JPS6336118B2 - - Google Patents

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JPS6336118B2
JPS6336118B2 JP53111307A JP11130778A JPS6336118B2 JP S6336118 B2 JPS6336118 B2 JP S6336118B2 JP 53111307 A JP53111307 A JP 53111307A JP 11130778 A JP11130778 A JP 11130778A JP S6336118 B2 JPS6336118 B2 JP S6336118B2
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JP
Japan
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ray
ray generator
anode
tube
generator according
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Application number
JP53111307A
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English (en)
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JPS5539104A (en
Inventor
Kenichiro Kitadate
Yoshitetsu Tanimoto
Hiroshi Mizuguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP11130778A priority Critical patent/JPS5539104A/ja
Publication of JPS5539104A publication Critical patent/JPS5539104A/ja
Priority to US06/258,057 priority patent/US4384360A/en
Publication of JPS6336118B2 publication Critical patent/JPS6336118B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/02Constructional details
    • H05G1/04Mounting the X-ray tube within a closed housing
    • H05G1/06X-ray tube and at least part of the power supply apparatus being mounted within the same housing
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/02Constructional details
    • H05G1/025Means for cooling the X-ray tube or the generator

Landscapes

  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、X線発生装置に係り、特に溶接部材
などの検査に用いられる工業用携帯式X線発生装
置に関する。
この種装置は、パイプライン敷設現場、石油あ
るいはガスタンクの溶接現場などの足場の悪い所
や高所作業の悪条件のもとで用いられる。この
為、小形軽量で作業性の良い装置が要望されてい
る。
例えば、封入する絶縁物を油から軽量なガスに
変えたり、X線管の発熱部を筐体外に突出させ冷
却効率を向上させるなどが考えられているが、未
だ不十分である。
本発明の第1の目的は、小形軽量で作業性が良
くかつ絶縁耐圧等の優れたX線発生装置を提供し
ようとするものである。
本発明の第2の目的は、絶縁ガスを封入した筐
体内に収納されたX線管から放出されるX線が絶
縁ガスに照射されないように導出するX線径路構
成手段を設けて構成し、絶縁耐圧の低下を防止し
たX線発生装置を提供しようとするものである。
本発明の第3の目的は、―X線径路構成手段を
形成する支切筒を取着するのに適したX線管を提
供するものである。すなわち、中央部をX線放射
口を形成する接地電位の金属筒体とし、その両端
に夫々陽極及び陰極を保持する絶縁碍子を固着し
て構成し、その金属筒体部分を前記支切筒の装着
部として利用できるようにしたX線管を提供しよ
うとするものある。
本発明の第4の目的は、陽極を筐体外方に突出
させたX線管を用い、その陽極の冷却効率及びX
線遮蔽構造を簡便ならしめたX線発生装置を提供
しようとするものである。
本発明の第5の目的は、筐体内に収納される高
圧トランスを改良し、小形軽量で絶縁耐圧などに
優れたX線発生装置を提供しようとするものであ
る。
以下、本発明の一実施例について第1図を参照
して説明する。
この一実施例は、高圧トランス、X線管及び絶
縁ガスを収納し絶縁ガスを内部で循環させて各部
を冷却する方式のX線発生装置において生じる以
下の欠点を除去するものである。すなわち、循環
するガスに直接X線が照射される為、絶縁ガスが
X線照射により電離され、それが循環することに
より、低圧側トランスの高圧コイル、絶縁ホルダ
内面が帯電して絶縁耐圧を低下させる。また絶縁
ガスとして用いられるSF6ガスが、X線により分
解され、その生成物が電極及び絶縁物表面に付着
して耐圧を低下せしめる。
このように、循環するSF6ガスが直接X線の照
射を受けることは、X線照射としての絶縁面での
寿命短縮をまねき、かつガスの循環する速度、流
量が大きい程この影響が顕著に現われる。
この一実施例は、このような点に対処して成さ
れたもので、X線管からのX線放出範囲を他から
分離するX線径路構成手段を形成する絶縁材から
成る支切筒を設け、容器内を分離して、循環する
絶縁ガスが直接X線の照射を受けない構成とした
X線発生装置を提供しようとするものである。
すなわち、この一実施例は第1図に示すよう
に、2個の高圧トランス11,12、X線管1
3、そして前記絶縁ガス14を内装した密封筐体
15から構成されており、X線管13は中性点接
地方式が取られている。
また、この筐体15内には、X線管に嵌合され
たラジエータ16、筐体15内部を冷却する為に
絶縁ガス14を循環させるフアン17、冷却器1
8、低圧側トランス11の絶縁ホルダ19及び絶
縁ガス14の循径路を形成する案内筒21が設け
られている。
さらに、この筐体15内には、一点鎖線で示し
たX線放射口部22を遮ぎらないように、X線管
13と筐体15内面との間に絶縁性の支切筒23
が設けられ筐体15内が分離されている。このよ
うに支切筒23を設けることにより、支切筒23
内に在置するSF6ガスの如き絶縁ガス24を循環
するガス14と分離することができる。なお、2
5は、X線遮蔽体で、X線管13の外壁に取着さ
れ、X線放射口部22外へのX線の放射角度を制
限している。
したがつて、X線管13の陽極冷却の為に循環
される絶縁ガス14は、従来の如くX線の影響を
受けることがないので、X線装置としての耐圧を
低下させることがなくなる。言換れば、X線が照
射され、電離あるいは分解された絶縁ガス24
は、高圧トランス11,12等の部屋に流出しな
いので、帯電現象あるいは分解生成物の絶縁物表
面への付着現象等が発生せず、良好に絶縁を維持
することができる。
また、中性点接地方式であるところを利用して
第2図の如く構成しても良い。すなわち、X線管
13の中央の電位が零であることを利用して、X
線管13のX線放出口26の周囲を金属部材27
で構成し、この部材27にX線放射口部22を遮
ぎらないように支切筒を形成する中空状の支切筒
28を取着しても良い。なお、同図では部材27
と筒28とが一体となつた状態を示した。また、
この筒28は、筐体15の外側に突出し、そのつ
ば28a部分で筐体15に取着されている。
したがつて、この場合も、循環する絶縁ガス1
4がX線放射口部22内に入り込まない為、その
ガス14がX線により影響されることはなくな
る。
また、第1図中、29は、前記金属部材27及
び支切筒28の必要部分に貼付された鉛である。
このように、X線管13壁でX線の散乱を防止す
ることにより、従来、筐体15の内壁に貼つてい
た鉛に比較して非常に少量で済み、軽量化が計れ
る。
また、第1図及び第2図に示した実施例では、
案内筒21を設けることにより、ラジエータ16
を介して陽極の熱を奪つた絶縁ガス14がフアン
17により冷却器18内を通過して冷却された
後、高圧側トランス12側まで循環するように構
成さていたが、この案内筒21を取り除いても差
支えない。さらに言えば、高圧側トランス12の
発熱がX線管13の発熱に比較して非常に少ない
ので、第3図に示すように、支切壁31を設けて
高圧側と低圧側とに筐体内を分割して、X線管1
3の陽極側の部屋32のみを冷却するようにして
も良い。なお、この場合、支切壁31の取付け
は、かならずしも密封状態としなくても支障がな
いので、極めて簡単に取付けることができる。
このように中性接地方式の場合、X線管13の
中央部すなわち放射口部分を金属部材で構成する
ことが可能となるので、X線放射口部22を他か
ら分離する為の支切筒を簡単に設けることが可能
となるばかりか、その金属部材の部分でX線管1
3そのものの保持が可能となり、さらにX線遮蔽
用の鉛29を貼付けることも可能となる。
これらの実施例では、このように構成されたの
で、装置としての絶縁耐圧を低下させることな
く、絶縁ガスを循環させることができるので、そ
の流速、流量等を冷却効率について最適となるよ
うに選択できる効果を奏する。
次に、以上説明したX線径路構成手段を形成す
る支切筒あるいは支切金具を取付けるのに適した
X線管の実施例を第4図乃至第8図を参照して説
明する。
第4図に示すX線管40は、第3図に示す装置
に適したもので中央部に設けられた円筒状の金属
筒体41に管軸方向に垂直なフランジ部42が形
成され、このフランジ部42を前記支切壁31と
の接合部としたものである。この筒体41の両端
には、セラミツクのような筒状の絶縁碍子43,
44が夫々同軸固着されている。この両者は、
夫々陽極45、陰極46を内部で対向配置させる
如く取着している。この両絶縁碍子43,44及
び金属筒体41に形成された密封内部は真空に保
たれている。また、前記金属筒41の外周には、
放射線遮蔽材である鉛47が貼付られている。も
ちろん、X線放射口48の部分は除いてある。
このように構成することにより、支切壁31を
容易に取着することができるばかりか、支切筒2
8を機械的に強固に装着でき、さらにX線管の外
周に鉛47を貼付することにより、従来筐体15
内部に貼付していた鉛に比較して極く少量でX線
を遮蔽することができ、より軽量化が計れる。な
お、第5図に示すように、陰極46側にフランジ
42′を設けても良い。
また、第6図に示したX線管60は、第2図に
示すような単に支切筒28を取着して構成したX
線発生器に適するものである。中央部に形成され
た金属筒体61及びその外周に貼付された鉛62
に、さらにX線放射口63部分に、外側にオーリ
ング溝64が形成されたフランジ65を設けて構
成されたものである。このオーリング溝64が形
成された面が前記支切筒28を気密装着する部分
となる。
また、第7図に示したように、第4図のX線管
40に第6図と同様のフランジ65を取着してX
線管70としても良い。また第8図に示すよう
に、金属筒体の外周面にパツキング溝81′を設
けて構成しても良い。
これら実施例には、中央部に容易に支切筒を付
けることが可能となる効果を奏する。
以上述べた実施例は、中性点接地方式のX線管
を用したX線発生装置に関するものであるが、次
に陽極接地方式のX線を用いた実施例につき説明
する。
本発明は、このような点に対処して成されたも
ので、筐体外に突出させたX線管陽極部を効率良
く冷却することにより小形軽量なX線発生装置を
得るものである。
以下、第9図乃至第18図を参照して説明す
る。
まず、第9図を用いて全体構造の概略を説明す
る。すなわち、この一実施例は、有底筒状の筐体
100と、この筐体100から陽極部を外方に突
出して取着されたX線管200と、このX線管2
00の陽極部に取着された冷却フイン300とか
ら構成されている。
この筐100は、絶縁物であるSF6ガス102
および高圧トランス104,104を内装してい
る。また、その開口部を形成するフランジ106
には、第11図a,bに示すようにX線管取付用
の6つの取付穴110…が設けられるとともに冷
却フイン取付用の5つのねじ穴108…が設けら
れている。また筐体100底部にはカードリング
112が取着されている。
この筐体100の取付穴110…には、X線管
200が取着されている。すなわち、このX線管
200は、第12図a,bに示すように絶縁碍子
であるセラミツクチユブで形成された陰極部20
2と、前記筐体100外に位置する方向に突出し
たフランジ206とから構成され、このフランジ
206に前記筐体100の取付穴110…に対応
するねじ穴208が設けられている。そして、こ
のフランジ206は、前記両穴110…,208
…に挿入されたボルト210により、前記筐体1
00内から前記フランジ106に密着固定されて
いる。また、このX線管200の前記筐体100
のフランジ106と密着するフランジ206部分
にはシール材212挿入用の環状溝214が形成
されている。したがつて、前記ボルト210によ
り両フランジ106,206を締付けることによ
り前記筐体100内のSF6ガス102は完全にシ
ールされている。また、陽極部204には、X線
放射窓216が形成されるとともにその窓部を除
いた外側には、X線遮蔽材218が取着されてい
る。
また、このX線200の陽極部204は、有底
円筒状に形成され、その内側底部にはターゲツト
220が斜設されている。また、この陽極部20
4の陰極222側に開口した端部224は、陰極
部202内部に延在し、ターゲツト220から筐
体100内部へ放射されるX線が出来るだけ減少
するように配慮されている。
また、このX線管200の陽極部204には、
第14図乃至第18図に示す冷却フイン300が
取着されている。この冷却フイン300は、長短
2種類のフイン302,304と、これらのフイ
ン302,304を放射状に植立したボス306
と、このボス306と一体に形成されたフランジ
308と、前記フイン302と一体化された外ケ
ース310とから構成され、その軸方向にスリツ
ト312が形成されている。このボス306は、
前記X線管200の陽極部204より僅かに大き
い内径部と、前記X線遮蔽材218部分より僅か
に大きい内径部とを有している。また、このボス
306には、軸芯に直交し外方に突出したフラン
ジ308が形成されている。
このフランジ308には、5つの取付穴316
…が形成されている。この穴316…は、前記筐
体100のフランジ106に形成されたねじ穴1
08…と対応しており、ボルト318をこの両穴
316…,108に挿入し締付けることにより、
このフランジ308は前記フランジ106に固定
されている。なお、フランジ308の取付穴31
6間に設けられた逃げ溝320…は、前記X線管
200と筐体100とを固定するボルト210の
逃げである。
また、前記外ケース310は、筐体100の外
径より大径な内径を有し、筐体100外壁との間
で空気の流通部を形成するように構成されてい
る。また、この外ケース310の取付座322に
は、送風用ブロワ324が、また取付孔326に
は、ガードリング328がそれぞれ取付けられて
いる。さらに、この外ケース310には、X線放
射口330が形成されている。この放射口330
外側には、フイルタ332、絞り334及びセン
タ指示板336が順に取着されている。
また、前記ボス306には、前記スリツト31
2を介して対向する締付座338が形成されてい
る。この締付座338は、ボルト340によりそ
の対向間隔を狭めるように締付られている。この
ボルト340で締付座338を締付けることによ
り、ボス306の内面は、前記X線管200及び
X線遮蔽材218に密着している。さらに、この
ボス306には、前記X線管200のX線放射窓
216と対応する開口342が形成されている。
この開口342の外側には、異物の混入などを防
止する為のカバ344が取着されている。
この実施例では、冷却フイン300、X線管2
00及び筐体100のそれぞれのフランジ30
8,206,106を相互に密着して構成したの
で、放熱面積が増大し放熱効果が向上する。ま
た、冷却フイン300にスリツト312を設け
て、締付けることによりX線管200の陽極部2
04及びX線遮蔽材218にボス306を固定す
るように構成したもので、互いに密着し熱伝導が
良くなり放熱効果が向上する。
このように放熱効果が向上することにより、筐
体100のシール材212が高温の為破損して封
入されたSF6ガス102が外部に漏洩することが
なくなり、通常のシール材を用いることができ
る。また、シール材212の破損を防止する為に
冷却フイン300あるいは送風用ブロワ324を
大きくする必要もなくなり、小形軽量化が推進で
きる。
また、冷却フイン300は、1体化されたフラ
ンジ308により筐体100のフランジ106に
強固に固定されている為、送風用ブロワ324あ
るいはガードリング328を冷却フイン300に
直接取付けることができ、作業性が向上する。ま
た、筐体100に直接送風用ブロワ324などの
支持柱を設ける必要がない為、構造が簡単となり
製作が容易となる。
また冷却フイン300の外ケース310を筐体
100の外径より大径に構成したので、送風ブロ
ワ324からの冷気は、外ケース310と筐体1
00との間を通り、筐体100の外壁に流される
ので、筐体100全体をも冷却することができ
る。
なお、本発明は、この一実施例に限るものでは
ない。例えば、各取付穴316などの数、フイン
302,304の枚数あるいは形状は、これに限
らず任意に選択し得る。また、外ケース310
は、送風用ブロワ324、フイン302,304
などによる放熱効率を向上させることにより、筐
体100より大径に構成しなくても良い。
また、冷却フイン300のスリツト312の位
置は、一実施例と同様の効果を奏する位置であれ
ば良く、また、各フランジ106,206,30
8の密着による放熱効果及び送風用ブロワ324
及びフイン302,304による放熱効果あるい
は使用態様などの条件によつては、スリツト31
2を設けずボス306を嵌合させるだけで良い場
合も有る。
また、冷却フイン300を、ボス306、フラ
ンジ308、フイン302,304から構成し、
外ケース310、送風用ブロワ324の取付座3
22及びガードリング328の取付孔326を別
体に形成しても良い。
また、冷却フイン300のボス306及び外ケ
ース310のX線放射窓216と対応する部分の
肉厚を精度良く製作することができれば、それぞ
れに設けたX線放射口330、開口342さらに
はカバー344、フイルタ332を設ける必要は
ない。
これらの実施例では、効率良く熱を放散させる
ことができ、冷却用部材を必要最少限に押えるこ
とができ、したがつて小形軽量で取扱いやすいX
線発生装置を提供することができる。
次に、X線発生装置に内装される高圧トランス
の改良について説明する。
最近、商用電源電圧を整流して直流電圧に変換
し、このを電圧をスイツチングしてパルス状電圧
に交換して高圧トランスの1次巻線に供給して2
次巻線を介してX線管に管電圧を供給し、また、
2次巻線に発生する逆電圧を3次巻線を介して電
源側に返す方式も最近考えられている。
第19図乃至第21図に示す実施例は、この3
次巻線を有する高圧トランス400に関するもの
である。
411は外鉄形鉄心のセンタコアで、1次巻線
412、2次巻線413が同心的に順に巻装され
ている。この2次巻線413の最外郭とヨーク4
14との距離L1は、出力電圧と絶縁特性とから
次のようにして決定されている。例えば出力電圧
が200KVで、絶縁物であるSF6ガスの絶縁耐圧が
5KV/mmであれば、200KV/5KV=40mmの距離
が必要となる。
また、2次巻線413の最大巻装幅L2は、層
間絶縁耐圧により決定されている。例えば層間絶
縁耐圧が2000Vで、2次巻線413のV/Tが
1.0Vであれば、一層の巻数は最大1000V/1V=
1000Tとなる。そして線の直径を0.1mmとすれば、
コイルの一層当りの巻幅は、1000T×0.1mm=100
mmとなる。これにコイルの両端に余裕を含めて
L2=100+αでα=20とするとL2=120mmとなる。
このように2次巻線413のL1,L2が決定さ
れる。こういう制約条件の中で最も小さく設計す
る為には、センタコア411、1次巻線412お
よび2次巻線413のそれぞれの直径が小さい事
が望まれる。
また、415は、2次巻線412上に同心的に
巻装された3次巻線である。この3次巻線415
は、前記2次巻線413の両端のデツトスペース
に分割して巻装されている。すなわち、3次巻線
415は、必要な巻数nの1/2づつに分割され、
それぞれ2次巻線413の両端にスペーサ416
およびイコライザ417を介して配置されてい
る。このイコライザ417により3次巻線415
を覆い高圧から保護している。
このように、2次巻線413の両端に形成され
たデツトスペースを有効に利用して、3次巻線4
15を配置することにより、小形軽量化が計れ
る。
また、418は補助コアである。これは、ヨー
ク414の断面積がセンタコア411の断面積の
約1/2に形成している為、両者の接触面積が少な
くなり磁束の流れにロスがある。この両者の接触
面積を増大させてロスをなくす為に、補助コア4
18がヨーク414の内側でセンタコア411に
嵌合配置されている。
また、センタコア411部分と筐体419との
間には、その構成上半月状の空間が形成されてい
る。この空間には、高圧トランスを支える為の支
柱421が配置されている。すなわち、第21図
に示すようにヨーク414および補助コア418
を挾持するような把持部を有する支柱421がね
じ422によりヨーク414に取着されている。
また、第20図に示すように鉄心はY―Y線で
分割して形成されたものを合せて構成されている
為、その接合部分423に僅かであるが段差がで
き、高電圧の絶縁上問題となる。この為、2次巻
線413側にイコライザ424を設け、前記イコ
ライザ417とともに高圧電極から低圧側を見て
凹凸がないように形成されている。
この実施例では、3次巻線415を2次巻線4
13の両端に形成されたデツトスペースに、支柱
421をセンタコア411と筐体との間のデツト
スペースにそれぞれ配置することにより、小形軽
量化を計ることができる。また、小形軽量化する
為に問題となる絶縁上の問題も2つのイコライザ
417,424により解消している。
なお、3次巻線415を1/2づつ分割して配置
して説明したが、1/2に限ることなく必要に応じ
て分割比を変えても良いし、極端な場合には、分
割せずに配置しても同等の性能を期待できる。
また、3次巻線415を1次巻線412と同層
に巻き込み一体形成しても良い。この場合、2次
巻線413の外形が大きくなる不利はあるが、部
品数が減少し組立作業、価格の面から有利であ
る。
また、補助コア418をヨーク414の内側に
配置して説明したが、よーク414の外側に配置
しても同等の効果を得ることができる。さらに、
外鉄形鉄心を用いて説明したが、内鉄形鉄心にお
いて同様に実施することができる。
本発明は、このように構成したので、小形軽量
化が計れ、特に携帯用X線発生装置の小形軽量化
に寄与する高圧トランスを得ることがきる。
ところで、第1図などに示した絶縁ガス循環方
式のX線発生装置では、X線により電離された電
荷或いはフインの高温により分解された電荷が循
環する絶縁ガスに運ばれて表面低抗の非常に高い
トランスの絶縁物表面などに付着し、あるいは絶
縁ガスと絶縁物表面との摩擦により絶縁物表面に
静電気が発生し、アース側との間の電位傾度が上
昇し、耐電圧絶縁で問題となつている。
この問題を解決する為に従来考えられていた手
段は、単にアースとの間の距離を大きくすること
であり、この手段によると高圧トランスが大型化
し必然的に重量が増大し、携帯用のX線発生装置
には不向きなものとなる。
第22図に示す高圧トランス500は、上記問
題点を解消したものである。501は鉄心で、中
応脚部501aに絶縁線を絶縁マイラ紙502と
ともに巻装して1次側巻線コイル503を形成
し、さらにこれの上側に同じく絶縁線とマイラ紙
502を巻装して2次側巻線コイル504を形成
している。この場合絶縁線と同時に巻装した絶縁
マイラ紙502は巻線コイル503,504より
外側に突き出すようにして、かつマイラ紙502
外形は絶縁特性を考慮して例えば図示のように段
部を形成するように設けている。501bは外脚
部で低圧側となる部分である。
而して、本装置の特徴とするところは、以上の
構成の高圧トランス装置にあつて、巻線コイル5
04の巻回方向と同方向で、かつ絶縁物であるマ
イラ紙502の階段状表面に例えば裸線の電極5
05を1ターンに満たない程度に配置するととも
に、この電極505の一部を例えば、点に位
置する巻線コイル504に半田付け等し、この電
極505と巻線コイル504を同電位になるよう
にしている。
これにより、絶縁ガスによつて運ばれてくる電
荷は巻線コイル504と同電位の電極505に吸
着され、表面抵抗の非常に高い絶縁物表面には付
着しない。この結果、外脚部501b(低圧側)
と絶縁物表面との間の電位傾度は絶縁ガスを運ば
ない場合と同じ状態を維持する。また、2次側巻
線コイル504の階段状表面の角部に同電位電極
505を配置することで、この電極505の直径
分だけ狭くなつて、L1′,L2′となるが、この電極
505により高圧側巻線コイル504の外側の角
部がなくなり、実質的に最大電位傾度を下げる機
能も行なう。従つて、本装置は特にL1′,L2′の距
離を長くすることなく実現できる。
なお、この実施例では、中性点接地方式におい
てSF6の絶縁ガスを冷却の目的にも使用するため
に循環させたものであるが、高圧巻線コイル50
4上の同電位電極505は、SF6ガスが冷却の目
的で流さないものでも適用でき、また中性点接地
方式に限らず他の接地方式でも適用できることは
言うまでもない。また、SF6ガスの代りに油絶縁
方式でも同様に適用できる。また、同電位電極5
05は断面丸形の裸線を用いたが、例えば2つ以
上の段部にまたがるような偏平状の電極でも同様
の効果を得ることができる。
この実施例によれば、高圧巻線コイルの表面に
同コイルと巻回方向を同じくする1ターンに満た
ない電極を配置し、かつこの電極を高圧巻線コイ
ルと同電位になるように接続したので、例えばX
線装置内においてSF6ガス等の循環によつて運ば
れてくる電荷があつても、この電荷は電極に吸着
され高圧巻線コイルの突起部や絶縁物表面への付
着を防止することができる。このことは、低圧側
である絶縁物表面等との電位傾度の上昇を防ぐこ
とになつて従来のように低圧側と高圧側とを離さ
なければならないという問題がなくなる。従つ
て、高圧トランスの小形化を図れ、これによつて
X線発生装置の小形軽量化に寄与する。
また、携帯式のX線発生装置を小型軽量化する
為に、商用電源を高い周波数、例えば高圧トラン
スには200〜300ヘルツ、フイラメント用トランス
には10キロヘルツ位に変換して使用することによ
り、トランスの鉄心断面積を実効的に小さくし
(1/4〜1/5)小型軽量化を図ることが行なわれて
いる。
ところで、誘電体損p及び絶縁容量cはそれぞ
れ P=2πfCV2 tanδ ……(1) C=KεsA/t ……(2) ただし、は周波数、Vは電圧、tanδは誘電体
力率、εsは比誘電率、Aは対向面積、tは絶縁距
離、Kは比例定数である。
で与えられる。
しかして、周波数が上昇すると誘電体損が増
加するため、誘電体損を減少させるには容量Cを
減少させる必要がある。
第23図、第24図に示す実施例は以上のよう
な実情に基づいて成されたものであり、フイラメ
ントトランスの分布容量を極力少なくし、且つ軽
重頑強にしようとするものである。
この目的を達成するために、この実施例によれ
ば、絶縁ガスを封入した筐体内に鉄心とコイルと
を有するトランスにおいて、リング状鉄心と、こ
の鉄心の一部に巻回した1次コイルと、前記リン
グ状鉄心の中心を通つて前記リング状鉄心を含む
平面と直交する巻枠と、この巻枠と、この巻枠に
巻回しされ、前記絶縁ガスにより鉄心から絶縁さ
れた2次コイルとを具えるようにする。
600は、例えば第13図に示したX線管20
0を取着した筐体で、その内部にはSF6など絶縁
ガス601が封入されている。また、筐体600
の蓋体602には高圧トランス603の鉄心60
4が固定されており、鉄心604の蓋体602に
固定したとは逆の辺にはリード線606を有する
コイル608が巻回されている。この高圧トラン
スの鉄心604には支持手段608,610をも
つてフイラメント用トランスのリング形状をした
鉄心612がその円周面を蓋体602の面と平行
な面から一定角度αだけ傾けて支持されている。
この鉄心612には一次コイル614が巻回され
ている。
この1次コイルの鉄心612と、2次コイル6
16を巻回したリング状の巻枠618とは互いに
それぞれの中心を通りかつ夫々の形成する仮想平
面が直交するように分離して配置されている。し
たがつて、鉄心612と2次コイル616とは、
前記筐体600内に封入された絶縁ガス601に
より絶縁されている。また、この巻枠608はア
ルミニウム又はプラスチツク等で形成し、円形体
を2分割した各要素を絶縁体から成るスペーサ6
20によつて接合したものである。このような2
次コイルはX線管200の陽極222側に固定部
材622により固定してもよく、また筐体600
に直接固定してもよく、それぞれリング形状を成
す1次コイルとが中心を通つて直交するようであ
ればよい。
電気的な接続については、第25図からも明ら
かなように、コイル616はX線管200の陽極
222に接続され、コイル608のリード線60
6はコイル616に接続するようにする。
尚、この実施例において、巻枠618が絶縁体
でればこれを分割せずに鉄心612を分割しても
よい。
この実施例によれば、以上のように二次コイル
と鉄心とを絶縁ガスにより絶縁するように構成す
ることにより、前述の2式の比誘電率εsは従来の
紙あるいはマイラ紙の絶縁物と比較して非常に小
さくなり、したがつてフイラメント用トランスの
分布容量を極めて小さくでき、また軽量頑強にす
ることができ、従つてX線発生装置全体を軽量な
ものとすることができる。
本発明は、このように構成したはで、装置全体
の重量を軽くしかつ小型化することができ、ま
た、小型軽量化の為に種々問題となる例えば耐絶
縁性等の問題をも解消することができ、真に携帯
式のX線発生装置に適するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のいくつかの実施例を説明する為の
もので、第1図乃至第3図は夫々異なるX線径路
構成手段を示す断面図、第4図乃至第8図はX線
径路構成手段を取着するのに適した夫々異つたX
線管の全部あるいは要部を示す断面図、第9図及
び第10図は夫々陽極部を筐体外方に突出させた
X線管を組込んだX線発生装置を示すもので、
夫々方向を変えて見た断面図、第11図乃至第1
8図は夫々第9図及び第10図に示す装置の各部
を示すもので、第11図a,bは筐体の正面図及
び断面図、第12図a,bはX線管の正面図及び
一部断面図、第13図はX線管の断面図、第14
図乃至18図は夫々放熱フインを示すもので、第
14図は一部を断面した側面図、第15図は背面
図、第16図は一部切欠いた正面図、第17図は
一部を断面した側面図、第18図は概略説明図、
第19図乃至第25図は夫々高圧トランスを示す
もので、第19図乃至第21図は1つの高圧トラ
ンスを示す一部を断面した正面図、第20図は第
19図のX―X線から見た側面図、第21図は第
19図のZ―Z線で断面し矢印方向に見た断面
図、第22図は異なる高圧トランスを示す正面
図、さらに第23図乃至第25図は別の高圧トラ
ンスを示すもので、第23図及び第24図は夫々
装置に組込んだ状態を異なつた方向から見た断面
図、第25図は回路結線図である。 11,12,12′104,400,603…
高圧トランス、13,40,60,70,200
…X線管、14,102…絶縁ガス、15,10
0,600…筐体、23,28…支切筒、25,
29,47,62,218…X線遮蔽体、44,
43…絶縁碍子、300…放熱フイン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁ガスが封入された筐体と、この筐体内に
    収納された高圧トランスと、このトランスに接続
    された前記筐体に取着されたX線管と、このX線
    管から放射状に放出されるX線を所定方向に放出
    させる窓を形成するように前記X線管の管壁に取
    着されたX線遮蔽体と、このX線遮蔽体の窓から
    放出されるX線を前記絶縁ガスに照射しないよう
    に導出するX線経路構成手段とを具備し、前記X
    線管が、内部にターゲツトを有する陽極と、この
    陽極のターゲツトに対して配置される陰極と、こ
    の陰極を内装する碍子体と、管軸内向に垂直に設
    けられ、前記碍子体を筐体内方に、かつ前記陽極
    を筐体外方に配置するように筐体に取着されるフ
    ランジとから構成されたことを特徴とするX線発
    生装置。 (2)陽極が、有底筒状に形成され、その内側底部
    にターゲツトを斜設し、このターゲツトの出射光
    路上に照射窓を有し、その外周に放熱フインを一
    体化して構成されたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のX線発生装置。 2 フランジが、陽極に締付固定されるボス及び
    放熱フインと一体構成され、X線管の管軸方向に
    陽極部締付用のスリツトを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のX線発生装置。 3 放熱フインが、放射状に配置された長短2種
    のフインから成り、長フインが外ケースのリブを
    兼ねるように構成されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載のX線発生装置。 4 外ケースが、冷却フアン、ガードリング、X
    線絞り、センタ指示器を一体に構成して成ること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載のX線発
    生装置。 5 外ケースが、筐体外径より大きい内径を有
    し、放熱フインを冷却した冷却風が筐体外壁に沿
    つて流れるように案内するように構成されたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載のX線発
    生装置。 6 ボス内径が、陽極に密接する小径部と、この
    内径部に連続しX線遮蔽体を陽極間に挾持する大
    径部とから構成されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載のX線発生装置。 7 フランジが、ターゲツトから筐体内方に放出
    されるX線の放出角度を制限するX線遮蔽体を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のX線発生装置。 8 高圧トランスが、鉄心と、この鉄心に巻装さ
    れた1次巻線と、この1次巻線上に同心的に巻装
    された2次巻線と、この2次巻線の両側もしくは
    片側に同心的に配置された3次巻線とから構成さ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のX線発生装置。 9 3次巻線が、2次巻線の両側に等分に配置さ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    のX線発生装置。 10 3次巻線が、イコライザを介して1次巻線
    上に巻装されたことを特徴とする特許請求の範囲
    第8項記載のX線発生装置。 11 鉄心が、センタコアと、ヨークと、両者の
    接触面積を増加させる為の補助コアとから構成さ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    のX線発生装置。 12 鉄心が、2分割鉄心で構成され、ヨークの
    結合部分の高圧側に配置されたイコライザを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の
    X線発生装置。 13 高圧トランスが、外側に向つて階段状に巻
    装された高圧巻線コイルと、この外表面に露出す
    る絶縁紙と、この絶縁紙の階段状部分に1ターン
    に満ない程度に巻装され、前記コイルと同電位に
    保たれた電極とから構成されたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のX線発生装置。 14 電極が、階段状表面を角部がない形状にす
    るように配置されたことを特徴とする特許請求の
    範囲第13項記載のX線発生装置。 15 高圧トランスが、リング状鉄心と、この鉄
    心の一部に巻回された1次コイルと、前記リング
    状鉄心の中心を通りかつ状鉄心を含む平面と直交
    する巻枠と、この巻枠に巻回された2次コイルと
    から構成されたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のX線発生装置。 16 2次コイルが、X線管の陽極側外壁に固定
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第15項
    記載のX線発生装置。
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