JPS6340289Y2 - - Google Patents

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JPS6340289Y2
JPS6340289Y2 JP19047184U JP19047184U JPS6340289Y2 JP S6340289 Y2 JPS6340289 Y2 JP S6340289Y2 JP 19047184 U JP19047184 U JP 19047184U JP 19047184 U JP19047184 U JP 19047184U JP S6340289 Y2 JPS6340289 Y2 JP S6340289Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
cylinder
main cylinder
pusher
speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP19047184U
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English (en)
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JPS61107447U (ja
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は無枠式鋳型造型機に装備されて、上下
に型合せされ、枠から分離された鋳型(いわゆる
無枠鋳型)を機外の鋳型搬送装置へ押し出す鋳型
プツシヤに関する。
(従来技術) 上記無枠鋳型は、ただ単に上下に重ね合わされ
ているだけであるから、鋳型プツシヤでこれを押
し出す際に該プツシヤの先端の押し出し板が該鋳
型に当接する際の衝撃が大きいと、上型と下型と
の合わせ面がずれる恐れがあり、このため押し出
し板が鋳型に当接するまでは、前進速度を低速に
する必要がある。ところで従来の鋳型プツシヤ
は、1本のエアーシリンダと該シリンダのピスト
ンロツドの先端に固着された鋳型押し出し板とか
ら成つているが、このような鋳型プツシヤは、エ
アー配管の途中に低速用バルブと高速用バルブと
を配設し、始動時は低速用バルブにより圧縮空気
を減圧してシリンダに供給し、設定時間経過後、
タイマーによりバルブを切り替えて高圧空気を供
給するという方法で押し出し板の前進速度をコン
トロールしている。しかしエアーシリンダの場
合、ピストンロツドの作動を正確にコントロール
することは極めて困難であり、しかも供給される
圧縮空気の圧力自体にも多少の変動があることか
ら、押し出し板が鋳型に当接する前に設定時間が
切れてしまい、このため押し出し板の前進速度が
高速に切り替わつて鋳型に大きな衝撃を与えるこ
とがまゝあつた。
(考案の目的) 本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、鋳型に大きな衝撃を与える恐れのない
無枠鋳型造型機の鋳型プツシヤを提供せんとする
ものである。
(考案の構成) 以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明する
と、図面は本考案に係る鋳型プツシヤ及び該プツ
シヤのエアー配管系を示し、該プツシヤは図示さ
れない無枠式鋳型造型機の適宜の個所に装備され
ている。
前記鋳型プツシヤは主シリンダ1と、該主シリ
ンダ1よりも大きい内径を有する補助シリンダ2
とから成つており、該主シリンダ1のヘツドカバ
ー3の背面に該補助シリンダ2のロツドカバー4
の前面が固着された構成になつている。
前記主シリンダ1のヘツドカバー3の中央部に
は透孔5が穿設されており、前記補助シリンダ2
のピストンロツド6の先端は該透孔5を貫通して
摺動可能にされ、かつ該主シリンダ1のピストン
7の背面に当接可能にされている。前記鋳型プツ
シヤの前方には、前記無枠式鋳型造型機により上
下に型合せされ、枠から分離された鋳型8が図示
されない定盤上に載置されて配設されており、前
記補助シリンダ2のピストンロツド6が、その先
端を前記主シリンダ1のピストン7の背面に当接
させた状態でストロークエンドまで伸長した時、
該主シリンダ1のピストンロツド9の先端に取り
付けられた押し出し板11が前記鋳型8の一側面
にほぼ当接するように設計されている。
前記主シリンダ1のヘツド側(ピストンロツド
の出ていない側)の空間とロツド側(ピストンロ
ツドの出ている側)の空間とは、それぞれ通気孔
12,13及び導管14,15を介して電磁切替
弁16と接続しており、該切替弁16がONの
時、圧縮空気源17と前記ヘツド側空間とが連通
すると共に大気と前記ロツド側空間とが連通し、
該切替弁16がOFFの時、上記連通関係が逆に
なるように設計されている。なお前記ヘツド側導
管14の途中には吸・排気用のスピードコントロ
ーラ18,19が、また前記ロツド側導管15の
途中には排気用のスピードコントローラ21が、
それぞれ配設されている。
前記補助シリンダ2のヘツド側空間とロツド側
空間も、同様にそれぞれ通気孔22,23及び導
管24,25を介して電磁切替弁26と接続して
おり、該切替弁26がONの時、圧縮空気源17
と前記ヘツド側空間とが連通すると共に大気と前
記ロツド側空間とが連通し、該切替弁26が
OFFの時、上記連通関係が逆になるように設計
されている。なお前記ヘツド側導管24及びロツ
ド側導管25のそれぞれの途中には排気用のスピ
ードコントローラ28,29が配設されている。
また前記主シリンダ1の圧縮空気源17から供給
される圧縮空気と、前記補助シリンダ2の圧縮空
気源17から供給される圧縮空気とは等圧にされ
ている。
(作用) 上記のように構成された鋳型プツシヤにおい
て、主シリンダ1及び補助シリンダ2をそれぞれ
縮引させた状態で、すなわち、該両シリンダ1,
2の各々のロツド側空間に圧縮空気を供給した状
態で、第1段階として、該主シリンダ1のロツド
側空間の加圧状態を維持したまま、該補助シリン
ダ2側の電磁切替弁27をONにすると、該補助
シリンダ2のヘツド側空間に圧縮空気が供給され
ると共にロツド側空間の圧縮空気が大気へ排出さ
れ、その結果、該主シリンダ1のピストン7と該
補助シリンダ2のピストンロツド6とが当接して
互いに押し合う形になる。しかし前記補助シリン
ダ2の内径は前記主シリンダ1のそれより大き
く、かつ該両シリンダ1,2へ供給される圧縮空
気の圧力は等しいから、該補助シリンダ2のピス
トンロツド6の押圧力が該主シリンダ1のピスト
ン7のそれを上回り、その結果、押し出し板11
が低速で前進する。なお前記押し出し板11の前
進速度は、前記補助シリンダ2のロツド側導管2
5のスピードコントローラ29により任意に調節
できる。前記補助シリンダ2のピストンロツド6
がストロークエンドまで伸長して停止した時、前
記押し出し板11が前記鋳型8の一側面にほぼ当
接すると同時に停止する。なおこの時、前記主シ
リンダ1のロツド側に加えられている圧力は該シ
リンダ1のピストン7の慣性移動をも抑えるか
ら、前記押し出し板11が停止位置をオーバーラ
ンすることはない。
次に第2段階として、前記補助シリンダ2のヘ
ツド側の加圧状態を維持したまま前記主シリンダ
1側の電磁切替弁16をONにすると、該主シリ
ンダ1のヘツド側空間に圧縮空気が供給されると
共にロツド側空間の圧縮空気が大気へ排出され、
その結果、該主シリンダ1のピストンロツド9が
伸長作動し、前記押し出し板11が前記鋳型8を
図示されない鋳型搬送装置へと押し出す。この
時、前記主シリンダ1のロツド側は加圧されてい
ないから、前記押し出し板11は高速で前進す
る。なおこの前進速度は前記主シリンダ1のヘツ
ド側導管14の給気用のスピードコントローラ1
8及びロツド側導管15のスピードコントローラ
21により任意に調節できる。
前記主シリンダ1のピストンロツド9がストロ
ークエンドまで伸長作動した後、第3段階とし
て、該主シリンダ1側の電磁切替弁16及び前記
補助シリンダ2側の電磁切替弁26をそれぞれ
OFFにすると、該両シリンダ1,2の各々のロ
ツド側に圧縮空気が供給されると共に各々のヘツ
ド側の圧縮空気が大気へ排出され、その結果、該
両シリンダ1,2のピストンロツド9,6がそれ
ぞれ縮引作動し、前記押し出し板11が当初の位
置まで後退する。なおこの後退速度も、前記主シ
リンダ1のヘツド側導管14の排気用スピードコ
ントローラ19及び前記補助シリンダ2のヘツド
側導管24のスピードコントローラ28により任
意に調節できる。以上の諸動作を1サイクルとし
て、以後同じサイクルがくり返されるものであ
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案は鋳型
プツシヤを主シリンダ及び該主シリンダより内径
の大きい補助シリンダとから成る2段式シリンダ
ならびに該主シリンダのピストンロツドの先端に
固着された鋳型押し出し板とから構成し、該プツ
シヤの起動時には、主シリンダのロツド側と補助
シリンダのヘツド側とを同一圧力で加圧し、以て
押し出し板を低速で前進させ、補助シリンダのピ
ストンロツドがストロークエンドまで伸長した後
は、主シリンダのヘツド側を加圧し、以て該押し
出し板を高速で前進させるものである。
従つて本考案によれば、押し出し板は起動時に
は補助シリンダに押されて該シリンダのストロー
ク分だけ前進し、しかもその際、主シリンダのロ
ツド側に加えられている圧力により、慣性移動す
ることなく常に同じ位置で停止する。なおこの停
止位置は圧縮空気の圧力変動によつて左右される
ことがない。
以上の結果、鋳型プツシヤと鋳型との間隔が適
正に保たれている限り、押し出し板が鋳型に高速
で当接することはなく、上型と下型との合せ面が
ずれる恐れもない。また押し出し板の作動に対す
る信頼性が高くなるため、押し出し速度を大巾に
上げて作業能率を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る鋳型プツシヤの、エアー配
管系統をも併せ示した断面図である。 1:主シリンダ、2:補助シリンダ、3:ヘツ
ドカバー、6,9:ピストンロツド、7:ピスト
ン、8:鋳型、11:押し出し板、14,15,
24,25:導管、16,26:電磁切替弁、1
7:圧縮空気供給源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主シリンダ1の後部に、該主シリンダ1よりも
    大きい内径を有する補助シリンダ2を連設し、該
    補助シリンダ2のピストンロツド6を該主シリン
    ダ1のヘツドカバー3を貫通して該主シリンダ1
    のピストン7の背面に当接可能に成したことを特
    徴とする無枠鋳型造型機の鋳型プツシヤ。
JP19047184U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPS6340289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19047184U JPS6340289Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19047184U JPS6340289Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107447U JPS61107447U (ja) 1986-07-08
JPS6340289Y2 true JPS6340289Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=30747925

Family Applications (1)

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JP19047184U Expired JPS6340289Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JPS61107447U (ja) 1986-07-08

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