JPS6337120A - ポリエステルの製造法 - Google Patents

ポリエステルの製造法

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JPS6337120A
JPS6337120A JP18019786A JP18019786A JPS6337120A JP S6337120 A JPS6337120 A JP S6337120A JP 18019786 A JP18019786 A JP 18019786A JP 18019786 A JP18019786 A JP 18019786A JP S6337120 A JPS6337120 A JP S6337120A
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acid
carboxylic acid
polyester
metal salt
derivative
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Masahiko Hirose
雅彦 広瀬
Takatoshi Kuratsuji
倉辻 孝俊
Tadashi Konishi
小西 忠
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリエステルの製造方法に関し、更に詳しくは
色相良好で且つ透明性に優れ、ポリエステル製造の際に
発生するスケールが少ないポリエステルの製造方法に関
する。
[従来技術] ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレートはその
優れた機械的性質及び化学的性質から繊維、フィルム、
工業用樹脂、ボトル、カップ、トレイ等に広く用いられ
ている。しかし、近年各種用途において品質に対する要
求が更に厳しくなってきている。そのなかで、ポリエス
テル容器、特に二軸延伸ブロー容器は色相の改良が求め
られている。アルカリ金属め塩および/又はアルカリ土
類金属の塩を添加することにより、色相良化することは
知られているが、ポリエステル製造時にアルカリ金属の
塩および/又はアルカリ土類金属の塩に起因するスケー
ルが発生したり、二輪延伸ブロー容器を成形する際、結
晶化による白化が発生するという問題があった。そこで
、これらの諸問題について種々検討した結果、更に一般
式(I)で表されるホスホニウム化合物を添加配合する
ことにより、これらの諸問題が解決されることが見いだ
され、本発明に至った。
[発明の目的] 本発明の目的は、色相良好で且つ透明性に優れ、ポリエ
ステル製造の際に発生するスケールが少ないポリエステ
ルの製造法を提供することにある。
し発明の構成] 本発明のかかる目的は、本発明によればテレフタル酸を
主たる酸成分とする二官能性カルボン酸又はそのエステ
ル形成性誘導体と、少なくとも1種のアルキレングリコ
ールとを反応させてポリエステルを製造するに当り、該
製造反応が完了するまでの任意の段階で、 (イ) 該二官能性カルボン酸に対して20〜100 
mmol%のアルカリ金属の塩および/又はアルカリ土
類金属の塩、及び (C1l  咳二言能性カルボン酸に対して0.000
5〜0.10 m of%の下記一般式(I)(但し、
R+ 、Rz 、R3及びR4は水素原子。
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基。
アラルキル基及びこれらの置換誘導体であり、R3とR
4は環を形成していてもよい。R1、R2、R3及びR
4は互に同一或いは異なってもよい。また、Aはアニオ
ン残基を示す。)で表されるホスホニウム化合物を添加
配合することを特徴とするポリエステルの製造法によっ
て達成される。
本発明におけるポリエステルは、テレフタル酸を主たる
酸成分とし、少なくとも1種のグリコール、好ましくは
エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラ
メチレングリコールから選ばれた少なくとも1種のアル
キレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエ
ステルをその対象とする。
また、勿論テレフタル醸成分の一部を他の二官能性カル
ボン酸成分で置きかえたポリエステルであってもよく、
更にグリコール成分の一部を主成分以外の上記グリコー
ル若しくは他のジオール成分で置きかえたポリエステル
であってもよい。
ここで使用されるテレフタル酸以外の二官能性カルボン
酸としては具体的に芳香族ジカルボン酸。
例えばイソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸。
ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン酸、ジフェニルエーテルジカルボンジフェニルケトン
ジカルボン酸,ナトリウムスルホイソフタル酸,ジブロ
モテレフタル酸等:脂環族ジカルボン酸,例えばヘキサ
ヒドロテレフタル酸,デカリンジカルボン酸等:脂肪族
ジカルボン酸,例えばマロン酸,コハク酸.アジピン酸
等を挙げることができる。
また、上記グリコール以外のジオール成分としては具体
的には脂肪族ジオール、例えばヘキサメチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール等
;芳香族ジヒドロキシ化合物,例えばビスフェノールA
 [ 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンコ,ビスフェノールS,テトラブロモビスフェノール
A,ビスヒドロキシエトキシビスフェノールA等;脂肪
族キオシカルボン酸,例えばグリコール酸,3−オキシ
プロピオン酸等;脂環族オキシカルボン酸,例えばアジ
アチン酸,キノバ酸等;芳香族オキシカルボン酸.例え
ばマンデル酸.アトロラクヂン酸等を挙げることができ
る。
更にポリエステルが実質的に線状である範囲内で3(1
1i以上の多官能化合物.例えばグリセリン。
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール。
トリメリット耐,トリメシン酸,ピロメリット酸。
トリカルバリル酸等を共重合してもよく、また、単官能
化合物1例えばO−ベンゾイル安息香酸。
ナフトエ酸等を結合させてもよい。
以下、代表的なポリエステルであるポリエチレンテレフ
タレートを例として本発明を説明するが、本発明が他の
ポリエステル製造の場合にもおよぶことは言うまでもな
い。
ポリエチレンテレフタレートは従来からポリエチレンテ
レフタレートの製造に際して蓄積された方法で製造する
事ができる。例えばテレフタル酸及びエチレングリコー
ルを用いてエステル化反応を行い、或いはテレフタル酸
の低級アルキルエステル(例えばジメチルエステル)及
びエチレングリコールを用いてエステル交換反応を行い
、得られた反応生成物を更に重縮合せしめることによっ
て製造できる。また、これらのポリエステルを製造する
際にエステル交換触媒2型□合触媒、安定剤等を使用す
ることが好ましい。これら触媒、安定剤等はポリエステ
ル特にポリエチレンテレフタレートの触媒、安定剤等と
して知られているものを用いる事ができる。また、必要
に応じて他の添加剤、例えば着色剤、抗酸化剤、紫外線
吸収剤、帯電防止剤、H燃剤等を使用してもよい。
本発明におけるアルカリ金属の塩および/又はアルカリ
土類金属の塩としては具体的には、有機カルボン酸塩1
例えば、酢酸塩、しゅう酸塩、安息香酸塩、フタル酸塩
、ステアリンM塩等:無礪酸塩2例えば、硫wi塙、炭
酸塩等;ハロゲン化物。
例えば、塩化物等;キレート化合物9例えば、エチレン
ジアミン4酢M錯塩等;アルコラード塩。
例えば、水酸化物、酸化物、メチラート、エチラート、
グリコート等を挙げることができる。特に、エチレング
リコールに可溶性である有機カルボン酸塩、ハロゲン化
物、キレート化合物、アルコラードが好ましく、なかで
も有機カルボンFatRが特に好ましい。上記金属化合
物は1種のみ単独で使用しても、2種以上併用しても良
いアルカリ金属の塩および/又はアルカリ土類金属の塩
の添加量は二官能性カルボン酸に対して20〜100 
mn+o1%である。20 am of%9未満では、
触媒としての活性が不足で色相が悪化する。また、10
0 mmol%を超えると透明性が損われる。好ましく
は40〜90ma+o 1%である。
本発明におけるホスホニウム化合物は下記一般式で表わ
されるものである。
0.10  mol%の下記一般式(I)ここに、R+
 、R2、R3及びR4は、水素原子、アルキル基、シ
クロアルキル基、アリール基、アラルキル基及びこれら
の置換誘導体であり、R3とR4は環を形成していても
よい。
R+ 、R2、R3及びR4は、互に同一或いは部分的
ないし全て異なってもよい。またAはアニオン残基を示
す。
具体的には、4級ホスホニウム塩、例えば、テトラメチ
ルホスホニウムクロライド、テトラメチルホスホニウム
ハイドロオキサイド、テトラメチルホスホニウムクロラ
イド等;3級ホスホニウム塩2例えば、トリメチルホス
ホニウムクロライド等;2級ホスホニウム塩9例えば、
ジメチルホスホニウムクロライド等;1級ホスホニウム
塩1例えば、メチルホスホニウムクロライド、例えば、
ホスホニウムクロライド、ホスホニウムブロマイド等が
あげらることかできる。上記ホスホニウム化合物は1種
のみ単独で使用しても、2種以上併用しても良い。ホス
ホニウム化合物の添加量は二官能性カルボン酸に対して
0.0005〜0.10 mol%である。0.000
5 mol%未満では透明性、スケール防止等の効果が
十分でない。また、0.10mol%を超える場合は、
色相が悪化する。好ましくはo、ooi〜0,05 m
ol%である。
[発明の効果] 本発明のポリエステルの製造方法は、色相良好で且つ透
明性に優れ製造に際しスケール発生の少ないポリエステ
ルが得られる利点がある。本発明によって製造されたポ
リエステルは、繊維、フィルム又は樹脂成形品として有
利に用いることができる。
[実施例] 以下実施例により、本発明の詳細な説明する。
なお、実施例中1部」は、重礒を意味する。
0 固有粘度[η] フェノール/テトラクロロエタン(60/ 40重ω比
)混合溶媒を用い、35℃で測定した溶液粘度から算出
した。
o  Co1b カラーマシン社MCM〜1500型カラーマシンでCo
lbを測定した。
0 実施例1 ジメチレンテレフタレート97部、エチレングリコール
62部、酢酸マグネシウム0.086部(80mmo 
1%〉をエステル交換反応槽に仕込み、170〜235
℃でエステル交換反応を行った。留出物が出なくなった
時点で酸化ゲルマニウム0.016部、テトラブチルホ
スホニウムハイドロオキサイド0.003部(2mmo
l%)、正リン酸0.043部を添加し、重合反応槽に
移した。260〜270℃で約10分間常圧反応せしめ
、その後280℃で高真空下(数#IIIIHq以上の
高真空)にて約3時間反応を行った。得られたポリマー
の固有粘度[η]は0.67であった。また、同様の方
法で同一反応槽で連続100回は反応を繰返し行っても
、反応槽内にスケールの発生が見られなかった。
O実施例2〜3及び比較例1〜2 テトラブチルホスホニウムハイドロオキサイドの添加量
を変える以外は実施例1と同様に行った。
結果を下表にまでめで示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テレフタル酸を主たる酸成分とする二官能性カルボン酸
    又はそのエステル形成性誘導体と少なくとも一種のアル
    キレングリコールとを反応させてポリエステルを製造す
    るに当り、該製造反応が完了するまでの任意の段階で、 (イ)該二官能性カルボン酸に対して20〜100mm
    ol%のアルカリ金属の塩および/又はアルカリ土類金
    属塩、及び (ロ)該二官能性カルボン酸に対して0.0005〜0
    .10mol%の下記一般式( I ) ( I )…▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_2、R_3及びR_4は水素原子
    、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラル
    キル基及びこれらの置換誘導体であり、R_3とR_4
    は環を形成していてもよい。R_1、R_2、R_3、
    R_4は同一或いは異なつてもよい。 又、Aはアニオン残基を示す。) で表されるホスホニウム化合物を添加配合することを特
    徴とするポリエステルの製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0673959A1 (en) * 1994-02-21 1995-09-27 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing aromatic polycarbonate

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0673959A1 (en) * 1994-02-21 1995-09-27 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing aromatic polycarbonate
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