JPS6338337Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338337Y2 JPS6338337Y2 JP1981087989U JP8798981U JPS6338337Y2 JP S6338337 Y2 JPS6338337 Y2 JP S6338337Y2 JP 1981087989 U JP1981087989 U JP 1981087989U JP 8798981 U JP8798981 U JP 8798981U JP S6338337 Y2 JPS6338337 Y2 JP S6338337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- engine
- exhaust valve
- air tank
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 6
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、４サイクルエンジンに用いられるエ
ンジンブレーキ装置に関するものである。
ンジンブレーキ装置に関するものである。
主及び副リフトを具えたカムにより駆動される
油圧タペツトの圧油の連通時、圧縮行程上死点付
近において上記カムの副リフトにより油圧タペツ
トを介して排気弁を少量開き、エンジンの燃焼室
から圧縮エアを逃し、圧縮仕事をブレーキ仕事に
変えることによりエンジンブレーキ効果を得るよ
うにしたエンジンブレーキ装置は既に提案されて
いる。
油圧タペツトの圧油の連通時、圧縮行程上死点付
近において上記カムの副リフトにより油圧タペツ
トを介して排気弁を少量開き、エンジンの燃焼室
から圧縮エアを逃し、圧縮仕事をブレーキ仕事に
変えることによりエンジンブレーキ効果を得るよ
うにしたエンジンブレーキ装置は既に提案されて
いる。
このような圧縮仕事吸収型エンジンブレーキ装
置においては、エンジン自体の仕様に応じてエン
ジンブレーキ力が必然的に決定してしまうため、
このエンジンブレーキ装置を装備した車両によつ
ては十分なエンジンブレーキ力を得られない場合
がある。
置においては、エンジン自体の仕様に応じてエン
ジンブレーキ力が必然的に決定してしまうため、
このエンジンブレーキ装置を装備した車両によつ
ては十分なエンジンブレーキ力を得られない場合
がある。
本考案の目的は、エンジンブレーキ力増大用エ
アタンクに貯溜されたエアをエンジンブレーキ作
動時にエンジン吸気管に供給するとにより吸気ブ
ースト圧を高め、吸収馬力を増大させてエンジン
ブレーキ力を高めるようにすることにある。
アタンクに貯溜されたエアをエンジンブレーキ作
動時にエンジン吸気管に供給するとにより吸気ブ
ースト圧を高め、吸収馬力を増大させてエンジン
ブレーキ力を高めるようにすることにある。
この目的を達成するため、本考案は、エアクリ
ーナからエンジンへエアを供給する吸気管と、エ
アコンプレツサを介してエアクリーナからエアを
供給されるフートブレーキ用エアタンクと、上記
フートブレーキ用エアタンクに連通するエンジン
ブレーキ力増大用エアタンクと、上記エンジンブ
レーキ力増大用エアタンクと上記吸気管とを連通
するエア分岐管内に設けられた第１開閉弁と、燃
焼室ピストンの排気行程時に開く排気弁とは別の
排気弁機構にオイルを供給するオイル管路を開閉
する第２開閉弁と、上記両開閉弁に接続されたア
クセルペダル連動スイツチ及びエンジンブレーキ
スイツチとを具備し、エンジンブレーキ作動時に
上記両スイツチがオンされることにより上記第２
開閉弁を開いて上記排気弁機構のロツカシヤフト
支持部材内のシリンダ室にオイルを供給して燃焼
室ピストンの圧縮行程上死点付近において上記排
気弁機構の排気弁を少量開くと共に、上記第１開
閉弁を開いて上記エンジンブレーキ力増大用エア
タンクから上記吸気管にエアを供給するようにし
たことを特徴とするエンジンブレーキ装置を提供
するものである。
ーナからエンジンへエアを供給する吸気管と、エ
アコンプレツサを介してエアクリーナからエアを
供給されるフートブレーキ用エアタンクと、上記
フートブレーキ用エアタンクに連通するエンジン
ブレーキ力増大用エアタンクと、上記エンジンブ
レーキ力増大用エアタンクと上記吸気管とを連通
するエア分岐管内に設けられた第１開閉弁と、燃
焼室ピストンの排気行程時に開く排気弁とは別の
排気弁機構にオイルを供給するオイル管路を開閉
する第２開閉弁と、上記両開閉弁に接続されたア
クセルペダル連動スイツチ及びエンジンブレーキ
スイツチとを具備し、エンジンブレーキ作動時に
上記両スイツチがオンされることにより上記第２
開閉弁を開いて上記排気弁機構のロツカシヤフト
支持部材内のシリンダ室にオイルを供給して燃焼
室ピストンの圧縮行程上死点付近において上記排
気弁機構の排気弁を少量開くと共に、上記第１開
閉弁を開いて上記エンジンブレーキ力増大用エア
タンクから上記吸気管にエアを供給するようにし
たことを特徴とするエンジンブレーキ装置を提供
するものである。
以下、本考案の一実施例について添付図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
第１図において、１は４サイクル往復動エンジ
ンで、その燃焼室には吸気管２を介してエアクリ
ーナ４からエアが吸入される。３はフートブレー
キ用エアタンクで、エンジン１により駆動される
エアコンプレツサ１５によつてエアクリーナ４か
らエア管路１２介してエアが圧送される。フート
ブレーキ用エアタンク３内の圧力はプレツシヤガ
バナ１３によつて規定圧力に調節され、圧力が規
定圧力以上になるとプレツシヤガバナ１３がアン
ローダバルブ１４を開放してエアコンプレツサ１
５を非作動にする。
ンで、その燃焼室には吸気管２を介してエアクリ
ーナ４からエアが吸入される。３はフートブレー
キ用エアタンクで、エンジン１により駆動される
エアコンプレツサ１５によつてエアクリーナ４か
らエア管路１２介してエアが圧送される。フート
ブレーキ用エアタンク３内の圧力はプレツシヤガ
バナ１３によつて規定圧力に調節され、圧力が規
定圧力以上になるとプレツシヤガバナ１３がアン
ローダバルブ１４を開放してエアコンプレツサ１
５を非作動にする。
エンジンブレーキ装置は、エンジン１の燃焼室
２０内のピストン（図示しない）の排気行程時に
開く排気弁とは別の排気弁機構９を備えている。
この排気弁機構９は、第２図に示すように、ロツ
カシヤフト支持部材１６のシリンダ室１７内に供
給されるオイルによりピスト１８を介して開作動
される排気弁１９を有する。シリンダ室１７はオ
イル管路１０を介してプランジヤ２３に連通さ
れ、プランジヤ２３は、排気行程時に開く排気弁
を作動させるためのプツシユロツド２２を駆動す
る排気カム２１により、燃焼室ピストンの圧縮行
程上死点付近において押動される。オイル管路１
０は電磁式開閉弁１１を介してオイルギヤラリ
（図示しない）からオイルを給排され、開閉弁１
１は、エンジンブレーキ作動時車両の運転時に設
けられたアクセルペダル連動スイツチ２５と手動
エンジンブレーキスイツチ２６がオンされること
により開いて、オイルを管路１０に供給するよう
になつている。
２０内のピストン（図示しない）の排気行程時に
開く排気弁とは別の排気弁機構９を備えている。
この排気弁機構９は、第２図に示すように、ロツ
カシヤフト支持部材１６のシリンダ室１７内に供
給されるオイルによりピスト１８を介して開作動
される排気弁１９を有する。シリンダ室１７はオ
イル管路１０を介してプランジヤ２３に連通さ
れ、プランジヤ２３は、排気行程時に開く排気弁
を作動させるためのプツシユロツド２２を駆動す
る排気カム２１により、燃焼室ピストンの圧縮行
程上死点付近において押動される。オイル管路１
０は電磁式開閉弁１１を介してオイルギヤラリ
（図示しない）からオイルを給排され、開閉弁１
１は、エンジンブレーキ作動時車両の運転時に設
けられたアクセルペダル連動スイツチ２５と手動
エンジンブレーキスイツチ２６がオンされること
により開いて、オイルを管路１０に供給するよう
になつている。
エンジンブレーキ力を増大させるため、エンジ
ンブレーキ力増大用エアタンク５がエア分岐管７
と電磁式開閉弁８を介して吸気管２に連通されて
いる。エンジンブレーキ力増大用エアタンク５は
コントロールピストン６によつて、フートブレー
キ用エアタンク３内の圧力が所定の圧力を超える
とエアタンク３からエアを供給され、規定圧力に
維持される。開閉弁８は、エンジンブレーキ作動
時両スイツチ２５と２６がオンされることにより
開いて、エンジンブレーキ力増大用エアタンク５
内のエアを吸気管２に供給するようになつてい
る。
ンブレーキ力増大用エアタンク５がエア分岐管７
と電磁式開閉弁８を介して吸気管２に連通されて
いる。エンジンブレーキ力増大用エアタンク５は
コントロールピストン６によつて、フートブレー
キ用エアタンク３内の圧力が所定の圧力を超える
とエアタンク３からエアを供給され、規定圧力に
維持される。開閉弁８は、エンジンブレーキ作動
時両スイツチ２５と２６がオンされることにより
開いて、エンジンブレーキ力増大用エアタンク５
内のエアを吸気管２に供給するようになつてい
る。
作動において、エンジンブレーキ作動時エンジ
ンブレーキスイツチ２６が運転者により手動的に
オンされると共に、アクセルペダル（図示しな
い）の解放によりアクセルペダル連動スイツチ２
５がオンされると、開閉弁８が開いてエンジンブ
レーキ力増大用エアタンク５内に貯溜されたエア
が吸気管２に供給されて、エンジンの燃焼室２０
内に吸入される吸気ブースト圧が高められる。同
時に、開閉弁１１が開いてオイルギヤラリからの
オイルが管路１０よりシリンダ室１７とプランジ
ヤ２３に送られる。燃焼室ピストンの圧縮行程上
死点付近において排気カム２１のカム山がプラン
ジヤ２３を第２図左方に押すので、管路１０とシ
リンダ室１７内のオイルによりピストン１８が下
降して排気弁１９が少し開くこととなる。この結
果、燃焼室２０内のピストンにより圧縮された吸
入エアが排気弁１９を通つて排気管（図示しな
い）に排出され、吸入エアの圧縮仕事がブレーキ
仕事に変えられるのである。
ンブレーキスイツチ２６が運転者により手動的に
オンされると共に、アクセルペダル（図示しな
い）の解放によりアクセルペダル連動スイツチ２
５がオンされると、開閉弁８が開いてエンジンブ
レーキ力増大用エアタンク５内に貯溜されたエア
が吸気管２に供給されて、エンジンの燃焼室２０
内に吸入される吸気ブースト圧が高められる。同
時に、開閉弁１１が開いてオイルギヤラリからの
オイルが管路１０よりシリンダ室１７とプランジ
ヤ２３に送られる。燃焼室ピストンの圧縮行程上
死点付近において排気カム２１のカム山がプラン
ジヤ２３を第２図左方に押すので、管路１０とシ
リンダ室１７内のオイルによりピストン１８が下
降して排気弁１９が少し開くこととなる。この結
果、燃焼室２０内のピストンにより圧縮された吸
入エアが排気弁１９を通つて排気管（図示しな
い）に排出され、吸入エアの圧縮仕事がブレーキ
仕事に変えられるのである。
このように、本考案のエンジンブレーキ装置に
よると、エンジンブレーキ作動時にエンジンブレ
ーキ力増大用エアタンク５内に貯溜された加圧エ
アが吸気管２に放出されることにより吸気ブース
ト圧が高められ、圧縮行程において吸収馬力の増
大を計ることによつてエンジンブレーキ力を増す
ことができるのである。又、本考案のエンジンブ
レーキ装置は車両に装備されているフートブレー
キ用エア系統の一部の部品を共用できるので、構
造が簡単で安価に製作できる効果がある。
よると、エンジンブレーキ作動時にエンジンブレ
ーキ力増大用エアタンク５内に貯溜された加圧エ
アが吸気管２に放出されることにより吸気ブース
ト圧が高められ、圧縮行程において吸収馬力の増
大を計ることによつてエンジンブレーキ力を増す
ことができるのである。又、本考案のエンジンブ
レーキ装置は車両に装備されているフートブレー
キ用エア系統の一部の部品を共用できるので、構
造が簡単で安価に製作できる効果がある。
第１図は本考案によるエンジンブレーキ装置の
系統図、第２図は第１図の排気弁機構の系統図で
ある。 １……エンジン、２……吸気管、３……フート
ブレーキ用エアタンク、４……エアクリーナ、５
……エンジンブレーキ力増大用エアタンク、６…
…コントロールピストン、７……エア分岐管、
８，１１……開閉弁、９……排気弁機構、１０…
…オイル管路、１２……エア管路、１３……プレ
ツシヤガバナ、１４……アンローダバルブ、１５
……エアコンプレツサ、１６……ロツカシヤフト
支持部材、１７……シリンダ室、１８……ピスト
ン、１９……排気弁、２０……燃焼室、２１……
排気カム、２３……プランジヤ、２５……アクセ
ルペダル連動スイツチ、２６……エンジンブレー
キスイツチ。
系統図、第２図は第１図の排気弁機構の系統図で
ある。 １……エンジン、２……吸気管、３……フート
ブレーキ用エアタンク、４……エアクリーナ、５
……エンジンブレーキ力増大用エアタンク、６…
…コントロールピストン、７……エア分岐管、
８，１１……開閉弁、９……排気弁機構、１０…
…オイル管路、１２……エア管路、１３……プレ
ツシヤガバナ、１４……アンローダバルブ、１５
……エアコンプレツサ、１６……ロツカシヤフト
支持部材、１７……シリンダ室、１８……ピスト
ン、１９……排気弁、２０……燃焼室、２１……
排気カム、２３……プランジヤ、２５……アクセ
ルペダル連動スイツチ、２６……エンジンブレー
キスイツチ。
Claims (1)
- エアクリーナからエンジンへエアを供給する吸
気管と、エアコンプレツサを介してエアクリーナ
からエアを供給されるフートブレーキ用エアタン
クと、上記フートブレーキ用エアタンクに連通す
るエンジンブレーキ力増大用エアタンクと、上記
エンジンブレーキ力増大用エアタンクと上記吸気
管とを連通するエア分岐管内に設けられた第１開
閉弁と、燃焼室ピストンの排気行程時に開く排気
弁とは別の排気弁機構にオイルを供給するオイル
管路を開閉する第２開閉弁と、上記両開閉弁に接
続されたアクセルペダル連動スイツチ及びエンジ
ンブレーキスイツチとを具備し、エンジンブレー
キ作動時に上記両スイツチがオンされることによ
り上記第２開閉弁を開いて上記排気弁機構のロツ
カシヤフト支持部材内のシリンダ室にオイルを供
給して燃焼室ピストンの圧縮行程上死点付近にお
いて上記排気弁機構の排気弁を少量開くと共に、
上記第１開閉弁を開いて上記エンジンブレーキ力
増大用エアタンクから上記吸気管にエアを供給す
るようにしたことを特徴とするエンジンブレーキ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981087989U JPS6338337Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981087989U JPS6338337Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57200635U JPS57200635U (ja) | 1982-12-20 |
| JPS6338337Y2 true JPS6338337Y2 (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=29883180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981087989U Expired JPS6338337Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6338337Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5548757Y2 (ja) * | 1976-04-14 | 1980-11-14 |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP1981087989U patent/JPS6338337Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57200635U (ja) | 1982-12-20 |
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