JPS6336427B2 - - Google Patents

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JPS6336427B2
JPS6336427B2 JP57131790A JP13179082A JPS6336427B2 JP S6336427 B2 JPS6336427 B2 JP S6336427B2 JP 57131790 A JP57131790 A JP 57131790A JP 13179082 A JP13179082 A JP 13179082A JP S6336427 B2 JPS6336427 B2 JP S6336427B2
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
rotation speed
reference position
advance angle
Prior art date
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Expired
Application number
JP57131790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5923072A (ja
Inventor
Mitsuru Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Corporate Research and Development Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Electric Corporate Research and Development Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP13179082A priority Critical patent/JPS5923072A/ja
Publication of JPS5923072A publication Critical patent/JPS5923072A/ja
Publication of JPS6336427B2 publication Critical patent/JPS6336427B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、内燃機関に使用される点火時期制
御装置に関する。
内燃機関に使用される点火時期制御装置は、制
御を正確にすることやあるいは経時変化を少なく
することなどを目的として、機械的な点火時期制
御装置から電子回路を用いた点火時期制御装置に
移行しつつある。これより、内燃機関のいろいろ
な動作状態でも安定に動作しかつ簡単な構成で実
現できる電子回路を用いた点火時期制御装置が望
まれている。
第1図は従来の電子回路を用いた点火時期制御
装置を示す図、第2図は第1図の動作を示す動作
波形である。図において、10は内燃機関のクラ
ンク軸に結合されたロータ、20は電磁ピツクア
ツプ、30は増幅器、40は反転増幅器、50は
フリツプフロツプ、60は回転数検出回路、70
は進角度演算回路、80は減算回路、90はホー
ルド回路、100は開角度演算回路、110はア
ンド(AND)回路、120はインバータ回路、
130はオア(OR)回路、140はアンド
(AND)回路、150はトランジスタ、160は
点火コイルである。また、第1図でaないしkは
各信号線であり、第2図のaないしkはそれぞれ
の信号線の波形を示す。
次に従来の点火時期制御装置の動作を第1図お
よび第2図を用いて説明する。
図において、内燃機関のクランク軸に結合され
たロータ10は、最大進角度位置とクランク軸基
準位置を示す突起を有し、電磁ピツクアツプ20
にそれぞれの信号aを発生する。電磁ピツクアツ
プ20で発生した信号aは増幅器30および反転
増幅器40に入力し、最大進角位置信号bと基準
位置信号cを得る。最大進角位置信号bはフリツ
プフロツプ50のセツト端子に入力し、また基準
位置信号cはリセツト端子に入力する。この結
果、フリツプフロツプ50の出力dは最大進角位
置信号bを始点とし基準位置信号cを終点とする
信号となる。次にフリツプフロツプ50の出力信
号dは回転数検出回路60、進角度演算回路7
0、ホールド回路90、閉角度演算回路100、
AND回路110およびOR回路130に入力す
る。回転数検出回路60は、フリツプフロツプの
出力を用いて、その終点から始点の間で直線的に
上昇し、終点から始点の間では、以前の状態を保
持し、終点において零電位となる信号eを発生す
る。これにより始点から終点の間において保持さ
れた電位は、終点から始点までの時間間隔に比例
した電位となる。ここでフリツプフロツプ50の
出力dは前述のクランク軸に結合されたロータに
より発生した信号であるからその時間間隔はクラ
ンク軸の回転数に比例し、これによつて作成され
た回転数検出回路60の保持された出力eの電位
は回転数に比例する。
進角度演算回路70は、フリツプフロツプ50
から入力される信号dを用いて、その終点から次
の終点までの間直線的に上昇し、終点において零
電位となるランプ信号e′を回路内部で発生し、回
転数検出回路60からの信号eと比較し進角度信
号fを出力する。ここで進角度信号fは、内燃機
関の点火時期を決定する信号であり、信号e′の傾
斜と回転数検出回路の出力e、すなわちクランク
軸の回転数により決定される。また図でe′に示す
破線は信号eである。回転数検出回路の出力信号
eは減算回路80に入力され出力信号gを得る。
次に信号gはホールド回路90に入力される。ホ
ールド回路90ではフリツプフロツプ50の出力
dにより制御され、その始点から終点の間入力信
号gを検出し、終点から始点の間ホールドを行
う。ホールド回路90の出力信号は閉角度演算回
路100に入力される。第2図でホールド回路9
0の出力信号はgおよびg′の破線で示す。
閉角度演算回路100は、前記進角度演算回路
70と同じく、フリツプフロツプ50の出力信号
dを用いてその終点から次の終点の間で直線的に
上昇し、終点で零電位となるランプ信号g′を発生
し、ホールド回路90からの出力信号と比較する
ことによつて閉角度信号hを得る。閉角度信号h
はトランジスタ150を導通させるための信号で
ある。
進角度信号fはAND回路110の一方に入力
され、また他方にはフリツプフロツプ50の出力
信号dが入力される。AND回路110では双方
の入力の論理積がとられる。このことは信号dの
有効な間、すなわち最大進角度位置から基準位置
の間進角度信号fは有効となる。これは進角信号
fが最大進角度より大きくなり内燃機関に悪影響
を与えることを防止する目的で使用される。
AND回路110の出力をインバータ回路120
により反転され、出力信号iを得ると共にAND
回路140の一方の入力に加えられる。また、閉
角度信号hは、OR回路130の一方に入力さ
れ、他方のにはフリツプフロツプ50の出力信号
dが入力される。OR回路130においては双方
の入力の論理和がとられる。この結果、OR回路
130の出力jは、信号dと閉角度信号hのどち
らか長い方の信号となる。これは閉角度信号hの
時間幅が短くなることを防止する。また出力信号
jはAND回路140の他方の入力に加えられる。
AND回路140では信号iと信号jの論理積が
とられ出力信号kを得ると共にトランジスタ15
0を駆動する。ここでAND回路の出力kは閉角
度信号jが発生すると出力され進角度信号iの発
生と共に停止する。したがつてトランジスタ15
0は閉角度信号jで導通し、進角度信号でしや断
する。
トランジスタ150に接続された点火コイル1
60は、トランジスタ150の導通によつて電流
が流れ、エネルギーは蓄積する。またトランジス
タ150のしや断によつて蓄積したエネルギーを
点火火花として発生する。点火火花の発生時期は
前述の進角演算回路によつて決定され点火時期が
制御される。
以上説明したように従来の点火時期制御装置は
構成され動作する。しかるに、この構成では第2
図に示すように内燃機関の回転数が急激に変動し
た場合、トランジスタ150を駆動する信号kの
時間幅が小さくなり、点火コイル160に充分は
エネルギーを蓄積できない欠点があつた。これに
より点火エネルギーが減少し内燃機関の状態によ
つては失火を引きおこす。
この発明は、これらの欠点を解消して回転数が
急激に変化しても点火コイルに充分なエネルギを
蓄積できる装置を得ることを目的とするもので、
第3図はこの発明の一実施例、第4図は第3図の
動作を示す動作波形である。図で170はインバ
ータ回路、180はAND回路、190はフリツ
プフロツプ、200はOR回路である。また第3
図でlないしoは各信号線であり、第4図のlな
いしoはそれぞれの信号線の波形である。第3図
および第4図において、第1図および第2図と同
一の記号ないし同一の番号は同一の回路もしくは
波形であることを示す。
第3図および第4図において、進角度信号iお
よび閉角度信号hは前記第1図および第2図の従
来の点火時期制御装置と同じ手段を用いて作成す
る。次に閉角度信号hは直接AND回路140に
入力され出力信号kを得る。このような構成にす
ると、信号hはフリツプフロツプの出力信号dに
よる制限がないためクランク軸の回転数が変動し
た場合その時間幅が短くなり進角度信号iとの論
理積をとつた信号kは発生しなくなる。ところで
この場合は閉角度信号hが進角度信号iより時間
幅が短くなることであるから、信号hと信号iを
比較することにより状態の検出ができる。具体的
には、閉角度信号hをインバータ回路170で反
転した信号lとAND回路110の出力信号を
AND回路180で論理積をとることにより検出
信号mを得る。次に検出信号mはフリツプフロツ
プ190のセツト端子に入力され、リセツト端子
には反転増幅器の出力信号cが加えられる。した
がつてフリツプフロツプ190の出力信号nは検
出信号mの発生時点から反転増幅器の出力信号c
すなわち基準位置までの信号となる。ここで信号
nは閉角度信号hが進角度信号iより短くなつた
ことを検出し、それを始点とするのであるから、
進角度信号iと同一の比較的広い時間幅の波形と
なる。次に信号nはOR回路200の一方に入力
され、他方はAND回路140の出力kが入力さ
れる。これにより信号kと信号nは合成され出力
Oとなる。出力Oはトランジスタ150を駆動す
る。したがつて内燃機関の回転数の変動による信
号kの時間幅の減少は、比較的時間幅の広い信号
nで置き換えられる。以上のような本発明によれ
ば、機関の回転に同期してその最大進角位置およ
び基準位置をそれぞれ検出する位置検出手段と、
各サイクル内の前記基準位置から前記最大進角位
置までの期間に応じて機関の回転数を検出する回
転数検出回路と、前記基準位置毎に初期状態に設
定されるとともにその後直線的に変化するランプ
信号と該ランプ信号と同一サイクル内の前記回転
数検出信号とを比較して一致時点から次の前記基
準位置までの間進角度信号を発生する進角度演算
回路と、前記ランプ信号と同様のランプ信号と前
記回転数検出信号から所定値を減算した信号とを
比較して一致時点から次の前記基準位置までの間
閉角度信号を発生する閉角度演算回路と、前記閉
角度信号が発生しかつ前記進角度信号が発生して
いない間点火コイル駆動用トランジスタを導通さ
せる手段とを備えた内燃機関の点火時期制御装置
において、前記進角度信号が発生しかつ前記閉角
度信号が発生していないことを検出する検出手段
と、該検出手段の検出時点から次の前記基準位置
までの間前記点火コイル駆動用トランジスタを導
通させる手段とを備えるようにしたので、基準位
置から最大進角位置までの点火サイクル前半で回
転数を検出し、その回転数に応じたそのサイクル
内の最適な進角制御が行えると共に、回転数の急
変により進角度信号の方が閉角度信号よりも長く
なつてしまつた場合には、これが検出されてその
サイクルの検出時点から基準位置まで点火コイル
に通電され、急激な回転数変動の際にも失火は防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の点火時期制御装置を示す図、第
2図は第1図の動作を示す動作波形、第3図は本
発明の実施例、第4図は第3図の動作を示す動作
波形である。 10……内燃機関のクランク軸に結合されたロ
ータ、20……電磁ピツクアツプ、30……増幅
器、40……反転増幅器、50……フリツプフロ
ツプ、60……回転数検出回路、70……進角度
演算回路、80……減算回路、90……ホールド
回路、100……閉角度演算回路、110……
AND回路、120……インバータ回路、130
……OR回路、140……AND回路、150……
トランジスタ、160……点火コイル、170…
…インバータ回路、180……AND回路、19
0……フリツプフロツプ、200……OR回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機関の回転に同期してその最大進角位置およ
    び基準位置をそれぞれ検出する位置検出手段と、
    各サイクル内の前記基準位置から前記最大進角位
    置までの期間に応じて機関の回転数を検出する回
    転数検出回路と、前記基準位置毎に初期状態に設
    定されるとともにその後直線的に変化するランプ
    信号と該ランプ信号と同一サイクル内の前記回転
    数検出信号とを比較して一致時点から次の前記基
    準位置までの間進角度信号を発生する進角度演算
    回路と、前記ランプ信号と同様のランプ信号と前
    記回転数検出信号から所定値を減算した信号とを
    比較して一致時点から次の前記基準位置までの間
    閉角度信号を発生する閉角度演算回路と、前記閉
    角度信号が発生しかつ前記進角度信号が発生して
    いない間点火コイル駆動用トランジスタを導通さ
    せる手段とを備えた内燃機関の点火時期制御装置
    において、前記進角度信号が発生しかつ前記閉角
    度信号が発生していないことを検出する検出手段
    と、該検出手段の検出時点から次の前記基準位置
    までの間前記点火コイル駆動用トランジスタを導
    通させる手段とを備えることを特徴とする内燃機
    関の点火時期制御装置。
JP13179082A 1982-07-28 1982-07-28 内燃機関の点火時期制御装置 Granted JPS5923072A (ja)

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JPS5923072A JPS5923072A (ja) 1984-02-06
JPS6336427B2 true JPS6336427B2 (ja) 1988-07-20

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JP13179082A Granted JPS5923072A (ja) 1982-07-28 1982-07-28 内燃機関の点火時期制御装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6169478U (ja) * 1984-10-12 1986-05-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127941A (en) * 1977-04-15 1978-11-08 Mitsubishi Electric Corp Ignition system of internal combustion engine
JPS5537585A (en) * 1978-09-11 1980-03-15 Mitsubishi Electric Corp Electronic ignition controller for internal combustion engine

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JPS5923072A (ja) 1984-02-06

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