JPS6338542B2 - - Google Patents

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JPS6338542B2
JPS6338542B2 JP55102323A JP10232380A JPS6338542B2 JP S6338542 B2 JPS6338542 B2 JP S6338542B2 JP 55102323 A JP55102323 A JP 55102323A JP 10232380 A JP10232380 A JP 10232380A JP S6338542 B2 JPS6338542 B2 JP S6338542B2
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JP
Japan
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fuel
chamber
conduit
fuel supply
combustion chamber
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Application number
JP55102323A
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English (en)
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JPS5620738A (en
Inventor
Efu Barutsu Jiin
Jii Deyubowa Chesutaa
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Outboard Marine Corp
Original Assignee
Outboard Marine Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Outboard Marine Corp filed Critical Outboard Marine Corp
Publication of JPS5620738A publication Critical patent/JPS5620738A/ja
Publication of JPS6338542B2 publication Critical patent/JPS6338542B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/16Other means for enriching fuel-air mixture during starting; Priming cups; using different fuels for starting and normal operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M33/00Other apparatus for treating combustion-air, fuel or fuel-air mixture
    • F02M33/02Other apparatus for treating combustion-air, fuel or fuel-air mixture for collecting and returning condensed fuel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S123/00Internal-combustion engines
    • Y10S123/02Accumulated fuel return to tank or engine-induction system
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S261/00Gas and liquid contact apparatus
    • Y10S261/08Carburetor primers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関に関し、特に内燃機関用の燃
料追加供給装置およびクランクケース―ドレーン
装置に関する。 内燃機関用の燃料注射装置は下記の米国特許に
開示されている。即ち、
【表】 内燃機用のクランクケース―ドレーン・システ
ムは、1973年10月2日発行のSchuetyの米国特許
第3376380号に開示される。 前記の従来技術はいずれも、内燃機関用のクラ
ンクケース・ドレーン装置に燃料追加供給装置を
一体化する装置を開示するものではない。 本発明は、燃焼装置と、この燃焼装置から延在
するクランクケースを含む機関を提供する。第1
の燃料供給装置は前記燃焼室と連通して燃料供給
源と接続させられるようになつており、この第1
の燃料供給装置はこれにより燃料を供給源から燃
焼室へ導入するよう作用する。第2の燃料供給装
置も又前記燃焼室と連通して燃料供給源と接続す
るようになつており、この第2の燃料供給装置は
これにより前記第1の燃料供給装置により導入さ
れる燃料に加えて、燃料を燃焼室内に導入するよ
う作用する。前記第2の燃料供給装置を選択的に
操作して燃料を燃焼室内に導入するため第1の制
御装置が第2の燃料供給装置と接続されている。
捕集装置はクランクケースから残りの燃料を貯蓄
するためクランクケースと連通し、第3の燃料供
給装置は残りの燃料を捕集装置から燃焼室内に供
給するため前記捕集装置および燃焼室と連通す
る。第2の燃料供給装置の作用中に、第3の燃料
供給装置による残りの燃料の供給を遮断するため
第2の制御装置が第2の燃料供給装置および第3
の燃料供給装置と接続される。 本発明の一実施態様によれば、前記第1の燃料
供給装置は、燃料を燃料供給源から燃焼室へ伝達
するための第1の燃料供給装置と、燃料を第1の
燃料供給源から第1の燃料導管装置を介して燃焼
室内に圧送するため第1の燃料導管装置と連通す
る第1の燃料ポンプ装置とを含む。本実施例にお
いては、第2の燃料供給装置は、第1の燃料ポン
プ装置および燃焼室と連通しかつ燃料を第1の燃
料ポンプ装置から第1の制御装置の作用下にある
燃焼室内へ伝達する第2の燃料導管装置を含む。 一実施態様によれば、前記第1の制御装置は第
2の燃料導管装置と連通しかつ第1の燃料ポンプ
装置から燃焼室への燃料の伝達を遮断する閉鎖位
置と、第1の燃料ポンプ装置から燃料室への燃料
の伝達を許容する開口位置との間を作用的に運動
する第1の弁装置を含む。本実施態様において
は、第1の弁装置が前記閉鎖位置へ偏倚され、閉
鎖位置から開口位置への偏倚装置の作用に抗して
前記第1の弁装置を運動させる作動装置が設けら
れている。 一実施態様においては、前記作動装置は、偏倚
力の作用に抗して閉鎖位置から開口位置へ第1の
弁装置を運動させるための電気的に作動するソレ
ノイド並びに手動装置を含んでいる。 一実施態様においては、前記第3の燃料供給装
置は、前記捕集装置から燃焼室へ燃料を伝達する
第3の燃料導管装置と、脈動圧力に応答して燃料
を捕集装置から前記第3の燃料導管装置を介して
燃焼室へ圧送する第2の燃料ポンプ装置とを含ん
でいる。本実施態様においては、機関は更に燃焼
室内で往復運動を行うように取付けられたピスト
ンを含み、前記クランクケースはこのピストンの
往復運動に対応する脈動する圧力の源を形成す
る。 一実施態様においては、前記第2の燃料導管装
置は、第1の燃料ポンプ装置と連通する入口端部
と燃焼室と連通する出口端部とを有する第1の燃
料供給路を含む。前記第3の導管装置は、捕集装
置と連通する入口端部と前記第1の燃料供給路と
連通する出口端部とを有する第2の燃料供給路を
含む。本実施態様においては、前記第2の制御装
置は、ある大きさの圧力を受ける第2の燃料供給
路内の燃料の流れに応答して第2の燃料供給路の
出口端部と第1の燃料供給路の流通を生じる開口
位置と、第2の燃料供給路内の流体圧力の大きさ
を越える大きさの圧力を受ける第1の燃料供給路
内の燃料の流れに応答して第2の燃料供給路の出
口端部と第1の燃料供給路の流通を阻止する閉鎖
位置との間で作用的に運動可能な第2の弁装置を
含む。 一実施態様においては、前記の第2の制御装置
は、第2の弁装置を前記閉鎖位置へ偏倚させる装
置を含み、本実施態様においては、前記偏倚装置
は第2の弁装置を閉鎖するため第1の燃料供給路
内の流体圧力と合同して作用する。 一実施態様によれば、前記第2の燃料供給装置
は、第2の燃料供給路の出口端部と第1の燃料供
給路の入口端部の間に第1の燃料供給路と連通
し、かつ第1の燃料供給路内のその出口端部への
燃料の流れを許容し乍ら、第1の燃料供給路内そ
の入口端部への燃料の流れを阻止するよう作用す
る第3の弁装置を含んでいる。 一実施態様によれば、前記燃焼室は自らを貫通
する入口ポートを有する側壁面を有し、前記第2
の燃料供給装置は第2の燃料供給装置の作用中入
口ポートを介して燃焼室内へ燃料を導入するため
の入口ポートと連通するノズル装置を含む。 一実施態様によれば、機関は更に、最初に述べ
た内燃室に加えて第2の燃焼室と、最初に述べた
クランクケースに加えて第2のクランクケースを
有する。本実施態様においては、第1の燃料供給
装置は第1と第2の両方の燃焼室内へ燃料を導入
するよう作用し、第2の燃料供給装置は同様に第
1の制御装置の作用を受ける第1と第2の両燃焼
室内に燃料を更に導入するよう作用する。又、本
実施態様においては、前記捕集装置は、第1のク
ランクケースからの残留燃料を貯蓄するため第1
のクランクケースと連通する第1の捕集装置と第
2のクランクケースからの残留燃料を貯蓄するた
め第2のクランクケースと連通する第2の捕集装
置を含む。第3の燃料供給装置は第1の捕集装置
から第2の燃焼室へ残留燃料を供給する第1のド
レーン導管装置と、第2の捕集装置から第1の燃
焼室へ残留燃料を供給する第2のドレーン導管装
置を含む。本実施態様においては、前記第2の制
御装置は、第2の燃料供給装置の作用中第1のド
レーン導管装置と第2のドレーン導管装置による
残留燃料の供給を同時に阻止する装置を含む。 本発明の主な特徴の1つは、クランクケースの
燃料ドレーン装置と一体に結合されることにより
機関構造の全体的な複雑さを軽減する燃料追加供
給装置を有する機関の提供にある。 本発明の別の特徴は、一体に結合された燃料追
加供給装置とドレーン装置を有し、燃料追加供給
装置の作用中ドレーン装置を介する残留燃料の戻
りを阻止する制御装置を含む機関の提供にある。 本発明の実施態様の他の特徴および長所は、以
下の全体的な説明と、添付図面と、特許請求の範
囲を照合すれば明らかになるであろう。 本発明の各実施態様を詳細に説明するに先立
ち、本発明はその用途において以下の説明又は添
付図面に示される構造の詳細および構成要素の配
置に限定されるものではないことを了解すべきで
ある。本発明は他の実施態様が可能であり種々の
方法で実施可能である。又、本文に用いられる辞
句は説明の目的のためであり、これに限定するも
のと見做されるべきではない。 第1図に示されるのは、本発明の諸特徴を具体
化した内燃機関10である。一般に、機関10
は、1つの燃焼室12と、燃料を燃焼室12内に
導入して機関の運転を維持する関連する第1と、
第2と、第3の燃料供給装置14,16,18を
有する。 種々の機関構造が可能であるが、図示した実施
態様においては、ブロツク部材22は燃焼室12
を形成するシリンダ24を含む。このブロツク部
材22は又、シリンダ24から延在するクランク
ケース26を含む。ピストン28はシリンダ24
内で往復運動するようにコネクチング・ロツド3
0によりクランクケース26内で回転自在に取付
けられるクランク軸32に結合されて取付けられ
る。点火栓等が燃焼室12内に突出し、燃焼室1
2内に第1燃料供給装置14、又は第2燃料供給
装置16又は第3燃料供給装置18によつて導入
される燃料は点火栓34により着火され、これに
よりピストン28の往復運動を生じ、ピストンは
更にクランク軸を駆動する。 第1の燃料供給装置14は、適当に燃料供給源
20と接続され燃料を供給源20から燃焼室12
内へ伝達する第1の燃料導管装置36を含む。
種々の構造が可能であるが、図示の実施例におい
ては、第1の燃料導管装置36は、空気を大気中
から従来周知のリード弁組立体40を経てクラン
ク軸26内に指向する空気導入路38を有する気
化器を含む。導管42は燃料を供給源20から空
気導入路38内へ供給し、電動ポンプ等の第1の
燃料ポンプ装置44が燃料を導管42内に圧送す
るために設けられている。 この構造の故に、空気と燃料の混合気が空気導
入路38内で形成され、その後リード弁組立体4
0および適当な燃料導入ポート57を経て、クラ
ンクケース26内にピストンの往復運動によつて
生じる脈動する圧力変動に応答して燃焼室内に吸
引される。明らかなように、第1の燃料供給装置
14は機関10に対する主燃料供給装置を提供す
る。 機関10が冷却しており、あるいはある時間運
転されなかつた場合には屡々、十分な量の燃料が
第1の燃料供給装置14によつて燃焼室12内へ
供給されるようにある期間手動又は電動のスター
タ機構(図示せず)等によつて機関10のクラン
ク回しを行うことが必要である。クランク回し操
作中燃焼室12内に導入される可燃燃料分を補足
することにより機関10の始動を容易にするた
め、第2の燃料供給装置16は、第1の燃料供給
装置14により導入される燃料に加えて燃料を燃
焼室12内へ導入する。関連する第1の制御装置
46は、第2の燃料供給装置16が選択的に操作
できるように第2の燃料供給装置16と結合され
る。このように、第2の燃料供給装置16は機関
10に対する燃料追加供給装置を提供する。 種々の構造が可能であるが、図示の実施例で
は、第2の燃料供給装置16は、燃料ポンプ44
および燃焼室12と連通しかつ第1の制御装置4
6の作用下で燃料を燃料ポンプ44から燃焼室1
2へ伝達する第2の燃料導管装置48を含む。 更に詳述すれば、第1の導管50は、燃料ポン
プ44に接続される入口端部52と、燃料絞りオ
リフイス即ちノズル56に接続される出口端部5
4を有する。ノズル56は、これにより射出され
た燃料が、第1の燃料供給装置14により導入さ
れ脈動圧力によつて燃料導入ポート57を経て吸
引される燃料に加えて、燃焼室12に進入するよ
うに、燃料導入ポート57の上端部付近のブロツ
ク部材22の側壁に形成された入口ポート58を
貫通する。 この構造の故に、第2の燃料供給装置により供
給される燃料は燃焼室12内の直接射出され、空
気導入路38内の従来周知のチヨーク弁組立体
(図示せず)はこのため不要となる。同様に、燃
料濃化操作中の「チヨーク操作過剰」即ち機関1
0の燃料過剰の可能性は、ノズル56により燃焼
室12内に射出された過剰燃料がクランク回し操
作の間ピストンの拡復運動により生じる脈動圧力
によつて燃焼室12から排気ポート60へ迅速に
排出されるので、実質的に減少する。 次に第2図によれば、第2の燃料供給装置16
を介する燃料の伝達を制御する第1の制御装置4
6は、燃料ポンプ44とノズル56間で第1の導
管50と同系内に接続される追加燃料制御弁組立
体の形態をとる。この制御弁46は、第1の導管
50を介するノズル56への燃料の流れを遮断す
る閉鎖位置(第2図に仮想線で示す)と、第1の
導管50を介するノズル56への燃料の流れを許
容する開口位置(第2図に実線で示す)との間で
作用的に運動可能である。 制御弁46が図示したこの実施例(第2図参
照)において前記閉鎖位置と開口位置間で選択的
に運動できるようにするために、制御弁46はば
ね62等により閉鎖位置に向けて偏倚され、電気
的に制御されるソレノイド64は前記ばね62の
作用に抗して閉鎖位置から開口位置へ制御弁46
を運動させるためこの弁46と作用的に結合され
ている。ソレノイド64は更に、機関のオペレー
タによる操作のため接近可能な周知のスイツチ6
6により操作される。このように、オペレータが
機関のスタータ機構を作動させる時、オペレータ
は同時にスイツチ66を作動させて第2の燃料供
給装置16を操作して機関10の燃料追加供給を
行う。 前述の如く、燃料ポンプ44および制御弁46
は一般にバツテリ(図示せず)により電気的に作
動させられる。万一電気的な故障が生じて機関の
燃料追加供給を手動で行うことができるようにす
るため、弾力性を有する「つぶし」球部68等
(第2図は仮想線で示す)の手動操作する燃料ポ
ンプは第1の導管50と接続され、手動操作する
レバー組立体70は制御弁46が偏倚ばね62の
作用に抗して手動にて開口できるように制御弁4
6と作用的に接続される。つぶし球部68および
レバー組立体70は、万一電気的な故障が生じる
場合、2次的即ち補助燃料追加供給装置となる。 機関10の通常の運転中は、未着火の燃料はク
ランクケース26内に集つて有効な機関の燃焼の
妨げとなる不安定な燃料空気比の形成を招くおそ
れがある。この残留燃料をクランクケース26か
ら燃焼室12に戻すため、機関10はクランクケ
ース・ドレーン装置を含んでいる。一般に、第1
図によれば、捕集装置72はクランクケース26
からの残留燃料の貯蓄のためクランクケース26
と連通し、第3の燃料供給装置18が捕集装置7
2と燃焼室12と連通して残留燃料を捕集装置7
2から燃焼室12へ供給する。 種々の構造が可能であるが、図の実施例(第1
図に最もよく示される)においては、捕集装置7
2は、リード弁組立体40の付近でクランクケー
ス26の側壁部に形成された出口ポート74を含
む。ドレーン・ニツプル76等がこの出口ポート
74と連通し、第3の燃料供給装置18はドレー
ン・ニツプル76および燃焼室12と連通する第
2の導管78を含む。第2の燃料ポンプ装置80
(第1図で仮想線で示される)は残留燃料を第2
の導管78内に圧送する。 第2の燃料ポンプ装置80は種々に構成可能
で、例えば最初に述べた燃料ポンプ44と独立的
に作用する別の燃料ポンプでもよいが、図示の実
施態様においては、ピストンの往復運動の結果ク
ランクケース26内に生じる脈動する圧力変化が
残留燃料をクランクケース26から第2の導管7
8を経て燃焼室12内へ圧送するよう作用する。 第1図に示す如く、第3の燃料供給装置18
は、追加装置用燃料と同様、残留燃料がこれ迄に
述べたノズル56を経て燃焼室12に直接射出さ
れるように第2の燃料供給装置16と交叉する。
詳しくは、第2の導管78は、ドレーン・ニツプ
ル76と接続された入口端部82と、ノズル56
と追加燃料制御用ソレノイド弁46の間で第1の
導管50と交叉する出口端部84とを有する。 第2の燃料供給装置16と第3の燃料供給装置
18とが相互に独立的に作用して同時に燃料をノ
ズル56に伝達しないようにするため、第2の制
御装置86(第1図に略示)が、第2の燃料供給
装置16の作用中第3の燃料供給装置18による
残留燃料の供給を阻止するためその交叉点付近で
第2と第3の燃料供給装置16,18と接続され
る。 更に、第3図に示した実施態様においては、第
2の制御装置は、第2の導管78とその出口端部
84付近で同一系内に接続される逆止め弁86等
を含む。この逆止め弁86は、第2の導管78の
入口端部82と出口端部84間の流通を阻止しそ
の結果その間の燃料の流れを阻止する閉鎖位置
(第3図に実線で示す)と、第2の導管78の入
口端部82と出口端部84間の流通を許容し、こ
れにより第2の導管78を経てノズル56への燃
料の流れを許容する開口位置(第3図に仮想線で
示す)との間を流体圧力に応答して作用的に運動
可能である。 燃料ポンプ44の作用に応答して第1の導管5
0を経る燃料の流れは一般に、クランクケース2
6からの脈動する圧力に応答する第2の導管78
内の燃料の流れよりも大きな圧力を受けるため、
逆止め弁86は燃料が第1の導管50内を流れる
時は常に閉鎖位置に維持される。このように、第
3の燃料供給装置18は、第2の燃料供給装置1
6が作用中である時は常に遮断される。同様に、
第1の導管50内の燃料の流れが追加燃料制御ソ
レノイド弁46の作用により中断する時、クラン
クケース26内でこの時抑制されない脈動する圧
力変化が逆止め弁86を開口させて残留燃料を燃
焼室12内に圧送する。 図示した実施例においては、逆止め弁86は例
えばばね88により閉鎖位置に偏倚される。この
ように、ばね88の偏倚作用力は逆止め弁86の
閉鎖時には第1の導管50内の流体圧力と協同し
て作用し、これにより逆止め弁86と閉鎖位置に
維持するのに必要な圧力差を減少させる。 更に第3図において、第2の導管78を流れる
燃料の流れが第1の導管50内に「流れ込」まな
いようにするため、第2の逆止め弁90が第1の
導管50の入口端部と交叉点との間で第1の導管
50上に直列に配置されている。逆止め弁90は
常閉位置に偏倚され、追加燃料制御ソレノイド弁
46の作用により生じる流体圧力により開口させ
られる。この構造の故に、燃料は第1の導管50
内ではノズル56に向う方向のみに流れ、第3の
燃料供給装置18からの燃料の「流れ込み」は生
じ得ない。 第4図には、これ迄述べたものと同様な構造を
有するが4個の燃焼室92,94,96,98と
4個の関連するクランクケース93,95,9
7,99を含む内燃機関が示される。以下に述べ
る目的のために、燃焼室92,94,96,98
は以下第1、第2、第3、第4の燃焼室と呼び、
関連するクランクケース93,95,97,99
は同様に第1、第2、第3、第4のクランクケー
スと呼ぶ。 第4図において矢印で示す如く、ピストンの往
復運動は、第1と第4の燃焼室92,98内のピ
ストン28が共に一方向に運動し第2と第3の燃
焼室内のピストン28が共に第1と第4の燃焼室
92,98内のピストン28の方向と反対方向に
運動する(即ち、第1と第4の燃焼室92と98
内のピストンが上向行程にある時、第2と第3の
燃焼室94と96内のピストン28は下向行程に
ある)ように、従来周知の調時手段(図示せず)
により順序を付される。前の実施態様における如
く、第1の燃料供給装置14は、各クランクケー
ス93,95,97,99と連通する適当なリー
ド弁組立体40を介して各燃焼室92,94,9
6,98内に燃料を導入する。同様に、燃料絞り
オリフイス即ちノズル56は各燃焼室92,9
4,96,98と連通し、ドレーン・ニツプル7
6は各クランクケース93,95,97,99と
連通する。第2の燃料供給装置16は第1の燃料
供給装置14と各ノズル56とに連通して燃料を
同時に追加燃料制御装置46の作用下で各ノズル
56を介して4個の燃焼室92,94,96,9
8の各々に導入する。同様に、第3の燃料供給装
置18は各ドレーン・ニツプル76と連通し、第
2の燃料供給装置16と交叉して残留燃料をクラ
ンクケース93,95,97,99から各ノズル
56を介して燃焼室92,94,96,98へ戻
す。 本実施態様においては、第3の燃料供給装置1
8は1つの燃焼室のクランクケースを反対方向の
ピストンの往復運動が生じる別の燃焼室と接続す
る。このように、第3の燃料供給装置18への燃
料の流れを生じるために必要な脈動する圧力差が
形成される。 構造においては第3図に示しこれ迄説明したも
のと類似する逆止め弁構造が使用できるが、第4
図乃至第7図に示す4シリンダの実施例において
は、2個の燃料分配逆止め弁ブロツク100aと
100bが第2と第3の燃料供給装置16と18
内に所要の燃料の流れを指向させる。6つのシリ
ンダの実施態様においては3個の逆止め弁ブロツ
クが設けられる…と云うように、2個の燃焼室毎
に1つの燃料分配逆止め弁ブロツクが設けられる
ことが判ろう。 一般に、各逆止め弁ブロツク100aと100
bはそれぞれブロツク100aに対しては2個の
逆止め弁室102a,104a、又ブロツク10
0bに対しては同102b,104bを含む。各
逆止め弁室102aと104a,102bと10
4bは、1つの燃焼室と連通する上室部106
と、反対方向のピストン往復運動が生じる別の燃
焼室のクランクケースと連通する下部室108と
に区切られている。各逆止め弁室の上下の室部分
106と108はポート110により相互に連絡
されている。 最初に第1の逆止め弁ブロツク100aについ
て述べれば、逆止め弁室102aは燃料の流れを
第1のクランクケース93から第3の燃焼室96
(第4図および第7図に示す如く)へ導く。更に
第5図および第6図において最もよく示される如
く、ドレーン導管113は第1のクランクケース
93のドレーン・ニツプル76を逆止め弁室10
2aの下室部108と接続し、出口分岐導管11
6は上室部106を第3の燃焼室96のノズル5
6と接続する。この上下室部106,108を連
絡するポート110は前記2つの室部間の燃料の
流れを許容する。このように、反対方向に均合が
とれた脈動圧の故に、残留燃料が第1のクランク
ケース93から逆止め弁室102aを介して第3
の燃焼室96へ指向される。 相当の構造および作用は残りの逆止め弁室10
4a,102b,104bにおいても見出され
る。詳しくは、第4図、第5図、第7図に最もよ
く示される如く、逆止め弁室104aは、下室部
108に流入するドレーン導管117および上室
部106から伸びる出口分岐管112によつて、
残留燃料の流れを第3のクランクケース97から
第1の燃焼室92へ送る。同様に、逆止め弁室1
02b(第4図および第7図)はドレーン導管1
19と出口導管分岐管114により残留燃料の流
れを第4のクランクケース99から第2の燃焼室
94内へ指向させ、逆止め弁室104b(第4図、
第7図参照)はドレーン導管115と出口分岐管
118により残留燃料の流れを第2のクランクケ
ース95から第4の燃焼室98へ指向させる。 個々の逆止め弁室102a,104aおよび1
02b,104bの上室部106は相互に並列の
第1の導管50によつて接続される。この実施例
においても制御装置46の追加燃料制御ソレノイ
ド弁の形態をとり、その作用に応答して第1の導
管50内に圧送される燃料は、各弁室の上室部1
06内に同時に流入し、その後4本の関連する出
口分岐管112,114,116,118を経て
4個の燃焼室92,94,96,98へ送られ、
これにより機関の燃料追加供給を行う。 本実施態様においては、第2の制御装置86は
各逆止め弁室102a,104aおよび102
b,104bにおけるポート110と個々に連通
する一連の逆止め弁即ち蝶番弁122等を含む。
これ迄に述べた逆止め弁86と同様に、各逆止め
弁122は関連するポート110を遮断し、この
ため関連する上下室部106,108間の流通を
遮断する閉鎖位置(第8図に実線で示す)と、関
連する上下室部106,108間の流通を許容す
る開口位置(第6図に実線で示す)間の流体圧力
に応答して作用可能である。 この構造の故に、第1の導管50を流れる燃料
の流れが一般にピストンの往復運動により生じる
脈動圧力よりも大きな圧力を受けるため、全ての
逆止め弁122は、同時に、追加燃料制御ソレノ
イド弁46が開いて燃料が第1の導入管50を経
て逆止め弁室の上室部106内に流入することを
許容する時常に閉鎖位置(第8図に示す)におか
れる。その結果、残留燃料は逆止め弁室の下室部
108内に捕捉されることになり、第1の導管5
0を流通する燃料のみが出口分岐管112,11
4,116,118を介してノズル56へ送られ
る。このように、機関の燃料追加供給が行われて
いる時は残留燃料の還流は遮断される。 逆に、追加燃料制御ソレノイド弁46が閉鎖さ
れる時は、関連するクランクケースと燃焼室間の
抑制されない脈動的な圧力変動が関連する逆止め
弁122を開口し(第6図に示す如く)、残留燃
料は関連する下室部106から関連する上室部1
06へ、最後には関連する燃焼室92,94,9
6又は98へ圧送される。 最初に説明した実施態様における如く、各逆止
め弁122は適当な手段により閉鎖位置に偏倚さ
れ、これにより各逆止め弁122をその閉鎖位置
に維持するのに必要な圧力差を減殺する。 又最初の実施態様における如く、第2の燃料供
給装置16は、第1の導管50が各逆止め弁室の
上室部106に流入する地点に配置される逆止め
弁126を有する。逆止め弁126は、同時に追
加燃料制御ソレノイド弁46の作用に応答して第
1の導管50から上室部106への追加燃料の流
入を許容する(第8図に示す如く)と共に、第3
の燃料供給装置18の作用中残留燃料の上室部1
06から第1の導管50への逆流を阻止する(第
6図に示す如く)ように作用するのである。 本発明の1シリンダを有する実施例および4シ
リンダを有する実施例について本文に詳細に説明
したが、本発明はどんな数のシリンダの機関にお
いても適用可能であることは了解すべきである。 本発明の種々の特徴は頭書の特許請求の範囲に
記載されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の種々の特徴を実施した1つの
燃焼室を有する内燃機関を示す略図、第2図は第
1図に示した機関に内蔵された第1の制御装置を
示す断面側面図、第3図は第1図に示した機関に
内蔵された第2の制御装置を示す一部分解部分
図、第4図は本発明の種々の特徴を実施した4つ
の燃焼室を有する内燃機関を示す図、第5図は第
4図に示す機関に内蔵された逆止め弁ブロツク組
立体を示す部分断面図、第6図は第5図の線6―
6に関する第3の燃料供給装置が作用中である逆
止め弁ブロツク組立体を示す断面図、第7図は第
4図に示す内燃機関の略図、および第8図は第2
の燃料供給装置が作用中の状態を示す第6図と類
似の逆止め弁ブロツク組立体を示す断面図であ
る。 10……機関、12……燃焼室、14,16,
18……燃料供給装置、20……燃料供給源、2
2……ブロツク部材、24……シリンダ、26…
…クランクケース、28……ピストン、32……
クランク軸、36,48……燃料導管装置、38
……空気導入路、40……弁組立体、42,5
0,78……導管、44,80……燃料ポンプ、
46,86……制御装置、56……ノズル、57
……燃料導入ポート、58……ポート、62……
ばね、72……捕集装置、76……ドレーン・ニ
ツプル、86,90……逆止め弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼室と、この燃焼室から延在するクランク
    ケースと、前記燃焼室と連通して燃料供給源と接
    続するようになつており燃料を供給源から燃焼室
    内へ導入するよう作用する第1の燃料供給装置
    と、前記燃焼室と連通して燃料供給源と接続する
    ようになつており前記第1の燃料供給装置により
    導入される燃料に加え、燃料を前記燃焼室内に導
    入するよう作用する第2の燃料供給装置と、前記
    クランクケースからの残留燃料を貯留するため前
    記クランクケースと連通する捕集装置と、この捕
    集装置および燃焼室と連通して残留燃料を前記の
    捕集装置から燃焼室内へ供給するよう作用する第
    3の燃料供給装置と、前記第2の燃料供給装置を
    選択的に操作して燃料を前記燃焼室内に導入する
    ため前記第2の燃料供給装置と接続された第1の
    制御装置と、前記第2の燃料供給装置の燃料を前
    記燃焼室に導入する作用中前記第3の燃料供給装
    置による残留燃料の供給を遮断するため前記第2
    の燃料供給装置および第3の燃料供給装置と接続
    された第2の制御装置とを設けることを特徴とす
    る内燃機関。 2 前記第1の燃料供給装置が燃料を前記燃料供
    給源から燃焼室内へ伝達する第1の燃料導管装置
    を含み、燃料を燃料供給源から燃焼室へ前記第1
    の燃料導管装置を介して圧送するため前記第1の
    燃料導管装置と連通する第1の燃料ポンプ装置を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲1項記載の
    内燃機関。 3 前記第2の燃料供給装置が、前記の第1の燃
    料ポンプ装置および燃焼室と連通しかつ前記第1
    の制御装置の作用下で燃料を前記第1の燃料ポン
    プ装置から燃焼室へ伝達するよう作用する第2の
    燃料導管装置を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲2項記載の内燃機関。 4 前記第1の制御装置が、前記第2の燃料導管
    装置と連通しかつ燃料の前記第1の燃料ポンプ装
    置から燃焼室への伝達を遮断する閉鎖位置と、燃
    料の前記第1の燃料ポンプ装置から燃焼室への伝
    達を許容する開口位置との間で運動可能である第
    1の弁装置と、前記閉鎖位置と開口位置間で前記
    第1の弁装置を選択的に運動させる装置とを含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲3項記載の内燃
    機関。 5 前記第1の弁装置を選択的に運動させる前記
    装置が、前記第1の弁装置を前記閉鎖位置へ偏倚
    するための装置と、この偏倚装置の作用に抗して
    前記閉鎖位置から開口位置へ前記第1の弁装置を
    運動させる作動装置とを含むことを特徴とする特
    許請求の範囲4項記載の内燃機関。 6 前記作動装置が電気的に作動させられるソレ
    ノイドを含むことを特徴とする特許請求の範囲5
    項記載の内燃機関。 7 前記作動装置が、前記第1の弁装置を前記閉
    鎖位置から開口位置へ手動により運動させる装置
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲5項又は
    6項記載の内燃機関。 8 前記第3の燃料供給装置が、燃料を前記捕集
    装置から燃焼室へ伝達する第3の燃料導管装置
    と、燃料を前記捕集装置から前記第3の燃料導管
    装置を介して前記燃焼室内へ圧送する第2の燃料
    ポンプ装置を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲3項記載の内燃機関。 9 前記第2の燃料ポンプ装置が、脈動する圧力
    源と、燃料を脈動する圧力に応答して前記第3の
    燃料導管装置内に圧送するため前記第3の燃料導
    管装置を前記の脈動する圧力源と作用的に結合す
    る装置とを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    8項記載の内燃機関。 10 前記燃焼室内で往復運動するように取付け
    られたピストンを更に設け、前記クランクケース
    が前記ピストンの往復運動に応答して前記脈動圧
    力源を形成することを特徴とする特許請求の範囲
    9項記載の内燃機関。 11 前記第2の燃料導管装置が、前記第1の燃
    料ポンプ装置と連通する入口端部と、前記燃焼室
    と連通する出口端部とを有する第1の燃料供給路
    を含み、前記第3の燃料導管装置は前記捕集装置
    と連通する入口端部と前記第1の燃料供給路と連
    通する出口端部とを有する第2の燃料供給路を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲8項記載の内
    燃機関。 12 前記第2の制御装置は、ある大きさの圧力
    を受ける前記第2の燃料供給路内の燃料の流れに
    応答して前記第2の燃料供給路の出口端部と前記
    第1の燃料供給路の間の流通を許容する開口位置
    と、前記第2の燃料供給路内の圧力の大きさを越
    える圧力の前記第1の燃料供給路内の燃料の流れ
    に応答して前記第1の燃料供給路と第2の燃料供
    給路の前記出口端部間の流通を遮断する閉鎖位置
    との間で作用的に運動可能な第2の弁装置を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲11項記載の内
    燃機関。 13 前記第2の制御装置が前記第2の弁装置を
    前記閉鎖位置へ偏倚させる装置を含み、以つて前
    記偏倚装置が前記第2の弁装置を閉鎖するため前
    記第1の燃料供給路内の流体圧力と協働して作用
    することを特徴とする特許請求の範囲12項記載
    の内燃機関。 14 前記第2の燃料供給装置は、前記第1の燃
    料供給路内の燃料の前記出口端部への流れを許容
    しながら、前記第1の燃料供給路内の燃料の前記
    入口端部への流れを阻止するよう作用し、前記第
    2の燃料供給路の出口端部と前記第1の燃料供給
    路の入口端部間で前記第1の燃料供給路と連通す
    る第3の弁装置を含むことを特徴とする特許請求
    の範囲11項記載の内燃機関。 15 前記内燃機関に取付けられ第1の室と第2
    の室とこの第1の室を第2の室に連絡するポート
    とを有する弁ブロツクを更に設け、前記第2の燃
    料導管装置は前記第1の制御装置の作用下で燃料
    を前記第1の室内へ伝達するため前記第1の燃料
    ポンプ装置と前記第1の室と接続された第1の導
    管と、燃料を前記第1の室から前記燃焼室内へ伝
    達するため前記第1の室および燃焼室と接続され
    た出口導管を含み、前記第3の燃料導管装置は燃
    料を前記捕集装置から前記第2の室内へ伝達する
    ことにより前記出口導管を介して燃焼室内へ導入
    するよう前記ポートを介して前記第1の室内へ伝
    達するため前記捕集装置および前記第2の室と接
    続されたドレーン管を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲8項記載の内燃機関。 16 前記第2の制御装置が、前記弁ブロツクと
    接続され、かつある大きさの圧力の作用下で前記
    ドレーン管を介する前記第2の室内への燃料の流
    れに応答して、前記第2の室から前記ポートを経
    て前記燃焼室内への燃料の通過を許容する開口位
    置と、前記第2の室内の圧力の大きさを越える大
    きさの圧力の作用下で前記第1の導管を経て前記
    第1の室内へ至る燃料の流れに応答して、前記ポ
    ートを遮断する閉鎖位置との間で作用的に運動可
    能な第2の弁装置を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲15項記載の内燃機関。 17 前記第2の燃料供給装置が、前記第1の導
    管と連通しかつ前記第1の燃料ポンプ装置から前
    記第1の室への前記第1の導管内の燃料の流れを
    許容しながら、前記第1の室から前記第1の燃料
    ポンプ装置への前記第1の導管内の燃料の流れを
    阻止するため作用する第3の弁装置を含むことを
    特徴とする特許請求の範囲15項記載の内燃機
    関。 18 前記燃焼室は貫通する入口ポートを有する
    側壁部を有し、前記第2の燃料供給装置はその作
    用中前記入口ポートを介する前記燃焼室内への燃
    料の導入のため前記入口ポートと連通するノズル
    装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲1項
    記載の内燃機関。 19 前記燃焼室は第1と第2の燃焼室より成
    り、また前記クランクケースは第1の燃焼室から
    延在する第1のクランクケースおよび第2の燃焼
    室から延在する第2のクランクケースより成り、
    前記第1の燃料供給装置は前記の第1と第2の燃
    焼室内へ同時に燃料を導入するよう作用し、前記
    第2の燃料供給装置は前記第1の制御装置の作用
    下で前記第1と第2の両燃焼室内へ同時に燃料を
    導入するよう作用し、前記捕集装置は前記第1の
    クランクケースからの残留燃料を貯留するため前
    記第1のクランクケースと連通する第1の捕集装
    置と前記第2のクランクケースからの残留燃料を
    貯留するため前記第2のクランクケースと連通す
    る第2の捕集装置を含み、前記第3の燃料供給装
    置は前記第1の捕集装置から前記第2の燃焼室へ
    残留燃料を供給する第1のドレーン導管装置と前
    記第2の捕集装置から前記第1の燃焼室へ残留燃
    料を供給する第2のドレーン導管装置を含み、前
    記第2の制御装置は前記第1と第2の燃焼室内へ
    同時に燃料を導入するように前記第2の燃料供給
    装置が作用している間前記第1と第2のドレーン
    導管装置による残留燃料の供給を同時に遮断する
    装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲1項
    記載の内燃機関。 20 第1と第2の燃焼室と、これ等の燃焼室内
    で往復運動するようにこれ等各室内に取付けられ
    たピストンと、前記第2の燃焼室内の前記ピスト
    ンに対して前記第1の燃焼室内の前記ピストンを
    反対方向に往復運動させるため前記ピストンと作
    用的に結合された装置と、前記第1と第2の燃焼
    室の各々と関連する第1と第2のクランクケース
    とを有し、前記クランクケースの各々はピストン
    の往復運動に応答して脈動する圧力の源を形成
    し、また前記第1と第2の燃焼室の各々と連通す
    る第1と第2のノズルと、前記第1と第2のクラ
    ンクケースの各々と連通する第1と第2のドレー
    ン・ニツプルと、前記燃焼室の各々と個々に接続
    され燃料供給源と接続されて燃料を燃料供給源か
    ら前記各燃焼室へ伝達するよう作用する主燃料導
    管装置と、燃料供給源から前記主燃料導管装置を
    介して燃焼室内へ燃料を圧送するため主燃料導管
    装置と接続された主燃料ポンプ装置と、第1の弁
    室と第2の弁室を有する燃料分配弁ブロツクとを
    有し、前記第1と第2の弁室の各々は区切られて
    第1の室部と第2の室部と前記第1の室部を第2
    の室部と連通するポートとを有し、また前記主燃
    料ポンプ装置と接続され、第1の室部の各々に前
    記主燃料ポンプ装置からの燃料を同時に伝達する
    ため前記各第1の室部に共通に接続された第1の
    導管装置と、前記第1の導管装置内の燃料の流れ
    を選択的に許容するため前記第1の導管装置と接
    続された第1の制御装置と、燃料を前記第1の室
    部から前記第2の燃焼室内へ伝達するため前記第
    1の弁室の前記第1の室部および前記第2のノズ
    ルと接続された第1の出口導管と、燃料を前記第
    1の室部から前記第1の燃焼室内へ伝達するため
    前記第2の弁室の第1の室部および前記第1のノ
    ズルと連通する第2の出口導管と、残留燃料を前
    記第1のクランク室から前記第2の弁室の前記第
    2の室部へ供給し、これにより脈動圧力に応答し
    て前記第2の出口導管を介して前記第1の燃焼室
    内へ導入するため前記ポートを介して前記第2の
    弁室の前記第1の室部へ供給するため前記第1の
    ドレーン・ニツプルおよび前記第2の弁室の前記
    第2の室部と接続された第1のドレーン導管と、
    残留燃料を前記第2のクランクケースから前記第
    1の弁室の前記第2の室部へ伝達し、これにより
    脈動圧力に応答して前記第1の出口導管を介して
    前記第2の燃焼室内へ導入するため前記ポートを
    介して前記第1の室部に伝達するため前記第2の
    ドレーン・ニツプルおよび前記第1の弁室の前記
    第2の室部と接続された第2のドレーン導管と、
    前記第1と第2の弁室の各々と個々に接続され、
    ある大きさの脈動圧力の作用下で前記各々の第2
    の室部内への燃料の流れに応答して各々の第2の
    室部から各ポートを介して各々の第1の室部への
    燃料の通過を許容する開口位置と、脈動圧力の大
    きさを越える大きさの圧力の作用下で前記第1の
    導管装置を介する前記第1の各室部への燃料の流
    れに応答して前記各ポートを遮断する閉鎖位置と
    の間で作用的に運動可能な逆止め弁とを設けるこ
    とを特徴とする内燃機関。 21 前記第1の制御装置の作用下で前記第1の
    導管装置から前記第1の各室部への燃料の流れを
    許容しながら、前記第1の各室部から前記第1の
    導管装置への燃料の流れを阻止するため前記第1
    と第2の弁室の各々と個々に接続された第2の逆
    止め弁を更に含むことを特徴とする特許請求の範
    囲20項記載の内燃機関。
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