JPS634065Y2 - - Google Patents

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JPS634065Y2
JPS634065Y2 JP18926181U JP18926181U JPS634065Y2 JP S634065 Y2 JPS634065 Y2 JP S634065Y2 JP 18926181 U JP18926181 U JP 18926181U JP 18926181 U JP18926181 U JP 18926181U JP S634065 Y2 JPS634065 Y2 JP S634065Y2
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slider
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はトラツククレーン等クレーン装置に
おいて、ブームの伸張長さを検出する検出機構に
関する。
〔従来の技術〕
伸縮式のブームを備えたトラツククレーン等で
は、クレーン作業の安全性を図る上でブームの伸
張長さを検出する必要があり、このためこの種の
トラツククレーン等にはブーム長を検出するため
の検出機構が備えられている。この検出機構は例
えばブームの伸張長さに応じてリールから検出用
ワイヤの繰り出しおよび巻取りがなされるように
構成し、このワイヤの繰り出し量および巻取量を
伝達機構を介してポテンシヨメータのスライダ移
動量に変換することにより、このポテンシヨメー
タの抵抗変化からブームの伸張長さを検出できる
ようになつている。
ところで、上記トラツククレーンにおいては機
種によつてそのブームの最大伸張長さ、つまり最
大ブーム長が異なることから、このような場合に
上記機構の検出機構でそのブームの伸張長さを検
出しようとすれば、それぞれの最大ブーム長に応
じて検出機構におけるポテンシヨメータの大きさ
または伝達機構の構成等を変える必要がある。こ
のため、トラツククレーンには機種に応じて異な
る検出機構がそれぞれ必要となることから、この
検出機構が高価なものとなる不具合があつた。
また、上記検出機構を各機種の最大ブーム長検
出用にあらかじめセツトしておき、同一構成の検
出機構で各機種のブーム伸張長さを検出すように
することも考えられるが、このようにすると、ブ
ーム長の短いものでは上記ポテンシヨメータ自体
のストツパで上記スライダの移動量を規制できな
いため、上記リールとワイヤとの間のすべりある
いはブームを最大限伸張した後のリールの慣性力
等によつてワイヤの繰り出し量および巻取り量に
誤差が生じる場合、これがそのままポテンシヨメ
ータにおけるスライダ移動量の護差となり、ブー
ムの伸張長さを正確に検出できない不具合があつ
た。
そこで従来、第4図に示すようなポテンシヨメ
ータ16が提案されていた。すなわち18は歯車
列であり、この歯車列18は図示しない検出用ワ
イヤの繰り出し量および巻取り量に応じて回転さ
れるプーリ17(第3図参照)からの回転が伝え
られる。この歯車列18の回転は、ポテンシヨメ
ータ16の回転軸19に伝達され、このポテンシ
ヨメータ16の回転軸19が回転する。上記ポテ
ンシヨメータ16は、その回転軸19にこの回転
軸19と一体に回転するスライダ20を回転軸軸
方向に移動可能に設けるとともに、回転軸19の
外囲にスライダ20が摺接する巻線21を設けた
もので、回転軸19と一体に回転するスライダ2
0は、巻線21に沿つて案内されながら回転軸1
9の回転にともなつて回転軸軸方向に移動し、巻
線21の端部からスライダ接触位置までの長さを
変化させてポテンシヨメータの電気抵抗(巻線2
1の抵抗)を変化させるようになつており、この
ポテンシヨメータ16の抵抗変化からブームの伸
張長さが検出されるようになつている。
上記スライダ20は上部ストツパ22と下部ス
トツパ23との間の移動可能となつており、これ
れら上下ストツパ22,23間に相当する長さに
より最大ブーム長が設定される。
また上記上部ストツパ22とは別に、最大ブー
ム長を調整するための長ねじ形状の調整用ストツ
パ40が設けられており、この調整用ストツパ4
0はロツクナツト41により固定されるようにな
つていて、下端にスライダ20が当接することに
よりこのスライダ20の移動量を規制する。
したがつて、最大ブーム長さが異なるクレーン
に設置した場合は調整用ストツパ40の下端位置
を調整すれば、スライダ20の停止位置が変化
し、これにより最大ブーム長の異なるクレーンに
おけるスライダ20の停止位置を規制することが
できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら第4図に示した従来のポテンシヨ
メータ16にあつては、調整用ストツパ40は下
端が自由端となつた一端支持構造であり、この自
由端にスライダ20が旋回しながら当接すること
になる。最大ブーム長の短かいクレーンでは、上
記調整用ストツパ40の垂下長が大きくなり、こ
のためスライダ20が当つた場合に調整用ストツ
パ40に多大な曲げ力や座屈力が作用する。これ
らの力に対して変形や損傷を生じないようにする
には、調整用ストツパ40を太くする、または材
質を向上させるなどの対策が必要となり、大形化
やコストアツプになつてしまう。
また調整用ストツパ40が破損しないまでも、
たわみ変形した場合はスライダ20の停止位置が
狂い、測定誤差を生じ易い不具合もある。
そして上記第4図の従来の場合、フリクシヨン
クラツチ24を用いているが、スライダ20が調
整用ストツパ40に当つたときに調整用ストツパ
40に多大な応力を発生させないようにフリクシ
ヨンクラツチ24の摩擦力を小さくして空転が容
易となるようにしておくと、歯車列18の急激な
回転などがあつた場合にスライダ20が調整用ス
トツパ40に当つていなくても空転してしまうこ
とが心配され、このようなときにも測定誤差を生
じる不具合がある。
この考案はこのような事情にもとづいてなされ
たもので、その目的とするところは、ブーム長さ
の異なる機種であつても、正確にそのブームの伸
張長さを検出することのできるクレーン装置にお
けるブーム長の検出機構を提供することにある。
〔考案の構成〕
すなわち、この考案は、ブーム長を検出するた
めの検出用ポテンシヨメータとは別に、この検出
用ポテンシヨメータと同一構成の非検出用ポテン
シヨメータを設けて、この非検出用ポテンシヨメ
ータの回転軸と上記検出用ポテンシヨメータの回
転軸とを、この両回転軸を連動回転させる連動機
構を介して連結し、かつ上記検出用ポテンシヨメ
ータと非検出用ポテンシヨメータとのスライダの
初期位置をブームの最大伸張長さに対応するスラ
イダの移動量だけずらすとともに、上記ブームが
最大限に伸張されたときには上記検出用ポテンシ
ヨメータと非検出用ポテンシヨメータのうちの一
方のポテンシヨメータのスライダがこのポテンシ
ヨメータの両端にあるストツパのいずれかに当接
し、上記ブームが最小限に収縮されたときには他
方のポテンシヨメータのスライダがこのポテンシ
ヨメータの両端にあるストツパのいずれかに当接
するようにして、上記非検出用ポテンシヨメータ
により上記検出用ポテンシヨメータの使用範囲を
規制したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によると、検出用ポテンシヨメータと非
検出用ポテンシヨメータの各スライダ間に設定し
た移動量のずれ分により最大ブーム長さを設定す
ることができる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図面にもとづき説明
する。
第1図はトラツククレーンを示し、図中1は車
体、2はアウトリガ、3は走行用運転室、4は旋
回台、5はクレーン作業用運転室である。旋回台
4には枢軸を介して伸縮式のブーム7が起伏自在
に枢支されており、このブーム7は起伏シリンダ
8によつて起伏される。また、ブーム7の伸縮は
伸縮シリンダ(図示しない。)によつてなされる
ものである。なお、9はフツク、10は吊上げワ
イヤであり、、このワイヤ10は旋回台4上のウ
インチ機構(図示しない。)により、その繰り出
しおよび巻取りがなされる。また、Aは吊上物で
ある。
そして、上記ブーム7内には第2図に示す如く
ブーム長の検出機構11が設けられている。この
検出機構11について説明すると、13はブーム
7の伸張収縮に応じて繰り出し巻取りされる検出
用ワイヤであり、このワイヤ13はブーム7の基
端側に設けたリール12に巻かれるとともにワイ
ヤ先端をブーム7の先端部に連結して設けられて
おり、このワイヤ13は、ブーム7の伸張にとも
なつてリール12から繰り出され、ブーム7の収
縮にともなつてリール12に巻取られるようにな
つている。なお、このリール12は常時ワイヤ1
3を巻取る方向に回動付勢されているものであ
る。そして、上記ワイヤ13の繰り出し量および
巻取り量は伝達機構15を介して多回転式巻線形
の第1ポテンシヨメータ16に伝達される。この
伝達機構15は例えば上記検出用ワイヤ13を巻
き掛けたプーリ17と歯車列18から構成されて
おり、上記ワイヤ13の繰り出しおよび巻取りに
応じてプーリ17が回転すると、このプーリ17
の回転が上記歯車列18で減速されて第1ポテン
シヨメータ16の回転軸19に伝達され、この第
1ポテンシヨメータ16の回転軸19が回転す
る。
上記第1ポテンシヨメータ16は、ブーム長を
検出するための検出用ポテンシヨメータとされて
おり、この第1ポテンシヨメータ16は、その回
転軸19にこの回転軸19と一体に回転するスラ
イダ20を回転軸軸方向に移動可能に設けるとと
もに、回転軸19の外囲にスライダ20が摺接す
る巻線21を設けたもので、回転軸19と一体に
回転するスライダ20は、巻線21に沿つて案内
されながら回転軸19の回転にともなつて回転軸
軸方向に移動し、巻線21の端部からスライダ接
触位置までの長さを変化させてポテンシヨメータ
の電気抵抗(巻線21の抵抗)を変化させるよう
になつており、この第1ポテンシヨメータ16の
抵抗変化からブームの伸張長さが検出されるよう
になつている。
また、この一実施例における上記歯車列18の
減速比は、検出すべき最大ブーム長以上のブーム
長を上記第1ポテンシヨメータ16で検出可能と
なるように設定されている。すなわち、最大ブー
ム長を検出する場合でも、第1ポテンシヨメータ
16の使用範囲を全部用いるものではなく、上記
最大ブーム長に対応したスライダ20の移動量は
第1ポテンシヨメータ16の上部ストツパ22と
下部ストツパ23との間の距離より小さい長さに
収まるようになつている。
なお24は第1ポテンシヨメータ16の保護を
なすフリクシヨンクラツチであり、上記歯車列1
8の回転はこのフリクシヨンクラツチ24を介し
て第1ポテンシヨメータ16の回転軸19に固定
した伝達歯車26に伝達され、この伝達歯車26
から回転軸19に伝達されるようになつている。
また、25…は第1ポテンシヨメータ16の抵
抗変化を電気信号として取出す電気配線である。
一方、28は上記第1ポテンシヨメータ16と
並べて設けられた第2ポテンシヨメータであり、
この第2ポテンシヨメータ28は、第1ポテンシ
ヨメータ16と同一構成でかつ同じ大きさのもの
とされている。この第2ポテンシヨメータ28
は、第1ポテンシヨメータ16の使用範囲つまり
スライダ20の移動範囲を規制するために設けら
れたもので、この第2ポテンシヨメータ28はポ
テンシヨメータではあるが、ブーム長の検出は行
なわない非検出用ポテンシヨメータとされてい
る。そして、この第2ポテンシヨメータ28の回
転軸は、この回転軸に固定した伝達歯車27を第
1ポテンシヨメータ16の回転軸19に固定した
伝達歯車26と噛み合わせることにより、第1ポ
テンシヨメータ16の回転軸19の回転と連動し
て回転するようになつており、これにより、第2
ポテンシヨメータ28のスライダ29も第1ポテ
ンシヨメータ16のスライダ20の移動と連動し
て回転軸軸方向に移動するようになつている。な
お、上記伝達歯車26,27は同径でかつ同歯数
のものとされており、したがつて第2ポテンシヨ
メータ28のスライダ29は、第1ポテンシヨメ
ータ16のスライダ20の移動と同調して同じ移
動量だけ移動する。
なお、30,31は第2ポテンシヨメータ28
自体の上部ストツパおよび下部ストツパであり、
32はその巻線である。
次に、上記構成による一実施例の作用を説明す
る。
まず、適用されるトラツククレーンのブーム長
さに応じて検出機構11の両ポテンシヨメータ1
6,28を、そのスライダ20,29の初期位置
をブーム7の最大伸張長さに対応するスライダ2
0,29の移動量だけずらした状態でセツトす
る。この両ポテンシヨメータ16,28のセツト
について説明すると、例えば第1ポテンシヨメー
タ16のスライダ20がブーム7の伸張にともな
つて上方に移動しブーム7の収縮にともなつて下
方に移動するとすれば、伝達歯車26,27を介
して回転軸が逆回転される第2ポテンシヨメータ
28のスライダ29は、ブーム7の伸張にともな
つて下方に移動しブーム7の収縮にともなつて上
方に移動する。したがつて、この場合には、第1
ポテンシヨメータ16を、そのスライダ20がブ
ーム7を最小限まで収縮させたときに下部ストツ
パ23を当接するようにしてセツトし、また第2
ポテンシヨメータ28は、上記伝達歯車26,2
7の噛み合わせを調整することにより、ブーム7
を最大限まで伸張させたときにスライダ29が下
部ストツパ31に当接するようにしてセツトす
る。つまり、この状態における両ポテンシヨメー
タ16,28のスライダ20,29の初期位置
は、ブーム7の最大伸張長さに対応するスライダ
20,29の移動量だけずれている。
しかして、検出機構11を上記の状態にセツト
しておいてブーム7を伸張および収縮させると、
このブーム7の伸縮にともなつて第1ポテンシヨ
メータ16のスライダが移動し(第2ポテンシヨ
メータ28のスライダ29も同じ量だけ移動す
る)、このスライダ20の移動により第1ポテン
シヨメータ16の抵抗が変化するから、この第1
ポテンシヨメータ16の抵抗変化にもとづいてブ
ーム長を検出することができる。そして、このブ
ーム長検出機構においては、ブーム7が最大限に
伸張された場合には第3図に示す如く第2ポテン
シヨメータ28のスライダ29がその下部ストツ
パ31に当接してこのスライダ29の移動が阻止
されるので、この第2ポテンシヨメータ28と連
結されている第1ポテンシヨメータ16のスライ
ダ20の移動も阻止されて、このスライダ20も
その位置、すなわちブーム7が最大限に伸長され
たときの移動位置で停止される。
また逆にブーム7が最小に収縮された場合には
第1ポテンシヨメータ16のスライダ20が自身
の下部ストツパ23に当接してその移動を停止さ
れ、また第2ポテンシヨメータ28のスライダ2
9も、その位置すなわちブーム7が最小限に収縮
されたときの移動位置で停止される。
このように第1のポテンシヨメータ16と連動
される第2ポテンシヨメータ28を設けて上記ス
ライダ29の移動量を調整することにより、第1
ポテンシヨメータ16の使用範囲をブーム長に応
じて任意に設定できることから、ブーム長の異な
る機種ののトラツククレーンであつても同一構成
の検出機構11でそのブーム長の検出を行うこと
ができる。よつて、検出機構11の大量生産が可
能となり、そのコストを下げることができる。
また、ワイヤ13とリール12との間のすべり
あるいはブーム7を最大限に伸張した後のリール
12の慣性力等によつて、ワイヤ13の繰り出し
量および巻取り量に誤差が生じても、上記第1ポ
テンシヨメータ16におけるスライダ20の移動
範囲は自身の下部ストツパ23と、第2ポテンシ
ヨメータ28のスライダ29がその下部ストツパ
31に当接されることで設定した範囲に正しく規
制されるから、ブーム7が最大限に伸張された時
点および最小限に伸張された時点で、慣性等によ
りワイヤ13を巻き掛けたプーリ17がさらに回
転しても、第1ポテンシヨメータ16および第2
ポテンシヨメータ28のスライダ20,29が上
記の位置からさらに移動することはなく、したが
つて第1ポテンシヨメータ16のスライダ20は
ブーム7の伸縮のみによつて移動するから常にブ
ーム長を正確に検出することができる。また上記
実施例によれば、スライダ20,29がストツパ
23,31に当接してその移動が阻止されたとき
に慣性等により上記プーリ17がさらに回転して
も、フリクシヨンクラツチ24の滑りによつてポ
テンシヨメータ16,18の回転軸が無理に回転
されることはないから、スライダ20,29に無
理な力がかかつてポテンシヨメータ16,28が
破壊されることもない。
また、この一実施例では第2ポテンシヨメータ
28が検出用の第1ポテンシヨメータ16と同規
格のものであるから、万一第1ポテンシヨメータ
16の巻線21が断線して使用不能となつても、
これを第2ポテンシヨメータ28と交換し、この
第2ポテンシヨメータ28を第1ポテンシヨメー
タとして使用できる利点を有する。
なお上記一実施例においてはクレーン装置とし
てトラツククレーンに適用したものを示したが、
トラツククレーンに限らず伸縮ブームを備えたク
ローラ形クレーン等のクレーン装置であつてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、ブーム長を検
出するための検出用ポテンシヨメータとは別にこ
の検出用ポテンシヨメータと同一構成の非検出用
ポテンシヨメータを設けて、この非検出用ポテン
シヨメータの回転軸と上記検出用ポテンシヨメー
タの回転軸とを、この両回転軸を運動回転させる
連動機構を介して連結し、かつ上記検出用ポテン
シヨメータと非検出用ポテンシヨメータとのスラ
イダの初期位置を上記ブームの最大伸張長さに対
応するスライダの移動量だけずらすとともに、上
記ブームが最大限に伸張されたときには上記検出
用ポテンシヨメータと非検出用ポテンシヨメータ
のうちの一方のポテンシヨメータのスライダがこ
のポテンシヨメータの両端にあるストツパのいず
れかに当接し、上記ブームが最小限に収縮された
ときには他方のポテンシヨメータのスライダがこ
のポテンシヨメータの両端にあるストツパのいず
れかに当接するようにして、、上記非検出用ポテ
ンシヨメータにより上記検出用ポテンシヨメータ
の使用範囲を規制したことを特徴とするものであ
る。したがつて、検出用のポテンシヨメータで各
種のブーム長を検出できるとともに、この検出用
ポテンシヨメータのスライダの移動を非検出用ポ
テンシヨメータで制御できることから、各種のブ
ーム長における伸張長さに応じたスライダの位置
を正確に検出することができる。しかも非検出用
ポテンシヨメータは検出用ポテンシヨメータと同
一構成のものを使用するので、本来的にストツパ
を有しており、このストツパによりスライダの停
止位置を規制するから格別なストツパは不要であ
り、かつポテンシヨメータに本来備わつているス
トツパは機械的強度が大きいので信頼性が向上
し、測定誤差を生じる割合も小さくなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はト
ラツククレーンの側面図、第2図は検出機構を示
す構成図、第3図は第2図中−線に沿う断面
図、第4図は従来の構成を示す断面図である。 7…ブーム、13…検出用ワイヤ、16…第1
ポテンシヨメータ(検出用ポテンシヨメータ)、
28…第2ポテンシヨメータ(非検出用ポテンシ
ヨメータ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブームの伸張収縮に応じて繰り出しおよび巻取
    りされるワイヤの繰り出し量および巻取量を伝達
    機構ならびにフリクシヨンクラツチを介してポテ
    ンシヨメータの回転軸に伝達し、この回転軸の回
    転にともない回転軸の軸方向に移動するスライダ
    の移動によるポテンシヨメータの抵抗変化からブ
    ームの伸張長さを検出するクレーン装置における
    ブーム長の検出機構において、ブーム長を検出す
    るための検出用ポテンシヨメータとは別に、この
    検出用ポテンシヨメータと同一構成の非検出用ポ
    テンシヨメータを設け、上記検出用ポテンシヨメ
    ータまたは非検出用ポテンシヨメータの回転軸を
    回転操作してこれら各メータのスライダの初期位
    置を上記ブームの最大伸張長さに対応するスライ
    ダの移動量だけずらすとともに、これら非検出用
    ポテンシヨメータの回転軸と上記検出用ポテンシ
    ヨメータの回転軸とを、この両回転軸を連動回転
    させる連動機構を介して連結し、上記ブームが最
    大限に伸張されたときには上記検出用ポテンシヨ
    メータと非検出用ポテンシヨメータのうちの一方
    のポテンシヨメータのスライダがこのポテンシヨ
    メータの両端にあるストツパのいづれかに当接
    し、上記ブームが最小限に収縮されたときには他
    方のポテンシヨメータのスライダがこのポテンシ
    ヨメータの両端にあるストツパのいづれかに当接
    するようにして、上記非検出用ポテンシヨメータ
    により上記検出用ポテンシヨメータの使用範囲を
    規制したことを特徴とするクレーン装置における
    ブーム長の検出機構。
JP18926181U 1981-12-18 1981-12-18 クレ−ン装置におけるブ−ム長の検出機構 Granted JPS5895974U (ja)

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JPS5895974U JPS5895974U (ja) 1983-06-29
JPS634065Y2 true JPS634065Y2 (ja) 1988-02-01

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JP18926181U Granted JPS5895974U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 クレ−ン装置におけるブ−ム長の検出機構

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