JPS6340681A - 溶接電極の自動整形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は台車ンこよる被溶接物搬送方式のロゴ２／ト溶
接ラインにおいて、ドレッシング専用の台車音用いて、
効率的にドレッシング（整形）を行う、溶接電極の自動
整形方法およびその装置に関するものである。

（従来の技術） 従来ロボットによるスポット溶接の博打工程においては
、電極が摩耗して変形した場合、人手によるやすりでの
整形、または電極を取外して１個所に集め、ボール盤等
により集中器ｊ≠し、整形された電極をロボットの溶接
ガンに取付けることが行われていた。しかし最近では第
４図のような、ドレッシング専用機１が使用され始めた
。これは規定回数の溶接を行った後に、ロボットのプロ
グラムを切換え、ロボット用溶接ガン２をドレッシング
専用機１のところに移動させ、溶接ガン２の先端部にあ
る？ｌ！極３を、研削工具４に当接させる。そこでドレ
ッシング専用機の爪５で、電極３をクランプし、エアモ
ータ６で、研削工具４を垂直軸回りに回転させて。

電極３の整形全行うもので・らる（実開昭６０−１６６
４７９号、実開昭５５−１７６４０号参照）。

（発明が解決しようとする問題点− しかしてやすシにより手作業で成形する方法や、電極を
取外し、集中整形後取付ける方法では、多くの工数を要
する上、ロボットの作動部に人が出入しなければならな
いので危険である。

一方ドレッシング専用機を用いる場合には、ロボット１
台に対し、１台のドレッシング専用機を設置する必要が
あり、投資額が大きく、かつドレッシング専用機を設置
するスペースが各工程で必要になる。さらにレイアウト
上ドレッシング専用機の設置スペースがとれないことも
ある。

本発明はドレッシング機の設置スペースを必要とせず、
しかも人手金製さずに１！極の整形？容易に行うことが
できる装置を提供するものでらる。

（問題点全解決するための手段） 第１の発明の溶接電極の自動整形方法は、台車による被
溶接物搬送方式のロボット（６接ラインに３いて、被溶
接物が載置される台車上に、被溶接物の代りに溶接電極
の自動整形装置全装着し、前記台車がロボットの位置に
到達したとき、電極の整形２行うようにしたものである
。

第２の発明の溶接電極の自動整形装置は、台車による被
溶接物搬送方式のロボット溶接ラインにおいて、被溶接
物が載置される台車を、溶接電極の自動整形装置が装着
された、電極整形用台車と置換させるようにしたもので
ある。

（作　用） このような構成とすれば、溶接ラインの上には、被溶接
物が載置された台車の間に、電極整形用台車が混在し、
溶接ロボットのところに流れてくる。電極整形用台車が
来たときは、溶接ロボットは電極整形のための動作を行
うよう、あらかじめプログラムされているから、ロボッ
トはそこでは溶接作業を行わず、溶接ガンの電極を電極
整形用台車の電極自動整形装置に尚接させる。電極整形
用台車内の制御装置は、そのとき、電極全クランプし整
形用刃物全回転させて、整形全行うようプログラムされ
ておシ、そこで自動的に電極の整形が行われる。

（実施例） 以下本発明の実施例を図について説明する。

第１図ないし第３図は、組立用搬送ライン１゜の上で溶
接が行われる部分を示すもので、ここでは被溶接物（図
示せず）が載置される台車１１が台車移動装置１２によ
ってライン１ｏ上を移動する。通常台車１１には被溶接
物例えば自動車ボデーが載置され、搬送ライン１ｏの横
に据付けられている溶接ロボット１３によって、溶接作
業が行われるようになっている。しがし台車１１の何台
かに１台は、自動車ボデー？載置せず、その代り、第４
図のドレッシング−１ｊｌ　用ｔＤ１と同様の自動電極
整形機１６を装着した電極整形用台車１７となっている
。この電極整形用台車１７によシ、溶接ロボット１３の
溶接ガン１４に装着されている電極１５を整形する。

組立用搬送ライン１０の台車１１の上の自動車ボデーは
、ロボット１３のｆ６接；ｔｊ　／１４　ｙζよって溶
接作業が行われるが、溶接ガ／１４の先端の電極１５は
、何台かのボ′７−の溶接ケしｉ’ｃならば、摩耗・変
形するので整形をしなければならない。そこで台車１１
は、自動車ボデーが載置されたものが何台かつづいた後
、その次に自動電極整形機１６が装着された、電極整形
用台車１７が混入してｓ−，６、溶接ロボット１３のと
ころに到達する。その時溶接ロボット１３は、通常の溶
接作業の動作を行わず、その代り、ドレッシングのため
電極１５を、自動電極整形機１６に当接するようプログ
ラムされており、電極整形用台車１７が、溶接ロボット
１５のところに来た場合は、自動的に電源や空気源供給
装置（図示せず）が電極整形用台車１７に連結される１
、そして１ｆ極整形用台車１７内にある制φ１１装置１
８が作動を開始する。自動電極整形機１６は、第４図に
おけるドレッシング専用機１と同様な構５Ｘ、にもって
いるから、爪５によって電極がクランプさｎ、エアモー
タ乙によって研削工具４が回転するという作動と同様な
作動が、）ム１］イｌＩ４１装置１８によってｉｆｉ！
Ｉ　ｉ＋４１されて行わ汎、電極１５が整形さ？’Ｌる
１、電匝１５の整形が終れば、次の台ｆｌＪ１１には自
動車ボデーが載置されていて、前と同様な溶接作業がつ
づけられる。

なお本実施例では自動電極整形機１６は、第４図のドレ
ッシング専用機１と同様な装置をもつものとして説明し
たが、溶接用電極を適正に整形しつる装置であれば、他
のドレッサ等を用いることもできる。

（発明の効果） 本発明は上記のような構成と作用を有するものであるか
ら、令息ロボット１台に対し、電極整形機１台全必要と
していたものが、ロボット４００台に対し、電極整形機
は２〜８台ですみ、設備費が大巾に低減される。゛また
電極整形機を設置する、スペースの節減となるだけでな
く、電極整形機のスペースがロボットの動作範囲外とな
るといった不具合も全くなくなる。また電極整形用台車
を適正頻度で循環させることにより、各工程で電極が適
正頻度で整形され、溶接品質の安定化が図れ、これによ
って溶接電流のステップアップコントロールが不要とな
るなど付加効果も太きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の溶接ラインの正面図、第２図
はその電標整形用台車の側面図、第３図はその平面図、
第４図は従来の電極整形専用機で電極の整形を行ってい
る場合の側面図である。 １０・・・組立用搬送ライン １１・・・台車 １２・・・台車移動装置 １３・・・溶接用ロボット １４・・・溶接ガン １５・・・溶接電極 １６・・・自動電極整形装置 １７・・・電極整形用台車 特許　出　願人　　　トヨタ自動車株式会社牙１図 １５−慮撞電福 う←　２　１：ｌ　　　　　　　　　　　　　１６−自
”自つ電Ａ玉１１刊５柵１７−・’ＴｉＬキＩｍ’ｌｆ
１合卑 ツｐ　３　図 オ　４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）台車による被溶接物搬送方式のロボット溶接ライ
   ンにおいて、被溶接物が載置される台車上に、被溶接物
   の代りに溶接電極の自動整形装置を装着し、前記台車が
   ロボットの位置に到達したとき、電極の整形を行うこと
   を特徴とする、溶接電極の自動整形方法。
2. （２）台車による被溶接物搬送方式のロボット溶接ライ
   ンにおいて、被溶接物が載置される台車を溶接電極の自
   動整形装置が装着された、電極整形用台車と置換させた
   ことを特徴とする、溶接電極の自動整形装置。