JPS6338089Y2 - - Google Patents

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JPS6338089Y2
JPS6338089Y2 JP6777084U JP6777084U JPS6338089Y2 JP S6338089 Y2 JPS6338089 Y2 JP S6338089Y2 JP 6777084 U JP6777084 U JP 6777084U JP 6777084 U JP6777084 U JP 6777084U JP S6338089 Y2 JPS6338089 Y2 JP S6338089Y2
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JP
Japan
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evaporator
refrigerator
cooler
heat transfer
cold air
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JP6777084U
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JPS60179511U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用リヤークーラに係るものであ
る。
従来の自動車用リヤークーラは冷蔵庫を併設し
ているものが多く、これらはいずれもリヤークー
ラの車室内への冷風通路の途中に冷蔵庫が設けら
れている。通常クーラの車室内吹出し温度は5〜
10℃であるため、冷蔵物はこの温度以下にはなら
ず、比較的高い温度で冷蔵され、専用冷蔵庫のよ
うに低温で保冷する効果はない。
また冷風通路を冷蔵庫にして冷蔵物を低い温度
に保持するためには、車室内吹出し温度を必要以
上に低くする必要があり、クーラとして車室内を
冷房するには適当でない。このため専用冷蔵庫を
設けているものもあるが、高価である。
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、リヤークーラ用エバポレータを
2つに区分し、その一方を伝熱チユーブにフイン
を附設したクーラ用エバポレータとするとともに
他方を伝熱チユーブに通風孔を有する冷却板を取
付けた冷蔵庫用エバポレータとし、前記各エバポ
レータを夫々分離された冷風吹出し通路及び冷蔵
庫に臨ませて配設してなることを特徴とする自動
車用リヤクーラ装置に係るものである。
本考案においては前記したように、リヤークー
ラ用エバポレータを2つに区分して、その一方を
伝熱チユーブにフインを附設した熱交換器として
機能するクーラ用エバポレータとして、これを冷
蔵庫と分離された冷風吹出し通路に臨ませて配設
し、前記のように2分されたエバポレータの他方
を伝熱チユーブに通風孔を有する冷却板を取付け
た冷蔵庫用エバポレータとして、これを冷蔵庫に
臨ませて配設したので、送風機で送風された空気
の一部は前記クーラ用エバポレータで冷却され
て、冷風吹出し通路を経て車室内に吹出され、通
常のリヤークーラとして作用する。また送風機で
送風された空気の残部は前記冷蔵庫用エバポレー
タにおける伝熱チユーブに取付けられた冷却板の
通風孔より冷蔵庫内に送られ、庫内の冷蔵物を冷
媒温度近くの温度まで冷却された冷却板で冷却す
る。
このように本考案によれば、自動車のリヤーク
ーラ用エバポレータを2つに区分して使用し、リ
ヤークーラと冷蔵庫との各性能を兼備させ、専用
冷蔵庫を設けることなく簡単な構成で且つ低コス
トで、リヤクーラと冷蔵効率のよい冷蔵庫とを併
設しうるようにしたものである。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
1は上部ケース、2は下部ケース、3は送風機、
4は下部ケース2との間に空間5を存して配設さ
れたエバポレータである。
エバポレータ4上には仕切板6,7を介して冷
風吹出し通路8及び冷蔵庫9が区画され、前記通
路8の上端部において、上部ケース1に風向きを
変える風向板10を具えた空気吹出口11が配設
されている。また冷蔵庫9の上端には開閉蓋12
が螺着13され、冷蔵物14が出し入れできるよ
うになつており、仕切板7の上部には前記通路路
8に通じる空気通路15が穿設されている。
前記エバポレータ4における送風機3並に冷風
吹出し通路8の下部に位置する一半部は、熱交換
効率をよくするためフイン16が伝熱管17にロ
ー付けされてリヤークーラ用エバポレータとさ
れ、冷蔵庫9の下面に位置する他半部は、複数の
空気孔18が列設された熱伝導のよい冷却板19
が伝熱管17にロー付けされて冷蔵庫用エバポレ
ータとされている。図中20はドレン孔である。
第3図は冷凍サイクルを示し、圧縮機21から
吐出され、コンデンサ22で凝縮された液冷媒は
レシーバ23に貯留される。24は膨脹弁、4は
エバポレータで、送風機3によつて熱交換された
冷風は車室内に送風され、同車室を冷房する。ま
たエバポレータ4の伝熱管17は冷却板19を冷
却して冷蔵庫9を冷却する。図中25はコンデン
サ22を冷却するフアン、26は膨脹弁24を制
御する感温筒である。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、送風機3で送風された空気はエバポレータ
4で熱交換される。冷却された冷風はエバポレー
タ4の下部空間5内に送風される。冷風の大部分
はエバポレータ4を再度通過して更に冷却され、
冷風吹出し通路8を通り、空気吹出口11を通つ
て車室内に吹出す。
また前記下部空間5内の冷風の一部はエバポレ
ータ4の伝熱管17にロー付された冷却板19の
空気孔18から冷蔵庫9に送られ、冷蔵物14を
冷却して空気通路15より冷風吹出し通路8入
り、空気吹出口11より車室内に吹出される。
図示の実施例によれば、冷却板19は冷媒温度
近くの1℃前後に冷却され、同冷却板19上部の
冷蔵物14を直接冷却するので、冷却温度が低
く、専用冷蔵庫と同様な効果がある。また前記エ
バポレータ4の一半部を形成するクーラ用エバポ
レータ部分は通常のクーラと同様な能力を有する
ので、図示の自動車用リヤークーラ装置はクーラ
と冷蔵庫との性能を併せ持つことができる。
また従来のもののように、冷風通路を冷蔵庫と
しないで、冷風吹出し通路8と冷蔵庫9とに分離
したので、同冷蔵庫9に冷蔵物を14を一杯に入
れてもリヤークーラの吹出しを妨げることがな
く、従つてリヤークーラの冷風吹出し能力の変動
及び冷房能力に変動がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用リヤークーラ装
置の一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の
矢視−図、第3図は冷凍サイクルを示す説明
図である。 4……エバポレータ、8……冷風吹出し通路、
9……冷蔵庫、16……フイン、17……伝熱
管、18……空気孔、19……冷却板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤークーラ用エバポレータを2つに区分し、
    その一方を伝熱チユーブにフインを附設したクー
    ラ用エバポレータとするとともに他方を伝熱チユ
    ーブに通風孔を有する冷却板を取付けた冷蔵庫用
    エバポレータとし、前記各エバポレータを夫々分
    離された冷風吹出し通路及び冷蔵庫に臨ませて配
    設してなることを特徴とする自動車用リヤークー
    ラ装置。
JP6777084U 1984-05-11 1984-05-11 自動車用リヤ−ク−ラ装置 Granted JPS60179511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6777084U JPS60179511U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 自動車用リヤ−ク−ラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6777084U JPS60179511U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 自動車用リヤ−ク−ラ装置

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Publication Number Publication Date
JPS60179511U JPS60179511U (ja) 1985-11-28
JPS6338089Y2 true JPS6338089Y2 (ja) 1988-10-07

Family

ID=30601897

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JP6777084U Granted JPS60179511U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 自動車用リヤ−ク−ラ装置

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JP (1) JPS60179511U (ja)

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JP6136204B2 (ja) * 2012-11-09 2017-05-31 株式会社デンソー 空調装置

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Publication number Publication date
JPS60179511U (ja) 1985-11-28

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