JPS6339386A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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Publication number
JPS6339386A
JPS6339386A JP61184629A JP18462986A JPS6339386A JP S6339386 A JPS6339386 A JP S6339386A JP 61184629 A JP61184629 A JP 61184629A JP 18462986 A JP18462986 A JP 18462986A JP S6339386 A JPS6339386 A JP S6339386A
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JP
Japan
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polymer
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intermediate layer
information recording
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Pending
Application number
JP61184629A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeji Ochiai
落合 武次
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP61184629A priority Critical patent/JPS6339386A/ja
Publication of JPS6339386A publication Critical patent/JPS6339386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、ヒートモート記録媒体に関するものである。
さらに詳しくは本発明は、高エネルギー密度のレーザー
ビームな用いて情報の書き込みおよび/または読み取り
かできる情報記録媒体に関するものである。
[発明の技術的背景および従来技術] 近年、レーザービームを高パワー密度のスポットに集束
させて記録媒体を照射し、記録媒体の一部を選択的に融
解、蒸発、除去、および/または変形させて情報の記録
を行なうビー1−モードのレーザー記録方式は多くの潰
れた特徴を有する新しい記録方式として注目を浴びてい
る。
L記の記録方式は、特に加熱現像、定着などの後処理お
よび処理液を必要としないリアルタイムの記録方式であ
ること、極めて高解像の高コン1〜ラストの画像を形成
し得ること、記録媒体は室内光には感光せず、暗室操作
か不要であること、伝送されてくる蒔系列信()などの
電気信号の記録に適していること、後からの情tυの追
加、111F)ア1−オンか回部であることなどの利点
を有するところから、たとえば、ビデオディスク、オー
ディオディスクなどの光ディスク、更には大容埴静11
−画像フアイル、大容量コンピュータ用ディスク・メモ
リー、マイクロ画像記録媒体、超マイクロ画像記録媒体
、COM、マイクロファクシミリ、写真植字用原板等と
して使用され、あるいは使用か検討されている。
−に記の記録方式に用いられる記録媒体は、基本構造と
してプラスチック、ガラス等からなる透明基板と、この
上に設けられたBi、Sn、In、Te他の金属または
半金属、あるいは色素などからなる記録層とを有する。
また、通常の記録媒体は、基板と記録層との間に、それ
ら各層間の接着性の向−]−1記録感度の向上、記録層
の汚染防止などの機部を有する中間層(あるいは下塗R
)を備えている。
たとえば、記録感度を向」−させるために、特開昭50
−126237号公報および特開昭57−205193
号公報に記載されているように、基板と記録層との間に
、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、アクリ
ル系ポリマー等の有機高分子物質:あるいは二酸化ケイ
素等の非金属からなる断熱層を設けることにより、レー
ザービームの照射による熱エネルギーか記録層から基板
等へ熱伝導によって損失することを低減するとの技術か
知られている。また!1、シ開閉55−46988号公
報には、同じく記録感度を向トさせる1・1的にて、基
板と記録層との間に臭素化ポリヒドロキシスチレンを含
むrlr間層を設けるとの発明が開示されている。
また、最近では記録層を保護するためのディスク構造と
して、二枚の円盤状基板から構成し、そのうちの少なく
とも一枚の基板1−に記録層を設け、この二枚の基板を
記録層か内側に位若し、かつ閉空間を形成するようにリ
ンク状内側スペーサとリング状外側スペーサとを介して
接合してなるエアーサントイッヂ構造が提案されている
。このような構造を有する光ディスつては、記録層か直
接外気に接することなく、情報の記録、再生は基板を透
過するレーザー光で行なわれるために、記録層か物理的
または化学的なltl傷を受けたり、あるいはその表面
に塵埃か伺着して情報の記録、再生の障害となることか
ないとの利点を有する。
記録媒体への情報の書き込みは、たとえばレーザービー
ムなこの記録媒体に照射することにより行なわれ、記録
層の照射部分がその光を吸収して局所的に温度上昇する
結果、物理的あるいは化学的な変化を生じてその光学的
特性を変えることにより情報か記録される。記録媒体か
らの情報の読み取りもまた、レーザービームな記録媒体
に照射することなどにより行なわれ、記録層の光学的特
性の変化に応した反m光または透退光を検出することに
より情報か再生される。
情報記録媒体は、前述のように種々の分野において非常
に利用価値か高いものであるが、その記録感度ill少
しても高いものであることか望まれている。
[発明の要旨] 本発明は、記録感度の向上した情報記録媒体を提供する
ことを主な目的とするものである。
本発明は、基板上に、中間層を介してレーザーによる情
報の書き込み15よび/または読み取りが可能な記録層
を有する情報記録媒体において、該記録層および/また
は中間層が、炭素数10の不飽和炭化水素化合物を主成
分として含む不飽和化合物の重合体を含有することを4
¥徴とする情報記録媒体からなる。
すなわち本発明は、基板と記録層との間の中間層、記録
層、あるいは中間層と記録層の双方に、炭素数10の不
飽和炭化水素化合物を主成分として含む不飽和化合物(
好ましくは不飽和炭化水素化合物)の重合体を含有させ
ることにより、情報記録媒体における感度の顕著な向上
を実現するものである。
従来より、基板と記録層との間に断熱効果を有する材料
からなる層を設けて、fUられる情報記録媒体の感度を
高めることか行なわれているが、本発明によれば、公知
の中間層を有する記録媒体よりも更に高感度の記録媒体
か得られる。情報記録媒体の中間層および/または記録
層に、炭素数lOの不飽和炭化水素化合物を)ミ成分と
して含む不飽和化合物の重合体を含有させることにより
、なぜ感度の顕著な向」二か実現するかについては詳細
な点は不明であるが、この重合体はレーザービームの照
射を受けた際に、それ自身の優れた熱的特性のために、
その上に設けられた記録層もしくは共存している記録材
ネ1の熱的変化の促進を実現するものと推察される。
また、たとえば、前記特開昭55−46988号公報に
記載されているように中間層の材料として臭素化ボリヒ
1〜ロキシスヂレンを用いた場合には、熱分解によって
ポリマー中の臭素か遊離し易く不安定であるとの欠点が
あった。中間層を、上記の炭素数10の不飽和炭化水素
化合物を主成分と【ノて含む不飽和炭化水素化合物の重
合体を主成分とする材料から形成した場合には、そのよ
うな好ましくない現象か生じることかなく、従って、本
発明の情報記録媒体は経時安定性の点ても優れたものと
なる。
[発明の構成] 本発明の情報記録媒体は、たとえば、次にような方法に
より製造することかてきる。
本発明において使用する基板は、従来の情報記録媒体の
基板として用いられている各種の材ネ′1から任意に選
択することかできる。基板の光学的特性、平面性、加工
性、堆扱い性、経時安定性および製造コストなどの点か
ら、基板材料の例としては強化ガラス等のガラス;セル
キャストポリメチルメタクリレート、射出成形ポリメチ
ルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポリ塩化ビニル、
塩化ビニル共重合体等のJIJ化ビエビニル系樹脂リエ
チレンテレフタレートなどのポリエステル;およびポリ
カーボネートを挙げることかできる。
記録層か設けられる側の基板表面には、平面性の改善、
接着力の向」−および記録層の変質の防止などの目的て
、下塗層が設けられていてもよい。
下塗層の材料としては、たとえば、ポリメチルメタクリ
レ−1〜、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレ
ン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、
N−メチロールアクリルアミド、スチレン・スルホン酸
共重合体、14に素化ポリエチレン、クロルスルホン化
ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ボリイミ1〜、酢酸ビニル・塩化ビニル共
重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリカーボネートなどの高分子物質
を挙げることかてきる。
下塗層は、−1−記高分子物質を適当な溶剤に溶解また
は分散した後、この塗布液をスピンコード、ディップコ
−1−、エクストルージョンコート、ハーコーl〜、ス
クリーン印刷などの塗布方法を用いて基板上に塗布する
ことにより、形成することかてきる。下塗層の層厚は一
般に0.01乃至2011、mであり、好ましくは0.
1乃至lO川用である。
次に、基板上には直接にあるいは下塗層を介して中間層
が設けられる。すなわち、中間層は下塗層を兼ねていて
もよい。
本発明の特徴的要件である炭素数10の不飽和炭化水素
化合物を主成分として含む不飽和化合物の重合体は、こ
の中間層または記録層に含有させる。また、中間層と記
録層の双方に含有させてもよい。なお記録層は、その形
成材料として色素などの塗布型材料を用いる場合以外は
、金属あるいは゛V:金属などの記録層材料をA着、ス
パッタリンク、イオンプレーテインダなどの方法によっ
て)4(板上に形成する場合か多いため、通常は1−記
の不飽和炭化水素化合物の重合体は中間層に含有される
ことか好ましい。なお、中間層は1−配下飽和化合物の
重合体のみから形成されていてもよく、あるいは他の重
合体などの所望の4A才1との161合物であってもよ
い。たたし、後者の場合には上記不飽和化合物の重合体
はその41シ合物中に50重1j%を越える吊にて含有
されていることか好ましい。
炭素数10の不飽和炭化水素化合物の例としては、α−
ピネン、β−ピネン、ベンゾンおよびジシクロペンタジ
ェンを挙げることかできる。炭素数10の不飽和炭化水
素化合物は単独でも、相7fに組合せても利用すること
かできる。その組合せの例としては、α−ピネン/β−
ピネン/ジペンテン/ジシクロペンタジェン、α−ピネ
ン/β−ピネン/シベンデン、α−ピネン/β−ピネン
などを挙げることかてきる。
本発明の炭素数10の不飽和炭化水素化合物は、炭素数
9以下の鎖状不飽和炭化水素化合物、あるいは炭素数5
もしくは6の環状不飽和炭化水素化合物などと組合せて
使用してもよい。
炭素数9以下の鎖状不飽和炭化水素化合物の例としては
、エチレン、プロピレン、イソプロピレンなどの炭素数
3以下のもの、ブタジェン、イソラテン、I−ブテンお
よび2−ブテンなどの炭素数4のもの、ペンテン、イソ
プレン、1.3−ペンタジェンおよびメチルラテンなど
の炭素数5のもの、■−ヘキセンなどの炭素数6のもの
、1−ヘプテンなどの炭素数7のもの、スチレン、フェ
ニルアセチレンなどの炭素数8のもの、α−メチルスヂ
レン、インデン、ビニルトルエンなどの炭素数9のもの
を挙げることかできる。
tj5素数5もしくは6の環状不飽和炭化水素化合物の
例としては、シクロペンタジェン、シクロペンテン、シ
クロヘキセンを挙げることができる。
本発明の炭素数lOの不飽和炭化水素化合物は、不飽和
炭化水素化合物以外の不飽和化合物と組合せて使用して
もよい。そのような不飽和化合物の例としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、アクリルアミ1〜、メタクリルア
ミ1〜.アクリル酸ニスデル、メタクリル酎ニスデルお
よびヒ1〜ロキシエチルメタクリレ−1−などを挙げる
ことかできる。
たたし、いずれの場合ても、重合体を形成する不飽和炭
化水素化合物には、 l&素数10の不飽和炭化水素化
合物かに成分として含まれる必要かあり、通常はその:
L成分か20モル%以1−の割合にて用いられることか
好ましく、50モル%以上であることか特に好ましい。
」−記の炭素数lOの不飽和炭化水素化合物を主成分と
して含む不飽和化合物の重合体は、たとえばテレピン油
として市1阪されているが、あるいは、公知のオレフィ
ン重合法に従って容易に製造することかてきる。
なお、本発明にて使用する不飽和化合物の重合体は、平
均分子量か100〜1ooooの範囲内に入る程度の低
分子量のものであることが望ましく、さらに300〜5
000の範囲内の平均分子量を有するものであることか
特に望ましい。
」−記の炭素数10の不飽和炭化水素化合物を主成分と
して含む不飽和化合物の重合体は、公知の各種の高分子
物質、たとえば、ポリアクリレート系樹脂、ポリメタク
リレート系樹脂、セルロース系樹脂などと混合して用い
てもよい。
中間層の形成においては、まず上記重合体を溶剤に溶解
して塗布液を調製する。
重合体を溶解するための溶剤としては、メタノール、エ
タノール、プロパツール、ブタノール、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケ1〜ン、ジアセト
ンアルコール、メチルセロソルツ、エチルセロソルブ、
プチルセロソルツ、メチルセロソルブアセテ−1〜、エ
チルセロソルブアセテ−1〜、ジメチルホルムアミド、
シンナーなどを挙げることかてきる。
これらの重合体溶液中には、基板との接着性増強剤、可
塑剤、滑剤、マット剤、帯電防止剤、架橋剤なとの各種
の添加物を所望に応して添加することか可能である。
この塗布液を、スプレー法、スピンナー法、デイツプ法
、ロールヨー1〜法、プレートコート法、ドクターロー
ル法、スクリーン印刷法などの塗布方法により基板表面
(もしくは′F:塗層表面)に塗布して塗膜を形成した
のち乾燥することにより、基板(または下塗層)−1−
に中間層を形成することかできる。中間層の層厚は、通
常は0.02乃至20Jj、mてあり、好ましくは0.
05乃至5.0pmである。
次いて、中間層上には記録層か設けられる。
記録層に用いられる材ネこ1の例としては、Te、Zn
、In、Sn、Zr、Alt、Ti、Cu、Ge、Au
、Pt等の金属;Bi、As、Sb等の半金属:Ge、
Sl等の半導体;およびこれらの合金またはこれらの組
合せを挙げることかできる。また、これらの金属、半金
属または半導体の硫化物、酸化物、ホウ化物、ケイ素化
合物、炭化物および窒化物等の化合物:およびこれらの
化合°1勿と金属との混合物も記録層に用いることかて
きる。あるいは、色素と重合体との組合せを利用するこ
ともてきる。
記録層は、L記材料を蒸着、スパッタリング、イオンプ
レーデーfンタなどの方法により基板上に直接にまたは
ド塗層な介して形成することができる。記録層は中層ま
たは重層てもよいが、その層厚は、光情報記録に要求さ
れる光学濃度の点から一般に1. OO乃至5500X
の範囲であり、好ましくは150〜1000又の範囲で
ある。
記録層か色素と重合体との組合せからなる場合には、そ
の重合体として、前記の炭素数lOの不飽和炭化水素化
合物を主成分として含む不飽和化合物の重合体を用いて
もよい。
このようにして、基本的に基板、中間層および記録層か
この順序て積層された情報記録媒体を製造することかで
きる。
なお、記録層の上には、機械的強度の向上などの[1的
て、たとえばゼラチン、ゼラチン誘導体等の天然高分子
物質:セルロース誘導体、ポリサラカライド、ラテック
ス状ビニルポリマー、エヂレン・酢酸ビニル共重合体等
の合成高分子物質などからなる保M膜か設けられていて
もよい。
また、基板−1−にはレーザービームのトラッキング用
溝やア1〜レス信号等の情報を表わす凹凸かr・め設け
られていてもよい。このような溝および凹凸を設ける方
法としては、溝または凹凸を有する原盤から射出成形法
によりポリメチルメタクリレート、ポリカーボネー1−
等のプラスチック基板を作製する方法かある。この場合
に本発明に係る中間層は、この溝、凹凸を有する基板上
に前述の方法により塗設される。また、溝、凹凸を設け
る別の方法としては、基板と原盤との間に光硬化性樹脂
からなる塗膜を設けて光硬化させたのち、原盤を剥離さ
せる方法(2P法)かある。この場合には、本発明に係
る中間層を予め原盤に塗設したのち光硬化性樹脂を原盤
と基板との間に挟み込み。
光照射後、R盤をM離させて光硬化性樹脂層1:に中間
層か設けられた構造を得ることかてきる。
後者の方法に使用される光硬化性樹脂の代表的な例とし
ては、光重合性千ツマ−(および/またはオリゴマー)
と光重合開始剤等との混合物か挙げられる。光重合性千
ツマ−(オリゴマー)としては、エチレングリコール、
ポリエチレンクリコール、ボリブロピレンタリコール、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等のメ
タクリル酸エステル、アクリル酸エステルなど公知の材
料を単独てまたは組み合わせて用いることかてきる。ま
た光重合開始剤としては、ベンゾフェノン、ベンゾイン
メチルエーテル等のベンゾインアルキルエーテル、アン
スラキノン等のキノン類他の従来公知の材料を好適に用
いることかてきる。
基板の記録層か設けられる側とは反対側の表面には、耐
傷性、防湿性などを高めるために、たとえば二酸化ケイ
素、酸化スズ、弗化マクネシウムなどの無機物質からな
る薄膜が真空蒸着、スパッタリング等により設けられて
いてもよい。
なお、本発明の情報記録媒体は貼り合わせタイプの形態
にあってもよく、この記録媒体においては、上記構成を
有する二枚の基板を接着剤等を用いて接合することによ
り製造することかできる。
また、エアーサンドイッチタイプの記録媒体においては
、二枚の円盤状基板のうちの少なくとも一方か上記構成
を有する基板を、リング状の外側スペーサと円盤状内側
スペーサとを介して接合することにより製造することか
できる。
あるいは、ポリエステル薄1模なとからなる可撓性支持
体上に中間層を設け、さらに記録層と保護層とを設ける
ことによりウエツ状のレーザー記録媒体を得ることもで
きる。
次に本発明の実施例および比較例を記載する。
たたし、これらの各個は本発明を制限するものでない。
[実施例1] 正方形のポリエステル基板(40cmxlOcm、厚さ
:10100pをイソプロピルアルコール中に浸漬して
超音波洗浄し、次いでフレオンを用いて素堅く乾燥させ
た。
α−ピネン/β−ピネン/ジペンテン共重合体(平均分
子量:800)2gを、メチルエチルケトン30 m 
l、トルエン30m1およびプロピレンクリコール千ツ
メチルエーテル60 m lからなる混合溶媒に溶解し
て中間層形成用塗布液を調製し、この塗布液を上記基板
の表面にスピンコーターを用い、回転数300rpmに
て10秒間塗布し、次いで回転数800rpmにて20
秒間塗布した。この塗布層を80°Cにて10分間乾燥
して、乾燥後の膜厚が0.2ルmの中間層を形成した。
次に、上記中間層の」−にIn層(300X)とGeS
層(240X)とを共蒸着し、層厚が540又の記録層
を形成した。
以」二の方法により、基板、炭素数ioの不飽和炭化水
素化合物の重合体からなる中間層、および記録層から構
成された情報記録媒体を製造した。
[実施例2] 中間層形成用の重合体として、α−ピネン/β−ピネン
/ジペンテン/アクリル酸(平均分子量: 600)を
同量用いた以外は実施例1と同様にして、基板、炭素数
10の不飽和炭化水素化合物を主成分として含む不飽和
炭化水素化合物の重合体からなる中間層、および記録層
から構成された情報記録媒体を製造した。
[比較例11 中間層形成用の重合体として、ポリメチルメタクリレー
ト(ダイヤナールBR−85、二菱し−ヨン■製、平均
分子量: 250000 )を同量用いた以外は実施例
1と同様にして、基板、ポリメチルメタクリレートから
なる中間層、および記録層から構成された情報記録媒体
を製造した。
[比較例2] 中間層形成用の重合体として、ニトロセルロース(R3
1/2、ダイセル■製、平均分子量=1200)を同量
用いた以外は実施例1と同様にして、基板、ニトロセル
ロースからなる中間層、および記録層から構成された情
報記録媒体を製造した。
[比較例3] 中間層形成用の重合体として、ポリスチレン(ハイマー
ST−’95、玉洋化成鞠製、平均分子昂: 1ooo
o)を同量用いた以外は実施例1と同様にして、基板、
ポリスチレンからなる中間層、および記録層から構成さ
れた情報記録媒体を製造した。
[比較例4] 中間層形成用の重合体として、ポリスチレン(ハイマー
5B−120、三洋化成■製、平均分子量: 2500
0 )を同量用いた以外は実施例1と同様にして、基板
、ポリスチレンからなる中間層、および記録層から構成
された情報記録媒体を製造した。
[実施例3] 正方形のポリエステル基板(10cmX10cm、厚さ
:10100pをイソプロピルアルコール中に浸漬して
超音波洗浄し、次いてフレオンを用いて素早く乾燥させ
た。
α−ピネン/β−ピネン/ジペンテン共重合体(平均分
子量: 800)5gを、メチルエチルケトン40gと
1−ルエン55gからなる混合溶媒に溶解して中間層形
成用塗布液を調製し、この塗布液を上記基板の表面にス
ピンコーターを用い、回転数300rpmにて10秒間
塗布し、次いて回転数800rpmにて20秒間塗布し
た。この塗布層を80°Cにて10分間乾燥して、乾燥
後の膜厚が0.2gmの中間層を形成した。
」−記中間層の表面上に、■−メチルー2−[7−(1
−メチル−3,3−ジメチル−5−クロロ−2−インド
リニリデン)−1,3,5−ヘプタトリフェニル]−3
,3−ジメチル−5−クロロインドリウム・パークコレ
−1〜色素0.6gをメタノール94.4gとジクロル
メタン5.0gとの混合溶媒に溶解させた記録層形成用
塗布液を、スピンコーターを用い、回転数30Orpm
にて10秒間塗布し、次いて回転@ 800 r p 
mにて20秒間塗布した。この塗41層を806Cにて
10分間乾燥して、乾燥後の膜厚か480pLmの色素
記録層を形成した。
以りの方法により、基板、炭素数10の不飽和炭化水素
化合物の重合体からなる中間層、および色素記録層から
構成された情報記録媒体を製造した。
[比較例5] 中間層形成用の重合体として、ニトロセルロース(R3
I/2、タイセル■製、平均分子量:1200)を同量
用いた以外は実施例3と同様にして、基板、ニトロセル
ロースからなる中間層、および色素記録層から構成され
た情報記録媒体を製造した。
[情報記録媒体の感度評価] アルゴンレーザー(波長: 514.5nm)をレンズ
によりビーム系257tmに集光し、変調器により1.
33psecのパルス幅として、各個において得られた
情報記録媒体に照射して、露光操作を行なった。この露
光操作において記録層に線lll、11OpLmの溝を
形成するに必要なレーザー出力強度を当該情報記録媒体
の感度として評価した。
従って、レーザー出力強度の低い記録媒体はど感度か高
いことになる。
評価結果を第1表に示す。
第1表 感度(m W ) 実施例1        80 実施例2       85 比較例1       175 比較例2      175 比較例3      170 比較例4      170 実施例3       45 比較例5      150 第1表に示した結果から明らかなように、本発明の情報
記録媒体(実施例1.2)は、公知の情報記録媒体(比
較例1.2.3.4)と比較して記録感度か著しく高い
ことか確認された。また、記録層の記録材料として色素
を用いた系でも同様な傾向かあること(実施例3と比較
例5)か確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1。基板上に、中間層を介してレーザーによる情報の書
    き込みおよび/または読み取りが可能な記録層を有する
    情報記録媒体において、該記録層および/または中間層
    が、炭素数10の不飽和炭化水素化合物を主成分として
    含む不飽和化合物の重合体を含有することを特徴とする
    情報記録媒体。 2。炭素数10の不飽和炭化水素化合物が、α−ピネン
    、β−ピネン、ジペンテンおよびジシクロペンタジエン
    からなる群より選ばれる少なくとも一種の不飽和炭化水
    素化合物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の情報記録媒体。 3。炭素数10の不飽和炭化水素化合物を主成分として
    含む不飽和化合物の重合体が、100〜10000の範
    囲内の平均分子量を有するものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒体。 4。炭素数10の不飽和炭化水素化合物を主成分として
    含む不飽和化合物の重合体が、300〜5000の範囲
    内の平均分子量を有するものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の情報記録媒体。 5。記録層が、上記不飽和化合物の重合体を含有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒
    体。 6。中間層が、上記不飽和化合物の重合体を含有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒
    体。 7。中間層が、実質的に上記不飽和化合物の重合体より
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報
    記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0455824A1 (en) * 1989-11-29 1991-11-13 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Frost image recording medium and method and apparatus for preparing and reading frost image

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0455824A1 (en) * 1989-11-29 1991-11-13 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Frost image recording medium and method and apparatus for preparing and reading frost image

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