JPS6337801A - タ−ンテ−ブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオディスクプレーヤ等の情報信号再生装
置において、情報が記録された情報記録円盤（以下、デ
ィスクと称す）を載置するターンテーブルに関するもの
である。

従来の技術 通常、情報信号再生装置はディスク了を支承して回転さ
せる回転駆動部とディスクから信号を検出する検出部、
検出された信号をさらに変換する信号処理部、それに検
出部の移動を行ったりディスクの昇降等を行う機構部等
より成っている。

第Ｓ図、第６図に情報信号再生装置の一例の全体構成を
、第７図には同情報再生装置の信号検出部の構成を示す
。本例では、針接触式ビデオディスクプレーヤを引用し
ており、ターンテーブルは従来型のものを使用して構成
している。先ず、第６図、第６図において１はターンテ
ーブル、２はディスク、３はセンターポス、４はカート
リッジ、５は検出回路、６はアーム、７はクランプ、８
はローラ、９はシャフト、１０は脚である。第７図にお
いて１４は針、１５はリード、１６はカンチレバー、１
７はサスペンションでアル。尚、第８図、第９図に従来
のターンテーブル１の一例を示す。

従来、ターンテーブルはダイキャスト或いは樹脂成形品
のものが多く、その構造は回転躯動装置（モータ）に取
付けるだめのフランジ面１ａ及びセンタリングのための
孔１ｂを有し、円盤状に拡張した盤の上面にはディスク
を支承するために必要な一定の幅を持った支承面１ｃが
同心円状に外周部及び内周部に形成されている。一方、
ディスクＣｄ信号が記録された箇所（信号面）を挾んで
外周側と内周側に信号面より一段と高くなった部分が同
心円状に形成され、この部分が先に述べたターンテーブ
ル１の支承面１Ｃで支承される。ディスクはセンターボ
ス３によってセンタリングされてターンテーブル上に載
置され、更に中心孔近傍が加圧されることにより、ター
ンテーブルとの密着度が上げられている。

発明が解決しようとする問題点 ディスクは主として樹脂材料を用いたものが多く、それ
自体厚み方向にうねり（面振れ）をもっており、信号面
の過大な面振れがあると信号検出器の追従が不能となり
再生に支障をき喪すことになる、そして、検出器の周波
数応答特性にもよるが、一般的に同じ振幅を持つ面振れ
であれば周波数が高いほど再生に支障を生じ易い。一方
再生装置全体を振動させたり、外部から衝撃を加えたり
した場合についても、これらの力或いは振動がディスク
に伝搬され、面振れ量を増加させることになる。

従来の場合、ターンテーブルは金属或いは樹脂で一体形
成された剛体であり、外から加えられた振動や衝撃を伝
搬し易く、またこれによってターンテーブル自体に発生
する振動の固有周波数はディスクの固有周波数よりも高
い。そしてディスクが反りをもっており、その外周部に
於いてターンテーブルの支承面との接触が部分的であっ
たりまた中心孔近傍の加圧力による外周部の加圧力が十
分でない場合には外から加えられた振動や衝撃により発
生したターンテーブルの高周波振動はディスクに伝わり
ディスクには大損幅の振動となって現われる。

逆にディスクに発生した振動についてもターンテーブル
からの反作用によって暴れを生じる。即ち、ディスクと
ターンテーブルは特に外周部に於いて相互に干渉し合い
ディスクには高周波で且つ大損幅の振動が付加きれるこ
とになり、ディスク自体の面振れと相俟って検出器の追
従限界を超え再生に支障を生じる。ことに針接触式の情
報信号再生装置の場合、針とび（針が信号面上でバウン
ドすること）を生じ、ディスクに損傷を与えることがあ
る。この損傷の程度によっては信号が完全に欠落したり
、また針が再度損傷箇所を通過した際に更に新たな損傷
を発生することになる。

以上述べた従来例のように、一体に形成された剛体のタ
ーンテーブルを使用した場合には外部から加えられる振
動や衝撃に対して弱く、良好な再生に支障をきたし易い
。

また、ターンテーブルのディスク支承面は従来例では比
較的平滑な面となっており、モータの回転の１色速な立
上り或いは立下がりの時にディスクがターンテーブル上
を滑り支承が不安定になり、また異音を発生することに
もなるっ 本発明は、上記従来の問題点を解決するものでディスク
再生装置のターンテーブルに改良を加えること（てより
ディスクの支承能力を高め、特に外部振動、衝撃（て対
する抵抗力を増し７、またディスクの滑りを防止し、デ
ィスクの損傷を防ぐとともに、信号再生の安定化を図る
ことを目的とするものでちる。

問題点を解決するだめの手段 上記目的を達成するために、本発明のターンテーブルは
、硬質材料で形成された基体と、この基体の外周部およ
び内周部に軟質材料で形成されたディスク支承部材と、
これらの支承部材間を結合するように同じく軟質材料で
形成された中間部材を備えたものである。

作用 本発明は、上記した構成によって、デ（スフの外周部お
よび内周部がターンテーブルの軟質部材によって支承さ
れるために、これが緩衝材となって、外部から加えられ
た振動や衝撃がターンテーブルからディスクに伝搬し難
く、またターンテーブルとディスクが互いに干渉するこ
とが緩和されることとなる。

また、ターンテーブルの基体自体の振動も軟質部材３て
よって抑制され、上記作用をより高めることとなる。

さらに、ディスクは、軟質部材によって支承されるため
に、急速な回転の立上りや立下りによってターンテーブ
ル上を滑ることがなくなる。

実施例 以下本発明の一実施例のターンテーブルについて図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例のターンテーブルを示す平面
図、第２図は第１図のＸ−Ｘ矢視断面図、また第３図は
本発明の一実施例のターンテーブルにディスクを載置し
た状態を示す断面図である。

１３は硬質材料（ダイキャスト或いは硬質樹脂等）で形
成された基体であり、回転駆動装置（モータ）に取付け
るだめのフランジ面１３ａ及びセンタリングのだめの孔
１３ｂを有し、これより円盤状に拡張した平板部１３Ｃ
が形成されている。

１４は軟質部材であり、ゴム或いは熱可塑性エラストマ
ー等で基体１３を包含するように形成されている。１４
１Ｌ、１４ｂはディスクを支承する支持部材であり、第
３図に示すようにディスク２の外周部および内周部を支
承する。１４０は、２つの支承部材１４ａ　、　１４ｂ
を結合して形成された中間部材であり、支承部材１４２
Ｌ、１４ｂとは一体に形成されている。また軟質部材１
４は基板１３の平板部１３Ｃ内に形成された貫通孔１３
ｄを通して表裏間が機械的に固定される構造となってい
る。なお貫通孔１３ｄは第１図中に於いては一部しか記
載していないが、基板の平板部１３０の全面にわたって
散在している。この軟質部材１４は、中間部材１４０に
よって基板１３の振動を抑制する働きをし、また支承部
材１４ａ、１４ｂによってターンテーブルの振動やディ
スクへの伝搬を軽減する働きをする。また支承部材１４
ａ　、　１４ｂはディスク２の滑り止めとしても機能す
る。

以上のように本実施例によれば、硬質部材で形成された
基体と、この基体の外周部および内周部に軟質材料で形
成されたディスク支承部材と、これらの支承部材間を結
合するように同じく軟質材料で形成された中間部材とを
備えることにより、外力によるターンテーブルの振動や
衝撃を抑えられ、またターンテーブルからディスクへの
伝搬を軽減することができ、ターンテーブルとディスク
との相互干渉を少なくできる。さらにモータの回転の急
速な立上りや立下りによってディスクがター／テーブル
上を滑ることを防止できる。

なお、中間部材１４Ｃｉについては、第４図に示すよう
に基板１３の平板部１３Ｃの一部に放射状に配してもよ
い。

発明の効果 以上のように本発明は、ディスクを支承するターンテー
ブルを硬質材料で形成された基体と軟質材料で形成され
、支承部および中間部を有する軟質部材で構成すること
により、特に外部振動、衝撃に対する抵抗力を増し、針
とびゃディスクの損傷を防ぐことができ、またディスク
の滑りを防止することもでき、信号再生の安定化を図る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるターンテーブルを示
す平面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ矢視断面図、第３図
は本発明の一実施例のターンテーブルにディスクを載置
した状態を示す断面図、第４図は本発明の第２の実施例
を示す平面図、第６図は情報信号再生装置の一例を示す
平面図、第６図は第６図の正面視の断面図、第７図は同
情報信号再生装置の信号検出部の構成を示す斜視図、第
８図は従来例のターンテーブルを示す平面図、第９図は
第８図のＹ−Ｙ矢視断面図である。 ２・・・・・情報記録円盤（ディスク）、１３・・・・
・基体、１４・・・・・・軟質部材、１４ａ　、　１４
ｂ・・・・支承部材、１４Ｃ・・・・・・中間部材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 １，５ 第４図 第５図 第６図 第　７　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 硬質材料で形成され、情報記録円盤を載置して回転駆動
   する基体と、上記情報記録円盤を支承すべく上記基体の
   外周部および内周部に軟質材料で形成された支承部材と
   、上記支承部材間を結合すべく軟質材料で形成された中
   間部材を有することを特徴とするターンテーブル。