JPS633706Y2 - - Google Patents

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JPS633706Y2
JPS633706Y2 JP10180482U JP10180482U JPS633706Y2 JP S633706 Y2 JPS633706 Y2 JP S633706Y2 JP 10180482 U JP10180482 U JP 10180482U JP 10180482 U JP10180482 U JP 10180482U JP S633706 Y2 JPS633706 Y2 JP S633706Y2
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JP
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wiper
steel strip
descaling
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JP10180482U
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JPS5910909U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は熱延鋼帯のデスケーリングにおける
ワイピング装置に関するものである。
従来の熱延鋼帯のデスケーリングにおけるワイ
ピング装置は、第1図に示すように、熱延鋼帯
(以下単に鋼帯と云う)aが搬送ローラーbで送
られる途中において、該鋼帯aの上下に、該鋼帯
aを横切るように夫々設置されたデスケーリング
ヘツダーc1,c2から、夫々に設けたノズルを通し
て鋼帯aに噴射させる高圧水によりデスケーリン
グされ、下方のデスケーリングヘツダーc2より噴
射された高圧水及び高圧水により剥離されたスケ
ールは、床に設けられた、図示を省略したスケー
ル用樋へ回収されるようになつているが、上方の
デスケーリングヘツダーc1より噴射された高圧水
及び高圧水により剥離されたスケールは、鋼帯a
の搬送方向(矢印x方向)とは逆方向に、鋼帯a
上に戴つたまゝ、鋼帯の上流側に高速で流れ、上
流側に設置してある各種の機器に衝突して機器を
著しく摩耗させるとか、鋼帯a上に水が戴つてい
るため、鋼帯の温度検出を不可能にし、ひいては
鋼帯の温度制御を不能にするため、品質不良品を
出すとか、又水が戴つているため、鋼帯の温度を
低下させ、省エネルギー面で不利になるとかの
種々のトラブルを発生させるので、第1図,第2
図に示すように、デスケーリングヘツダーc1に対
してはワイパーdをワイパーの上部両側より水平
に突出させた軸e1,e2を軸受f1,f2で回動自在に
軸受し、デスケーリングヘツダーc1側より見て仰
角θをなし、ワイパーdの下端を鋼帯aに接しさ
せて設け、デスケーリングヘツダーc1より噴射さ
れた高圧水及び該高圧水により剥離されたスケー
ルは、矢印x方向とは逆に流れても、ワイパーd
によつて上方に設けたダストシユートg中に捕獲
され、図示を省略したシユートにより熱延鋼帯の
ライン外に排出されるようにしてある。
然し、従来の上述のワイピング方式にはなお以
下に述べるような欠点があつた。即ち、第2図に
おいて、板巾m0の鋼帯に接していたワイパーd
が、板巾m0より広い板巾m1の鋼帯aにそのまゝ
用いられると、ワイパーdの下縁には巾m0に相
当する摩耗箇処hが生じているため、デスケーリ
ングヘツダーc1より噴射された高圧水及び該高圧
水により剥離されたスケールは、前記摩耗箇処h
の隙間から鋼帯aの上流側に抜けて出て、多少な
りとも前述した種々のトラブルを生じ、このトラ
ブルはワイパーの材質を改善し、摩耗対策を講じ
ても、完壁に摩耗を生じなくすることはできない
と云うことがあつた。
この考案は叙上の欠点を除去できた熱延鋼帯の
デスケーリングにおけるワイピング装置を提供す
るのをその目的とする。
第3図及び第4図に示す一実施例に基き、この
考案に係る熱延鋼帯のデスケーリングにおけるワ
イピング装置の構成を説明すると、熱延装置で圧
延された鋼帯aの上方に設置したデスケーリング
ヘツダーc1に対向するように設けたワイパーdの
巾m2を鋼帯aの板巾mより大きくし、該鋼帯a
の流れ方向(矢印x方向)に直交する方向におい
て、該ワイパーdの上部両側より水平に突出した
軸e1,e2を軸受f1,f2で回動自在に軸受し、一方
の軸e1に往復運動装置A、この実施例では流体駆
動シリンダー1のピストンロツド2を連結して前
記軸e1,e2が夫々軸受f1,f2において水平に板巾
方向にかつ正逆方向に移動できるように、即ち、
ワイパーdが下端を鋼帯aに接したまま水平に板
巾方向にかつ正逆方向に摺動できるようにし、該
ワイパーdの両側の各縁31,32の延長線41
2に、該ワイパーdから延設したブラケツト9
,92を設け、このブラケツト91,92上に受光
素子51,52を夫々設け、該鋼帯aの下方の機台
には、前記1対の受光素子51,52を結ぶ線O−
O上で、受光素子51,52が往復動装置Aにて移
動される範囲B(第4図参照)に投光するように
構成した投光器6を設け、前記投光器6の投光を
前記1対の受光素子51,52の何れか一方が受光
しない時は、前記流体駆動シリンダー1の切換弁
7を作動して移動方向を切換えるようにしたもの
である。
この実施例は叙上のような構成を有するから、
今第4図に示すように、ワイパーdの巾m2が鋼
帯aの巾mより大きく而もワイパーdの両側の各
縁31,32が鋼帯aの両側の各縁より夫々外方に
離れている場合は、前記各縁31,32の延長線4
,42上にワイパーdから延設したブラケツト9
,92上に設けられている1対の受光素子51
2は投光器6から光を受けているので、例えば
電気制御装置8を設け、1対の受光素子51,52
が受光している場合は、例えば電気制御装置中の
アンド回路を働かせ流体駆動シリンダー1の切換
弁7の位置をその状態に保持し、ピストンロツド
2を一定方向例えば矢印x′方向に移動するように
して置き、ワイパーdが第4図において左方に動
きワイパーdの縁31が鋼帯aの側縁にかゝると
受光素子51は下方の鋼帯aに邪魔されて投光器
6からの光を受光しなくなるので、その場合例え
ば電気制御装置8中のオア回路が働くようにして
置き、切換弁7の他方のソレノイド72を働かせ、
切換弁7を切換え、ピストンロツド2を逆の方向
(矢印x′方向と反対方向)に動かし、再び1対の
受光素子が受光するようになればピストンロツド
のその方向に運動を持続するようにし、ワイパー
dが第4図において右方(矢印x′方向と反対方
向)に移動して行つてワイパーdの縁32が鋼帯
aの側縁にかゝり受光素子52が下方の鋼帯aに
邪魔されて投光器6からの光を受光しなくなる
と、例えば前記電気制御装置8中のオア回路が働
き、切換弁7の他方のソレノイド71を働かせ、
切換弁7を切換えてピストンロツド2を逆の方向
に動かし再び1対の受光素子が受光するようにす
ればピストンロツドのその方向の動きを持続する
ようにするとワイパーdは常に正逆両方向に往復
運動し、而もワイパーdの下縁は鋼帯aの両側縁
に達する範囲内を往復するから偏摩耗することが
ない。
なおワイパーdの往復動装置にこの実施例では
流体駆動機構を使用したがこれに限るものでな
い。
この考案は叙上のような構成作用を有するか
ら、熱延鋼帯aの板巾mが変化してもワイパーd
の下縁は偏摩耗することがないので、同一ワイパ
ーを板巾の異る鋼帯にそのまゝ使用してもデスケ
ーリングヘツダーよりの高圧水及び該高圧水によ
り剥離されたスケールを鋼帯の上流方向に該ワイ
パーの下縁を通つて逸出させ諸器機を損傷させる
ようなことがないばかりでなく、ワイパーを頻繁
に換える必要がなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワイパーを有する熱延装置の一
部の正面図、第2図は側面図、第3図はこの考案
にかゝる熱延鋼帯のデスケーリングにおけるワイ
ピング装置の正面図、第4図は平面図を夫々示
し、aは鋼帯、C1はデスケーリングヘツダー、
dはワイパー、Aは往復動装置、31,32はワイ
パーdの両側の各縁、41は縁31の延長線、42
は縁32の延長線、51,52は1対の受光素子、
6は投光器、O−Oは1対の受光素子51,52
結線を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱延装置で圧延された鋼帯aの上方に設置した
    デスケーリングヘツダーc1に対向配置したワイパ
    ーdを、板巾方向に移動可能に設け、該ワイパー
    dの両側に夫々受光素子51,52を一体に設け、
    該鋼帯aの下方の機台側に前記1対の受光素子5
    ,52の移動範囲に亘つて投光できる投光器6を
    設け、前記投光器6の投光を受光する前記1対の
    受光素子51,52の受光、不受光に応動して前記
    ワイパーdを板巾方向に移動させる切換装置を有
    する往復動装置Aを該ワイパーdに連結したこと
    を特徴とする熱延鋼帯のデスケーリングにおける
    ワイピング装置。
JP10180482U 1982-07-07 1982-07-07 熱延鋼帯のデスケ−リングにおけるワイピング装置 Granted JPS5910909U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10180482U JPS5910909U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 熱延鋼帯のデスケ−リングにおけるワイピング装置

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JP10180482U JPS5910909U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 熱延鋼帯のデスケ−リングにおけるワイピング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5910909U JPS5910909U (ja) 1984-01-24
JPS633706Y2 true JPS633706Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30240252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10180482U Granted JPS5910909U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 熱延鋼帯のデスケ−リングにおけるワイピング装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0222026U (ja) * 1988-07-25 1990-02-14
JPH0673694B2 (ja) * 1988-09-20 1994-09-21 株式会社日立製作所 圧延材のデスケーリング装置及び熱間圧延設備並びに圧延材
KR100743191B1 (ko) 2006-05-19 2007-07-27 주식회사 포스코 열간 교정기에 채용된 체류수 유도장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5910909U (ja) 1984-01-24

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