JPS6336943A - 円筒状物製造方法 - Google Patents
円筒状物製造方法Info
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- JPS6336943A JPS6336943A JP17889686A JP17889686A JPS6336943A JP S6336943 A JPS6336943 A JP S6336943A JP 17889686 A JP17889686 A JP 17889686A JP 17889686 A JP17889686 A JP 17889686A JP S6336943 A JPS6336943 A JP S6336943A
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はボイラの排ガスダクト等に好適に利用できる大
型の円筒状物を製造する方法に関する。
型の円筒状物を製造する方法に関する。
現在陸用のボイラの排ガスダクトの大半は断面角型の構
成となっているが、この構成は内部流体たる排ガスの性
質やその他の要因により必然的に決定されたものという
訳ではない。逆に断面が円形の丸型排ガスダクトの方が
内部流体の流れも円滑となり、かつコーナ部において未
燃分等の堆積も□なくなる等の多くの利点を存している
。然るに、角型のダクトが主流を占めているのは主とし
て輸送上円筒形排ガスダクトの方がコストが高くなると
いう経済的な理由による。即ち円筒形ダクトの場合は工
場において半割りまたは3分割しζ曲げ加工し、これを
組み立て現地に発送する方法を採用しているが、排ガス
ダクトが大型であるため、分割した各部材も大型となる
。然も各部材の形状は断面が半月形、扇型等の輸送に不
適当な形状となる。これに対して角型ダクトの場合には
分割しても輸送し易い形状となるめで輸送コストは安く
なる。
成となっているが、この構成は内部流体たる排ガスの性
質やその他の要因により必然的に決定されたものという
訳ではない。逆に断面が円形の丸型排ガスダクトの方が
内部流体の流れも円滑となり、かつコーナ部において未
燃分等の堆積も□なくなる等の多くの利点を存している
。然るに、角型のダクトが主流を占めているのは主とし
て輸送上円筒形排ガスダクトの方がコストが高くなると
いう経済的な理由による。即ち円筒形ダクトの場合は工
場において半割りまたは3分割しζ曲げ加工し、これを
組み立て現地に発送する方法を採用しているが、排ガス
ダクトが大型であるため、分割した各部材も大型となる
。然も各部材の形状は断面が半月形、扇型等の輸送に不
適当な形状となる。これに対して角型ダクトの場合には
分割しても輸送し易い形状となるめで輸送コストは安く
なる。
このため、上記した円筒形ダクトの問題点を解決し、設
備の不完全な現地においても製造が可能なよう、ダクト
構成用の板材の弾性を利用して円筒形に形成する方法が
何種か提案されている。
備の不完全な現地においても製造が可能なよう、ダクト
構成用の板材の弾性を利用して円筒形に形成する方法が
何種か提案されている。
第6図ないし第12図は従来構成の円筒状物製造方法の
一例を示す。
一例を示す。
先ず架台39上に円筒状物の構成材料たる鋼板38を載
置する。綱板38のほぼ中央部の下部には半円形の吊り
下げ治具40〔第7図(A)、(B)参照〕を配置し、
この吊り下げ治具40をクレーン等を用いて引き上げる
ことにより鋼板38は自重により第8図に示すようにそ
の両端部が垂れ下がる。一方補強材設置用架台44に対
しては半円形の補強材12が配置してあり、両端部が垂
れ下った状態の鋼板38をこの補強材42上に移動し、
徐々に下降させる。゛これにより鋼板38番よ補強材4
2の内周面に沿って第9図の如く曲がり、その両端部が
突き合うことにより円筒形を形成する。この状態で突き
合わせ部を溶接して固定すると共に、半円形の補強材に
対して別の半円形の補強材を接続し、更に補強材42と
鋼板38の外壁を溶接固定して円筒状物を構成する(第
10図参照)。
置する。綱板38のほぼ中央部の下部には半円形の吊り
下げ治具40〔第7図(A)、(B)参照〕を配置し、
この吊り下げ治具40をクレーン等を用いて引き上げる
ことにより鋼板38は自重により第8図に示すようにそ
の両端部が垂れ下がる。一方補強材設置用架台44に対
しては半円形の補強材12が配置してあり、両端部が垂
れ下った状態の鋼板38をこの補強材42上に移動し、
徐々に下降させる。゛これにより鋼板38番よ補強材4
2の内周面に沿って第9図の如く曲がり、その両端部が
突き合うことにより円筒形を形成する。この状態で突き
合わせ部を溶接して固定すると共に、半円形の補強材に
対して別の半円形の補強材を接続し、更に補強材42と
鋼板38の外壁を溶接固定して円筒状物を構成する(第
10図参照)。
このようにして形成した円筒状物15を第11図に示す
ように連設し、各円筒状物の端縁部を突き合わせ溶接4
6を実施することにより接続する。
ように連設し、各円筒状物の端縁部を突き合わせ溶接4
6を実施することにより接続する。
第12図はこの突き合わせ溶接を行う円周方向溶接架台
48の配置状態を示す図である。
48の配置状態を示す図である。
〔発明が解決しようとする問題点3
以上に示した構成により組み立て現地において円筒状物
の製作を可能としたが、反面法のような問題が指摘され
ており、その解決が望まれている。
の製作を可能としたが、反面法のような問題が指摘され
ており、その解決が望まれている。
先ず円筒状物の突き合わせ溶接は実際にはかなりの困難
が伴う、即ち突き合わせ溶接を正確に行うためには、そ
の前提として各円筒状物が正確に製作されている必要が
ある。即ち各円筒状物の製造公差が大きいと突き合わせ
部がずれて溶接が困難になり、場合によっては全く溶接
が不可能となる事態も生じている。従って可能な限り公
差を少なくする必要があるが、この為には円筒状物の製
造工数を多くする必要があり、多くの人手と時間がかか
ってしまう。
が伴う、即ち突き合わせ溶接を正確に行うためには、そ
の前提として各円筒状物が正確に製作されている必要が
ある。即ち各円筒状物の製造公差が大きいと突き合わせ
部がずれて溶接が困難になり、場合によっては全く溶接
が不可能となる事態も生じている。従って可能な限り公
差を少なくする必要があるが、この為には円筒状物の製
造工数を多くする必要があり、多くの人手と時間がかか
ってしまう。
また円筒状物で発電所用大型ボイラの排ガスダクトを製
造する場合を想定すると、各円筒状物はその直径が数メ
ートルから十数メートルにも及ぶ非常に大型のものとな
るため、各円筒状物が正確製作されていても、これら円
筒状物を所定の位置に配置して付き合わせるためには多
くの段取りが必要になり、やはり多くの人手と時間がか
かることになる。
造する場合を想定すると、各円筒状物はその直径が数メ
ートルから十数メートルにも及ぶ非常に大型のものとな
るため、各円筒状物が正確製作されていても、これら円
筒状物を所定の位置に配置して付き合わせるためには多
くの段取りが必要になり、やはり多くの人手と時間がか
かることになる。
更に、各円筒状物を突き合わせ溶接するためには第12
図に示すように、大型の円筒状物を収納するように極め
て大型の架台(足場)を組む必要があり、この点でも多
大の労力を必要とする。
図に示すように、大型の円筒状物を収納するように極め
て大型の架台(足場)を組む必要があり、この点でも多
大の労力を必要とする。
また更に、第8図に示すように、大型かつ大重量の鋼板
を、鋼板接触面が曲面の吊り下げ治具をもって高所に引
き上げるため、鋼板が滑り落ちる危険性もあり、万−滑
り落ちた場合には大事故となる虞れがある。このため屋
外で吊り下げを行う場合には、風がある場合、降雨時等
においては作業を停止せねばならない。
を、鋼板接触面が曲面の吊り下げ治具をもって高所に引
き上げるため、鋼板が滑り落ちる危険性もあり、万−滑
り落ちた場合には大事故となる虞れがある。このため屋
外で吊り下げを行う場合には、風がある場合、降雨時等
においては作業を停止せねばならない。
本発明は上述した問題点に鑑み、その問題を解決するよ
うに構成したものである。
うに構成したものである。
即ち本発明の構成は、円筒状物を構成する鋼板(薄板i
ll板)ではこの1gl板を円筒形に曲げた場合、鋼板
の弾性により鋼板は真円に復元しようとすることに着目
し、薄板鋼板をワイヤロープ等の絞り手段により円筒形
に絞り込み、この状態で鋼板を溶接することにより円筒
状物を製作することを特徴とする方法である。
ll板)ではこの1gl板を円筒形に曲げた場合、鋼板
の弾性により鋼板は真円に復元しようとすることに着目
し、薄板鋼板をワイヤロープ等の絞り手段により円筒形
に絞り込み、この状態で鋼板を溶接することにより円筒
状物を製作することを特徴とする方法である。
本発明は以上の如く構成し、鋼板の有する弾性を利用し
て、鋼板を架台上で円筒形に成形するので、大型クレー
ン等の鋼板吊り下げ手段が不要となり、大型の機器を使
用する必要がな(、しかも鋼板の落下等の事故が生じる
虞れもない。
て、鋼板を架台上で円筒形に成形するので、大型クレー
ン等の鋼板吊り下げ手段が不要となり、大型の機器を使
用する必要がな(、しかも鋼板の落下等の事故が生じる
虞れもない。
以下本発明の実施例を図面を参考に説明する。
第1図(A)において、円筒状物構成用の薄板鋼板(以
下単に「鋼板」と称する)1を架台4上に載置する。こ
の鋼板の下面にはその端部を固定部5に固定したワイヤ
ロー12が配置してあり、このワイヤロープ2はm仮1
の一方の端部1aから鋼板1の表面に反転して他方の端
部1bに向かい、更に架台4に取りつけたローラ3を経
て図示しない牽引手段に接続する。この状態でワイヤロ
ープ2の一端を引っ張るとワイヤロープ2の他端は固定
されているため、鋼板1は第1図(B)に示すようにそ
の端部1aから順次めくれ上がり、更にその端部1aは
他の端部1b側に反転し、両端部1a、1bは接触する
。この状態で更にワイヤロープを引き込むことにより鋼
板1は同図(C)に示すように自己の弾性により円筒形
となる。
下単に「鋼板」と称する)1を架台4上に載置する。こ
の鋼板の下面にはその端部を固定部5に固定したワイヤ
ロー12が配置してあり、このワイヤロープ2はm仮1
の一方の端部1aから鋼板1の表面に反転して他方の端
部1bに向かい、更に架台4に取りつけたローラ3を経
て図示しない牽引手段に接続する。この状態でワイヤロ
ープ2の一端を引っ張るとワイヤロープ2の他端は固定
されているため、鋼板1は第1図(B)に示すようにそ
の端部1aから順次めくれ上がり、更にその端部1aは
他の端部1b側に反転し、両端部1a、1bは接触する
。この状態で更にワイヤロープを引き込むことにより鋼
板1は同図(C)に示すように自己の弾性により円筒形
となる。
第3図はこの状態の鋼板1の変形状態を示し、符号IA
、IBは鋼板1の各変形状態を示す。
、IBは鋼板1の各変形状態を示す。
第2図は以上の方法により円筒形に形成した鋼板の突き
合わせ部を溶接しかつ補強材を取りつける方法を示す。
合わせ部を溶接しかつ補強材を取りつける方法を示す。
円筒形に巻いた鋼板の突き合わせ部6の位置によっては
、まだ溶接していないこの突き合わせ部に鋼板の弾性に
よる反発力が集中し、突き合わせ部が所定の角度で尖っ
た形状となってシしまうことがある。このため、円筒形
に巻いた鋼板のうち、突き合わせ部6に対向する位置(
突き合わせ部6を通過する直径のうち、この突き合わせ
部6に対向する端部)に固定金具7を仮止めする。この
固定金具7に対して別のワイヤロー18を接続し、この
ワイヤロー18を適当に引っ張ることにより鋼板の真円
度を調節する。このようにして真円度を調節された鋼板
の突き合わせ部を溶接固定する。
、まだ溶接していないこの突き合わせ部に鋼板の弾性に
よる反発力が集中し、突き合わせ部が所定の角度で尖っ
た形状となってシしまうことがある。このため、円筒形
に巻いた鋼板のうち、突き合わせ部6に対向する位置(
突き合わせ部6を通過する直径のうち、この突き合わせ
部6に対向する端部)に固定金具7を仮止めする。この
固定金具7に対して別のワイヤロー18を接続し、この
ワイヤロー18を適当に引っ張ることにより鋼板の真円
度を調節する。このようにして真円度を調節された鋼板
の突き合わせ部を溶接固定する。
なお、この時点では、鋼板の自重により鋼板の架台接触
部は一部平面に変形する可能性があるが、付き合わせ部
6を完全に溶接することにより鋼板の弾性は円筒形全体
に等しく作用するため、鋼板自体には断面が真円になろ
うとする力が作用する。
部は一部平面に変形する可能性があるが、付き合わせ部
6を完全に溶接することにより鋼板の弾性は円筒形全体
に等しく作用するため、鋼板自体には断面が真円になろ
うとする力が作用する。
次に半円形の補強材9を、その一端を下にしてその端部
が架台4に位置するように配置する。この状態で前記ワ
イヤロープ8を補強材9側に引っ張り鋼板の外周壁が補
強材9の内周面に平均して接触するようにする。この状
態で、ワイヤロープ8と架台4との間〔第2図(B)の
イ部〕において鋼板と補強材9を溶接する。続いてこの
鋼板を約90度回転して口部の溶接を行う。次に残りの
半円形の補強材をその両端が溶接の完了した補強材の両
端部に接続するよう配置し、要すればこれら半円形の補
強材の端部突き合わせ部を仮止めしたのち、同図(C)
に示すようにハ部の溶接を行い、しかる後、90度回転
させて二部の溶接を行って円筒状物を形成する。
が架台4に位置するように配置する。この状態で前記ワ
イヤロープ8を補強材9側に引っ張り鋼板の外周壁が補
強材9の内周面に平均して接触するようにする。この状
態で、ワイヤロープ8と架台4との間〔第2図(B)の
イ部〕において鋼板と補強材9を溶接する。続いてこの
鋼板を約90度回転して口部の溶接を行う。次に残りの
半円形の補強材をその両端が溶接の完了した補強材の両
端部に接続するよう配置し、要すればこれら半円形の補
強材の端部突き合わせ部を仮止めしたのち、同図(C)
に示すようにハ部の溶接を行い、しかる後、90度回転
させて二部の溶接を行って円筒状物を形成する。
第4図は第2の実施例を示す。
この実施例においては、先ず(A)に示すように、鋼板
1の横幅よりも幅の狭い架台4上に鋼板1を載置し、ワ
イヤロープ2をもって鋼板を巻く、この場合巻いた鋼板
1の直径を最終的に構成する円筒状物の直径よりも一旦
は小さくし、この状態でリング状の補強部材10をこの
鋼板の両側から挿通ずる。補強部材10を鋼板の所定の
位置に配置したならば、ワイヤロー12を徐々に緩める
。
1の横幅よりも幅の狭い架台4上に鋼板1を載置し、ワ
イヤロープ2をもって鋼板を巻く、この場合巻いた鋼板
1の直径を最終的に構成する円筒状物の直径よりも一旦
は小さくし、この状態でリング状の補強部材10をこの
鋼板の両側から挿通ずる。補強部材10を鋼板の所定の
位置に配置したならば、ワイヤロー12を徐々に緩める
。
これにより鋼板1は自己の弾性により補強部材10に内
接する。鋼板1は補強部材10に完全に内接する状態に
おいて、この鋼板の両端も付き合い、第1図に示す構成
と同様の付き合わせ部6を形成する。ここで、突き合わ
せ部6の溶接を行うと共に、補強部材IOと鋼板外壁と
の接触面も溶接固定して円筒状物を形成する。
接する。鋼板1は補強部材10に完全に内接する状態に
おいて、この鋼板の両端も付き合い、第1図に示す構成
と同様の付き合わせ部6を形成する。ここで、突き合わ
せ部6の溶接を行うと共に、補強部材IOと鋼板外壁と
の接触面も溶接固定して円筒状物を形成する。
第5図は更に別の実施例を示す。第1図(B)に示した
状態において、折り曲げた鋼板上部が自重により架台4
上の鋼板下部側に撓み込む虞れがあるが、この実施例で
は架台4に支持部材11を立設することより鋼板1の上
部を支持し、鋼板が撓み込むのを防止するようにしてい
る。
状態において、折り曲げた鋼板上部が自重により架台4
上の鋼板下部側に撓み込む虞れがあるが、この実施例で
は架台4に支持部材11を立設することより鋼板1の上
部を支持し、鋼板が撓み込むのを防止するようにしてい
る。
本発明は以上具体的に説明したように円筒状物を構成す
る鋼板(薄板鋼板)ではこの鋼板を円筒形に曲げた場合
、鋼板の弾性によりこの鋼板は真円に復元しようとする
ため、薄板鋼板をワイヤロープ等の絞り手段により円筒
形に絞り込み、この状態で鋼板を溶接することにより円
筒状物を製作する構成としたので、クレーン等の大型の
装置を必要とせず、かつ鋼板を吊り下げる工程が無いた
め、鋼板の落下環の事故もなく作業の安全性も大幅に向
上する。
る鋼板(薄板鋼板)ではこの鋼板を円筒形に曲げた場合
、鋼板の弾性によりこの鋼板は真円に復元しようとする
ため、薄板鋼板をワイヤロープ等の絞り手段により円筒
形に絞り込み、この状態で鋼板を溶接することにより円
筒状物を製作する構成としたので、クレーン等の大型の
装置を必要とせず、かつ鋼板を吊り下げる工程が無いた
め、鋼板の落下環の事故もなく作業の安全性も大幅に向
上する。
第1図(A)は本発明の実施例を示す架台の側面図、同
(B)は鋼板の曲げ状態を示す鋼板及び架台の側面図、
同(C)は鋼板を円筒形に曲げた状態の鋼板及び架台の
側面図、同(D)は同(C)の斜視図、第2図(A)は
鋼板の真円度の調節状態を示す鋼板及び架台の側面図、
同(B)は鋼板と補強材の溶接状態を示す鋼板及び架台
の側面図、同(C)は溶接の進行状態を示す鋼板及び架
台の側面図、第3図は第1図(B)に示す鋼板の曲げ状
態の詳細を示す鋼板の斜視部分図、第4図(A)は別の
実施例を示す鋼板の曲げ状態を示す斜視図、同(B)は
鋼板の溶接方法を示す鋼板の斜視図、第5図は更に別の
実施例をしめす鋼板の斜視図、第6図乃至第12図は従
来の円筒状物製造方法を示す図であって、第6図は鋼板
と架台の側面図、第7図(A)は吊り下げ治具の側面図
、同(B)は同(A)に示した吊り下げ治具の斜視図、
第8図は鋼板の吊り下げ状態を示す鋼板及び補強材の側
面図、第9図は鋼板の曲がり状態を示す鋼板及び補強材
の側面図、第10図は従来方法により構成した円筒状物
の斜視図、第11図は円面図である。 ■・・・鋼板 2・・・ワイヤロープ4・・・架台
5・・・ワイヤロープ固定部6・・・突き合わせ部 7・・・ワイヤロープ固定金具 8・・・真円度調節用ワイヤロープ 9.10・・・補強材 第2図 (C) 第4図 (B) 第5図 第。図 第750 第11図 第12゜ 71ρ l口 9ど
(B)は鋼板の曲げ状態を示す鋼板及び架台の側面図、
同(C)は鋼板を円筒形に曲げた状態の鋼板及び架台の
側面図、同(D)は同(C)の斜視図、第2図(A)は
鋼板の真円度の調節状態を示す鋼板及び架台の側面図、
同(B)は鋼板と補強材の溶接状態を示す鋼板及び架台
の側面図、同(C)は溶接の進行状態を示す鋼板及び架
台の側面図、第3図は第1図(B)に示す鋼板の曲げ状
態の詳細を示す鋼板の斜視部分図、第4図(A)は別の
実施例を示す鋼板の曲げ状態を示す斜視図、同(B)は
鋼板の溶接方法を示す鋼板の斜視図、第5図は更に別の
実施例をしめす鋼板の斜視図、第6図乃至第12図は従
来の円筒状物製造方法を示す図であって、第6図は鋼板
と架台の側面図、第7図(A)は吊り下げ治具の側面図
、同(B)は同(A)に示した吊り下げ治具の斜視図、
第8図は鋼板の吊り下げ状態を示す鋼板及び補強材の側
面図、第9図は鋼板の曲がり状態を示す鋼板及び補強材
の側面図、第10図は従来方法により構成した円筒状物
の斜視図、第11図は円面図である。 ■・・・鋼板 2・・・ワイヤロープ4・・・架台
5・・・ワイヤロープ固定部6・・・突き合わせ部 7・・・ワイヤロープ固定金具 8・・・真円度調節用ワイヤロープ 9.10・・・補強材 第2図 (C) 第4図 (B) 第5図 第。図 第750 第11図 第12゜ 71ρ l口 9ど
Claims (4)
- (1)鋼板を架台上に載置し、この鋼板に掛けたワイヤ
ロープ等の鋼板曲げ手段により架台に載置した状態でこ
の鋼板を円筒形に曲げ、円筒形に曲げた状態で突き合わ
せた鋼板両端及び鋼板外周部に配置した補強材を各々溶
接することにより円筒状物を形成することを特徴とする
円筒状物製造方法。 - (2)鋼板両端の突き合わせ部とほぼ対向する位置に固
定金具を取りつけ、この固定金具に対してワイヤロープ
等の牽引手段を取り付け、この牽引手段を牽引若しくは
戻すことにより鋼板の真円度を調節することを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項記載の円筒状物製造方法。 - (3)円筒形に巻いた鋼板の外周部に対して半円形の補
強材を順次溶接することにより鋼板周囲に補強材を取り
付けることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項また
は第(2)項記載の円筒状物製造方法。 - (4)鋼板を最終品である円筒状物の外径よりもその外
径が小さくなるよう一旦巻き込み緊締し、この状態で環
状の補強材をこの鋼板に挿通し、補強材を配置後、緊締
状態を解除することにより鋼板の弾性によってこの鋼板
を補強材の内周面に密着させるよう構成したことを特徴
とする特許請求の範囲第(1)項記載の円筒状物製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17889686A JPS6336943A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 円筒状物製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17889686A JPS6336943A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 円筒状物製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6336943A true JPS6336943A (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=16056585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17889686A Pending JPS6336943A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 円筒状物製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6336943A (ja) |
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1986
- 1986-07-31 JP JP17889686A patent/JPS6336943A/ja active Pending
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