JPS6339415Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6339415Y2 JPS6339415Y2 JP1983195019U JP19501983U JPS6339415Y2 JP S6339415 Y2 JPS6339415 Y2 JP S6339415Y2 JP 1983195019 U JP1983195019 U JP 1983195019U JP 19501983 U JP19501983 U JP 19501983U JP S6339415 Y2 JPS6339415 Y2 JP S6339415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- dust pan
- cleaner body
- resonator
- inner lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 25
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 7
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 2
- 241001417527 Pempheridae Species 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエアークリーナの空気吸込口から発散
する騒音を低減する吸気レゾネータ内蔵エアクリ
ーナに関する。
する騒音を低減する吸気レゾネータ内蔵エアクリ
ーナに関する。
従来、車両等の機関に搭載したエアクリーナ
は、その空気吸込口から機関の吸気音が発散し、
車外騒音の1要因となつていた。この騒音を低減
するため、本出願人は先に実開昭55−125962号公
報において車両用機関のエアクリーナ用消音器
を、また実開昭55−180965号公報において吸気サ
イレンサーを提案している。
は、その空気吸込口から機関の吸気音が発散し、
車外騒音の1要因となつていた。この騒音を低減
するため、本出願人は先に実開昭55−125962号公
報において車両用機関のエアクリーナ用消音器
を、また実開昭55−180965号公報において吸気サ
イレンサーを提案している。
これらのものを含め、第1図および第2図に示
すように、吸気レゾネータ1は、従来エアクリー
ナ2とは別体の専用部品として設定し、エアクリ
ーナ2の空気吸込口すなわちインレツトパイプ3
に直接、あるいは第3図に示すように、フレーム
4にブラケツト5を介して取付けた吸気レゾネー
タ1をエアダクト6に連結するようにしていた。
すように、吸気レゾネータ1は、従来エアクリー
ナ2とは別体の専用部品として設定し、エアクリ
ーナ2の空気吸込口すなわちインレツトパイプ3
に直接、あるいは第3図に示すように、フレーム
4にブラケツト5を介して取付けた吸気レゾネー
タ1をエアダクト6に連結するようにしていた。
ところで、吸気騒音対策部品である吸気レゾネ
ータ1は、容量すなわち体積の大きい程消音効果
が大きいのは周知であり、それ故、上述のような
取付方法では、取付個所付近に大きいスペースの
確保が困難である一方、吸気レゾネータ1のイン
レツトパイプ3への取付固定が困難であり、また
ブラケツト5などの付加部品が必要であつた。加
えてエアクリーナ2と別体に製作するため、非常
にコスト高になるとともに、取付工数や部品点数
が増えるなどの間題があつた。
ータ1は、容量すなわち体積の大きい程消音効果
が大きいのは周知であり、それ故、上述のような
取付方法では、取付個所付近に大きいスペースの
確保が困難である一方、吸気レゾネータ1のイン
レツトパイプ3への取付固定が困難であり、また
ブラケツト5などの付加部品が必要であつた。加
えてエアクリーナ2と別体に製作するため、非常
にコスト高になるとともに、取付工数や部品点数
が増えるなどの間題があつた。
また例えば、実開昭52−85807号公報には、環
状空間を区画した共鳴ケーシングを有するエアク
リーナが開示されている。しかしながら、かかる
公知技術では共鳴ケーシングを設けるために、格
別な空間を必要とし、そのために設置場所が制限
されている車両では好ましくない。
状空間を区画した共鳴ケーシングを有するエアク
リーナが開示されている。しかしながら、かかる
公知技術では共鳴ケーシングを設けるために、格
別な空間を必要とし、そのために設置場所が制限
されている車両では好ましくない。
したがつて本考案の目的は、吸気レゾネータを
有するにもかかわらず、格別なスペースを必要と
しない吸気レゾネータ内蔵エアクリーナを提供す
るにある。
有するにもかかわらず、格別なスペースを必要と
しない吸気レゾネータ内蔵エアクリーナを提供す
るにある。
本考案によれば、エアクリーナ本体と、その下
方に内蓋を介してダストパンが設けられたエアク
リーナにおいて、そのエアクリーナ本体は円筒状
に形成され、その内部には環状エレメントが収納
され、その環状エレメントの内側は上方に設けた
アウトレツトパイプに接続され、エアクリーナ本
体の下部に内蓋を設け、その内蓋にダストパン内
部をレゾネータ室として形成するようにエアクリ
ーナ本体内部をダストパン内部に連通する共鳴用
パイプを前記内蓋にダストパン内部へ突出させて
設け、その共鳴用パイプはインレツトパイプより
吸込まれた空気がエアクリーナ本体の内部をスパ
イラル状に旋回する流れに沿うように内蓋に対し
て斜めに取付けられている。
方に内蓋を介してダストパンが設けられたエアク
リーナにおいて、そのエアクリーナ本体は円筒状
に形成され、その内部には環状エレメントが収納
され、その環状エレメントの内側は上方に設けた
アウトレツトパイプに接続され、エアクリーナ本
体の下部に内蓋を設け、その内蓋にダストパン内
部をレゾネータ室として形成するようにエアクリ
ーナ本体内部をダストパン内部に連通する共鳴用
パイプを前記内蓋にダストパン内部へ突出させて
設け、その共鳴用パイプはインレツトパイプより
吸込まれた空気がエアクリーナ本体の内部をスパ
イラル状に旋回する流れに沿うように内蓋に対し
て斜めに取付けられている。
したがつて、内蓋とダストパンとの間の空間が
レゾネータ室となるので、スペース的に何ら余分
な容積を必要としない。すなわち搭載スペースを
節約でき、かつレゾネータ室の容量も比較的に大
きくとることができ、さらに、取付も容易とな
る。
レゾネータ室となるので、スペース的に何ら余分
な容積を必要としない。すなわち搭載スペースを
節約でき、かつレゾネータ室の容量も比較的に大
きくとることができ、さらに、取付も容易とな
る。
エアクリーナ本体中を旋回しながら流れる空気
中のダストは斜めに取付けられた共鳴用パイプを
通つて下方のダストパンにはいるので、ダストの
捕集も効果的に行われる。
中のダストは斜めに取付けられた共鳴用パイプを
通つて下方のダストパンにはいるので、ダストの
捕集も効果的に行われる。
このように本考案によれば、ダストパンをレゾ
ネータ室として兼用できるので、極めて好適であ
る。
ネータ室として兼用できるので、極めて好適であ
る。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第4図および第5図において、円筒状のエアク
リーナ本体7の内部には、エレメント8が収めら
れ、その内部はインレツトパイプ9により外部に
連通されている。このエアクリーナ本体7の上部
には、中央から側方に伸びアウトレツトパイプ1
0が設けられ、これによりエアクリーナ本体7の
内部は外部に連通されている。
リーナ本体7の内部には、エレメント8が収めら
れ、その内部はインレツトパイプ9により外部に
連通されている。このエアクリーナ本体7の上部
には、中央から側方に伸びアウトレツトパイプ1
0が設けられ、これによりエアクリーナ本体7の
内部は外部に連通されている。
一方、エアクリーナ本体7の下方には、内蓋1
1を介してダストパン12が設けられている。そ
の内蓋11には、エアクリーナ本体7内部をダス
トパン12内部に連通する共鳴用パイプ13が複
数個(図面では2個)ダストパン12内部へ突出
するように設けられ、これによりダストパン12
内部は、レゾネータ室14に形成されている。こ
の共鳴用パイプ13は、インレツトパイプ9より
吸込まれた空気がエアクリーナ本体7の内部をス
パイラル状に旋回する流れに沿うように、内蓋1
1に対し斜行して取付けことが望ましい。なお、
ダストパン12の底部には、ダストを図示されな
いスウイーパで吸引排出するためのバキユエター
バルブ15が取付けられている。
1を介してダストパン12が設けられている。そ
の内蓋11には、エアクリーナ本体7内部をダス
トパン12内部に連通する共鳴用パイプ13が複
数個(図面では2個)ダストパン12内部へ突出
するように設けられ、これによりダストパン12
内部は、レゾネータ室14に形成されている。こ
の共鳴用パイプ13は、インレツトパイプ9より
吸込まれた空気がエアクリーナ本体7の内部をス
パイラル状に旋回する流れに沿うように、内蓋1
1に対し斜行して取付けことが望ましい。なお、
ダストパン12の底部には、ダストを図示されな
いスウイーパで吸引排出するためのバキユエター
バルブ15が取付けられている。
以上のような構成において、共鳴用パイプ13
の断面積をS、長さをl、個数をn、レゾネータ
室14の容積をV、音速をCとした場合、共鳴用
パイプ13とレゾネータ室14とにより、機関の
吸気音の周波数に一致するような 共鳴周波数o=(C/2π) √〔(ns)/{(l+1.6a)V}〕 ここにa:断面積Sの等価半径 のヘルムホルツ共鳴器が構成される。なお、共鳴
周波数oは、共鳴用パイプ13の断面積S、長
さl、個数nによりチユーニングすることができ
る。
の断面積をS、長さをl、個数をn、レゾネータ
室14の容積をV、音速をCとした場合、共鳴用
パイプ13とレゾネータ室14とにより、機関の
吸気音の周波数に一致するような 共鳴周波数o=(C/2π) √〔(ns)/{(l+1.6a)V}〕 ここにa:断面積Sの等価半径 のヘルムホルツ共鳴器が構成される。なお、共鳴
周波数oは、共鳴用パイプ13の断面積S、長
さl、個数nによりチユーニングすることができ
る。
次に作用について説明する。
インレツトパイプ9より吸込まれた空気は、エ
アクリーナ本体7を通過するとき、エレメント8
によりダストが捕捉され、清浄な状態となつてア
ウトレツトパイプ10から機関に導かれる。エレ
メント8で捕捉され内蓋11の表面に落ちたダス
トは、共鳴用パイプ13を通つてダストパン12
内に集積される。
アクリーナ本体7を通過するとき、エレメント8
によりダストが捕捉され、清浄な状態となつてア
ウトレツトパイプ10から機関に導かれる。エレ
メント8で捕捉され内蓋11の表面に落ちたダス
トは、共鳴用パイプ13を通つてダストパン12
内に集積される。
ところで機関の吸気音は、アウトレツトパイプ
10、エアクリーナ本体7を通りインレツトパイ
プ9から外部に発散されるのであるが、エアクリ
ーナ本体7を通過するとき、前述のように、共鳴
用パイプ13とレゾネータ室14よりなる吸気音
の周波数に等しい共鳴周波数oをもつたヘルム
ホルツ共鳴器により消音されるのである。
10、エアクリーナ本体7を通りインレツトパイ
プ9から外部に発散されるのであるが、エアクリ
ーナ本体7を通過するとき、前述のように、共鳴
用パイプ13とレゾネータ室14よりなる吸気音
の周波数に等しい共鳴周波数oをもつたヘルム
ホルツ共鳴器により消音されるのである。
このように、従来デツトスペースであつたダス
トパンを利用して、エアクリーナ自体にレゾネー
タの機能を持たせたので、スペースが大幅に節約
されるとともに、内蓋の加工のみしか要しないの
で、コストも大幅に低減される。
トパンを利用して、エアクリーナ自体にレゾネー
タの機能を持たせたので、スペースが大幅に節約
されるとともに、内蓋の加工のみしか要しないの
で、コストも大幅に低減される。
以上説明したように本考案によれば、ダストパ
ンをレゾネータ室を兼ねるように形成したので、
エアクリーナ自体にレゾネータが内蔵され、従来
のレゾネータの搭載スペースは全く不要となり、
更にレゾネータの容量を大きくすることができる
に拘わらずスペースが大幅に節約されるととも
に、取付けが容易となり、その結果製作費、取付
費、部品管理費が低減される。
ンをレゾネータ室を兼ねるように形成したので、
エアクリーナ自体にレゾネータが内蔵され、従来
のレゾネータの搭載スペースは全く不要となり、
更にレゾネータの容量を大きくすることができる
に拘わらずスペースが大幅に節約されるととも
に、取付けが容易となり、その結果製作費、取付
費、部品管理費が低減される。
第1図ないし第3図はそれぞれ異なる従来のレ
ゾネータとその取付状態を示す斜視図、第4図は
本考案の1実施例を示す側断面図、第5図は第4
図の分解斜視図である。 7……クリーナ本体、11……内蓋、12……
ダストパン、13……共鳴用パイプ、14……レ
ゾネータ室。
ゾネータとその取付状態を示す斜視図、第4図は
本考案の1実施例を示す側断面図、第5図は第4
図の分解斜視図である。 7……クリーナ本体、11……内蓋、12……
ダストパン、13……共鳴用パイプ、14……レ
ゾネータ室。
Claims (1)
- エアクリーナ本体と、その下方に内蓋を介して
ダストパンが設けられたエアクリーナにおいて、
そのエアクリーナ本体は円筒状に形成され、その
内部には環状エレメントが収納され、その環状エ
レメントの内側は上方に設けたアウトレツトパイ
プに接続され、エアクリーナ本体の下部に内蓋を
設け、その内蓋にダストパン内部をレゾネータ室
として形成するようにエアクリーナ本体内部をダ
ストパン内部に連通する共鳴用パイプを前記内蓋
にダストパン内部へ突出させて設け、その共鳴用
パイプはインレツトパイプより吸込まれた空気が
エアクリーナ本体の内部をスパイラル状に旋回す
る流れに沿うように内蓋に対して斜めに取付けら
れていることを特徴とする吸気レゾネータ内蔵エ
アクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19501983U JPS60102457U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 吸気レゾネ−タ内蔵エアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19501983U JPS60102457U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 吸気レゾネ−タ内蔵エアクリ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60102457U JPS60102457U (ja) | 1985-07-12 |
JPS6339415Y2 true JPS6339415Y2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=30418991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19501983U Granted JPS60102457U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 吸気レゾネ−タ内蔵エアクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60102457U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5285807U (ja) * | 1975-12-23 | 1977-06-27 |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP19501983U patent/JPS60102457U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60102457U (ja) | 1985-07-12 |
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