JPS633657B2 - - Google Patents

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JPS633657B2
JPS633657B2 JP56031465A JP3146581A JPS633657B2 JP S633657 B2 JPS633657 B2 JP S633657B2 JP 56031465 A JP56031465 A JP 56031465A JP 3146581 A JP3146581 A JP 3146581A JP S633657 B2 JPS633657 B2 JP S633657B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotating frame
casing
fine powder
rotating
raw material
Prior art date
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Expired
Application number
JP56031465A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57147446A (en
Inventor
Sunao Tsukada
Takashi Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Publication date
Application filed by Kikkoman Corp filed Critical Kikkoman Corp
Priority to JP3146581A priority Critical patent/JPS57147446A/ja
Publication of JPS57147446A publication Critical patent/JPS57147446A/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉砕機に係り、特に原料を粉砕すべき
回転体外周を囲む如くして回転枠を回転させ、ケ
ーシング側に固定された微粉除去手段、例えばス
クレーパを前記回転枠内周面に摺接させることに
より、ケーシング内周面への微粉の付着を防止す
るようにした粉砕機に関する。
投入された原料をピン、回転カツタ、ハンマの
如き粉砕具を備えて成る回転体の回転で以つて粉
砕する粉砕機、所謂衝撃式粉砕機にあつては、粉
砕され、スクリーンを通過した一定粒度以下の粒
子中に含まれる微粉は前記回転体の撹拌によつて
誘起される周方向外方への空気流に従つて飛ばさ
れ、その一部はケーシング内周面に付着したり、
製品の通路、特に下半通路に堆積し、遂にはこれ
を閉塞したりするため、これの処理能力は運転時
間の経過とともに低下していた。従つて、この種
粉砕機にあつては、一定時間運転後ケーシングを
開放してこれの内部に付着した微粉を除去する作
業が必要であり、ために連続運転が不可能でこれ
の稼動率が低下するのみでなく、付着した微粉の
除去作業に加え、機械の分解、組立作業も加わ
り、これらの作業工数が増大して生産性の低下を
招いていた。又特に原料が食品の場合には、付着
した微粉に経時的に雑菌が増殖し汚染の原因とな
つている。
本発明者等はこの種粉砕機における微粉のケー
シング内面への付着に起因する上記諸種問題点に
鑑み、これらを有効、且つ合理的に解決すべく本
発明を成したもので、その目的とする処は、回転
枠、微粉除去手段及び回転枠駆動手段を付設し、
回転枠を回動させつつこれの内周面に付着した微
粉を微粉除去手段にて有効に除去することによ
り、処理能力の低下を招くことなく連続運転が可
能で、稼動率が高く、延いては生産性向上を企図
し得るとともに、衛生的な粉砕機を提供するにあ
る。
以下に本発明の好適実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
第1図は粉砕機の要部破断側面図、第2図は第
1図2−2線断面図、第3図は粉砕処理工程を説
明するためのブロツク図である。
図中1はケーシングであり、これは外ケース2
と蓋体3とから略中空円柱状に成形され、蓋体3
の中央部には斜め上方に開口する円筒状の原料投
入口4が形成され、又ケーシング1下部には下方
に開口し、且つ下方に絞られた製品排出口5が形
成され、これら投入・排出口4,5は夫々ケーシ
ング内室1aに連通している。尚4a,5aは配
管接続用フランジである。又外ケース2の後壁2
a中央部には軸貫通孔2bが形成され、該貫通孔
2bには後方より軸6が貫通し、この軸6は後方
部を軸受7,7にて回転自在、且つ水平に支承さ
れるとともに、これの先部はケーシング内室1a
に臨み、端部には回転円板8がナツト9にて垂直
に、且つ該軸6と一体に回転すべく結着されてお
り、一方これの後端部は図示しないモータ等の駆
動機に連結されている。更に軸6のケーシング1
への貫通は、ケーシング1の軸貫通部のシールボ
ツクス2c内に嵌装されたオイルシール、メカニ
カルシール等のシール機構10にて必要に応じ気
密的に構成される。
前記回転円板8の前面8aの大小異径円周上に
はピン11…,12…が第2図に示す如く等ピツ
チで、且つ面8aに垂直に固着されている。一
方、ケーシング1の前記蓋体3の内面には同じく
ピン13…,14…が前記ピン11…,12…に
対向し、且つジグザグ状、即ちピン12…の内側
径及びピン11…,12…の中間径円周上に等ピ
ツチで固着されている。
一方、15,16は夫々前記回転円板8外周を
覆う如く設けられたスクリーン、回転枠であり、
スクリーン15は金網、布あるいは多孔板等で
円周状に成形され、又回転枠16は鋼板等で異径
円筒状に成形されており、これら15,16は基
部にて一体的に結合されるとともに、基部及び回
転枠16の開放端側外周面をケーシング1側に固
定された滑りガイド部材17,18にて回動自在
に保持されている。回転枠16とスクリーン15
間に形成される空間S内上方には、ナイフ状のス
クレーパ19が回転枠16の内面に当接すべくケ
ーシング1側に固定されており、同じく空間S内
下方には、エアーパージ管20がケーシング1を
貫通してこれに固定されており、該管20の下部
軸方向には、スクリーン15の軸方向長さに一致
して図示しないスリツト等の空気噴出口が形成さ
れ、又該管20は図示しない圧縮機等の圧縮空気
供給源に接続せしめられている。尚前記スクレー
パ19及びエアーパージ管20の設置個所は上記
個所に限られず、空間S内であれば任意に選定し
得る。
更に前記回転枠16の外周には大歯車21が回
転枠16と一体に回動すべく嵌着されており、一
方ケーシング1下部には前記大歯車21に噛合
し、ケーシング1外に別設された減速機22のホ
イール軸22a端部に嵌着された小歯車23が内
装されている。減速機22のピニオン軸22bに
はプーリ24が嵌着せしめられ、該プーリ24は
ロータ6の軸受台7,7間に嵌着されたプーリ2
5とこれらプーリ24,25間に張設されたベル
ト26を介して連動すべく構成されている。
尚、前記スクリーン15は必要に応じて設置す
ればよく、原料もしくは粉砕の条件等によつては
必ずしも設置しなくてもよい。
次に原料の粉砕処理フローの一例を第3図に基
づいて概説するに、粉砕機Aの原料投入口4はフ
イルタBを介して送風機Cの吐出口に、製品排出
口5はサイクロンDの吸入口27に夫々接続配管
されており、フイルタBと粉砕機A間の配管には
原料ホツパEがロータリーバルブ28を介して接
続されている。
送風機Cにて吸引、昇圧せしめられた空気はフ
イルタBを通過して浄化された後、原料ホツパE
からロータリーバルブ28を介して供給される所
定量の原料と混在し、該原料を粉砕機A中に原料
投入口4を介して圧送、投入せしめる。粉砕機A
内に投入された原料は後述する如き処理工程を経
て粉砕され、所定粒度以下の製品が空気とともに
製品排出口5から排出され、サイクロン吸入口2
7からサイクロンD内に圧送され、ここで製品と
空気が分離せしめられ、製品はロータリーバルブ
29を介して下方より回収され、一方空気は吐出
口30より上方に吐出される。
本実施例により原料を無菌的に粉砕することが
できる。
以下に粉砕機による原料の粉砕処理を第1図及
び第2図に基づいて説明し、本装置の作用及び効
果を明確にする。
軸6は図示しないモータ等の駆動機により高速
回転せしめられ、これ6に一体的に結着された回
転円板8、該回転円板8に固設されたピン11
…,12…もケーシング1内で高速回転する。一
方軸6の回転はプーリ24,25及びベルト26
を介して減速機22のピニオン軸22bに伝達せ
しめられ、更にホイール軸22a、小歯車23を
介して大歯車21に伝達され、該大歯車21と一
体的に回動すべく構成された回転枠16及びスク
リーン15をケーシング1に対して一体的に回転
せしめる。この時回転枠16及びスクリーン15
に伝達される回転は減速機22及び大小両歯車2
1,23により2段に減速せしめられるため、回
転枠16及びスクリーン15の回転速度は回転円
板8のそれに比し著しく小さく、これら15,1
6は所謂超低速で回転することになる。
斯る状態にて原料が原料投入口4よりケーシン
グ1内に投入されれば、原料はピン11…,12
…の回転により粉砕され、所定粒度以下の粒子が
スクリーン15を通過して製品排出口5より空気
に混在して流出する。この時スクリーン15を通
過した粒子の微粉は、回転円板8のケーシング1
内での回転に伴つて発生する空気流に従つて周方
向外方へ吹き飛ばされ、その一部が回転枠16内
周面に付着する。しかしながら、回転枠16は前
記の如く回転しているため、この付着した微粉は
回転枠16内面に摺接したスクレーパ19により
順次掻き落とされ、従つて回転枠16内周面に微
粉が付着して厚い層を形成することはないし、更
に微粉が堆積して通路を閉塞するようなこともな
い。
一方、スクリーン15も回転枠16と一体的に
回転しているため、これに目詰りした原料はエア
ーパージ管20から噴出する空気により順次むら
なく有効に飛散、除去せしめられ、これがスクリ
ーン15の目を閉塞して処理能力の低下をもたら
すようなことはない。
尚以上は回転枠16内周面に付着した微粉の除
去手段としてはスクレーパ19によるものを示し
たが、これに代え第4図に示す如く圧縮空気供給
源に接続されたエアパージ管119の先端開口部
より圧縮空気を回転枠16の内面に向けて噴出せ
しめてもスクレーパ19の上記したと同様の効果
を奏し得る。又回転枠16の回転駆動手段として
はロータ6に入力される動力の一部を利用するも
のを示したが、これは別に駆動源を有する独立し
た回転駆動装置を採用してもよい。
第5図は本発明の別の実施例を示し、回転枠及
び微粉除去手段を竪型粉砕機に適用した例を示
す。
即ち、上下に夫々原料投入口104、製品排出
口105を設けて成るケーシング101の上面中
央部から回動自在に支承された軸106を貫通せ
しめ、該軸106のケーシング内室101aに臨
む先部に複数段の回転カツタ111…を嵌着して
おり、ケーシング101の軸貫通部はシール機構
110にて必要に応じ気密にシールされる。一方
回転カツタ111…外周を包囲する如くしてスク
リーン115が更にその外側には円筒状の回転枠
116が設けられ、これら115,116は上方
で一体的に接続せしめられるとともに、ケーシン
グ101に対して回動自在に支持されている。尚
この場合上記回転枠116はケーシング101の
一部をも兼ねている。回転枠116外周には大歯
車121が嵌着されており、この大歯車121に
は図示しない回転駆動手段に連結された小歯車1
23が噛合している。
ケーシング101とスクリーン115間に形成
される空間S1内には回転枠116の内面側に開口
するエアーパージ管119、スクリーン115外
面側に開口する折曲したエアーパージ管120が
夫々設けられ、これらは何れもケーシング101
側の任意位置に固定されるとともに、図示しない
圧縮空気供給源に接続せしめられている。
斯くして原料投入口104から投入された原料
は回転カツタ111…により粉砕され、スクリー
ン115を通過した粒子は製品として製品排出口
105より流出される。この時粒子の微粉が回転
枠116の内周面に付着するが、この付着した微
粉はエアーパージ管119より噴出する空気で以
つて吹き飛ばされ、しかも回転枠116は回転し
ているため、付着した微粉は回転枠116全内周
面に亘つて順次有効に除去され、これが層を形成
することはない。又スクリーン115に目詰りし
た粒子はエアーパージ管120から噴出する空気
によりスクリーン115の回転とともに順次飛
散、除去される。
尚、微粉除去手段としては上記エアーパージ管
の代りに、スクレーパを用いても同様の効果が得
られることは前述した通りである。又特に原料が
食品である場合においては、回転枠をステンレス
鋼板等で成形してサニタリ構造とすれば、錆の発
生等を防止し得て非常に衛生的でもある。
以上の説明で明らかな如く、本発明によれば、
粉砕機において、回転枠、微粉除去手段及び回転
枠駆動手段を付設し、回転枠を回転させつつこれ
に付着した微粉をスクレーパ、エアーパージ管等
の微粉除去手段にて有効に除去するようにしたた
め、ケーシング内周壁への微粉の付着、微粉の堆
積による製品排出流路の閉塞等がなく、処理能力
の低下を招くことなく連続運転が可能で、機械の
稼動率の向上、延いては生産性向上をも企図する
ことができ、又、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
粉砕機の要部破断側面図、第2図は第1図2−2
線断面図、第3図は粉砕処理工程を説明するため
のブロツク図、第4図は微粉除去手段としてのエ
アーパージ管による微粉除去方法を示す図、第5
図は変更実施例を示す竪型粉砕機の要部縦断側面
図である。 尚図面中1,101はケーシング、6,106
は軸、8は回転円板、15,115はスクリー
ン、16,116は回転枠、19,119は微粉
除去手段としてのスクレーパ、エアーパージ管、
20,120はエアーパージ管、Aは粉砕機、B
はフイルタ、Cは送風機、Dはサイクロン、Eは
原料ホツパである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーシング内でピン、回転カツタ、ハンマ等
    の粉砕具を設けた回転体を回転させることによ
    り、原料の粉砕を行う粉砕機において、 前記回転体と別体に回転体の外周を囲繞する如
    く成形されるとともにケーシング側に回転自在に
    支持されて粉砕された前記原料の微粉を受ける回
    転枠を設け、該回転枠内面に対向する微粉除去手
    段を前記ケーシング側に固定し、前記回転枠の回
    転駆動手段を回転枠の外側に配設したことを特徴
    とする粉砕機。
JP3146581A 1981-03-05 1981-03-05 Crusher Granted JPS57147446A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146581A JPS57147446A (en) 1981-03-05 1981-03-05 Crusher

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JP3146581A JPS57147446A (en) 1981-03-05 1981-03-05 Crusher

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Publication Number Publication Date
JPS57147446A JPS57147446A (en) 1982-09-11
JPS633657B2 true JPS633657B2 (ja) 1988-01-25

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ID=12332003

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JP3146581A Granted JPS57147446A (en) 1981-03-05 1981-03-05 Crusher

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140647U (ja) * 1984-02-27 1985-09-18 極東開発工業株式会社 破砕機
JPH0661478B2 (ja) * 1989-03-20 1994-08-17 理研ビタミン株式会社 微粉砕粉の製造方法とその装置
JP2002001146A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Fumiyoshi Tomita 粉砕機
JP2011182721A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Shizuoka Plant:Kk 獣脂粕や肉骨粉等の被粉砕物の粉砕方法及び粉砕装置

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JPS57147446A (en) 1982-09-11

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