JPS6339688A - 無菌水の製造装置 - Google Patents

無菌水の製造装置

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JPS6339688A
JPS6339688A JP18225086A JP18225086A JPS6339688A JP S6339688 A JPS6339688 A JP S6339688A JP 18225086 A JP18225086 A JP 18225086A JP 18225086 A JP18225086 A JP 18225086A JP S6339688 A JPS6339688 A JP S6339688A
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water
electrolytic cell
treated
chamber
anode
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JP18225086A
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Yoshimi Sano
義美 佐野
Shiyuuji Yamaguchi
山口 秋二
Megumi Watanabe
渡邊 惠
Kazuo Ishii
和雄 石井
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TOYO KAGAKU KENKYUSHO KK
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TOYO KAGAKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、無菌水の製造装置に関する。
[発明の概要コ 本発明は、無菌水の製造装置において、水の電気分解を
行うのに適した構造を実現することにより、簡易に無菌
水を得るようにしたものである。
[従来の技術] 従来より、飲料水を対象原水とし電気分解して無菌水を
製造する装置が発表されている。ところが、これらはい
ずれも予め殺菌処理された市水道を原水としたもので、
井戸水、河川水、雨水等の自然水を対象原水としたもの
ではなかった。これは、これら自然水が、しばしば細菌
にて汚染されているためである。このため、従来の製造
装置では装置本体とは別に殺菌装置を用意し、この殺菌
装置によって得られた殺菌水を原水として用いて装置本
体によって無菌水を得るようにしていた。
ここで殺菌装置によって無菌水を製造する方法としては
、1)薬剤添加法、2)加熱滅菌法、3)紫外線滅菌法
、4)メンブランフィルタ−法等がとられている。この
うち、1)薬剤添加法は、経済的には優れた方法ではあ
るが、残留薬剤や副生成物等による副作用が伴う。一方
、2)加熱滅菌法は、原理的に最も優れた方法ではある
が、多量のエネルギーを消費するための試験用等の特殊
用途に限られる。また、3)紫外線滅菌法は、水の中に
紫外線が通過しにくいため、あまり効果的な方法とはい
えない。さらに、4)メンブランフィルタ−法は、細菌
をメンブランフィルタ−にて分離除去してしまう方法で
ある。このため、前記囲者の中では、比較的優れた方法
とは言えるが、次のような問題点を残す。(イ)水中の
細菌や微粒子のためにメンブランフィルタ−が目詰りし
やすい。このため、定期的な交換が不可欠な他、汚濁の
ひどい水の場合には、頻繁に交換しなければならず現実
問題として使用できない。
(ロ)細菌を殺す作用はないため、メンブランフィルタ
−の手前は逆に汚染度が高くなる。このため、細菌の代
謝物等により処理水が汚染される場合がある。これに伴
い、処理水に異臭異味がしたり、飲用に供した場合には
細菌の代謝毒物により疾病を引き起こすことがある。
[発明が解決しようとする問題点] このように従来の無菌水の製造装置は装置本体とは別に
殺菌装置を必要とし、しかもこの殺菌装置から得られる
殺菌水は不満足なものしか得られないという問題がある
本発明はこのような問題に鑑みなされたもので。
殺菌装置を別に用意することなく簡易にしかも大量の無
菌水が得られるように構成した無菌水の製造装置を提供
することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、第1電解槽と第2
電解槽とを有する電解槽を備え、上記各種がそれぞれ陽
極と陰極とから成る第1電極対及び第2電極対を有する
と共に、隔体によってそれぞれ陽極室と陰極室とに隔離
され、さらに第1電解槽の陽極室と第2電解槽の陰極室
とが連通されると共に前者の陰極室と後者の陽極室とが
連通されて成り、上記電解槽の上流側及び下流側には被
処理水の給水口及び吐出口が設けられ、上記第1電極対
及び第2電極対に直流電圧が加えられた状態で、上記給
水口から供給された被処理水が上記第1及び第2電解槽
の陽極室で殺菌処理されて上記吐出口から吐出されるこ
とを特徴としている。
[作用] 電解槽の給水口から供給された被処理水は例えば上流側
に設けられた第1電解槽または下流側に設けられた第2
電解槽のいずれかの陽極室において殺菌処理され、無菌
水とされた後吐出口から吐出される。陽極室において生
じている発生期の酸素は強力な殺菌作用を有しているの
で1、十分に殺菌された無菌水を得ることができる。
[発明の実施例] 第1図は本発明の第1実施例の無菌処理イオン水の製造
装置を示す断面図で、第1電解槽1と第2電解槽2とに
よって電解槽20が構成されている。第1電解槽1は陽
極電極6と陰極電極7とから成る第1電極対を有すると
共に孔質(ポーラス)隔体5によって陽極室6Aと陰極
室7Aとに隔離されている。同様にして第2電解槽2は
陰極電極8と陽極電極9とから成る第2電極対を有する
と共に孔質隔体5によって陰極室8Aと陽極室9Aとに
隔離されている。
第1電極対及び第2電極対はクロス電極を構成しており
、このために陽極電極6,9同士及び陰極電極7,8同
士は左右の各種1,2の上下位置が逆な関係に配置され
ている。これによって第1電解槽1の陽極室6Aと第2
電解槽2の陰極室8Aとが連通ずると共に、上記槽1の
陰極室7Aと上記槽2の陽極室9Aとが連通ずる。第1
電極対及び第2電極対に対しては各種1,2に原水(以
下被処理水と称する)が供給された場合、電気分解を行
うための直流電圧が加えられる。
電解槽20の上流側には被処理水を供給するための給水
口4及び下流側には無菌水を吐出するための吐出口が設
けられる。
本実施例の場合、第1電解槽1及び第2電解槽2は別個
に用意され、接続管3によって一体的に接続された構造
を示している。この場合槽1の陽極水吐出口IAと槽2
の陰極水給水口2Bとが連通ずるように、また槽1の陰
極水吐出口IBと槽2の陽極水給水口2Aとが連通する
ように接続される。
第2図は本実施例の無菌水の製造装置に直流電圧を供給
するための電源装置の配線図を示すものである。ACプ
ラグ11には直列に電源スィッチ12及びヒユーズ13
が接続され、トランス14を介して切換スイッチ15、
整流スタック16が接続される。整流スタック16の出
力側には平滑用コンデンサ17が接続され、直流出力電
圧の陽極側が前記電解槽20の各種1,2の陽Vi電極
6゜9に接続されると共に、陰極側が陰極電極7,8に
接続される。
次に本実施例の作用を説明する。
第1電解槽1及び第211!解槽2のクロスしている陽
極電極6,9及び陰極電極7,8間に第2図の電源装置
から直流電圧を加えた状態で、電M嗜20の給水口4か
ら被処理水例えば井戸水、河川水、雨水等の自然水を供
給する。被処理水は二分されて、一方は第1電解槽1の
陽極室6Aを通過した後第2電解槽2の陰極室8Aへと
進む6他方は第1電解槽1の陰極室7Aを通過した後第
2電解槽2の陽極室9Aへと進む。これらの通過過程に
おいて被処理水は陽極室6A、9Aを通過するときは電
解殺菌処理を受け、無菌水とされた後上記吐出口10か
ら吐出する。このとき特に陽極室6A、9Aで生じる発
生期の酸素によって十分な殺菌作用が行われる。
すなわち、水を電気分解すると、陽極側では、酸化性物
質を生成する。この酸化性物質は1発生期の酸素と称せ
られ、極めて強力な酸化作用と殺菌作用を有する。また
、この種の発生期の酸素は。
不安定であることが知られており、生成後は、すみやか
に事故消滅する。このため、電解直後は強力な殺菌作用
を呈するが、時間の経過と共に、殺菌剤は自然分解して
しまう。このようにして、水中の細菌を殺菌した後は、
殺菌剤を残留することのない無菌水を生成することがで
きる。この方法は、水のオゾン殺菌法に対比することが
できる。
オゾン殺菌法が、間接的に水中で発生期の酸素を生成す
るのに対し、本発明による方法は直接法であるのが主な
相違点である。
オゾン殺菌法 30、→20.(乾燥空気中の無声放電等)03→o 
z + o ” (水中で発生期酸素0*となる)本発
明による方式 %式%) この発生期の酸素は、ラジカル状酸素原子又は。
高次のハロゲン酸等の強力な酸化剤と考えられ。
極めて強力な酸化作用及び殺菌作用を呈する。更に、こ
の種の発生期酸素は不安定化学種であるために、20”
→0.のように、極めてすみやかに自然消滅する。
更に、本実施例のように第1槽1及び第2槽2に前述の
ようにクロス電極を配置することにより、被処理水を完
全に無菌化することができる。
次表は本実施例における陽極殺菌効果を示すものである
。直流電圧20V、流量3u/minの条件で行った例
を示す。
表  陽極部における殺菌効果 上記表から明らかなように本実施例の無菌水の製造装置
を用いれば、処理前10’〜10’/ml程度存在して
いた菌を0にすることができるので、大きな効果が得ら
れる。
第3図は本発明の第2実施例を示すもので、第1実施例
のように第1電解槽1と第2電解槽2とを別個に用意す
ることなく、初めから両者が一体化された電解槽20を
用いた例を示すものである。
本実施例によっても第1実施例と同様な効果が得られる
他に、特に電解槽20の構造を簡単化できるという利点
が得られる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、装置本体のみによっ
て簡易にしかも大量の無菌水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の無菌水の製造装置を示す
断面図、第2図は本発明の無菌水の製造装置に用いられ
る電源装置を示す配線図、第3図は本発明の第2実施例
の無菌水の製造装置を示す断面図である。 1・・・第1電解槽、 2・・・第2電解槽、 3・・・接続管、 4・・・給水口。 5・・・隔体、 6.9・・・陽極電極、 6A、9A・・・陽極室。 7.8・・・陰極電極、 7A、8A・・・陰極室、 1o・・・吐出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1電解槽と第2電解槽とを有する電解槽を備え
    、上記各槽がそれぞれ陽極と陰極とから成る第1電極対
    及び第2電極対を有すると共に、隔体によってそれぞれ
    陽極室と陰極室とに隔離され、さらに第1電解槽の陽極
    室と第2電解槽の陰極室とが連通されると共に前者の陰
    極室と後者の陽極室とが連通されて成り、上記電解槽の
    上流側及び下流側には被処理水の給水口及び吐出口が設
    けられ、上記第1電極対及び第2電極対に直流電圧が加
    えられた状態で、上記給水口から供給された被処理水が
    上記第1及び第2電解槽の陽極室で殺菌処理されて上記
    吐出口から吐出されることを特徴とする無菌水の製造装
    置。
  2. (2)上記第1電解槽及び第2電解槽が別個に用意され
    、接続部材を介して一体化されたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の無菌水の製造装置。
JP18225086A 1986-08-01 1986-08-01 無菌水の製造装置 Granted JPS6339688A (ja)

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JP18225086A JPS6339688A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 無菌水の製造装置

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JPS6339688A true JPS6339688A (ja) 1988-02-20
JPH0418916B2 JPH0418916B2 (ja) 1992-03-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03192A (ja) * 1989-05-26 1991-01-07 Noritz Corp 浴槽水殺菌浄化装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836957A (ja) * 1971-09-08 1973-05-31
JPS5966392A (ja) * 1982-10-04 1984-04-14 Tdk Corp 殺菌イオン水の製造方法および装置
JPS59150590A (ja) * 1983-02-16 1984-08-28 Advance Res & Dev Co Ltd 浄水器及び水殺菌装置

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