JPS6339012Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339012Y2 JPS6339012Y2 JP4904184U JP4904184U JPS6339012Y2 JP S6339012 Y2 JPS6339012 Y2 JP S6339012Y2 JP 4904184 U JP4904184 U JP 4904184U JP 4904184 U JP4904184 U JP 4904184U JP S6339012 Y2 JPS6339012 Y2 JP S6339012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw shaft
- gripping
- axial direction
- gripping claws
- thread
- Prior art date
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- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 31
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 5
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、ねじ軸を把持するための装置に関
し、特に軸方向へ力を加えるためにねじ軸を把持
する装置に関するものであり、各種機械の検査や
組立ての分野で利用することができる。
し、特に軸方向へ力を加えるためにねじ軸を把持
する装置に関するものであり、各種機械の検査や
組立ての分野で利用することができる。
従来技術
この種の装置は、例えば自動車用シヨツクアブ
ソーバの減衰力テスタに使用されている。すなわ
ちシヨツクアブソーバの減衰力試験は、第1図に
示すように、そのチユーブ(本体)1を所定の治
具2に上向きに固定するとともに、シヨツクアブ
ソーバロツド3の先端ねじ部4を機械側のチヤツ
ク装置5で把持し、その状態でロツド3に上下方
向の力を加えてこれを上下動させることにより行
なう。
ソーバの減衰力テスタに使用されている。すなわ
ちシヨツクアブソーバの減衰力試験は、第1図に
示すように、そのチユーブ(本体)1を所定の治
具2に上向きに固定するとともに、シヨツクアブ
ソーバロツド3の先端ねじ部4を機械側のチヤツ
ク装置5で把持し、その状態でロツド3に上下方
向の力を加えてこれを上下動させることにより行
なう。
従来、そのチヤツク装置5として、第2図に示
すように、スリーブ6に挿入したコレツト7の内
周面に雌ねじ8を形成したコレツトチヤツクや、
第3図に示すようにねじ部4に対してその半径方
向へ接近離隔する分割チヤツク爪9の把持面に雌
ねじ10を形成した装置、あるいは第4図に示す
ように減衰力テスタの駆動軸11の先端部に手動
で回転させる袋ナツト状の連結具12を設けた装
置が用いられていた。しかしながら第2図に示す
コレツトチヤツクは、通常の工作機械に用いられ
ているコレツトチヤツクに準ずる構成であつて、
本来軸方向へ力を加えるものではないために、コ
レツト7が摩耗し易いなど、その寿命が短く、ま
たコレツト7が前記ねじ部4に食い込んでこれを
変形させてしまう所謂食い付きの問題があつた。
さらに食い付きを防止するべく把持力を減じた場
合には、軸方向での緩みすなわちガタが生じ、少
なくともバツクラツシユ分のガタが生じる問題が
あつた。これに対し第3図に示す分割チヤツク爪
9においても、その雌ねじ10を加工性の点から
してねじ部4と対応したものとするのが通常であ
るから、少なくともバツクラツシユ分のガタが生
じる問題があつた。
すように、スリーブ6に挿入したコレツト7の内
周面に雌ねじ8を形成したコレツトチヤツクや、
第3図に示すようにねじ部4に対してその半径方
向へ接近離隔する分割チヤツク爪9の把持面に雌
ねじ10を形成した装置、あるいは第4図に示す
ように減衰力テスタの駆動軸11の先端部に手動
で回転させる袋ナツト状の連結具12を設けた装
置が用いられていた。しかしながら第2図に示す
コレツトチヤツクは、通常の工作機械に用いられ
ているコレツトチヤツクに準ずる構成であつて、
本来軸方向へ力を加えるものではないために、コ
レツト7が摩耗し易いなど、その寿命が短く、ま
たコレツト7が前記ねじ部4に食い込んでこれを
変形させてしまう所謂食い付きの問題があつた。
さらに食い付きを防止するべく把持力を減じた場
合には、軸方向での緩みすなわちガタが生じ、少
なくともバツクラツシユ分のガタが生じる問題が
あつた。これに対し第3図に示す分割チヤツク爪
9においても、その雌ねじ10を加工性の点から
してねじ部4と対応したものとするのが通常であ
るから、少なくともバツクラツシユ分のガタが生
じる問題があつた。
他方、第4図に示す装置では、ねじの締付けに
よる連結であるから、上記のようなガタが生じる
おそれはないが、手作業を必要とするために自動
化することができない問題があつた。
よる連結であるから、上記のようなガタが生じる
おそれはないが、手作業を必要とするために自動
化することができない問題があつた。
さらに従来の装置のうち第2図および第3図に
示す前二者の装置では、その雌ねじ8,10の内
径やピツチ等の諸寸法をねじ部4のねじに正確に
一致させても、前述したようなガタが生じる。こ
れに加え現実には、シヨツクアブソーバのロツド
におけるねじ部4が比較的小径で、そのねじ山が
小さいから、ねじ部4および雌ねじ8,10のね
じ山の精度を合わせることが難しく、そのため例
えば第5図に示すようにねじ部4の外周面を把持
し、その結果大きな隙間が生じ、この点でもガタ
が大きくなるのが実情であつた。
示す前二者の装置では、その雌ねじ8,10の内
径やピツチ等の諸寸法をねじ部4のねじに正確に
一致させても、前述したようなガタが生じる。こ
れに加え現実には、シヨツクアブソーバのロツド
におけるねじ部4が比較的小径で、そのねじ山が
小さいから、ねじ部4および雌ねじ8,10のね
じ山の精度を合わせることが難しく、そのため例
えば第5図に示すようにねじ部4の外周面を把持
し、その結果大きな隙間が生じ、この点でもガタ
が大きくなるのが実情であつた。
考案の目的
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、ガタが生じることなく確実にねじ軸を把持す
ることができ、しかも容易に自動化を図ることも
可能なチヤツク装置を提供することを目的とする
ものである。
で、ガタが生じることなく確実にねじ軸を把持す
ることができ、しかも容易に自動化を図ることも
可能なチヤツク装置を提供することを目的とする
ものである。
考案の構成および作用
この考案は、ねじ軸に対してその半径方向へ前
後動する複数の把持爪の把持面すなわちねじ軸に
対向する面に、ねじ軸のねじと対応する雌ねじを
形成し、かつそれらの把持爪のうちのいずれかの
把持爪を、バツクラツシユよりわずか大きい寸法
だけ他の把持爪に対しねじ軸の軸方向へ相対的に
ずれた位置に設置したことを特徴とするものであ
る。
後動する複数の把持爪の把持面すなわちねじ軸に
対向する面に、ねじ軸のねじと対応する雌ねじを
形成し、かつそれらの把持爪のうちのいずれかの
把持爪を、バツクラツシユよりわずか大きい寸法
だけ他の把持爪に対しねじ軸の軸方向へ相対的に
ずれた位置に設置したことを特徴とするものであ
る。
したがつてこの考案のチヤツク装置では、各把
持爪をねじ軸に接近させた場合、いずれかの把持
爪がねじ軸の軸方向へバツクラツシユ以上の寸法
でずれているから、各把持爪の雌ねじがねじ軸と
完全に噛合う以前に両者が接触して把持状態とな
り、その場合、ねじ軸のねじ山における軸方向で
の一方のねじ面に、いずれかの把持爪におけるね
じ山が接触し、かつ軸方向での他のねじ面に、他
の把持爪における雌ねじのねじ山が接触すること
になり、その結果ねじ軸と各把持爪との間に実質
上隙間がなくなり、ガタが生じない。
持爪をねじ軸に接近させた場合、いずれかの把持
爪がねじ軸の軸方向へバツクラツシユ以上の寸法
でずれているから、各把持爪の雌ねじがねじ軸と
完全に噛合う以前に両者が接触して把持状態とな
り、その場合、ねじ軸のねじ山における軸方向で
の一方のねじ面に、いずれかの把持爪におけるね
じ山が接触し、かつ軸方向での他のねじ面に、他
の把持爪における雌ねじのねじ山が接触すること
になり、その結果ねじ軸と各把持爪との間に実質
上隙間がなくなり、ガタが生じない。
実施例
以下この考案の実施例を第6図および第7図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第6図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
つて、ここに示すチヤツク装置は油圧シリンダ2
0の軸方向の運動を傾斜面(もしくはクサビ面)
によつて横方向の運動に変換することにより、複
数(図では2個)の把持爪21a,21bをねじ
軸22の半径方向へ前後動させるよう構成したも
のである。すなわち油圧シリンダ20のピストン
ロツド23は前後両方向にシリンダチユーブ24
から延び出しており、そのピストンロツド23の
一方を減衰カテスタの駆動軸(それぞれ図示せ
ず)に固定することにより、油圧シリンダ20は
下向きに配置されている。下側へ延び出たピスト
ンロツド23の下端部にナツクル25が取付けれ
るとともに、2本の保持ロツド26a,26bが
ナツクル25の直径上で対向する位置に半径方向
へ向けて突設されており、これに対しシリンダチ
ユーブ24の下端部に、内面を下方に向けて拡が
るテーパ面27とした分割テーパカラー28a,
28bが取付けられている。そして前記保持ロツ
ド26a,26bは、分割テーパカラー28a,
28bに形成した上下方向に長い長孔29a,2
9bを貫通しており、その先端部に座金を介して
受けナツト30a,30bがねじ込まれている。
つて、ここに示すチヤツク装置は油圧シリンダ2
0の軸方向の運動を傾斜面(もしくはクサビ面)
によつて横方向の運動に変換することにより、複
数(図では2個)の把持爪21a,21bをねじ
軸22の半径方向へ前後動させるよう構成したも
のである。すなわち油圧シリンダ20のピストン
ロツド23は前後両方向にシリンダチユーブ24
から延び出しており、そのピストンロツド23の
一方を減衰カテスタの駆動軸(それぞれ図示せ
ず)に固定することにより、油圧シリンダ20は
下向きに配置されている。下側へ延び出たピスト
ンロツド23の下端部にナツクル25が取付けれ
るとともに、2本の保持ロツド26a,26bが
ナツクル25の直径上で対向する位置に半径方向
へ向けて突設されており、これに対しシリンダチ
ユーブ24の下端部に、内面を下方に向けて拡が
るテーパ面27とした分割テーパカラー28a,
28bが取付けられている。そして前記保持ロツ
ド26a,26bは、分割テーパカラー28a,
28bに形成した上下方向に長い長孔29a,2
9bを貫通しており、その先端部に座金を介して
受けナツト30a,30bがねじ込まれている。
前記各保持ロツド26a,26bには、分割テ
ーパカラー28a,28bの内側に位置する取付
移動部材31a,31bが、保持ロツド26a,
26bの軸方向へ前後動自在に取付けられてい
る。各取付移動部材31a,31bの背面は、分
割テーパカラー28a,28bのテーパ面27に
対応するテーパ面32とされ、かつ各取付移動部
材31a,31bとナツクル25との間に開き用
の圧縮スプリング33a,33bが配置されてお
り、したがつて各取付移動部材31a,31bは
そのテーパ面32で分割テーパカラー28a,2
8bのテーパ面27に常時接触している。
ーパカラー28a,28bの内側に位置する取付
移動部材31a,31bが、保持ロツド26a,
26bの軸方向へ前後動自在に取付けられてい
る。各取付移動部材31a,31bの背面は、分
割テーパカラー28a,28bのテーパ面27に
対応するテーパ面32とされ、かつ各取付移動部
材31a,31bとナツクル25との間に開き用
の圧縮スプリング33a,33bが配置されてお
り、したがつて各取付移動部材31a,31bは
そのテーパ面32で分割テーパカラー28a,2
8bのテーパ面27に常時接触している。
そして各取付移動部材31a,31bの下部
に、把持爪21a,21bが互い対向して取付け
れている。把持爪21a,21bは、把持すべき
ねじ軸22のねじに対応する雌ねじ34a,34
bをそれぞれの対向面に形成した構成であつて、
第7図に示すように、一方の把持爪(例えば21
a)が他方の把持爪21bに対し、ねじ軸22の
軸方向へバツクラツシユよりわずか大きく寸法δ
だけ相対的にずれた位置に設置されている。
に、把持爪21a,21bが互い対向して取付け
れている。把持爪21a,21bは、把持すべき
ねじ軸22のねじに対応する雌ねじ34a,34
bをそれぞれの対向面に形成した構成であつて、
第7図に示すように、一方の把持爪(例えば21
a)が他方の把持爪21bに対し、ねじ軸22の
軸方向へバツクラツシユよりわずか大きく寸法δ
だけ相対的にずれた位置に設置されている。
上記のチヤツク装置によつてねじ軸22を把持
するには、先ず、油圧シリンダ20にその上側の
ポートP1から圧油を供給することによりシリン
ダチユーブ24と共に分割テーパカラー28a,
28bを相対的に引き上げ、このようにすること
により各把持爪21a,21bを圧縮スプリング
33a,33bの力によつて取付移動部材31
a,31bと共に後退させ、いわゆる開い状態に
しておく。この状態で、把持爪21a,21bが
ねじ軸22と水平方向で一致するまで全体を降下
させ、ここで油圧シリンダ20にその下側のポー
トP2から圧油を供給する。その結果、分割テー
パカラー28a,28bがシリンダチユーブ24
と共に下降するから、各取付移動部材31a,3
1bを分割テーパカラー28a,28bの内部深
くに相対的に引き込んだ状態となり、そのために
取付移動部材31a,31bがテーパ面27,3
2の作用によつてナツクル25側へ押される。し
たがつて各把持爪21a,21bが取付移動部材
31a,31bと共に移動するから、各雌ねじ3
4a,34bのねじ山とねじ軸22のねじ山とが
噛み合うことにより、把持爪21a,21bがね
じ軸22をチヤツクする。その場合、各把持爪2
1a,21bがねじ軸22の軸方向へバツクラツ
シユよりわずか大きい寸法δだけ互いにずれてい
るから、第7図に示すように、一方の把持爪21
aの雌ねじ34aが、ねじ軸22のねじ山におけ
る軸方向での一方のねじ面に接触し、かつ他方の
把持爪21bの雌ねじ34bが、他方のねじ面に
接触した状態でねじ軸22をチヤツクする。した
がつてねじ軸22をその軸方向に対して完全に拘
束したことになり、結局ガタが生じることなく把
持することができる。
するには、先ず、油圧シリンダ20にその上側の
ポートP1から圧油を供給することによりシリン
ダチユーブ24と共に分割テーパカラー28a,
28bを相対的に引き上げ、このようにすること
により各把持爪21a,21bを圧縮スプリング
33a,33bの力によつて取付移動部材31
a,31bと共に後退させ、いわゆる開い状態に
しておく。この状態で、把持爪21a,21bが
ねじ軸22と水平方向で一致するまで全体を降下
させ、ここで油圧シリンダ20にその下側のポー
トP2から圧油を供給する。その結果、分割テー
パカラー28a,28bがシリンダチユーブ24
と共に下降するから、各取付移動部材31a,3
1bを分割テーパカラー28a,28bの内部深
くに相対的に引き込んだ状態となり、そのために
取付移動部材31a,31bがテーパ面27,3
2の作用によつてナツクル25側へ押される。し
たがつて各把持爪21a,21bが取付移動部材
31a,31bと共に移動するから、各雌ねじ3
4a,34bのねじ山とねじ軸22のねじ山とが
噛み合うことにより、把持爪21a,21bがね
じ軸22をチヤツクする。その場合、各把持爪2
1a,21bがねじ軸22の軸方向へバツクラツ
シユよりわずか大きい寸法δだけ互いにずれてい
るから、第7図に示すように、一方の把持爪21
aの雌ねじ34aが、ねじ軸22のねじ山におけ
る軸方向での一方のねじ面に接触し、かつ他方の
把持爪21bの雌ねじ34bが、他方のねじ面に
接触した状態でねじ軸22をチヤツクする。した
がつてねじ軸22をその軸方向に対して完全に拘
束したことになり、結局ガタが生じることなく把
持することができる。
また把持を解除する場合には、油圧シリンダ2
0の上側のポートP1から圧油を供給すればよ
く、このようにすれば分割テーパカラー28a,
28bがシンダチユーブ24と共に上昇し、その
結果取付移動部材31a,31bから相対的に突
き出た状態となるから、取付移動部材31a,3
1bが圧縮スプリング33a,33bに押されて
テーパ面27に沿つて後退し、その結果把持爪2
1a,21bが開いて把持が解除される。
0の上側のポートP1から圧油を供給すればよ
く、このようにすれば分割テーパカラー28a,
28bがシンダチユーブ24と共に上昇し、その
結果取付移動部材31a,31bから相対的に突
き出た状態となるから、取付移動部材31a,3
1bが圧縮スプリング33a,33bに押されて
テーパ面27に沿つて後退し、その結果把持爪2
1a,21bが開いて把持が解除される。
なお各把持爪21a,21bは、両者を一体と
した大きさ、形状の素材に、ねじ軸22に対応す
る雌ねじ34a,34bの加工を施すとともに、
これを2分割し、しかる後各分割片の取付移動部
材に対する取付面の取代をわずか異ならせればよ
いので、容易に製作することができる。
した大きさ、形状の素材に、ねじ軸22に対応す
る雌ねじ34a,34bの加工を施すとともに、
これを2分割し、しかる後各分割片の取付移動部
材に対する取付面の取代をわずか異ならせればよ
いので、容易に製作することができる。
他方、この考案では、上記の実施例に限らず、
2個以上の把持爪を設けてもよく、また把持爪を
開閉する駆動装置は油圧シリンダに限られるもの
ではない。
2個以上の把持爪を設けてもよく、また把持爪を
開閉する駆動装置は油圧シリンダに限られるもの
ではない。
考案の効果
以上の説明から明らかなようにこの考案によれ
ば、把持すべきねじ軸のねじに対応する雌ねじを
形成した複数の把持爪のうちいずれかの把持爪
を、他の把持爪に対しバツクラツシユよりわずか
大きい寸法だけねじ軸の軸方向へずらせて配置し
たから、各把持爪の雌ねじが接触するねじ軸での
ねじ面が、軸方向において反対となり、したがつ
てねじ軸を軸方向へ完全に拘束し、いわゆるガタ
を生じることなく確実に把持することができる。
また雌ねじは、把持すべきねじ軸と対応するもの
であつて、特殊なものではないから、素材に雌ね
じ加工を施した後、これを分割して把持爪を得る
ことができ、したがつて製造の容易なものとする
ことができる。さらに把持爪はねじ軸に対しその
半径方向へ前後動させればよいのであるから、容
易に自動化を図ることができる。
ば、把持すべきねじ軸のねじに対応する雌ねじを
形成した複数の把持爪のうちいずれかの把持爪
を、他の把持爪に対しバツクラツシユよりわずか
大きい寸法だけねじ軸の軸方向へずらせて配置し
たから、各把持爪の雌ねじが接触するねじ軸での
ねじ面が、軸方向において反対となり、したがつ
てねじ軸を軸方向へ完全に拘束し、いわゆるガタ
を生じることなく確実に把持することができる。
また雌ねじは、把持すべきねじ軸と対応するもの
であつて、特殊なものではないから、素材に雌ね
じ加工を施した後、これを分割して把持爪を得る
ことができ、したがつて製造の容易なものとする
ことができる。さらに把持爪はねじ軸に対しその
半径方向へ前後動させればよいのであるから、容
易に自動化を図ることができる。
第1図はシヨツクアブソーバの減衰カテストの
方法を説明するための略解図、第2図ないし第4
図は従来のチヤツク装置をそれぞれ示す略解図で
あつて、第2図はコレツトチヤツクを示し、第3
図は分割チヤツク爪を用いた装置を示し、第4図
はねじによる締付け方式の装置を示す。第5図は
従来装置による把持状態を示す部分断面図であ
り、第6図はこの考案の一実施例を示す断面図、
第7図はその把持爪によるねじ軸の把持状態を示
す部分断面図である。 21a,21b……把持爪、22……ねじ軸、
34a,34b……雌ねじ、δ……バツクラツシ
ユよりわずか大きい寸法。
方法を説明するための略解図、第2図ないし第4
図は従来のチヤツク装置をそれぞれ示す略解図で
あつて、第2図はコレツトチヤツクを示し、第3
図は分割チヤツク爪を用いた装置を示し、第4図
はねじによる締付け方式の装置を示す。第5図は
従来装置による把持状態を示す部分断面図であ
り、第6図はこの考案の一実施例を示す断面図、
第7図はその把持爪によるねじ軸の把持状態を示
す部分断面図である。 21a,21b……把持爪、22……ねじ軸、
34a,34b……雌ねじ、δ……バツクラツシ
ユよりわずか大きい寸法。
Claims (1)
- ねじ軸に対しその半径方向へ前後動する複数の
把持爪を有し、各把持爪における前記ねじ軸に対
向する面に、ねじ軸のねじと対応する雌ねじが形
成されるとともに、前記複数の把持爪のうちいず
れかの把持爪が、他の把持爪に対しねじ軸の軸方
向へバツクラツシユよりわずか大きく寸法だけ相
対的にずれた位置に設置されていることを特徴と
するねじ軸のチヤツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4904184U JPS60161568U (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | ねじ軸のチヤツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4904184U JPS60161568U (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | ねじ軸のチヤツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161568U JPS60161568U (ja) | 1985-10-26 |
JPS6339012Y2 true JPS6339012Y2 (ja) | 1988-10-13 |
Family
ID=30565866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4904184U Granted JPS60161568U (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | ねじ軸のチヤツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161568U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4296418B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2009-07-15 | 株式会社阪村機械製作所 | 軸力保障ボルトの検査システム |
WO2016013303A1 (ja) * | 2014-07-22 | 2016-01-28 | シチズンホールディングス株式会社 | チャック |
-
1984
- 1984-04-03 JP JP4904184U patent/JPS60161568U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60161568U (ja) | 1985-10-26 |
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