフイン
63…に、前記室外空気Aの流通方向と直交する
方向に交互に貫通配設するのであり、前記熱交換
チユーブ61,62の各組については、第3図a
では、各チユーブ61,62を、室外空気Aの流
通方向に並列に2行で、かつ各行に2本宛として
計4本を長方形状に配設すべく成し、また、第3
図bでは、各チユーブ61,62を、室外空気A
の流通方向に並列に2行で、かつ一方の行に2
本、他方の行に1本として計3本を三角形状に配
設すべく成したのである。
2,第3図a,bのごとく、クロスフインコイル
状に形成したのであつて、前記各熱交換チユーブ
61,62の各系統を、これら熱交換チユーブ6
1,62のそれぞれ1本または複数本から成る各
組の複数組により構成して、これら系統の各組
を、一定間隔置きに多数並設したプレートフイン
63…に、前記室外空気Aの流通方向と直交する
方向に交互に貫通配設するのであり、前記熱交換
チユーブ61,62の各組については、第3図a
では、各チユーブ61,62を、室外空気Aの流
通方向に並列に2行で、かつ各行に2本宛として
計4本を長方形状に配設すべく成し、また、第3
図bでは、各チユーブ61,62を、室外空気A
の流通方向に並列に2行で、かつ一方の行に2
本、他方の行に1本として計3本を三角形状に配
設すべく成したのである。
また、前記感温膨張弁51、キヤピラリーチユ
ーブ52を介装した前記分岐液管81,82の一
端は、高圧側主液管83に接続し、他端には、分
流器92,92を接続すると共に、分岐液管8
1,82の途中において、前記逆止弁5a,5b
をもつた側路管84,84を、膨張弁51、キヤ
ピラリーチユーブ52に対し並列状に接続するの
である。そして、前記分流器92,92に、分流
管85…を介して、前記熱交換チユーブ61…,
62…の一端を接続するのであり、また、前記熱
交換チユーブ61,62…の他端は前記ヘツダー
91に接続する一方、該ヘツダー91に接続した
ガス管86であつて、暖房時前記熱交換チユーブ
61,62の両系統から流出した低圧冷媒の混合
完了位置に、前記感温筒51aを設けるのであ
る。
ーブ52を介装した前記分岐液管81,82の一
端は、高圧側主液管83に接続し、他端には、分
流器92,92を接続すると共に、分岐液管8
1,82の途中において、前記逆止弁5a,5b
をもつた側路管84,84を、膨張弁51、キヤ
ピラリーチユーブ52に対し並列状に接続するの
である。そして、前記分流器92,92に、分流
管85…を介して、前記熱交換チユーブ61…,
62…の一端を接続するのであり、また、前記熱
交換チユーブ61,62…の他端は前記ヘツダー
91に接続する一方、該ヘツダー91に接続した
ガス管86であつて、暖房時前記熱交換チユーブ
61,62の両系統から流出した低圧冷媒の混合
完了位置に、前記感温筒51aを設けるのであ
る。
しかして、以上の構成において、暖房運転時
に、前記室外側熱交換器6における2系統の各熱
交換チユーブ61…,62…を流れる各冷媒の、
単位冷媒流量当りの室外空気による加熱量が、後
者のチユーブ62よりも、前者のチユーブ61の
方が大きくなるごとく、前記キヤピラリーチユー
ブ52に対する感温膨張弁51の流通抵抗比を大
き目に設定し、かつ、吸入ガス冷媒の過熱度が適
正値になるごとく設定しておくのである。
に、前記室外側熱交換器6における2系統の各熱
交換チユーブ61…,62…を流れる各冷媒の、
単位冷媒流量当りの室外空気による加熱量が、後
者のチユーブ62よりも、前者のチユーブ61の
方が大きくなるごとく、前記キヤピラリーチユー
ブ52に対する感温膨張弁51の流通抵抗比を大
き目に設定し、かつ、吸入ガス冷媒の過熱度が適
正値になるごとく設定しておくのである。
斯くして、外気温度が低下した場合、キヤピラ
リーチユーブ52に通ずる系統の熱交換チユーブ
62…と、感温膨張弁51に通ずる系統の熱交換
チユーブ61…とをそれぞれ流通する冷媒量は、
前者のチユーブ62…を流通する冷媒量が後者の
チユーブ61…を流通する冷媒量よりも多くなる
のに対して、両チユーブ62…,61…を流通す
る冷媒の蒸発温度は等しく、かつ両チユーブ62
…,61…に対する室外空気Aの流量は等しいか
ら、キヤピラリーチユーブ52に通ずる系統の熱
交換チユーブ62…においては、流通冷媒は湿り
度が高く、流通冷媒と室外空気Aとの熱交換量が
大きくなり、チユーブ62…に対する室外空気A
の冷却度合が大きくなるので、フロスト機能が高
くなつて、前記チユーブ62…の周りにはフロス
トが生ずるけれども、感温膨張弁51に通ずる系
統の熱交換チユーブ61…においては、流通冷媒
は乾き度が高く、流通冷媒と室外空気Aとの熱交
換量が小さくなり、チユーブ61…に対する室外
空気Aの冷却度合が小さくなるので、フロスト機
能の低い状態に保持され、前記チユーブ61…の
周りにはフロストが生じないのである。
リーチユーブ52に通ずる系統の熱交換チユーブ
62…と、感温膨張弁51に通ずる系統の熱交換
チユーブ61…とをそれぞれ流通する冷媒量は、
前者のチユーブ62…を流通する冷媒量が後者の
チユーブ61…を流通する冷媒量よりも多くなる
のに対して、両チユーブ62…,61…を流通す
る冷媒の蒸発温度は等しく、かつ両チユーブ62
…,61…に対する室外空気Aの流量は等しいか
ら、キヤピラリーチユーブ52に通ずる系統の熱
交換チユーブ62…においては、流通冷媒は湿り
度が高く、流通冷媒と室外空気Aとの熱交換量が
大きくなり、チユーブ62…に対する室外空気A
の冷却度合が大きくなるので、フロスト機能が高
くなつて、前記チユーブ62…の周りにはフロス
トが生ずるけれども、感温膨張弁51に通ずる系
統の熱交換チユーブ61…においては、流通冷媒
は乾き度が高く、流通冷媒と室外空気Aとの熱交
換量が小さくなり、チユーブ61…に対する室外
空気Aの冷却度合が小さくなるので、フロスト機
能の低い状態に保持され、前記チユーブ61…の
周りにはフロストが生じないのである。
従つて、前記熱交換チユーブ61…に対して
は、室外空気Aが増速状態で、多量に流通すると
共に、増速化した室外空気Aの流れにより、前記
熱交換チユーブ62…周りに生じたフロストの周
縁部が吹飛ばされ、該フロストの熱交換チユーブ
61…周りへの拡大を阻止されるのであり、その
結果、暖房能力の低下阻止を確実に行ない得ると
共に、室外フアンが過負荷となつて焼損するのを
防止でき、しかも熱交換チユーブ62…の各周囲
には、全体にフロストする従来品のごとく、特別
に分厚く、相互に補強し合うような強固なフロス
トが生ずることはなく、独立的に弱いフロストが
成長するので、デフロストを簡単化しうるのであ
る。
は、室外空気Aが増速状態で、多量に流通すると
共に、増速化した室外空気Aの流れにより、前記
熱交換チユーブ62…周りに生じたフロストの周
縁部が吹飛ばされ、該フロストの熱交換チユーブ
61…周りへの拡大を阻止されるのであり、その
結果、暖房能力の低下阻止を確実に行ない得ると
共に、室外フアンが過負荷となつて焼損するのを
防止でき、しかも熱交換チユーブ62…の各周囲
には、全体にフロストする従来品のごとく、特別
に分厚く、相互に補強し合うような強固なフロス
トが生ずることはなく、独立的に弱いフロストが
成長するので、デフロストを簡単化しうるのであ
る。
また、前記室外側熱交換器6において、2系統
の熱交換チユーブ61…,62…から流出した各
冷媒は、前記ヘツダー91で混合され、混合完了
後、感温筒51aにより吸入ガスの過熱度が適正
値に制御されるので、液バツクを防止できるばか
りでなく、感温膨張弁51の作動を、ハンチング
なく確実にできるのである。
の熱交換チユーブ61…,62…から流出した各
冷媒は、前記ヘツダー91で混合され、混合完了
後、感温筒51aにより吸入ガスの過熱度が適正
値に制御されるので、液バツクを防止できるばか
りでなく、感温膨張弁51の作動を、ハンチング
なく確実にできるのである。
以上のごとく、本考案によれば、暖房運転時、
外気温度が、フロスト発生温度以下に低下して
も、室外側熱交換器において、キヤピラリーチユ
ーブ52側の熱交換チユーブ62…にフロストが
生じても、感温膨張弁51側の熱交換チユーブ6
1…にはフロストしないので、室外空気が通る空
気通路を充分確保し、風量ダウンによる能力低下
を防止することができ、しかも、確保した空気通
路の流速が増速され、拡大傾向のフロストの周縁
部を吹飛ばすごとく作用するため、フロスト域の
拡大を確実に阻止できるのである。従つて、能力
低下を確実に抑制でき、かつ室外フアンの焼損を
確実に防止できるのであり、しかもフロスト域の
拡大による分厚いフロスト部が生じないので、デ
フロストを迅速に完了させられるのである。
外気温度が、フロスト発生温度以下に低下して
も、室外側熱交換器において、キヤピラリーチユ
ーブ52側の熱交換チユーブ62…にフロストが
生じても、感温膨張弁51側の熱交換チユーブ6
1…にはフロストしないので、室外空気が通る空
気通路を充分確保し、風量ダウンによる能力低下
を防止することができ、しかも、確保した空気通
路の流速が増速され、拡大傾向のフロストの周縁
部を吹飛ばすごとく作用するため、フロスト域の
拡大を確実に阻止できるのである。従つて、能力
低下を確実に抑制でき、かつ室外フアンの焼損を
確実に防止できるのであり、しかもフロスト域の
拡大による分厚いフロスト部が生じないので、デ
フロストを迅速に完了させられるのである。
しかも、前記ヘツダーにより、2系統の熱交換
チユーブから流出した冷媒状態の異なる各冷媒を
合流混合した後、感温筒により感温膨張弁を制御
すべくしたので、液バツクがなく、かつ、ハンチ
ングのない安定な制御を行ない得るのである。
チユーブから流出した冷媒状態の異なる各冷媒を
合流混合した後、感温筒により感温膨張弁を制御
すべくしたので、液バツクがなく、かつ、ハンチ
ングのない安定な制御を行ない得るのである。
第1図は、本考案の実施例を示す冷媒配管系統
図、第2図は要部の拡大詳細図、第3図a,bは
2系統の熱交換チユーブの室外空気流通方向に対
する配設状態説明図、第4図は従来例を示す冷媒
配管系統図である。 51……感温膨張弁、51a……感温筒、52
……キヤピラリーチユーブ、6……室外側熱交換
器、61,62……熱交換チユーブ、81,82
……分岐液管、91……ヘツダー。
図、第2図は要部の拡大詳細図、第3図a,bは
2系統の熱交換チユーブの室外空気流通方向に対
する配設状態説明図、第4図は従来例を示す冷媒
配管系統図である。 51……感温膨張弁、51a……感温筒、52
……キヤピラリーチユーブ、6……室外側熱交換
器、61,62……熱交換チユーブ、81,82
……分岐液管、91……ヘツダー。
Claims (1)
- 室外空気と熱交換し、暖房時蒸発器となる室外
側熱交換器6の熱交換チユーブ61,62を2系
統として、これら各系統の熱交換チユーブ61,
62を、通風方向と直交する方向に並列状に配設
し、これら熱交換チユーブ61,62の暖房時に
おける入口側に分岐液管81,82をそれぞれ各
系統ごとに接続して、一方の分岐液管81に感温
膨張弁51を、また、他方の分岐液管82にキヤ
ピラリーチユーブ52をそれぞれ介装する一方、
前記熱交換チユーブ61,62の暖房時における
出口側にヘツダー91を接続し、かつ、該ヘツダ
ー91で合流する冷媒の合流域に、前記膨張弁5
1の感温筒51aを取付けたことを特徴とする空
冷ヒートポンプ式空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16084282U JPS5965374U (ja) | 1982-10-23 | 1982-10-23 | 空冷ヒ−トポンプ式空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16084282U JPS5965374U (ja) | 1982-10-23 | 1982-10-23 | 空冷ヒ−トポンプ式空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965374U JPS5965374U (ja) | 1984-05-01 |
JPS6340762Y2 true JPS6340762Y2 (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=30353656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16084282U Granted JPS5965374U (ja) | 1982-10-23 | 1982-10-23 | 空冷ヒ−トポンプ式空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5965374U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271016A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Orion Mach Co Ltd | 温湿度調整装置 |
-
1982
- 1982-10-23 JP JP16084282U patent/JPS5965374U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5965374U (ja) | 1984-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3866439A (en) | Evaporator with intertwined circuits | |
WO2021142993A1 (zh) | 多联式空调机组的控制方法 | |
CN109489289A (zh) | 复叠式空气调节系统 | |
JPH07208821A (ja) | 空気調和装置 | |
US5361601A (en) | Air conditioner | |
JPS6340762Y2 (ja) | ||
JPH0544675Y2 (ja) | ||
JP3833351B2 (ja) | 空気調和機用室内ユニットとその室内熱交換器 | |
JPS6340765Y2 (ja) | ||
JPH0426847Y2 (ja) | ||
JPH0218449Y2 (ja) | ||
US20220299276A1 (en) | Refrigeration cycle apparatus | |
JPH0332904Y2 (ja) | ||
JPH10196984A (ja) | 空気調和機 | |
WO2019155571A1 (ja) | 熱交換器および冷凍サイクル装置 | |
JPH0157271B2 (ja) | ||
JP2782547B2 (ja) | エンジン駆動熱ポンプ式暖房装置 | |
JPH09152216A (ja) | 空気調和機 | |
JP2019190760A (ja) | 空気調和装置 | |
US12111082B2 (en) | Air conditioning apparatus | |
JPH07103622A (ja) | 空気調和機 | |
US20240167717A1 (en) | Air-conditioner | |
WO2024023991A1 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
WO2023190202A1 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JPH0216226Y2 (ja) |