JPS63372Y2 - - Google Patents

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JPS63372Y2
JPS63372Y2 JP16915884U JP16915884U JPS63372Y2 JP S63372 Y2 JPS63372 Y2 JP S63372Y2 JP 16915884 U JP16915884 U JP 16915884U JP 16915884 U JP16915884 U JP 16915884U JP S63372 Y2 JPS63372 Y2 JP S63372Y2
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JP
Japan
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adsorption
sliding body
aerosol
injection
adsorbent
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JP16915884U
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JPS6187556U (ja
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Publication of JPS6187556U publication Critical patent/JPS6187556U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はエアゾール容器用噴射継続装置に係る
ものであつて、エアゾール内容物の噴射を一定時
間継続させた後、自動的に停止し得るようにした
ものであつて、エアゾール内容物の噴射を手数を
要する事なく、一定時間の定量噴射をし得るよう
にしたものである。
従来の技術 従来エアゾール内容物の噴射装置は、一度の噴
射動作によつて全量を噴射してしまうか、噴射動
作後に噴射中止動作を行なわないと噴射を中止で
きないものは存在したが、一度の噴射動作によつ
て一定時間だけ噴射を継続できるようにしたもの
は存在しなかつた。そのため芳香剤等のエアゾー
ル内容物を、一定量噴射しようとする場合には、
押釦等を操作者が一定時間押圧し続けなければな
らず、多くの手数を要するとともに操作者がエア
ゾール内容物を多量に吸入してしまう等の欠点を
有し、エアゾール内容物が殺虫剤等の場合、特に
好ましく無いものであつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は消臭剤、芳香剤等のエアゾール内容物
を一度の噴射動作によつて一定時間だけ噴射を継
続した後、自動的に噴射を中止できるようにする
事により、押釦等を操作者が一定時間押圧し続け
る手数を除去し定量噴射を可能とするとともに操
作者のエアゾール内容物の多量吸入を防止し得る
ようにしたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述の如き問題点を解決するため、一
端をエアゾール容器に固定した被覆体内に、エア
ゾール容器の軸方向と交差するよう、摺動体を摺
動自在に挿入し、エアゾール容器の傾斜作動バル
ブと接続するノズルを、開弁方向に押圧し得るよ
う摺動体を位置するとともにこの摺動体に臨ませ
て、摺動体に吸着するための吸着体を、被覆体の
内壁面に固定して成るものである。
作 用 上述のごとく構成したものに於いて、摺動体を
手等で押圧すればノズルも押圧傾斜され、傾斜作
動弁を開弁し、エアゾール内容物をノズルから噴
射するとともに摺動体の一端に設けた吸着面が、
被覆体の内壁面に固定した吸着体に吸着し、ノズ
ルの噴射作動を継続するから、エアゾール内容物
の噴射は継続される。吸着体の摺動体への吸着力
には、傾斜作動バルブの復元力によつて、摺動体
に反対方向の力が加えられているから、一定時間
の経過によつて、吸着体と内壁面の吸着は解除さ
れ、消臭剤、芳香剤等のエアゾール内容物を、一
度の噴射動作によつて一定時間だけ噴射を継続し
た後、自動的に噴射を中止することが可能とな
る。また摺動体は、エアゾール容器の軸方向と交
差する方向に摺動自在としたものであるから、エ
アゾール容器を吊下げる等の方法を用いることな
く、卓上等に載置したまま摺動体を手等で押圧
し、エアゾール内容物の噴射を行うことができ、
安全で簡易なエアゾール内容物の噴射を可能とす
るものである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、1はエアゾール容器で、上端にマウンテイン
グカツプ2を固定するとともにこのマウンテイン
グカツプ2の中央に、エアゾール内容物を導出す
るためのステム3を突出している。このステム3
は、軸方向と交差する方向に押圧することにより
開弁し内容物を噴射する。傾斜作動バルブ(図示
せず)に接続するとともに噴孔4を設けた長尺状
のノズル5を外端に固定している。エアゾール容
器1には、マウンテイングカツプ2に下端を固定
することによつて被覆体6を固定し、この被覆体
6によりエアゾール容器1の上面を被覆してい
る。このエアゾール容器1に一端を固定した被覆
体6内に、摺動体7をエアゾール容器1の軸方向
と直角に交差するよう摺動自在に挿入し、この摺
動体7の一端を被覆体6から外方に突出して押圧
突部8としている。また摺動体7の押圧方向面と
被覆体6の内壁面10との間に介装した発条11
の復元力により、ノズル5の非押圧方向に摺動体
7を付勢するとともに摺動体7の押圧方向に臨ま
せた被覆体6の内壁面10に、軟弾性材製の円錐
状の吸着体12を固定し、摺動体7の押圧突部8
による、ノズル5の押圧時に、摺動体7の吸着面
13が、吸着体12に押圧されて吸着し、ノズル
5の噴射作動を継続するから、エアゾール内容物
の噴射は継続される。吸着体12の摺動体7への
吸着力には、発条13の復元力および傾斜作動バ
ルブ自身の復元力により、吸着力とは反対方向の
力が加えられているから、一定時間の経過によつ
て吸着体12の摺動体7への吸着は解除され、消
臭剤、芳香剤、殺虫剤等のエアゾール内容物を、
一度の噴射動作によつて一定時間だけ噴射を継続
した後、自動的に噴射を中止することが可能とな
る。またこの吸着体12と摺動体7の吸着面13
との吸着時間は、吸着体12または吸着面13
の、一方またはその双方に、吸着気密性を阻害す
る粗面を形成することにより、吸着時間を短くす
ることができる。従つて粗面の程度を調整するこ
とにより、吸着体12と摺動体7の吸着面13と
の吸着時間を任意に設定することが可能となる。
また摺動体7の押圧方向に位置する被覆体6の背
面には、壁面等に止着固定するための止着面14
を、感圧性接着剤等により形成している。
また上記実施例に於いては、吸着体12の摺動
体7からの吸着解除は、発条11の復元力と傾斜
作動バルブ自身の復元力とによつて、吸着力とは
反対方向の力を加えて行なつているが、発条11
の復元力のみ、または傾斜作動バルブ自身の復元
力のみによつて、行なうものであつても良い。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、摺動体を手等で押圧すればノズルも押圧傾斜
され、傾斜作動弁を開弁し、エアゾール内容物を
ノズルから噴射するとともに被覆体に固定した吸
着体が、摺動体の吸着面に吸着し、ノズルの噴射
作動を継続するから、エアゾール内容物の噴射は
継続される。吸着体の摺動体への吸着力には、傾
斜作動バルブの復元力によつて反対方向の力が加
えられているから、一定時間の経過によつて吸着
体と摺動体の吸着は解除され、消臭剤、芳香剤、
殺虫剤等のエアゾール内容物を、一度の噴射動作
によつて一定時間だけ噴射を継続した後、自動的
に噴射を中止することが可能となる。従つて押釦
等を操作者が一定時間押圧し続ける手数を除去
し、定量噴射を可能とするとともに操作者が、エ
アゾール内容物を多量に吸入する不都合を防止す
ることができる。また摺動体は、エアゾール容器
の軸方向と交差する方向に摺動自在としたもので
あるから、エアゾール容器を吊下げる等の方法を
用いることなく、感圧性接着剤等を用いて壁面に
固定するとか、卓上等に載置したまま摺動体を手
等で押圧し、エアゾール内容物の噴射を行うこと
ができ、安全で簡易なエアゾール内容物の噴射を
可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は断面図、第2図は斜視図である。 1……エアゾール容器、5……ノズル、6……
被覆体、7……摺動体、10……内壁面、12…
…吸着体、13……吸着面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端をエアゾール容器に固定した被覆体内に
    エアゾール容器の軸方向と交差するよう摺動体
    を摺動自在に挿入し、エアゾール容器の傾斜作
    動バルブと接続するノズルを、開弁方向に押圧
    し得るよう摺動体を位置するとともにこの摺動
    体に臨ませて、摺動体に吸着するための吸着体
    を、被覆体の内壁面に固定して成ることを特徴
    とするエアゾール容器用噴射継続装置。 (2) 吸着体に吸着する摺動体の吸着面には、吸着
    体の吸着力を一定の時間で解除し得る粗面を形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のエアゾール容器用噴射継続装
    置。 (3) 摺動体の吸着面に吸着する吸着体には、吸着
    体の吸着力を一定の時間で解除し得る粗面を形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のエアゾール容器用噴射継続装
    置。
JP16915884U 1984-11-09 1984-11-09 Expired JPS63372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16915884U JPS63372Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16915884U JPS63372Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6187556U JPS6187556U (ja) 1986-06-07
JPS63372Y2 true JPS63372Y2 (ja) 1988-01-07

Family

ID=30726906

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16915884U Expired JPS63372Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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JPS6187556U (ja) 1986-06-07

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