JPS6336932B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6336932B2 JPS6336932B2 JP59161218A JP16121884A JPS6336932B2 JP S6336932 B2 JPS6336932 B2 JP S6336932B2 JP 59161218 A JP59161218 A JP 59161218A JP 16121884 A JP16121884 A JP 16121884A JP S6336932 B2 JPS6336932 B2 JP S6336932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- pressure reducing
- heating
- reducing valve
- pilot air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 43
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 claims description 8
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は発泡成形において、金型の加熱方法に
関するものである。
関するものである。
(従来例の構成とその問題点)
ビーズ発泡成形における加熱は、予備加熱工
程・流通加熱工程・両面加熱工程(本加熱工程)
等の工程で行われており、予備加熱および流通加
熱工程においては蒸気室内や型内の凝縮水、空
気、発泡ガス等の排出のためにドレンを開いて蒸
気を流通させ、次の両面加熱工程においてはドレ
ンを閉じて蒸気室内および型内の加熱蒸気圧力を
高めることにより製品の発泡融着を行つている。
程・流通加熱工程・両面加熱工程(本加熱工程)
等の工程で行われており、予備加熱および流通加
熱工程においては蒸気室内や型内の凝縮水、空
気、発泡ガス等の排出のためにドレンを開いて蒸
気を流通させ、次の両面加熱工程においてはドレ
ンを閉じて蒸気室内および型内の加熱蒸気圧力を
高めることにより製品の発泡融着を行つている。
しかしながら、従来から蒸気圧力の設定は、両
面加熱工程に合わせて調整を行い、その他の加熱
工程では両面加熱工程と同じ蒸気圧力に加熱を行
つている。
面加熱工程に合わせて調整を行い、その他の加熱
工程では両面加熱工程と同じ蒸気圧力に加熱を行
つている。
即ち、第2図に示すように、キヤビテイ側金型
aとコア側金型bとに夫々連結、連通した蒸気管
c,dに圧力調整用減圧弁e,eを一つ宛設け、
この減圧弁e,eを介して蒸気圧力を両面加熱工
程時の圧力に設定している。
aとコア側金型bとに夫々連結、連通した蒸気管
c,dに圧力調整用減圧弁e,eを一つ宛設け、
この減圧弁e,eを介して蒸気圧力を両面加熱工
程時の圧力に設定している。
このため、予備加熱および流通加熱工程のよう
に型内の凝縮水や空気、ガス等の排出に長時間を
要する場合には、低圧でじつくり加熱する方が良
いにも拘らず、蒸気圧力は両面加熱時に必要な圧
力に設定されているので高圧、長時間の加熱とな
り、無駄な蒸気を消費することになり、極めて不
経済であつた。
に型内の凝縮水や空気、ガス等の排出に長時間を
要する場合には、低圧でじつくり加熱する方が良
いにも拘らず、蒸気圧力は両面加熱時に必要な圧
力に設定されているので高圧、長時間の加熱とな
り、無駄な蒸気を消費することになり、極めて不
経済であつた。
(発明の目的)
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、予備加熱および流通加熱工程時に蒸気量を
節約でき、且つ高品質の製品を得ることを目的と
した発泡成形における加熱方法を提供するもので
ある。
ので、予備加熱および流通加熱工程時に蒸気量を
節約でき、且つ高品質の製品を得ることを目的と
した発泡成形における加熱方法を提供するもので
ある。
(発明の構成)
上記目的を達成するために本発明の発泡成形に
おける加熱方法は、金型の蒸気室に蒸気を圧入し
て予備加熱、流通加熱、両面加熱等を行うビーズ
発泡成形における加熱方法において、各加熱工程
中における蒸気圧力を、パイロツトエアー用減圧
弁により各別に設定すると共に、これらのパイロ
ツトエアー用減圧弁からのエアー配管を蒸気室に
連通する蒸気供給用配管中に設けた蒸気用減圧弁
に接続するように構成したものである。
おける加熱方法は、金型の蒸気室に蒸気を圧入し
て予備加熱、流通加熱、両面加熱等を行うビーズ
発泡成形における加熱方法において、各加熱工程
中における蒸気圧力を、パイロツトエアー用減圧
弁により各別に設定すると共に、これらのパイロ
ツトエアー用減圧弁からのエアー配管を蒸気室に
連通する蒸気供給用配管中に設けた蒸気用減圧弁
に接続するように構成したものである。
(実施例の説明)
本発明の実施例を図面について説明すると、キ
ヤビテイ側金型1とコア側金型2とでキヤビテイ
3を形成すると共にこれらの金型1,2にキヤビ
テイ側蒸気室4とコア側蒸気室5を夫々設け、該
蒸気室4,5の上端部に夫々蒸気管6,7を連
結、連通させると共に下端部にドレン排出管8,
9を夫々連結、連通させている発泡成形装置にお
いて、前記蒸気管6,7に蒸気減圧弁10,11
を夫々設ける一方、加熱工程数に応じて、即ち、
予備加熱工程と流通加熱工程および両面加熱工程
を順次行う場合には3個のパイロツトエアー用減
圧弁12,13,14を並列に配管し、これらの
パイロツトエアー用減圧弁12,13,14のエ
アー配管15を前記蒸気減圧弁10,11に接続
すると共にこれらの蒸気減圧弁10,11を介し
て前記蒸気室4,5に接続してある。
ヤビテイ側金型1とコア側金型2とでキヤビテイ
3を形成すると共にこれらの金型1,2にキヤビ
テイ側蒸気室4とコア側蒸気室5を夫々設け、該
蒸気室4,5の上端部に夫々蒸気管6,7を連
結、連通させると共に下端部にドレン排出管8,
9を夫々連結、連通させている発泡成形装置にお
いて、前記蒸気管6,7に蒸気減圧弁10,11
を夫々設ける一方、加熱工程数に応じて、即ち、
予備加熱工程と流通加熱工程および両面加熱工程
を順次行う場合には3個のパイロツトエアー用減
圧弁12,13,14を並列に配管し、これらの
パイロツトエアー用減圧弁12,13,14のエ
アー配管15を前記蒸気減圧弁10,11に接続
すると共にこれらの蒸気減圧弁10,11を介し
て前記蒸気室4,5に接続してある。
なお、パイロツトエアー用減圧弁12,13,
14は夫々の加熱工程に応じた空気圧力を前記蒸
気減弁10,11に作用させるようにしてあり、
例えば、左側のパイロツトエアー用減圧弁12は
予備加熱工程用に、中央のパイロツトエアー用減
圧弁13は流通加熱工程用に、右側のパイロツト
エアー用減圧弁14は両面加熱工程用に夫々配設
されてある。
14は夫々の加熱工程に応じた空気圧力を前記蒸
気減弁10,11に作用させるようにしてあり、
例えば、左側のパイロツトエアー用減圧弁12は
予備加熱工程用に、中央のパイロツトエアー用減
圧弁13は流通加熱工程用に、右側のパイロツト
エアー用減圧弁14は両面加熱工程用に夫々配設
されてある。
上記のように構成し、キヤビテイ3内に発泡性
合成樹脂ビーズを充填したのち、予備加熱を行う
ものであるが、この工程時に、パイロツトエアー
用減圧弁12を開とし、その他のパイロツトエア
ー用減圧弁13,14を閉止した状態にしてパイ
ロツトエアー用減圧弁12により圧力調整された
圧力空気を配管15を介して蒸気減圧弁10,1
1に送り込み、蒸気減圧弁10,11の開度を小
さく調整する。この状態で蒸気管6,7に蒸気を
供給すると、蒸気減圧弁10,11を通じて比較
的小量の蒸気がキヤビテイ側蒸気室4とコア側蒸
気室5に流入し、これらの蒸気室4,5内の空気
をドレン排出管8,9を通じて型外に排出する。
合成樹脂ビーズを充填したのち、予備加熱を行う
ものであるが、この工程時に、パイロツトエアー
用減圧弁12を開とし、その他のパイロツトエア
ー用減圧弁13,14を閉止した状態にしてパイ
ロツトエアー用減圧弁12により圧力調整された
圧力空気を配管15を介して蒸気減圧弁10,1
1に送り込み、蒸気減圧弁10,11の開度を小
さく調整する。この状態で蒸気管6,7に蒸気を
供給すると、蒸気減圧弁10,11を通じて比較
的小量の蒸気がキヤビテイ側蒸気室4とコア側蒸
気室5に流入し、これらの蒸気室4,5内の空気
をドレン排出管8,9を通じて型外に排出する。
次に、流通加熱工程時には中央のパイロツトエ
アー用減圧弁13を開とし、その他のパイロツト
エアー用減圧弁12,14を閉止すると共にキヤ
ビテイ側蒸気室4に通じる蒸気減圧弁10を開、
コア側蒸気室5に通じる蒸気減圧弁11を閉、キ
ヤビテイ側蒸気室4のドレン排出管8を閉、コア
側蒸気室5のドレン排出管9を開にすると、蒸気
はパイロツトエアー用減圧弁13で圧力設定され
た蒸気減圧弁10を通じて前記予備加熱工程と同
じく小量キヤビテイ側蒸気室4に流入し、これを
比較的時間をかけて継続してキヤビテイ3内の空
気及びビーズより出る発泡ガスをドレン排出管9
を通じて排出するものである。
アー用減圧弁13を開とし、その他のパイロツト
エアー用減圧弁12,14を閉止すると共にキヤ
ビテイ側蒸気室4に通じる蒸気減圧弁10を開、
コア側蒸気室5に通じる蒸気減圧弁11を閉、キ
ヤビテイ側蒸気室4のドレン排出管8を閉、コア
側蒸気室5のドレン排出管9を開にすると、蒸気
はパイロツトエアー用減圧弁13で圧力設定され
た蒸気減圧弁10を通じて前記予備加熱工程と同
じく小量キヤビテイ側蒸気室4に流入し、これを
比較的時間をかけて継続してキヤビテイ3内の空
気及びビーズより出る発泡ガスをドレン排出管9
を通じて排出するものである。
次いで、両面加熱工程時には、両方の蒸気減圧
弁10,11を開とし、両ドレン排出管8,9を
閉止した状態で右側のパイロツトエアー用減圧弁
14により圧力設定された大なる蒸気圧力で蒸気
管6,7を通じて蒸気室4,5内に蒸気を送り込
み、キヤビテイ3内のビーズを発泡融着させるも
のである。
弁10,11を開とし、両ドレン排出管8,9を
閉止した状態で右側のパイロツトエアー用減圧弁
14により圧力設定された大なる蒸気圧力で蒸気
管6,7を通じて蒸気室4,5内に蒸気を送り込
み、キヤビテイ3内のビーズを発泡融着させるも
のである。
(発明の効果)
以上のように本発明の発泡成形における加熱方
法によれば、加熱工程中における蒸気圧力をパイ
ロツトエアー用減圧弁により、それぞれの加熱目
的に応じて個別に設定できるものであるから、低
圧でじつくり加熱するのがよい予備加熱工程及び
流通加熱工程には蒸気の供給量を少なくして無駄
にドレーンに逃げてゆく蒸気量を減少させ、効率
のよい加熱ができエネルギーの無駄使いがなくな
り、装置を傷めることもなく耐久性が向上するも
のであり、さらに、流通加熱時にビーズ内部の空
気やガスを充分に追い出しながら加熱し得るの
で、キヤビテイ内部でのビーズの融着状態がよく
なり、両面加熱のときの外面融着と良好にバラン
スさせることができるものである。
法によれば、加熱工程中における蒸気圧力をパイ
ロツトエアー用減圧弁により、それぞれの加熱目
的に応じて個別に設定できるものであるから、低
圧でじつくり加熱するのがよい予備加熱工程及び
流通加熱工程には蒸気の供給量を少なくして無駄
にドレーンに逃げてゆく蒸気量を減少させ、効率
のよい加熱ができエネルギーの無駄使いがなくな
り、装置を傷めることもなく耐久性が向上するも
のであり、さらに、流通加熱時にビーズ内部の空
気やガスを充分に追い出しながら加熱し得るの
で、キヤビテイ内部でのビーズの融着状態がよく
なり、両面加熱のときの外面融着と良好にバラン
スさせることができるものである。
又、金型の肉厚や成形品自体の肉厚に変動があ
る場合でも、両面加熱の際に蒸気圧を下げて時間
をかけて融着させることにより、各部を一様な融
着状態とすることができる。
る場合でも、両面加熱の際に蒸気圧を下げて時間
をかけて融着させることにより、各部を一様な融
着状態とすることができる。
第1図は本発明の実施例を示す全体の構成図、
第2図は従来方法の説明図である。 1,2……金型、3……キヤビテイ、4,5…
…蒸気室、6,7……蒸気管、8,9……ドレン
排出管、10,11……蒸気減圧弁、12,1
3,14……パイロツトエアー用減圧弁。
第2図は従来方法の説明図である。 1,2……金型、3……キヤビテイ、4,5…
…蒸気室、6,7……蒸気管、8,9……ドレン
排出管、10,11……蒸気減圧弁、12,1
3,14……パイロツトエアー用減圧弁。
Claims (1)
- 1 金型の蒸気室に蒸気を圧入して予備加熱、流
通加熱、両面加熱を行うビーズ発泡成形機におけ
る加熱方法において、各加熱工程中における蒸気
圧力をパイロツトエアー用減圧弁により各別に設
定すると共に、これらのパイロツトエアー用減圧
弁からのエアー配管を蒸気室に連通する蒸気供給
用配管中に設けた減圧弁に接続したことを特徴と
する発泡成形機における加熱方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59161218A JPS61171326A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 発泡成形における加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59161218A JPS61171326A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 発泡成形における加熱方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171326A JPS61171326A (ja) | 1986-08-02 |
JPS6336932B2 true JPS6336932B2 (ja) | 1988-07-22 |
Family
ID=15730861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59161218A Granted JPS61171326A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 発泡成形における加熱方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61171326A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821692Y2 (ja) * | 1978-04-28 | 1983-05-09 | 笠原工業株式会社 | 発泡ポリスチレン成形機に於ける成形金型の加熱装置 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP59161218A patent/JPS61171326A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61171326A (ja) | 1986-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |