JPS6335710A - 鉄鉱石の溶融還元方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鉄鉱石の溶融還元炉のプロセスガスからエ
ネルギーを回収する溶融還元方法に関するものである。

〔従来の技術〕

鉄鉱石から鋼を得ろ還元方法としては、大別して、現在
の製鉄法の主流をなす高炉−転炉法、主として電気炉に
よる製鋼の直接還元法及び溶融還元法の三つの方法があ
る。

特に溶融還元法は、耐火物原単位、燃料原単位等の問題
点はあるものの、原料、還元剤の制限が少なく、還元剤
の利用効率が高く、また還元速度が大きく、理論的に必
要なエネルギーは最小ですみ、近時注目されている方法
である。

この溶融還元法には、電気製銑法２回転炉法。

噴射炉用、プラズマ炉法等があり、例又はカルドー型転
炉を用いてスラグ中でコークスに」：る溶融還元を行い
、発生するＣＯガスを酸素吹精によって炉中で燃焼し熱
源とずろ回転炉による方式等がある。

これら溶融還元炉から発生するプロセスガスを燃焼させ
て蒸気を発生させ、この蒸気で発電させる溶融還元装置
は既知である。

又、常温以上の可燃プロセスガス′ス中に空気を吹き込
んで、このプロセスガスを燃焼させ、この（熱焼熱を加
熱に丈う設備も既知である。

第２図は従来の溶融還元装置の説明図であり、図におい
て、（１）は溶融還元炉、（２）はこの溶融還元炉のプ
ロセスガスを燃焼させる燃焼器、（３）は溶融還元炉（
１）から燃焼器（２）へプロセスガスを供給する（Ｉ（
給管、（４）は燃焼器（２）の燃焼ガスによって蒸気を
発生させろボイラ、（５）はこのボｆう（４）から発生
した蒸気によって発電するタービン、（６）は復水器、
（７）はエコ５ノマイザー、（８）は気水分離器でアル
。

更に、パルス燃焼器からの［ｉ燃焼ガスでガスターピノ
を駆動することは既知であるが、パルス燃焼謬用燃料と
して連続的に発生しているプロセスガスをそのまま（史
用しガスタービンを駆動することは行われていない。

〔発明が解決すべき問題点〕

本発明は、溶融還元炉から発生ずるプロセスガスから効
率良く動力並びに蒸気等のエネルギーを回収する溶融還
元方法を提供することを目的とするものである。

〔間：頂点を用！決するための手段〕

本発明は、鉄鉱石の溶融還元方法において、該溶融還元
炉から発生ずるプロセスガスを除塵装置を通した後、該
プロヒスガスを外部の空気とノ（にパルス燃焼器へ導入
し、間欠的に燃焼せしめ、この時に発生する高速燃焼ガ
スでガスタービシを駆動し動力を発生させる鉄鉱石の溶
融還元方法である。

更に＠２　方ＦＡにおいて、ガスタービンの後にボイラ
を配置し蒸気を発生せしめる鉄鉱石の溶融還元方法であ
る。

〔作用〕

本発明は、溶融還元炉からのプロセスガス中の保有エネ
ルギーを回収するに当たり、従来の燃焼器に代わり比較
的容積が小さく大量ガスを処理出来るパルス燃焼器にプ
ロセスガスを導入し、空気と共に間欠的に燃焼せしめた
ので、その燃焼ガスをそのまま開用してガスタービ、を
駆動し発電し動力を回収するものである。

更に、タービン排ガスをボイラに導入し、タービン排ガ
スの顕熱を蒸気として回収しｔこので、本発明は、エネ
ルギーを効率良く回収し得るものである。

次に本発明の実施例について述べろ。

〔実施例〕

第１図は、この発明の一実施例を示す説明図である。

図において、（１）は溶融還元炉、（９）はゲストボッ
ト（１２）は排気煙突である。尚、他の符号は第２図中
の符はと同一または相当部分を示すので説明を省略する
。

上記の様に構成された溶融還元炉（１）からのプロセス
ガスからの動力を回収する装置においては、溶融還元炉
（１）からのプロセスガスを、先ずダス）・ボット（９
）に導入しプロセスガス中のダストを予め除塵し、次い
でパルス燃焼器０ωに空気と共に導入し燃焼せしめると
、パルス燃焼器ａωでは間欠的な燃焼となり、この結宋
、高速燃焼ガスはガスターピノ（１１）に導入され、ガ
スタービン（１１）を円滑に駆動し、電力として動力を
回収する。

次に発電を行った琲ガスば未ｒ！温度が高いのでこの排
ガスをボイラ（４）に導き、ガスタ′ーピノ排ガス中の
顕熱をボイラ（４）で蒸気として回収し、Ｉノ１気ガス
を排気煙突（１２）から排煙せしめる。

〔発明の効果〕

本発明の鉄鉱石の溶融還元方法によれば、ｒ１スを最小
限とし溶融還元炉のプロセスガス中の保有エネルギーを
動力として回収ずろことを可能とし、更にガスタービン
の排気をボイラに通ずことによって効率良くエネルギー
を回収する等の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す説明図、第２図は従
来の溶融還元装置の説明図である。 図において、（１１は溶融還元炉、（２）１よ燃焼器、
（３）はガス（Ｊ（給管、（４）はボイラ、（５）は蒸
気ターピ，、（６）は復水器、（７）はエコ、ノマイザ
ー、（８）は気水分離器、（９）はダストボット はガスタービン、（１２）は排気煙突である。 なお、各図中同−符壮ば同一または相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）鉄鉱石の溶融還元方法において、該溶融還元炉か
   ら発生するプロセスガスを除塵装置を通した後、該プロ
   セスガスを外部の空気と共にパルス燃焼器に導入し、間
   欠的に燃焼せしめ、この時に発生する高速燃焼ガスでガ
   スタービンを駆動し動力を発生させることを特徴とする
   鉄鉱石の溶融還元方法。
2. （２）前記ガスタービンの後にボイラを配置せしめ蒸気
   を発生することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の鉄鉱石の溶融還元方法。