JPS6340383Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6340383Y2
JPS6340383Y2 JP5307981U JP5307981U JPS6340383Y2 JP S6340383 Y2 JPS6340383 Y2 JP S6340383Y2 JP 5307981 U JP5307981 U JP 5307981U JP 5307981 U JP5307981 U JP 5307981U JP S6340383 Y2 JPS6340383 Y2 JP S6340383Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable body
handle
receiver
platform frame
pillar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5307981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57165577U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5307981U priority Critical patent/JPS6340383Y2/ja
Publication of JPS57165577U publication Critical patent/JPS57165577U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6340383Y2 publication Critical patent/JPS6340383Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貨物自動車の荷台の煽中間柱に関する
ものである。
従来より、大型貨物自動車等の荷台の側煽部は
その開閉操作を行い易くするためにその中間部で
側煽板を2分割し、2枚の側煽板をそれぞれ独立
して開閉できるようにすることが多い。このよう
な従来例としては図面中第1図に示されるものが
あり、以下その構成について簡単に説明する。荷
台1の側煽板はその中間部分で前後に側煽板2及
び3に分割されている。この側煽板2及び3はそ
れぞれ荷台床枠4に煽丁番5により回動自在に軸
承されていることは言うまでもない。また、側煽
板2及び3の中間部分には煽中間柱6が取付けら
れており、側煽板2及び3は適宜の係止手段によ
りこの煽中間柱6に係止できるようにしてある。
この煽中間柱6は荷台床枠4に直接固定されてい
る場合もあるが、通常は荷役時の便宜のため荷台
床枠4に固定された受金7等に差込まれるなどし
て脱着自在に取付けられているものである。しか
しながら、以上のような従来の煽中間柱にあつて
は、その強度を重視するあまり、その荷役上の作
業性はあまり考慮されていなかつた。すなわち、
従来においては煽中間柱本体の重量が通常で約25
Kg、煽寸法が高く大きな柱になると35〜40Kgにも
なり、その脱着作業が非常に困難であるといつた
不利益を有していた。また、地上からの脱着を考
えると、大型貨物自動車の場合その荷台床面の高
さが平均1.2m〜1.4mもあるので更に多くの困難
が伴う。更に、脱着回数が多くなるに伴い、取外
した煽中間柱の置忘れ、紛失を生ずるおそれもあ
る。
以上のような従来の煽中間柱の欠点は昨今のよ
うに荷物のパレツト化が進みフオークリフトで貨
物自動車の側方からの荷役を行うようになり煽中
間柱の脱着頻度が増加するに伴い特に重要な問題
となり、その解決が望まれていた。よつて、本考
案は以上述べた従来の煽中間柱の有する問題点を
解決するために提案されたのであり、その目的と
するところは、簡単な操作によりその固定及び解
除が行え、かつ強度、耐久性を損わない煽中間柱
を提供することにある。
以下、本考案の構成につき好適な一実施例を示
す図面に基づいて詳細に説明する。
本考案に係る煽中間柱の実施例の見取図である
第2図において、参照番号10は煽中間柱であ
り、11は荷台床の枠部である。12は煽中間柱
10の主柱部であり、図示の如くその両端近傍に
は起立部13を、起立部13の外方には外片部1
4を形成している。15は両起立部13の下部に
固着された脚板であり、その下端近傍には孔16
が穿たれている。17は2本の腕部17′を有す
るハンドルであり、その腕部17′の先端部が起
立部13の内方で主柱部12の面上に固定された
ブラケツト17″に回動自在に軸承されている。
18は所定の厚みを有する金属板等より成る可動
体である。その両側上端には連結板19が回動自
在に連結されており、更に連結板19の他端は図
示の如くハンドル17の腕部17′に回動自在に
連結されている。尚、ここで起立部13とブラケ
ツト17″の相互の間隔はハンドル17を上げた
ときに連結板19の部分が起立部13に衝突する
ことのないように十分広くとる。このため、ハン
ドル17を上下に回動すれば、可動体18は少な
くとも腕部17′のブラケツト17″への軸承部分
と連結板19の連結部分の間隔の2倍の距離だけ
上下動することは容易に理解されるであろう。参
照番号20は脚板15の上部間に固着された可動
体18の支持具であり、その形状は可動体18が
ちようど挿入される断面が長方形の筒形をなして
いる。また、支持具20は脚15の上端より脚1
5の枠部11上面付近まで延びているものであ
る。21は第3図に示すように枠部11の側部に
固着された溝形の部材より成る可動体18の受具
である。受具21はまた枠部11の側部下方に設
けられた補強具22にも強固に固着されている。
23は受具21の両側部に穿たれた孔である。而
して、第2図に示す状態は、上記した煽中間柱1
0の脚板15の下端の孔16と受具21の孔23
の部分を丸棒又はリベツト等により回動自在に連
結した状態を示している。また、可動体18の長
さは、ハンドル17を下げたときに可動体18の
下部が受具21内に十分挿入され、ハンドル17
を上げたときには受具21より外れるような長さ
に調整する。また、第2図に示すように主柱部1
2は起立させたときにその下端が荷台枠11上に
接触した状態で乗り上げて起立状態が保持される
よう構成されている。以上のような構成により、
煽中間柱10を第2図のように脚板15の回動軸
を中心にして起立させ、ハンドル17を持つて下
げれば可動体18は支持具20により案内されつ
つその下方部分が受具21に挿入される。よつ
て、煽中間柱10はその可動体18の部分が受具
21に係止された形となり、その起立した状態が
支持されるのである。このとき、煽中間柱10の
左右の側煽板(図示せず)を起こせばその側煽板
の側部が主柱部12の起立部13と外片部14と
で形成されるコーナー部に当接して密閉される。
尚、図示は省略するが通常はそのように密閉した
側煽板を係止するための適宜の手段が主柱部12
の上部に設けられている。また、荷役時において
は、上記側煽板を倒し、次にハンドル17を取つ
て上に押上げれば、可動体18が上方に移動し受
具21から外れるので、煽中間柱10はその脚板
15の回動軸の部分を中心心に回動自在となる。
よつて、煽中間柱10を枠部11の下方まで倒す
ことができる。なお、可動体18を受具21から
外しただけの状態では、前述のように主柱部12
の下端が荷台枠11に乗り上げていることから煽
中間柱10は自ら倒れることなく荷台枠11上に
起立状態のまま保持される。従つて、ハンドル1
7を上げても煽中間柱10が倒れてこないので、
煽中間柱10を支えておく必要がないと共に操作
上の危険性もない。煽中間柱10の重量が大きい
場合には、それを支えることは極めて労力を要す
るが、本実施例の場合煽中間柱10を支えておく
必要がないので、煽中間柱10を起立させ又は倒
す動作が極めて容易に行えるようになる。また、
ハンドル17を最後まで押し上げて可動体18の
上方に移動させたときに、可動体18がその重み
により自然に下方に移動してしまうのを防ぐため
には、ハンドル17を押し上げた状態で係止する
ためのストツパーを設けるか、あるいは可動体1
8を常に上方に付勢させるスプリングを可動体1
8と主柱部12との間に取付ければよい。しか
し、次に述べるような構造とすれば他に何ら特別
の手段を設ける必要はない。つまり、第4図に示
すように、ハンドル17を最後まで押し上げた状
態のおいて、ハンドル17の腕部17′とブラケ
ツト17″との連結部分24と可動体18と連結
板19との連結部分25を結ぶ線(破線)lより
も腕部17′と連結板19との連結部分26が内
側(荷台の枠部11側)に位置するような位置関
係とすれば、可動体18の荷重が腕部17′を左
回りに回転させる方向に加わり腕部17′の先端
が主柱部12上に当接して係止される。これによ
り、図示の状態が維持され可動体18が自重によ
つて自然に下方に移動するのを防止することがで
きるものである。
尚、本考案の構成においては脚板15の強度を
十分強くすれば、可動体18の受具21への挿入
量が少なくても煽中間柱10を十分強固に支持で
きる。
以上述べた如く本考案によれば、ハンドルを上
下に操作して煽中間柱を荷台枠との軸支部分を中
心として回動して起立させあるいは倒すだけで取
付けと取外しが行えるので、その取付け取外し作
業が極めて容易かつ迅速となる。従つて、煽中間
柱の着脱頻度が多い場合又は煽中間柱の重量が大
きい場合でも荷役作業を能率的に行うことが可能
となる。
また、可動体を受具から外した場合にも煽中間
柱は起立したまま荷台枠上に保持されるので、煽
中間柱を支えながらハンドル操作を行う必要がな
く、取付け取外し動作が極めて容易となると共
に、煽中間柱が不用意に倒れて来る危険性もな
い。このことは煽中間柱の重量が大きい場合に特
に有効である。
また、煽中間柱を外す場合にはハンドルを上方
に回動して可動体を受具から脱離させればその状
態が保持されるので、ハンドルを押えることなく
煽中間柱のみを回動すればよく操作が極めて簡単
である。更に煽中間柱そのものが荷台枠の部分に
軸支されているので、煽中間柱の置忘れ、紛失を
生じるおそれが全くなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における煽中間柱の実施例を示す
見取図、第2図は本考案に係る煽中間柱の一実施
例を示す見取図、第3図は同じ実施例の受具の構
成を示す見取図、第4図は本考案のハンドル機構
の配置例を示す側面図である。 符号の説明、10…煽中間柱、11…荷台枠
部、12…主柱部、13…起立部、14…外片
部、15…脚板、17…ハンドル、18…可動
体、19…連結板、20…支持具、21…受具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 煽板2を保持するための主柱部12を該主柱部
    下方の脚部15の部分で荷台枠11の側部に設け
    た受具21に回動自在に軸支し、前記主柱部12
    の下端が前記荷台枠上に乗り上げることにより起
    立した状態で前記荷台枠11上に保持可能とする
    と共に前記受具21への軸支部分を中心に回動し
    て下方へ倒置可能とし、前記主柱部12の前記荷
    台枠11外方に位置する一側部に上下方向で回動
    自在なようにハンドル17を取付け、かつ前記ハ
    ンドル17に前記受具21内に嵌る断面形状を有
    する可動体18を前記ハンドル17の上下の回動
    に伴い上下に移動することにより該可動体の下方
    が前記受具21内に嵌入脱離するように連結具1
    9を介して連結し、前記主柱部12を起立させた
    状態で前記可動体18を前記受具21内に嵌入さ
    せることにより前記主柱部12の起立状態が固定
    され、前記可動体18を前記受具21から脱離す
    ることにより前記主柱部11が前記荷台枠11に
    回動可能に保持されると共に、前記ハンドル17
    と前記連結具19の連結部分が前記ハンドルを上
    方に回動させたときに、前記ハンドル17の前記
    主柱部12との連結部分と前記連結具19と前記
    可動体18との連結部分を結ぶ直線に対し前記荷
    台枠11側に位置し、前記可動体18が自重によ
    り下方に回動しないようにしたことを特徴とする
    煽中間柱。
JP5307981U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6340383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307981U JPS6340383Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307981U JPS6340383Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165577U JPS57165577U (ja) 1982-10-19
JPS6340383Y2 true JPS6340383Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=29849732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5307981U Expired JPS6340383Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6340383Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57165577U (ja) 1982-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6406248B1 (en) Apparatus for lifting and moving an upright cylindrical container
US5375294A (en) Retractable caster assembly
GB2175258A (en) Service cart with retractable step
US4212417A (en) Spare tire carrier for pick-up trucks
JPS6340383Y2 (ja)
KR100693138B1 (ko) 전동차 차체 받침대
CA1059113A (en) Load carrier having supporting legs
JPH09255296A (ja) 接地板収納式アウトリガジャッキ
JP2726873B2 (ja) トラック荷台用ステップ
KR200226128Y1 (ko) 차량운반용 트럭
CN219565157U (zh) 一种顶盖存放料车
JPS6030205Y2 (ja) 運搬枠
CN220374638U (zh) 行李箱盖板和车辆
JP2702890B2 (ja) 移動型投光装置
CN212529436U (zh) 一种车载液压尾板用的基于物理重力的摆式支撑装置
JP3217580U (ja) 積込装置
CN219770733U (zh) 一种集装箱用车辆放置架
CN216984330U (zh) 一种新型货架
CN220430386U (zh) 一种货厢易拓展的农用车
JP2516836Y2 (ja) トラック荷役装置
JPH10230771A (ja) 穀粒ホッパ
JPH08150872A (ja) シ−トカバ−掛け装置
JPS6341432Y2 (ja)
JPH048026Y2 (ja)
JPS5845996Y2 (ja) 船倉内支柱取付構造