JPS6340158A - 静電記録フイルム - Google Patents

静電記録フイルム

Info

Publication number
JPS6340158A
JPS6340158A JP18337286A JP18337286A JPS6340158A JP S6340158 A JPS6340158 A JP S6340158A JP 18337286 A JP18337286 A JP 18337286A JP 18337286 A JP18337286 A JP 18337286A JP S6340158 A JPS6340158 A JP S6340158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
electrostatic recording
dielectric layer
conductive
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18337286A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Matsuura
松浦 和夫
Katsuji Nakahara
勝次 中原
Katsunori Oshima
大島 桂典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP18337286A priority Critical patent/JPS6340158A/ja
Publication of JPS6340158A publication Critical patent/JPS6340158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/0202Dielectric layers for electrography
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/10Bases for charge-receiving or other layers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は静電記録フィルムに関するもので必り、特に電
気信号を直接静電潜像に交換したのち、トナー現像して
可視像化する静電記録フィルムに関するものである。ざ
らに詳しくは、CAD(対話型設計)用などの静電記録
プリンター・プロッターに使用される静電記録フィルム
に関するものである。
[従来の技術] プラスチックフィルム、導電層、誘電層をこの順に積層
せしめた静電記録フィルムが知られている。
静電記録方式は、マルチピン電極ヘット(以下ピン電極
と略称する〉に記録電圧を印加し、ピン電極と静電記録
フィルムの誘電層との微小空隙(以下ギャップと略称す
る〉に気中放電を起して誘電層表面上に静電潜像を形成
し、次にこの静電潜像を]ヘナーにより現像し可視像と
するものである。こうして安定した画像を得るには、ギ
ャップをパッシェン曲線から適当な範囲に制御する必要
かあり、このために絶縁性粒子を加えて適当な凹凸を設
けた誘電層とピン電極を接触させることによりキャップ
を適当に制御する方式が最も一般的1こ使用されている
。かかる静電記録フィルムにおじては誘電層に絶縁性粒
子を加えないと鮮明な画像か1qられず、一方導電層の
アースが不完全になると゛かぶり″が発生することが知
られている。
このため、従来静電記録フィルムでは、鮮明でかつ″か
ぶりパのない画像を1qるために(1)プラスチックフ
ィルムの失血に帯電防止層を積層する、 (2)誘電層に導電性粉末を分散し、一定圧ノノ以上の
加圧により導電性粉末を互いに接触状態にせしめて導電
性を有するように構成する、(:3)  導電層の一部
(一般には端部)を露出したり、その露出した部分にカ
ーボン塗料などの導電性塗料を塗工してアース電極とす
る などの方法か知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし上記従来の静電記録フィルムは、下記の問題点を
有している。(1)は製造工程が増える、ロール状物に
した場合に帯電防止層が誘電層表面に接触して誘電層表
面に帯電防止層の構成物の一部が付着し、このため画質
が悪くなったり、ピン電極のショー1〜事故を起しやず
い、(2)は確かに“かぶり″はなくなるものの、押圧
により導電性粉末を接触させるためには、多量の導電性
粉末を加える必要があり、ざらにピン電極と平行な方向
に画素が線状に抜ける欠点(以下、″線法け″と略称す
る)が新たに発生し、また異常放電による画素の太り(
以下゛ゴマジオ″と略称する)欠点が増加する、(3)
は各種製品幅に合せて導電層を露出する手間がかかった
り、導電性塗料を塗工するために製造工程が増えたりし
て生産性が悪く、また記録時に静電記録フィルムとの蛇
行がおると導電性カーボン層がピン電極と接触してショ
ート事故を起しやすい、などである。
本発明はかかる問題点を解決し、がぶり、線央はヤゴマ
シオが少なく、鮮明な画像が得られる静電記録フィルム
を提供することを目的とするものである。
さらに本発明は半透明で、画像のコントラストがよく、
かつ鮮明な画像が(qられる静電記録フィルムを提供す
ることも目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] かかる本発明の目的は、 (1)プラスチックフィルムと導電層からなる導電性フ
ィルムの該導電層の上に誘電層を積層してなる静電記録
フィルムにおいて、 (A>  該プラスチックフィルムの少なくとも導電層
の側の表面が粗面化され、表面粗さが0゜5μmから2
0μmで、ヘイズが60%以上で、かつ粗面化された側
の平滑度が10秒〜1000秒でおり、 (B)  該導電性フィルムの表面電気抵抗値が10〜
109Ω/口でめる、 ことを特徴とする静電記録フィルム、より好ましくは (2)  上記誘電層が高分子結着剤あるいは高分子結
着剤と粒子からなり、高分子結着剤100重量部に対し
て粒子がO〜100ffiffi部であり、がっ該誘電
層の表面粗さが1μm〜20μmであり、かつ該誘電層
面の平滑度が5秒から1000秒でおる静電記録フィル
ムにより連成される。
本発明のプラスチックフィルムは、少なくとも導電層の
側の表面が、表面粗さ0.5μmから20μmの突起を
有するように粗面化されている必要があり、ざらにはへ
イズが60%以上で、かつ粗面化された側の平滑度が1
0秒〜1000秒であることが必要である。かかるプラ
スチックフィルムは、通常知られた体積固有抵抗が1o
12Ω・cm以上の絶縁性の熱可塑性樹脂または熱硬化
性樹脂からなるフィルムである。このフィルム用樹脂と
しては、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、
ポリエステルアミド、ポリスチレン、ポリカーボネート
、ポリ−p−フェニレンスルフィド、ポリエーテルエス
テル、ポリ塩化ビニル、ボリ(メタ)アクリル酸エステ
ルなどが好ましい。ざらにこれらの共重合体やブレンド
物やざらに架橋したものを用いることもできる。またこ
れらの樹脂は延伸加工したものが機械的強度、寸法安定
性、熱的性質、光学的性質等が向上するので好ましい。
これらの中でもポリエステルが好ましく使用される。こ
こでポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸を主たる酸
成分とし、アルキレングリコールを主たるグリコール成
分とするポリエステルである。
芳香族ジカルボン酸の具体例としては、テレフタル酸、
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェノキシ
エタンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジ
カルボン酸、アンスラセンジカルボン酸、α,β−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4”−ジカルボ
ン酸などが挙げられる。これらのうち、特にテレフタル
酸が望ましい。
アルキレングリコールの具体例としては、エチレングリ
コール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、ヘキシレングリコール等が挙げられる。これ
らのうら、持にエチレングリコールが望ましい。
もちろん、これらのポリエステルは、ホモポリエステル
であってもコポリエステル(共重合ポリエステル)であ
ってもよく、共重合する成分としては、たとえば、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、ポリアルキレングリコール、叶キシリレ
ングリ]−ル、1、4−シクロヘキサンジメタツール、
5−ナトリウムスルホレゾルシンなどのジオール成分、
アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、2
.6−ナフタリンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホ
イソフタル酸などのジカルボン酸成分、トリメリット酸
、ピロメリット酸などの多官能ジカルボン酸成分、p−
オキシエトキシ安息香酸などのオキシカルボン酸成分な
どが挙げられる。
なお、プラスチックフィルムの厚さは、10μm〜25
0μmであることが好ましい。さらに好ましくは15μ
m〜150μmであることが望ましい。これより薄いと
、フィルムとしての機械的強度が足りず、これより厚い
と送膜性が悪くなり好ましくない。
これらのプラスチックフィルムは、必要に応じて接着性
を向上させるために公知の表面処理、たとえば、コロナ
放電処理、プラズマ放電処理、アンカーコートなどを行
なったりしてもよい。
ざらに、絶縁性フィルムは走行時のキズの発生を防ぐた
めに静摩擦係数は2.0以下、さらに好ましくは1.0
以下でおることが好ましい。
かかるプラスチックフィルムを粗面化する方法としては
公知の方法が使用される。(1)無機粒子を充填剤とし
て添加分散したのち押出成形し延伸する(例えば特公昭
44−26752 (ダイレクト法) 、<2)サンド
ブラスト法(サンド法) 、(3>薬品処理法(エツチ
ング法) 、<4>無機粒子または有機粒子含有層を塗
工する方法(コーティング法)、(5)ガラス転移温度
(Tg)の異なるポリマをブレンドする方法(ブレンド
法)などがあり、いずれも有効に使用することができる
。これらの中でも(1)のダイレフ1〜法は、表面粗さ
の均一性のよいものが容易に製造できる点で特に好まし
い方法である。
なお、ダイレクト法で使用される無機粒子としては、本
来重合等の反応に与える触媒作用のない粒子で主として
元素周期律表(例えば、柴田雄次著「無機化学JI  
1957年189頁)の第2族、第3族、第4族の酸化
物、すなわちMgO。
Aα203,SiO2,TiO2および無機塩類、例え
ばCaCO3,CaSO4,BaSO4など、あるいは
それらの混合物が用いられる。
本発明のプラスチックフィルムは、少なくとも導電層の
側の表面が粗面化され、表面粗さが0。
5μmから20μmで、ヘイズが60%以上で、かつ粗
面化された側の平滑度が10秒から1000秒であるこ
とが必要である。表面粗さはざらに好ましくは、1μm
から15μmでおることが望ましい。表面粗さおよび平
滑度が上記の範囲外であると記録の安定性が悪くなり、
良好な画像特性か(qられず、好ましくない。またへイ
ズが上記の範囲外でおると、画像のコントラス1〜が悪
くなり好ましくない。
本発明の導電層は粗面化されたプラスチックフィルムの
上に形成され、その表面電気抵抗は104〜109Ω/
口でおる。かかる導電層は通常知られたものが使用され
る。たとえば、(1)電子伝導l生の金属や金属酸化物
からなるもの、(2)イオン伝導性の高分子電解質を塗
工したもの、(3)導電性粉末と高分子結着剤や高分子
電解質からなる層を塗工したもの、などである。かかる
好ましい導電性組成としては、/1.Cr、Cd、Ti
、Fe。
Cu、In、Ni、Pd、Pt、Ph、Ru、1r、A
g、W、Sn、Zr、Irなどの金属や、ステンレス、
真ちゅう、Ni  Cr7>どの合金、酸化インジウム
、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化バナジウム、
酸化ルテニウム、酸化タンクルなどの金属酸化物、]つ
化銅などの金属化合物、凹板アンモニウム塩、スルホン
酸塩、ポリアルコールなどの高分子電解質などが挙げら
れる。
これらは単独でも2種以上組合せて使用してもよい。な
お、高分子結着剤は熱可塑性樹脂または硬化性樹脂から
なり、通常知られた樹脂が使用される。かかる導電層は
、メツキ、真空蒸着、化学蒸着、スパッタリング、コー
ティングなどにより形成される。これらの中でもより均
一な薄膜状に形成されるものは記録の安定性が良く、良
好な画像が得られるので好ましい。かかる好ましいもの
としては、上記(1)と(2)に加えて(3)の中では
導電性粉末の粒径が0.01μm〜1μmであるものな
どが挙げられる。ざらに好ましいのは、Rh、Pd。
Pt、Ir、Ruからなる群から選ばれた少なくとも1
種以上の金属を主体とした材料からなる島状の不連続金
属膜が、表面電気抵抗の均一性、湿度に対する安定性、
記録の安定性などの点から特に好ましい。なお島状の不
連続金属膜とは、プラスチックフィルムの上に金属粒子
が点在しているもので、その平均サイズとしては10−
5〜10−2平方ミクロンの範囲であることが特に好ま
しい。
島状の不連続金属膜の密度は面積分率で示すと15〜5
0%であることか好ましい。なお、上記(2〉。
(3)の場合の好ましい導電層の厚さは乾燥後の塗布量
として0.1〜5g/Tr12であることが好ましく、
ざらに好ましくは0.2〜2g/Tr12で必ることが
好ましい。これより少ないと均一な導電性が得られにく
く、これより多いと記録の安定性が悪くなり好ましくな
い。
本発明の誘電層は、高分子結着剤あるいは高分子結着剤
と粒子からなり、高分子結着剤100重量部に対し粒子
がO〜100重口部であり、かる該誘電層の表面粗さは
1μm〜20μm、さらに好ましくは、1μm〜15μ
mでおり、かつ該誘電層面の平滑度が5秒から1000
秒であることが好ましい。上記表面粗さおよび平滑度が
上記の範囲外では、記録の安定性が悪くなることがおり
、良好な画像が安定して得られず好−ましくない。
かかる高分子結着剤は熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂
からなり、通常かかる静電気記録フィルムの誘電層に用
いられる各種の樹脂が使用し得る。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリエステルアミド、ポリビニルアセタール、ポ
リ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリ
アミド、ポリウレタン、ポリカーボネー1〜、ポリスチ
レン、ポリメブールペンテン、ポリオレフィン、ハロゲ
ン化ポリオレフィン、アルキド樹脂、ポリアミドイミド
、ケイ素樹脂、フッ素樹脂などやこれらの共重合体やブ
レンド物などが挙げられる。また、光、熱、酸素などに
より硬化する硬化性樹脂としては、例えば、フェノール
樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、架橋型行別ケイ素
樹脂1反応性モノマを含有するポリ(メタ)アクリル酸
エステル共重合体に架橋剤を加えて架橋したものなどが
挙げられる。これらの高分子結着剤は体積固有抵抗が1
012Ω・cm以上であることが好ましい。これより小
さいと印字温度が低くなり好ましくない。
粒子としては、通常知られる無機粒子おにび/または有
機粒子が使用される。
かかる無機粒子としては、例えば、酸化ケイ素、酸化チ
タン、アルミナ、駿化鉛、酸化ジルコニウム、などの金
属酸化物、炭酸カルシウム、チタン酸バリウム、硫酸バ
リウム、などの塩類、有機粒子としては、例えば、スチ
レン−ジビニルベンゼン共重合体、メラミン樹脂、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、などから適宜
選択される。これらの粒子は単独でも2種以上混合して
用いてもよい。上記粒子の平均粒径は、放電の安定性か
ら一般に0.1〜20μmの範囲で適宜選択するのが好
ましい。高分子結着剤と粒子の重は比は10010〜1
00/100であることが好ましい。これより多いと誘
電層の膜強度が弱くなり好ましくない。
誘電層の厚さは乾燥後の塗布量として、0.5〜20q
/Tn2で必ることが好ましい。さらに好ましくは、1
〜10(]/m2、より好ましくは1〜5g/Tr12
であることが望ましい。これより少ないと表面電位が低
く、印字濃度が薄くなり、一方これより多いと解像度が
悪くなり好ましくない。
本発明の誘電層には本発明の目的とする静電記録フィル
ムとしての特性を損わない範囲で必要に応じて、可塑剤
、接着促進剤、安定剤、酸化防止剤、紫外1腺吸収剤、
滑剤、導電層などを添加してらよい。
誘電層のイ」加力式は通常知られた方法が有効に使用さ
れる。例えば、鼎1毛塗り、浸漬塗り、ナイフ塗り、ロ
ール塗り、スプレー塗装、流し塗り、回転塗り(スピン
ナー、ホエラーなど)、などの中から適宜選択される。
[発明の効果] 本発明は、プラスチックフィルムと導電層からなる導電
性フィルムの該導電層の上に誘電層を積層してなる静電
記録フィルムにおいて、特定の導電性フィルムを適用す
ることにより、画像にかぶり、線扱けやゴマジオが少な
く、鮮明な画像を得ることができ、ざらに半透明で画像
のコントラストがよくかつ鮮明な画像を得ることができ
たものである。
かくして(qられた本発明の静電記録フィルムは優れた
特性を有するので、特にハードコピー用静電記録フィル
ムとして、静電記録プリンター・プロッター用やファク
シミリ用に使用することができる他、繰り返し使用する
マスターフィルム用静電記録フィルムとして、複写機用
、ファクシミリ受信機用、プリンター用の転写マスター
や、静電潜像転写方式の電子写真プロセス(TES I
法)で転写潜像を保持する記録体として、さらに静電記
録方式によるデイスプレィ用の記録フィルムとして、な
どに使用することができる。
[特性の測定方法並びに効果の評価方法](1)表面電
気抵抗 導電性フィルムを幅30mmに切取り、その切断線に直
交し、かつ間隔が30mmの2本の平行線を想定し、そ
の2本の線ではさまれる区間を除く右と左にそれぞれ導
電性カーボン塗料を塗布し、それを電極とする。この電
極間の電気抵抗をケースレー製エレクトロメータ(タイ
プ6100C)を用いて、20℃−65%R目で測定し
た。単位はΩ/口で示す。静電記録フィルムもこれに準
じて測定した。
(2)画質 静電記録フィルムの表面にマルチピン電極ヘッドにより
静電潜像を形成させ、次いで静電潜像を湿式トナー現像
機によって顕像化したのち、乾燥してハードコピー画像
を得た。なお解像度は16本/ mmでめった。相対湿
度は20%、60%、80%で記録した。
(イ) かぶり 画像記録の余白部を1ノクラマイクロデンシトメータ(
七デルPDM−5>で反9AQ度として測定し、反射濃
度が0.3以上のものを不良とした。
(ロ) 央は 投りとは、ドツトが形成されないものをいう。
ドツトを10(ヘッドと同方向)x100個(ヘッドと
垂直方向)を印字して、扱けの個数を測定した。n=5
の平均値が5個以下が良好、6〜15個をやや良、16
個以上を不良とした。
(ハ) ゴマジオ ゴマジオとはドツト形状が異常に大きいものをいう。
16本/ mmのドツトを印字し、50mm当りのゴマ
シオの個数を測定した。40個以下を良好、41〜15
0個をやや良、151g以上を不良とした。
(ニ) コントラス1ヘ プラスチックフィルムのへイズが60%以上で、かつ、
ベタ黒部の印字濃度が0.7以上を良好とした。
(3)へイズ 日本精密光学製5PHERE  METI−10DME
TER(TYPE  5EP−H−8)を用いて、55
01mにおける全光線透過量Htおよび散乱透過光@T
dを測定し、次式によりヘイズを表わした。n=5の平
均値で示した。
ヘイズ(%)=Td/Ttx100 ヘイズが60%以上を半透明性という。
(4)表面粗さ Rt 触針式表面粗さ計による最大粗さの測定値を示す(カッ
1−オフ0.25mm、測定幅4 mmでn=5の平均
値)。
(5)  平滑度 旭精工株式会礼装 上回式透気度平滑度試験)幾(型式
KB15)で測定した。n=5の平均値で示した。
[実施例] 以下実施例により本発明を説明する。本発明はこれらに
限定されるものではない。なお実施例中の配合部数はす
べて中足部数でおる。
実施例1〜6 ジメチルテレフタレートを酢酸カルシウム0゜08%触
媒のもとてエチレングリコールとエステル交換反応をお
こなわせしめ、続いて重合釜に流下させ、同時にエチレ
ングリコールにスラリー状として分散させたTiO2、
SiO2、CaCO3、MgO粒子を添加し、さらに5
b203を0゜04%添加して280 ’C高真空で重
合反応を行なわせた。このポリマーをペレットとし真空
にて170℃で乾燥し、通常の方法−例えば特公昭30
−5639号公報に記載された発明など−によって、7
5μm厚みの2軸延伸された粗面化ポリエチレンテレフ
タレートフィルムを得た(グイレフト法による)。こう
して得たポリエチレンテレフタレートフィルムの上にp
dをスパッタリングして導電性フィルムを得た。この導
電性フィルムの上に第1表に示した組成の誘電層を塗工
して、本発明の静電記録フィルム(実施例1〜6)を得
た。
これらの諸特性を第1表にまとめた。
比較例1〜3 実施例1において無機粒子を添加せずに二軸延伸したポ
リエステルフィルム(東し製「ルミラー」)を用いる他
は実施例1と同様にして比較例1〜3の静電記録フィル
ムを得た。これらの諸特性を第1表にまとめた。
第1表から、本発明の静電記録フィルムは、画像にかぶ
り、汝け、ゴマジオ、線恢けがなく、さらに半透明で、
画像のコントラストがよく鮮明な画像が1qられている
ことがよくわかる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックフィルムと導電層からなる導電性フ
    ィルムの該導電層の上に誘電層を積層してなる静電記録
    フィルムにおいて、 (A)該プラスチックフィルムの少なくとも導電層の側
    の表面が粗面化され、表面粗さが0.5μmから20μ
    mで、ヘイズが60%以上で、かつ粗面化された側の平
    滑度が10秒〜1000秒であり、 (B)該導電性フィルムの表面電気抵抗値が10^4〜
    10^9Ω/口である、 ことを特徴とする静電記録フィルム。
  2. (2)上記誘電層が高分子結着剤あるいは高分子結着剤
    と粒子からなり、高分子結着剤100重量部に対して粒
    子が0〜100重量部であり、かつ該誘電層の表面粗さ
    が1μm〜20μmであり、かつ該誘電層面の平滑度が
    5秒から1000秒である特許請求の範囲第(1)項記
    載の静電記録フィルム。
JP18337286A 1986-08-06 1986-08-06 静電記録フイルム Pending JPS6340158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18337286A JPS6340158A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 静電記録フイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18337286A JPS6340158A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 静電記録フイルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6340158A true JPS6340158A (ja) 1988-02-20

Family

ID=16134618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18337286A Pending JPS6340158A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 静電記録フイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6340158A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736228A (en) * 1995-10-25 1998-04-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Direct print film and method for preparing same

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920526B1 (ja) * 1969-03-06 1974-05-25
JPS6033559A (ja) * 1983-08-04 1985-02-20 Kohjin Co Ltd 静電プロッタ−用紙
JPS61151542A (ja) * 1984-12-25 1986-07-10 Oji Paper Co Ltd 透明性静電記録体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920526B1 (ja) * 1969-03-06 1974-05-25
JPS6033559A (ja) * 1983-08-04 1985-02-20 Kohjin Co Ltd 静電プロッタ−用紙
JPS61151542A (ja) * 1984-12-25 1986-07-10 Oji Paper Co Ltd 透明性静電記録体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736228A (en) * 1995-10-25 1998-04-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Direct print film and method for preparing same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5116666A (en) Electrostatic recording film
US5126763A (en) Film composite for electrostatic recording
US6524760B1 (en) Image receiving sheet and recording process
JPS6340158A (ja) 静電記録フイルム
JP2508276B2 (ja) 熱転写記録フィルム
JPS61213851A (ja) 静電記録フイルム
JP2990794B2 (ja) 静電記録フィルム
JPH0259757A (ja) 静電記録フィルム
JPS63184758A (ja) 静電記録フイルム
US5034280A (en) Electrostatic recording film
JPH0256665B2 (ja)
JP2623707B2 (ja) 静電記録フィルム
JPS62127744A (ja) 静電記録フイルム
JPS63136049A (ja) 静電記録フイルム
JPH0353254A (ja) 静電記録フイルム
JP4370930B2 (ja) 画像記録体及びカードの製造方法
JPS61233748A (ja) 透明静電記録フイルム
JP2640292B2 (ja) 静電記録フイルム
JPS61233749A (ja) 透明静電記録フイルム
JPH02250059A (ja) 静電記録フイルム
JPS61233747A (ja) 透明静電記録体
JPS63194268A (ja) 静電記録フイルム
EP0360571A2 (en) Image holding member and image forming device using the same
JP2567964B2 (ja) 二軸配向熱可塑性樹脂フイルム
JP3144564B2 (ja) ラベル用積層体