JPS6336607A - 高周波阻止回路 - Google Patents
高周波阻止回路Info
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- JPS6336607A JPS6336607A JP17883786A JP17883786A JPS6336607A JP S6336607 A JPS6336607 A JP S6336607A JP 17883786 A JP17883786 A JP 17883786A JP 17883786 A JP17883786 A JP 17883786A JP S6336607 A JPS6336607 A JP S6336607A
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- JP
- Japan
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- conductor
- circuit
- high frequency
- coil
- capacitor
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 37
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Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は貫通型コンデンサを用いた高周波■上回路に関
し、特に回路構造の小型化を図った高周波阻止回路に関
する。
し、特に回路構造の小型化を図った高周波阻止回路に関
する。
一般に、TVチューナ回路やマイクロ波回路には高周波
信号を阻止するために貫通型コンデンサが利用されてい
る。例えば、これら回路の高周波回路部と他の回路部と
を区画する遮蔽板に貫通型コンデンサを設けておき、高
周波回路部からの高周波信号が他の回路部へ進出するこ
とを阻止している。
信号を阻止するために貫通型コンデンサが利用されてい
る。例えば、これら回路の高周波回路部と他の回路部と
を区画する遮蔽板に貫通型コンデンサを設けておき、高
周波回路部からの高周波信号が他の回路部へ進出するこ
とを阻止している。
ところで、この種の貫通型コンデンサは、内蔵するコン
デンサの特性から使用周波数帯域に制限があり、特に搬
送周波数帯域での性能を確保するため変調周波数帯域や
その他制御信号周波数等の比較的低い周波数帯域での特
性が十分でない場合が多い。
デンサの特性から使用周波数帯域に制限があり、特に搬
送周波数帯域での性能を確保するため変調周波数帯域や
その他制御信号周波数等の比較的低い周波数帯域での特
性が十分でない場合が多い。
このため、従来では第4図(a)に示すような貫通型コ
ンデンサが提案されている。この貫通型コンデンサ11
は、外部導体12の円形内部12aと、中心導体13の
フランジ部13aとの間に円形セラミック仮14を挟持
させてここにコンデンサを構成し、またこの外部導体の
内周部12bと中心導体13の軸周部13bとの間にフ
ェライトコア15を介在させた構成となっている。図に
おいて、16は封止材である。
ンデンサが提案されている。この貫通型コンデンサ11
は、外部導体12の円形内部12aと、中心導体13の
フランジ部13aとの間に円形セラミック仮14を挟持
させてここにコンデンサを構成し、またこの外部導体の
内周部12bと中心導体13の軸周部13bとの間にフ
ェライトコア15を介在させた構成となっている。図に
おいて、16は封止材である。
この貫通型コンデンサによれば、同図(b)の等価回路
に示すように、このコンデンサ11とフェライトコア1
5で低域通過型フィルタを構成し、これで阻止可能な周
波数帯域を拡大することができる。
に示すように、このコンデンサ11とフェライトコア1
5で低域通過型フィルタを構成し、これで阻止可能な周
波数帯域を拡大することができる。
上述した従来の高周波阻止回路は、貫通型コンデンサ内
に内装したフェライトコア15により増加されるインダ
クタンス分が少ないため、必要な特性を得るためにはフ
ェライトコア15で覆う中心導体13の軸周部13bの
長さを極めて長いものにしなければならず、このため貫
通型コンデンサとしての形状が大きくなり、小型高周波
機器に実装することが難しくなるという問題が生じてい
る。
に内装したフェライトコア15により増加されるインダ
クタンス分が少ないため、必要な特性を得るためにはフ
ェライトコア15で覆う中心導体13の軸周部13bの
長さを極めて長いものにしなければならず、このため貫
通型コンデンサとしての形状が大きくなり、小型高周波
機器に実装することが難しくなるという問題が生じてい
る。
本発明の高周波阻止回路は、以上に鑑みて貫通型コンデ
ンサを大型化することなく十分に広い帯域での高周波阻
止を可能とするものである。
ンサを大型化することなく十分に広い帯域での高周波阻
止を可能とするものである。
本発明の高周波阻止回路は、回路基板にスパイラル状の
回路導体からなるコイルを形成し、このコイルに貫通型
コンデンサを接続した構成としている。
回路導体からなるコイルを形成し、このコイルに貫通型
コンデンサを接続した構成としている。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、その断
面を第2図に示す。
面を第2図に示す。
図示のように貫通型コンデンサ1は、外部導体2の中心
位置に中心導体3を貫通させており、外部導体2の円形
内部2aと、中心導体3のフランジ部3aとの間にセラ
ミック製の誘電性板4を軸方向に挟持させ、ここにコン
デンサを構成している。この貫通型コンデンサlは従来
提案されでいる貫通型コンデンサと略同じ構成であり、
図において6は封止材である。
位置に中心導体3を貫通させており、外部導体2の円形
内部2aと、中心導体3のフランジ部3aとの間にセラ
ミック製の誘電性板4を軸方向に挟持させ、ここにコン
デンサを構成している。この貫通型コンデンサlは従来
提案されでいる貫通型コンデンサと略同じ構成であり、
図において6は封止材である。
この貫通型コンデンサ1は、外部導体2の外周部2Cに
形成したネジ部を高周波回路部と他の回路部(直流回路
部)とを区画する遮蔽板7を貫通するように螺合してお
り、ここでは中心導体3の上端部を高周波回路部に、下
端部を直流回路部に夫々接続している。そして、この高
周波回路部では、中心導体3の上端部をプリント回路基
板構成の回路基板8に接続して電気接続を行っている。
形成したネジ部を高周波回路部と他の回路部(直流回路
部)とを区画する遮蔽板7を貫通するように螺合してお
り、ここでは中心導体3の上端部を高周波回路部に、下
端部を直流回路部に夫々接続している。そして、この高
周波回路部では、中心導体3の上端部をプリント回路基
板構成の回路基板8に接続して電気接続を行っている。
この回路基板8にはプリント形成した導体回路の一部で
スパイラル状のコイル9を形成しており、このコイル9
の中心端9aを前記貫通型コンデンサ1の中心導体3に
接続し、コイル9の外側端9bを図外の高周波回路に接
続している。この場合、回路基板8のコイル9中心端に
透孔を開設し、この透孔を通して中心導体3を挿通させ
、半田等により電気的な接続を行っていることは言うま
でもない。
スパイラル状のコイル9を形成しており、このコイル9
の中心端9aを前記貫通型コンデンサ1の中心導体3に
接続し、コイル9の外側端9bを図外の高周波回路に接
続している。この場合、回路基板8のコイル9中心端に
透孔を開設し、この透孔を通して中心導体3を挿通させ
、半田等により電気的な接続を行っていることは言うま
でもない。
この構成によれば、第3図に示す等価回路のように、貫
通コンデンサ1と回路基板8に形成したコイル9とで低
域通過フィルタを構成することになるため、高周波信号
の阻止周波数帯域を拡大できる。この阻止周波数帯域は
、貫通型コンデンサ1の容量とコイル9のインダクタン
スにより決定されるため、任意の貫通型コンデンサを選
択し、かつコイル9のスパイラル形状を任意に変更する
ことにより、所望の帯域を得ることができる。
通コンデンサ1と回路基板8に形成したコイル9とで低
域通過フィルタを構成することになるため、高周波信号
の阻止周波数帯域を拡大できる。この阻止周波数帯域は
、貫通型コンデンサ1の容量とコイル9のインダクタン
スにより決定されるため、任意の貫通型コンデンサを選
択し、かつコイル9のスパイラル形状を任意に変更する
ことにより、所望の帯域を得ることができる。
したがって、高周波阻止帯域の拡大を図る場合でも、貫
通型コンデンサ1にはフェライトコアを内蔵していない
小型のものを利用することができ、かつコイル9は既設
の回路基板8の一部を利用できるので、阻止回路の大型
化を生じることはなく、小型機器への適用も容易に行う
ことができる。
通型コンデンサ1にはフェライトコアを内蔵していない
小型のものを利用することができ、かつコイル9は既設
の回路基板8の一部を利用できるので、阻止回路の大型
化を生じることはなく、小型機器への適用も容易に行う
ことができる。
ここで、コイル9を形成する回路基板8は、各種の回路
部品が搭載される通常の基板だけでなく、柔軟性を有す
るフィルム状のものを使用してもよく、このフィルム状
基板を機器間の配線に使用することもできる。また、回
路基板を複数枚使用する機器では、複数枚の回路基板の
夫々にコイルを形成してもよい。
部品が搭載される通常の基板だけでなく、柔軟性を有す
るフィルム状のものを使用してもよく、このフィルム状
基板を機器間の配線に使用することもできる。また、回
路基板を複数枚使用する機器では、複数枚の回路基板の
夫々にコイルを形成してもよい。
以上説明したように本発明は、回路基板にスパイラル状
の回路導体からなるコイルを形成し、このコイルに貫通
型コンデンサを接続して低域フィルタを構成しているの
で、フェライトコアを有しない貫通型コンデンサを使用
しても十分な阻止周波数帯域を得ることができる。これ
により、この種貫通型コンデンサを用いた高周波阻止回
路を小型高周波機器に適用することを可能とし、高周波
機器の小型化を更に進めることができる。
の回路導体からなるコイルを形成し、このコイルに貫通
型コンデンサを接続して低域フィルタを構成しているの
で、フェライトコアを有しない貫通型コンデンサを使用
しても十分な阻止周波数帯域を得ることができる。これ
により、この種貫通型コンデンサを用いた高周波阻止回
路を小型高周波機器に適用することを可能とし、高周波
機器の小型化を更に進めることができる。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図はその断面
図、第3図はその等価回路図、第4図(a)は従来の貫
通型コンデンサの断面図、同図(b)はその等価回路図
である。 1・・・貫通型コンデンサ、2・・・外部導体、3・・
・中心導体、4・・・セラミック誘電板、6・・・封止
材、7・・・遮蔽板、8・・・回路基板、9・・・コイ
ル、11・・・貫通型コンデンサ、12・・・外部導体
、13・・・中心導体、14・・・セラミック誘電板、
15・・・フェライトコア、16・・・封止材。 代理人 弁理士 鈴 木 章 夫 11・・1・1′ 第1図 第2図 °゛V3
図、第3図はその等価回路図、第4図(a)は従来の貫
通型コンデンサの断面図、同図(b)はその等価回路図
である。 1・・・貫通型コンデンサ、2・・・外部導体、3・・
・中心導体、4・・・セラミック誘電板、6・・・封止
材、7・・・遮蔽板、8・・・回路基板、9・・・コイ
ル、11・・・貫通型コンデンサ、12・・・外部導体
、13・・・中心導体、14・・・セラミック誘電板、
15・・・フェライトコア、16・・・封止材。 代理人 弁理士 鈴 木 章 夫 11・・1・1′ 第1図 第2図 °゛V3
Claims (3)
- (1)回路基板にスパイラル状の回路導体からなるコイ
ルを形成し、このコイルに貫通型コンデンサを接続した
ことを特徴とする高周波阻止回路。 - (2)貫通コンデンサは外部導体と、中心導体との間に
誘電板を挟持した構成とし、前記中心導体の一端を前記
コイルに接続してなる特許請求の範囲第1項記載の高周
波阻止回路。 - (3)コイルはプリント形成した回路導体からなる特許
請求の範囲第1項記載の高周波阻止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17883786A JPS6336607A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 高周波阻止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17883786A JPS6336607A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 高周波阻止回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6336607A true JPS6336607A (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=16055530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17883786A Pending JPS6336607A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 高周波阻止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6336607A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013129467A1 (ja) | 2012-03-02 | 2013-09-06 | 出光興産株式会社 | 水系冷却剤 |
JP2014011805A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Tektronix Inc | バイアス・ティー及びシステム |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP17883786A patent/JPS6336607A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013129467A1 (ja) | 2012-03-02 | 2013-09-06 | 出光興産株式会社 | 水系冷却剤 |
JP2014011805A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Tektronix Inc | バイアス・ティー及びシステム |
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