JPH0729960Y2 - スクイジー自動押付機構 - Google Patents

スクイジー自動押付機構

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JPH0729960Y2
JPH0729960Y2 JP1988137285U JP13728588U JPH0729960Y2 JP H0729960 Y2 JPH0729960 Y2 JP H0729960Y2 JP 1988137285 U JP1988137285 U JP 1988137285U JP 13728588 U JP13728588 U JP 13728588U JP H0729960 Y2 JPH0729960 Y2 JP H0729960Y2
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JP
Japan
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squeegee
window glass
cleaning
glass
squeegees
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JP1988137285U
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English (en)
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JPH0259750U (ja
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忠雄 高崎
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Nihon Bisoh Co Ltd
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Nihon Bisoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野〕 この考案は、窓ガラスを掃除するスクイジーを常に一定
の押付力で押付けるようにした自動押付機構に関し、建
物へのガラスの取付誤差や湾曲した部分があっても拭き
残しなく清掃できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
構築物の高層化や超高層化にともないこれら構築物に形
成される窓の個数が非常に多くなっており、これらの窓
に装着される窓ガラスをきれいに保つには、定期的に窓
ガラスを清掃する必要がある。
このため従来から行なわれている窓ガラスの清掃法は、
例えば構築物の屋上等から吊下げたゴンドラに作業者が
乗り、窓ガラスに清水をかけたのち、スクイジー等で拭
き取って回収するような手作業によるものであり、清掃
作業の作業能率が悪く、しかも危険である。
そこで、窓ガラスの掃除を機械化することができるよう
にした装置が開発されており、例えば第3図に示すよう
に、屋上等から吊下げられて昇降される清掃ユニット1
に窓ガラスWに当接する上下一対のスクイジー2,3を固
定位置を変えることができるように取付け、これらスク
イジー2,3間に散水ノズル4を取付けるよう構成された
ものがあり、清掃ユニット1を下降させながら窓ガラス
Wに散水ノズル4から清水をかけ、上方のスクイジー2
で塵埃等をかき落しながら下方のスクイジー3で回収し
汚水タンクに集めるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような窓ガラスの清掃装置によって拭き残しなく良
好な清掃を行なうためには、窓ガラスW表面に上下一対
のスクイジー2,3のうち少なくとも上側のスクイジー2
を一定の力で押し付ける必要がある。
このため清掃作業を開始する前に清掃ユニット1から上
下一対のスクイジー2,3の突出量を、これらの固定位置
を変えることで、調整してから下降させて清掃を行なう
ようにしている。
ところが、建物の窓に沿って設けられているガイドに沿
って清掃ユニット1を下降させるようにしても、隣接す
る窓のガイドの取付け位置自体やガラスの取付けに建築
施工上の誤差による変動があるため、窓ガラスW表面と
清掃ユニット1との間隔が一定にならず、スクイジー2,
3の押付力が変化するという問題がある。
このため第4図に示すように、例えば上方のスクイジー
2の位置が窓ガラスW表面に対して同図(a)に示す適
正な位置から同図(b)に示すように離れたり、逆に同
図(C)に示すように接近し過ぎたりすることがあり、
拭き残しが生じたり、拭取りの抵抗の増大や窓ガラスW
に傷を付けるという問題がある。
また、建物によっては、窓ガラスWが横方向に連続し、
横に移動しながら拭き取りを行わねばならない場合もあ
り、この場合にも第4図(d)に平面状態を示すよう
に、同様に建築施工上の誤差があるとともに、建物の角
の部分に湾曲したガラスが設けられることもあり、湾曲
部では、必ずスクイジー2の距離が変化し、拭き残しや
逆の拭取り抵抗の増大を招くという問題もある。
この考案はかかる従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、窓ガラスとの距離が多少変化しても常に窓ガラス
の全幅に渡って適切な一定力でスクイジーを押し付けな
がら良好な清掃作業ができるスクイジー自動押付機構を
提供しようとするものである。〔課題を解決するための
手段〕 上記問題点を解決するためこの考案のスクイジー自動押
付機構は、ガラスに沿って移動しながら押付けて清掃す
るスクイジーをガラスに接近離反させる機構を介して設
け、この接近離反させる機構にスクイジーのガラスへの
押付力を検出するセンサを設け、このセンサからの検出
信号に基づき前記接近離反させる機構に信号を出力して
前記スクイジーを移動位置にかかわらず一定の押付力に
保つ制御手段を備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
このスクイジー自動押付機構によれば、屋上を走行する
ルーフカー等を介して吊下げられてビル等の構築物に沿
って昇降したり、横方向に移動するユニット等にスクイ
ジーを窓ガラスに対して送りねじ機構などの機構を介し
て接近離反できるように設け、この接近離反機構に圧力
センサを設けてスクイジーのガラスへの押付力を検出で
きるようにし、このセンサからの信号により、接近離反
機構を制御して一定の押付力で常に清掃できるようにし
ている。
したがって、拭き残しや拭取り抵抗の増大を招くことが
なく、完全な窓ガラスの清掃ができる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図及び第2図はこの考案のスクイジー自動押付機構
を横拭きの装置に適用した場合の一実施例にかかるスク
イジー部分の水平断面図及びユニットへの取付状態の正
面図である。
このスクイジー自動押付機構10は、建物の窓ガラスWが
設けられた側壁の任意の位置に移動可能な清掃用のユニ
ット11等に設けられるものであり、例えば図示例のよう
に横拭きの装置では、ユニット11は、横方向に連続する
窓ガラスWの上下に設けられたサッシュレールRに沿っ
て横方向に走行する箱形に形成され、図示しない縦拭き
の場合には、建物の屋上に設置したレール上を走行する
ルーフカーから吊下げられた2本のワイヤにより昇降さ
れる横に長い長方体状の箱形に形成されて構成される。
そして、このユニット11には、窓ガラスWと対向する前
面に窓ガラスの清掃幅Bに相当する長さの開口部が形成
され、この部分に掃除用の機器の一つとしてこのスクイ
ジー自動押付機構10が設置されるようになっている。
このスクイジー自動押付機構10では、第2図に示すよう
に、ユニット11の開口部から突き出してスクイジー12を
取付けるための支持軸13の上下端部がその中心軸の回り
に回動できるように支持されている。そして、第1図に
示すように、この支持軸13の側面に二つのスクイジー1
2,12aがボルトで固定されるようになっている。
また、この支持軸13の中間部には、アーム14が一体に取
り付けてあり、このアーム14を介して支持軸13を回動す
ることで、スクイジー12,12aを窓ガラスWに対して接近
離反させることができるようになっている。
このための接近離反機構15は、第1図に示すように、ユ
ニット11に送りねじ軸16が設けられ、その先端部に取り
付けられたプーリー17と駆動モータ18のプーリー19との
間に掛けられたベルト20によって駆動されるようになっ
ている。
この送りねじ軸16には、めねじ部21を備えた移動軸22が
ねじ込まれ、回転せずに往復動のみするようになってお
り、この先端部にある程度の遊びを介して連結ブロック
23が設けられている。そして、この連結ブロック23とス
クイジー12,12aのアーム14とがピン24で連結されてい
る。
このような連結ブロック23と移動軸22との間には、圧力
センサ25が介挿され、移動軸22が往復動されると、圧力
センサ25を介して連結ブロック23が移動され、これによ
ってスクイジー12,12aを支持軸13の回りに回動して窓ガ
ラスWに接近離反できるようになっている。
そして、圧力センサ25の検出信号が制御装置26に入力さ
れるようになっており、制御装置26からの制御信号が駆
動モータ18に出力され、フィードバック制御されるよう
になっている。
尚、ユニット11には、このようなスクイジ12のほか、清
掃作業に必要な散水装置、汚水回収装置などが搭載され
ている。
このように構成されたスクイジー自動押付機構10では、
制御装置26に予めスクイジー12,12aを押付けるべき圧力
を設定しておき、ユニット11を移動しながら窓ガラスW
の清掃を開始する。
すると、スクイジー12,12aが窓ガラスWから離れて押付
力が小さい場合には、圧力センサ25での検出値も小さ
く、制御装置26からこの値を上げるように駆動モータ18
に信号が出力される。
このため送りねじ軸18が回転され、移動軸22が窓ガラス
W側から引き離され、アーム14を時計回りに回動してス
クイジー12,12aを窓ガラスWに押付け、設定された圧力
値になるようにする。
一方、スクイジー12,12aの窓ガラスWへの押付力が大き
い場合には、圧力センサ25での検出値も大きくなり、こ
の場合には制御装置26によって駆動モータ18に移動軸22
を押出すように回転信号が出力され、アーム14を反時計
回りに回動してスクイジー12,12aを所定の押付力となる
位置まで戻すようにする。
こうして、常に、スクイジー12,12aを適切な押付力で押
し付けて窓ガラスWを清掃することで、拭き残しを無く
し、スクイジー12,12aの抵抗増大を招くこと無く清掃を
行うことができる。
また、窓ガラスW自体に湾曲した部分があっても常に、
スクイジー12,12aを適切な位置に保持しながら清掃を行
なうことができる。
尚、このようなスクイジー自動押付機構はスクイジーの
長さ方向の中央部に一台設ける場合に限らず、上下に設
け、窓ガラスの傾きに対しても調整できるようにしても
良く、この場合には、スクイジーが取付けられる支持軸
をたわませることができるようにしたり、支持軸の両端
部を移動できる構造にする。
また、清掃幅Bを一つのスクイジーで拭き取るようにす
る場合に限らず、幅方向に分割し、しかも清掃方向に前
後させてスクイジーによる拭き取りが両端部で重なるよ
うにして拭き取ることで、スクイジーを短くし、スクイ
ジーの傾きを許容するようにしても良い。
さらに、スクイジーの窓ガラスに対する接近離反機構
は、送りねじを用いるものに限らず、歯車やカムなどの
よる回転往復機構や油圧シリンダ等による往復機構等を
用いても良い。
また、スクイジーによる拭取り方向は横拭きの場合に限
らず、従来から多用されている縦拭きの場合にも同様に
して適用できるものである。
さらに、圧力センサの形式も自由に選択できるととも
に、その介挿位置もスクイジーの押付力が分かる位置で
あれば良い。
また、清掃に必要な他の機構は自由に選択することが可
能である。
〔考案の効果〕
以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの考
案のスクイジー自動押付機構によれば、窓ガラスの任意
の位置に移動するユニット等にスクイジーを窓ガラスに
対して接近離反できるように設け、この接近離反機構に
圧力センサを設けてスクイジーのガラスへの押付力を検
出できるようにし、このセンサからの信号により、接近
離反機構を制御するようにしたので、スクイジーを常に
一定の押付力で窓ガラスに押付けて清掃でき、拭き残し
や拭取り抵抗の増大を招くこと無く、完全な拭き取りが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案のスクイジー自動押付機構
を横拭きの装置に適用した場合の一実施例にかかるスク
イジー部分の水平断面図及びユニットへの取付状態の正
面図、第3図は従来装置の横断面図、第4図は拭取り状
態の説明図である。 10…スクイジー自動押付機構、11…ユニット、12,12a…
スクイジー、13…支持軸、14…アーム、15…接近離反機
構、16…送りねじ軸、17…プーリー、18…駆動モータ、
19…プーリー、20…ベルト、21…めねじ部、22…移動
軸、23…連結ブロック、24…ピン、25…圧力センサ、26
…制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスに沿って移動しながら押付けて清掃
    するスクイジーをガラスに接近離反させる機構を介して
    設け、この接近離反させる機構にスクイジーのガラスへ
    の押付力を検出するセンサを設け、このセンサからの検
    出信号に基づき前記接近離反させる機構に信号を出力し
    て前記スクイジーを移動位置にかかわらず一定の押付力
    に保つ制御手段を備えたことを特徴とするスクイジー自
    動押付機構。
JP1988137285U 1988-10-20 1988-10-20 スクイジー自動押付機構 Expired - Lifetime JPH0729960Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1988137285U JPH0729960Y2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 スクイジー自動押付機構
US07/664,484 US5216775A (en) 1988-10-20 1991-03-04 Automatic squeezee pressing device

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JPH0259750U JPH0259750U (ja) 1990-05-01
JPH0729960Y2 true JPH0729960Y2 (ja) 1995-07-12

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JPS5544967A (en) * 1978-09-27 1980-03-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd High speed gas sampler for gas containing powder dust and mist
JPS57175334A (en) * 1981-04-22 1982-10-28 Mitsubishi Electric Corp Automatic cleaning apparatus

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JPH0259750U (ja) 1990-05-01

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