JPS6336915B2 - - Google Patents

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JPS6336915B2
JPS6336915B2 JP3087781A JP3087781A JPS6336915B2 JP S6336915 B2 JPS6336915 B2 JP S6336915B2 JP 3087781 A JP3087781 A JP 3087781A JP 3087781 A JP3087781 A JP 3087781A JP S6336915 B2 JPS6336915 B2 JP S6336915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
arm
equation
robot
calculation
Prior art date
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Expired
Application number
JP3087781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57144682A (en
Inventor
Koji Okada
Etsuzo Murakami
Fumio Kasagami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP3087781A priority Critical patent/JPS57144682A/ja
Publication of JPS57144682A publication Critical patent/JPS57144682A/ja
Publication of JPS6336915B2 publication Critical patent/JPS6336915B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、操作要素を支持したアームを有する
産業用ロボツトに関する。
一般に、産業用ロボツトは、実作業に先立つて
作動位置や作業手順を処理データに基いて記憶さ
せるいわゆるテーチング作業が行なわれている。
そして記憶装置の指令信号の再生により操作要素
の位置決め作業、即ちプレイバツク作業が行なわ
れている。上記テーチングを行なわせるためにコ
ンピユータが導入されているが、産業用ロボツト
としては、経済的理由から比較的低廉な、いわゆ
るマイコンと称されるマイクロコンピユータが多
用されている。この種のマイクロコンピユータは
低価格ではあるが、一般的に演算時間が長くなる
傾向がある。しかし上記経済的抑制にも拘わら
ず、迅速に作業し得ることが産業用ロボツトに果
せられた宿命である。
従来産業用ロボツトとしては第1図に示される
ものが多用されている。即ち、第1図はブロツク
構成図で、1はアーム2に支持された操作要素、
例えば、溶接用トーチ、3は回転駆動機、4は減
速機、5′は回転駆動機3の回転量を検出するた
めの回転用検出器、6は指令発生回路、7は可逆
カウンタ、8はD/A変換器、9はサーボアンプ
である。
上記において、例えば減速機4の減速比をγ1
回転用検出器、例えばロータリエンコーダ5′の
回転量分解能をPパルス/1回転、アーム2の回
転中心から操作要素1までの距離をL(x)、アー
ム2を点Baから点Bbまで回動させるときの角度
をα(rad)、Ba点からBb点までの円弧の長さを
A、およびアーム2を角度:α(rad)回動した
ときの検出器5′の検出量をNパルスとしたとき
下記の式が成立する。
α=2π/P・N・γ1(rad) ………(1) A=L(x)・α=L(x)・2π・γ1/P
・ N ………(2) すなわち(2)式を変形して N=A・P/2πγ1・L(x) ………(3) が成り立つ。
今仮に指令発生回路6の単位指令信号、例えば
1パルスでロータリエンコーダ5′が1パルスの
検出信号を発生するように回転駆動機3が駆動す
るものと仮定した場合、例えば、指令発生回路6
に入力するパルス数;Nが教示データとして記憶
装置に記憶される。この場合、回転駆動機3の回
転量に対応して出力される回転用検出器5′の出
力パルス数;Niを上記(1)式または(2)式に代入し
て、上記αiまたはAiが演算されている。ところ
で、この演算時間が長くなるため、アーム2を微
細に制御したり、あるいはアーム2の回動に伴つ
て時々刻々変位させなければならない溶接用トー
チ1や付属機器を微細に制御したりすることがで
きない場合があつた。一方、上記円弧BaBb⌒間
で適宜の作業さすべく、時々刻々アーム2の回動
状態を制御しなければならないことが多いため、
例えば第2図に示されるごとくBaB⌒、
⌒およびBBb⌒の各領域における各速度
をV1、V2およびV3とするためには Ai=Vi・Ti(ただしTi;時間) ………(4) で表わされる式として(2)式とより得られる次式を
マイクロコンピユータで演算させる必要がある。
この場合、 Ni=P・Vi・Ti/2πγ1・L(x)………(5
) 即ちVi、TiおよびL(x)の教示データを基に(5)
式で得られる値Niを演算してこれらの値、N1
N2、N3が指令信号として指令発生回路6より出
力される。
ところで、従来例えばγ1=1/128、P=300パル
ス/1回転のものが用いられているが、この場合
上記(5)式は Ni=128×300/2π・Vi・Ti/L(x)=19200/
π・ViTi/L(x)=K/π・ViTi/L(x)(ただし
Kは定数)………(6) で示される。
通常マイクロコンピユータを用いた産業用ロボ
ツトにおいては、入力データに基いた適宜の演算
を行ないつつ、その演算値に伴なう信号により作
動している。例えば上記においては、ロボツトの
作動前に上記(6)式の値Niを予め演算しておいて、
これを指令信号として再生することはまずない。
即ち、ロボツト作動時に上記(6)式の値を演算させ
つつ、この演算値Niに基いて、例えばアーム2
の回動状態を制御している。ところで、ロボツト
作動時に上記(6)式の値Niを演算させる場合や回
転用検出器5′の出力パルス数を基にαiまたはAi
を演算させる場合には、比較的演算時間が長くな
り、このためアーム2の作動状態を微細に制御す
ることができなかつた。従つて、演算時間を短縮
して円滑に作動させる必要のある、いわゆる性能
の良いロボツトを実現することができなかつた。
本発明の目的は、前記従来の欠点を解消した産
業用ロボツトを提供することにある。
以下、図示の実施例を参照して本発明を詳細に
説明する。第3図において、操作要素1乃至サー
ボアンプ9は第1図に示されるものと略同等であ
つて、図示の場合、検出器5は、例えば回転量分
解能がPパルス/1回転のロータリエンコーダ
で、この検出器5は変速比がγ2の変速機10を介
して回転駆動機3に連結されている即ち回転駆動
機3がn回転したとき、検出器5の検出軸はnγ2
だけ回転する。
上記において、第1図の場合の関係式(1)、およ
び(2)式は下記のごとく表わされる。
α=2π/P・γ1/γ2・N(rad) ………(7) A=L(x)・α=2π/P・γ1/γ2・L(
x)・N ………(8) したがつて距離Aを移動させたときのエンコー
ダの出力パルス数は N=P/2π・γ2/γ1・A/L(x)………(9) となる。ここで減速比γ1、変速比γ2、および分解
能Pが P/2π・γ2/γ1=2m(ただしmは任意の整数) ………(10) となる値に選定すると、上記(9)式は下記のごとく
表わされる。
N=2m・A/L(x) ………(11) さて、第1図で示されると同様に、第3図にお
いて指令発生回路6の単位信号;例えば1パルス
でロータリエンコーダ5が1パルスの検出信号を
発生するように回転駆動機3が駆動するものと仮
定した場合、(11)式で示される値;Nが教示データ
として記憶装置に記憶される。一方、前述したご
とく円弧BaBb⌒間で適宜の作業をさすべく、ア
ームの回動状態を制御する場合、例えば第2図に
示されるごとく操作させるためには、(4)式と(11)式
とより得られる次式をマイクロコンピユータで演
算させればよい。
Ni=2m・Vi・Ti/L(x)………(12) 上記(5)式と(12)式とを比較するにVi・Ti/L(x)
という 演算要素は共通であるが、従来のものではP/2πγ1 の演算要素を夫々の演算に含めなければならな
い。一方、本発明の産業用ロボツトにおいては2m
の演算要素を含めて演算すればよく、しかもマイ
クロコンピユータの演算で多用される2進法のも
のでは、例えばある数値に2mを乗ずる演算はシフ
トロジツク回路において、ある数値をm回シフト
させるだけでよいから、あたかも単純な加算をm
回行なうのと同じ演算時間ですむ。ところで、こ
の種のマイクロコンピユータにおいては、一般に
乗算は加算の50〜100倍位の演算時間が必要であ
り、かつ除算は乗算の数倍もの演算時間が必要で
ある。従つて(12)式よりも乗算および除算を余分に
含む上記(5)式の演算を行なう場合に比べて、(12)式
の演算に必要な演算時間は極端に短縮される。こ
のように本発明に係る産業用ロボツトにおいて
は、演算が迅速に行なわれるため、必要な動作速
度が速い場合でもロボツトは何ら支障なく作動す
ることができ、いわゆる性能の良いロボツトを実
現することができる。
ところで(10)式において、πの項を含むため、正
確に(9)式が成り立つよう、γ1、γ2およびPを選定
することは殆んど困難であるが、例えば実際の装
置においては P/2π・γ2/γ1≒2m ………(10)′ として設計する。上記(10)′式の左右各辺の差は要
求されるロボツトの位置の再現精度によつて定め
る。例えば γ1=1/128、γ2=73/93、P=1024パルス/1回転 とすると P/2π・γ2/γ1=1024/2π×73×128/93=16374.5
33 であり、例えばm=14としたとき214=16384 となりその誤差は1/1600程度であるから実用上ほ
とんど問題にはならない。
上記において操作要素としては切削工具、つか
み工具、塗装用スプレーガンあるいは組立工具な
どが適用される。
また、上記において一方向の動作について説明
したが、2あるいは3方向の作動を同時に行なつ
て、操作要素を直線、曲線あるいは3次元の線に
沿つた任意の状態に位置設定することができる。
例えばアームの回転中心から操作要素までの距
離;L(x)が可変となるよう適宜に構成して、
アームの回動状態に伴なつて上記距離;L(x)
の長さが適宜の値となるよう選定することにより
実施することができる。さらに回転用検出器とし
てはレゾルバー、トランスジユーサあるいはタコ
メータゼネレータの出力を積分してアナログ出力
を得るものなど適宜のものを用いることができ
る。もちろんこれら回転用検出器にアナログ出力
のものを用いるときは、これらの出力をA/D変
換器により適宜デイジイタル量に変換する回路を
含む回転用検出回路とすることが必要である。こ
の場合の分解能PとしてはこれらA/D変換器を
含む回路全体の分解能を指すことはいうまでもな
い。さらにまた産業用ロボツトの動作時に回転用
検出器の検出信号を指令回路にフイードバツクさ
せれば、操作要素を確実に所定の位置に設定する
ことのできる、いわゆるフイードバツク制御の産
業用ロボツトとすることができるが、ロボツトの
動作時に回転用検出器の検出信号を時々刻々変位
する操作要素の制御や付属機器の制御に使用す
る、いわゆるオープンループ制御の産業用ロボツ
トとすることができる。さらにまた回転駆動機を
駆動させるための指令発生回路の指令信号と回転
検出器の検出信号とを一対一で対応させれば制御
が簡単であるが、これにも拘わらず指令信号f
(Ni)パルス数と検出信号Niパルス数とがf
(Ni)=k・Ni(ただしkは任意の整数)となるよ
うに増幅させることもできる。また回転用検出器
は回転駆動機構の適宜の位置に、例えば出力回転
側に設けたり、あるいは回転駆動機の回転を別位
置に伝達する回転伝達機構に設けたりすることが
できる。
以上のごとく、本発明によれば汎用されている
安価なマイクロコンピユータを用いて迅速に演算
することができるため、データ処理時間が短かく
てすみ、高速でかつ円滑に作動し得る産業用ロボ
ツトを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すブロツク構成図、第3図
は本発明の実施例を示すブロツク構成図、第2図
は第1図および第3図における操作要素の位置制
御を説明するための図である。 1……操作要素、2……アーム、3……回転駆
動機、4……減速機、5,5′……回転駆動機、
6……指令発生回路、7……可逆カウンタ、8…
…D/A変換器、9……サーボアンプ、10……
変速機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 操作要素を支持したアームの回動状態を検出
    する回転用検出器を備えた産業用ロボツトにおい
    て、P/(2πγ)≒2m(ただし、Pは回転用検出
    器の1回転当たりの発生パルス数、γは回転用検
    出器から見たアームの回転減速比、mは任意の正
    の整数) が成立するようにPおよびγが選定されてなる産
    業用ロボツト。
JP3087781A 1981-03-03 1981-03-03 Industrial robot Granted JPS57144682A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3087781A JPS57144682A (en) 1981-03-03 1981-03-03 Industrial robot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3087781A JPS57144682A (en) 1981-03-03 1981-03-03 Industrial robot

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Publication Number Publication Date
JPS57144682A JPS57144682A (en) 1982-09-07
JPS6336915B2 true JPS6336915B2 (ja) 1988-07-22

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ID=12315958

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JP3087781A Granted JPS57144682A (en) 1981-03-03 1981-03-03 Industrial robot

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JP (1) JPS57144682A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163613A (ja) * 1983-03-07 1984-09-14 Shinko Electric Co Ltd エンコ−ダの原点合せ用検知機構

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Publication number Publication date
JPS57144682A (en) 1982-09-07

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