JPS6338716Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6338716Y2
JPS6338716Y2 JP13607581U JP13607581U JPS6338716Y2 JP S6338716 Y2 JPS6338716 Y2 JP S6338716Y2 JP 13607581 U JP13607581 U JP 13607581U JP 13607581 U JP13607581 U JP 13607581U JP S6338716 Y2 JPS6338716 Y2 JP S6338716Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection point
resistor
voltage
output
diodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13607581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5841090U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13607581U priority Critical patent/JPS5841090U/ja
Publication of JPS5841090U publication Critical patent/JPS5841090U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6338716Y2 publication Critical patent/JPS6338716Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は波形歪及び直流オフセツト電圧のない
整流出力が得られる整流回路に関するものであ
る。
従来の正と負の電圧が同時に得られる整流回路
を第1図に示す。図中1a,1bは被整流信号
(交流)の入力端子、2は正極性の出力端子、3
は負極性の出力端子、4は接地された共通の出力
端子、D1,D2はダイオードであり、上記入力
端子1a−1b間に第2図aに示す交流信号が入
力すると、ダイオードD1は交流信号が正の半サ
イクルの期間オンし、またダイオードD2は交流
信号が負の半サイクルの期間オンし、出力端子2
から正の半サイクルの出力が、また出力端子3か
らは負の半サイクルの出力がそれぞれ得られる。
しかしながら、ダイオードD1,D2は順方向
電圧VFを有するため、入力電圧が電圧VFに達す
るまでオンせず、従つて、出力端子2及び3から
出力される波形は、第2図b及びcに示す如く電
圧VF以下の波形歪を伴なつていた。またダイオ
ードD1,D2に流す電流値の差から直流オフセ
ツト電圧を生じ第2図d及びeに示す如き正と負
の出力バランスの崩れた波形が発生する恐れがあ
つた。
本考案は上記従来の欠点を除去するため、複数
のダイオードをブリツジ接続し、ダイオードの
(+)極同士の接続点に正電圧を、またダイオー
ドの(−)極同士の接続点に上記正電圧と絶対値
の等しい負電圧を印加する如くなし、他の2つの
接続点の一方を接地し、他方を被整流信号入力端
子とし、該被整流信号入力端子に接続した2つの
ダイオードと被整流信号入力端子との間に抵抗を
それぞれ直列に接続すると共に該ダイオードと抵
抗との接続点より正及び負の整流出力を取り出す
ようにしたもので、その目的とするところは波形
歪及び直流オフセツト電圧のない整流出力を得る
ことのできる整流回路を提供することにある。以
下図面について詳細に説明する。
第3図は本考案の基本構成を示すもので、図中
D11,D12,D13,D14はダイオード、
R1,R2,R3,R4は抵抗、11は被整流信
号(交流信号)入力端子、12は正の出力端子、
13は負の出力端子、14は正の電源端子、15
は負の電源端子、16は接地(GND)端子、1
7,18,19,20,21,22は接続点であ
る。ダイオードD11,D12,D13,D14
はダイオードブリツジを構成し、ダイオードD1
1とD13はその(+)極同士が接続点17にて
接続し、ダイオードD12とD14はその(−)
極同士が接続点18にて接続し、接続点17及び
18にはそれぞれ抵抗R1及びR2を介して電源
端子14及び15が接続している。電源端子14
には正の直流電圧(Vcc)が印加され、電源端子
15には上記正の直流電圧と等しい絶対値の負の
直流電圧(−Vcc)が印加されている。ダイオー
ドD11の(−)極とD12の(+)極は接続点
19で接続し、該接続点19は接地端子16と接
続してアースされている。ダイオードD13の
(−)極には抵抗R3が直列に接続し、ダイオー
ドD14の(+)極には抵抗R4が直列に接続
し、抵抗R3とR4の他端は接続点20にて接続
し、該接続点20には入力端子11が接続してい
る。またダイオードD13と抵抗R3との接続点
21より正の出力端子12が、またダイオードG
14と抵抗R4との接続点22より負の出力端子
13がそれぞれ取り出されている。
次に動作について説明する。ここでダイオード
D11,D12,D13,D14は順方向V−I
特性がほぼ同一なものとし、R1=R2,R3=
R4とし、R1,R2はR3,R4より充分に大
きいものとする。
まず、直流分について考えると、電源端子14
及び15に印加されたVcc及び−Vccの電圧によ
り電流が電源端子14より抵抗R1を介して接続
点17の方向へ流れ、ダイオードD11とD13
に分流する。ダイオードD11に流れる電流は接
続点19、ダイオードD12、接続点18、抵抗
R2を通つて電源端子15に達する。一方、ダイ
オードD13に流れる電流は抵抗R3、接点2
0、抵抗R4、ダイオードD14を通つて接続点
18に上記ダイオードD12を流れる電流と合流
する。接続点19は接地端子16を介してアース
されているが、上述の如く抵抗R1=R2で端子
14と15に印加した電圧は、絶対値の等しい正
及び負の電圧であるから、接続点19は接続点1
7と18の中間電位となり、またダイオードD1
1とD12には同じ電流値の電源が流れることに
なる。一方、抵抗R3=R4であるため、接続点
20は接続点17と18の中間電位すなわち接続
点19と等しくアース電位となる。
入力端子11に第4図aに示すような正弦波形
の被整流入力信号を加えると、正の半サイクルで
はダイオードD13はオフとなり抵抗R3を介し
て出力端子12に第4図bに示す如き正の半サイ
クルの電圧を出力するが、ダイオードD14はオ
ンとなり、ダイオードD12とD14の順方向電
圧はほぼ等しいため、接続点22すなわち出力端
子13は接続点19と同一のアース電位に保たれ
る。
負の半サイクルではダイオードD14はオフと
なり抵抗R4を介して出力端子13に第4図cに
示す如き負の半サイクルの電圧を出力するが、ダ
イオードD13はオンとなり、ダイオードD11
とD13の順方向電圧はほぼ等しいため、接続点
21すなわち出力端子12は接続点19と同一の
アース電位に保たれる。
このように上記回路では出力端子12より正の
半サイクル、出力端子13より負の半サイクルの
整流出力が得られるが、ダイオードD13及びD
14は出力が得られるときオフとなるため、ダイ
オードの順方向電圧VFによる波形歪は発生しな
い。また出力端子12及び13の一方より整流波
形が得られるとき他方の出力端子は常にアース電
位となるため直流オフセツト電圧は発生せず、正
と負の出力波形のアンバランスを生じない利点が
ある。
第5図は第3図の回路にフイルタを付加して一
定電圧値の正及び負の出力電圧を得る如くした実
施例を示すもので、図中R5,R6は抵抗、C
1,C2はコンデンサである。抵抗R5は接続点
21と出力端子12との間に接続し、抵抗R6は
接続点22と出力端子13との間に接続し、コン
デンサC1及びC2の一端はそれぞれ抵抗R5と
出力端子12との間、及び抵抗R6と出力端子1
3との間に接続し、他端は接地されており、抵抗
R5とコンデンサC1及び抵抗R6とコンデンサ
C2はそれぞれ充分に長い時定数を有し、RCフ
イルタを構成している。従つて出力端子12及び
13からはそれぞれ平滑された正の出力電圧及び
負の出力電圧が得られる。この場合R5,R6≫
R3,R4とし、R5=R6とすればオフセツト
電圧をより小さくできる。その他の構成、効果は
第3図の回路と同様である。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、第
1図の回路にオペアンプを付加して両波整流した
出力電圧を得る如くしたものである。図中、R
7,R8,R9,R10は抵抗、R11は可変抵
抗、C3,C4はコンデンサ、23はオペアン
プ、24は出力端子で接続点21とオペアンプ2
3の正入力端子とは抵抗R7を介して接続し、接
続点22はオペアンプ23の負入力端子とは抵抗
R8を介して接続している。また抵抗R9とコン
デンサC3とは並列接続しその一端はオペアンプ
23の正入力端子に接続し他端は接地しており、
抵抗R10とコンデンサC4とは並列接続しその
一端はオペアンプ23の負入力端子に接続し他端
はオペアンプ23の出力端子に接続しており、更
に接続点17と接続点18との間には可変抵抗R
11の両端が接続しその摺動端子とオペアンプ2
3の負入力端子とが接続している。
このような構成において、オペアンプ23は差
動積分器として働き、入力信号のうち正の半サイ
クルの電圧は抵抗R3,R7,R9に流れコンデ
ンサC3にて平滑され、R9/(R3+R7)倍
の電圧が出力端子24に得られ(このとき接点2
2はアース電位であり、負入力による出力は生じ
ない。)、負の半サイクルの電圧は抵抗R4,R
8,R10に流れコンデンサC4にて平滑され極
性が反転され、R10/(R4+R8)倍の電圧
が出力端子24に得られる。ここで、R7=R
8,R9=R10,C3=C4とすると、 利得gは g=R9/R3+R7=R10/R4+R8 となり、一定電圧値の正の出力電圧が出力端子2
4に得られる。具体的な数値例で示せば、R3=
R4=500(Ω)、R7=R8=4.5K(Ω)、R9=
R10=10K(Ω)、C3=C4=10μ(F)にて入力
信号が1K(Hz)の正弦波のとき、g=2(倍)の
出力電圧が得られる。また可変抵抗11を微調整
してオペアンプ23の負入力端子の電位を制御す
ることによりオペアンプ23自体が有するオフセ
ツト電圧をキヤンセルすることができる。なお、
その他の構成、効果については第3図の回路と同
様である。
以上説明したように本考案によれば、複数のダ
イオードをブリツジ接続し、ダイオードの(+)
極同士の接続点に正電圧を、またダイオードの
(−)極同士の接続点に上記正電圧と絶対値の等
しい負電圧を印加する如くなし、他の2つの接続
点の一方を接地し、他方を被整流信号入力端子と
し、該被整流信号入力端子に接続した2つのダイ
オードと被整流信号入力端子との間に抵抗をそれ
ぞれ直列に接続すると共に該ダイオードと抵抗と
の接続点より正及び負の整流出力を取り出すよう
にしたので、被整流入力信号がダイオードを通ら
ず整流されるため、ダイオードの順方向電圧VF
による波形歪がなく、また一方の出力が得られて
いる時は他方が常にアース電位となるため直流オ
フセツト電圧が発生せず、正と負の出力のアンバ
ランスのない整流出力が得られる利点があり、正
確な出力電圧を必要とする電源装置等に利用し得
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図は
従来の整流回路の回路図、第2図a,b,c,
d,eは第1図の回路の入力波形及び出力波形の
説明図、第3図は本考案の整流回路の基本構成を
示す回路図、第4図a,b,cは第3図の回路に
おける入力波形と出力波形の説明図、第5図は本
考案の一実施例を示す回路図、第6図は本考案の
他の実施例を示す回路図である。 D11,D12,D13,D14……ダイオー
ド、R1,R2,R3,R4……抵抗、11……
入力端子、12,13……出力端子、14,15
……電源端子、16……接地端子、17,18,
19,20,21,22……接続点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のダイオードをブリツジ接続し、ダイオー
    ドの(+)極同士の接続点に正電圧を、またダイ
    オードの(−)極同士の接続点に上記正電圧と絶
    対値の等しい負電圧を印加する如くなし、他の2
    つの接続点の一方を接地し、他方を被整流信号入
    力端子とし、該被整流信号入力端子に接続した2
    つのダイオードと被整流信号入力端子との間に抵
    抗をそれぞれ直列に接続すると共に該ダイオード
    と抵抗との接続点より正及び負の整流出力を取り
    出すようにしたことを特徴とする整流回路。
JP13607581U 1981-09-12 1981-09-12 整流回路 Granted JPS5841090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13607581U JPS5841090U (ja) 1981-09-12 1981-09-12 整流回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13607581U JPS5841090U (ja) 1981-09-12 1981-09-12 整流回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5841090U JPS5841090U (ja) 1983-03-18
JPS6338716Y2 true JPS6338716Y2 (ja) 1988-10-12

Family

ID=29929417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13607581U Granted JPS5841090U (ja) 1981-09-12 1981-09-12 整流回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5841090U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5224647B2 (ja) * 2006-02-16 2013-07-03 日本インバータ株式会社 インバータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5841090U (ja) 1983-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4980812A (en) Uninterrupted power supply system having improved power factor correction circuit
US5572416A (en) Isolated input current sense means for high power factor rectifier
JPS6017170B2 (ja) チヨツパ増幅器の復調回路
JPS6358484B2 (ja)
JPS6338716Y2 (ja)
JPS6359197B2 (ja)
JPS5937916Y2 (ja) 容量式変位変換器
JPS6031436Y2 (ja) 交流モ−タの制御回路
JPH0120648Y2 (ja)
JPH0453159Y2 (ja)
JPS6130467Y2 (ja)
JPS6133373B2 (ja)
JPS6219938Y2 (ja)
JPH0336093Y2 (ja)
JPH0116391Y2 (ja)
JPH0246111Y2 (ja)
SU1536473A1 (ru) Блок формировани модул
JPS5932216Y2 (ja) 直流高電圧発生装置
JPH019270Y2 (ja)
JPH0221239B2 (ja)
JPS6058402B2 (ja) サ−ボ記録計
JPH0234607Y2 (ja)
JPS5848614Y2 (ja) 湿度検出回路
JPS58138121A (ja) 波形整形回路
JP2539253B2 (ja) 交流電源装置