JPS6335644A - 熱回復性物品 - Google Patents
熱回復性物品Info
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- JPS6335644A JPS6335644A JP17937486A JP17937486A JPS6335644A JP S6335644 A JPS6335644 A JP S6335644A JP 17937486 A JP17937486 A JP 17937486A JP 17937486 A JP17937486 A JP 17937486A JP S6335644 A JPS6335644 A JP S6335644A
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は十゛リフッ化ビニリデン(以下、PVdFと称
す)製熱回復性物品の改良に関する。
す)製熱回復性物品の改良に関する。
(従来の技術)
熱回復性物品は種々の技術分野に利用されている。例え
ば、熱収縮性物品はt線被覆材料としての用途が、熱膨
長性物品は鋼管内面のライニング材としての用途が各々
挙げられる。
ば、熱収縮性物品はt線被覆材料としての用途が、熱膨
長性物品は鋼管内面のライニング材としての用途が各々
挙げられる。
かような熱回復性物品の一つとして、PVdF製のもの
が知られている。PYdF Ij熱回復性物品は耐候性
、耐薬品性、機械的強度および成形性に優れており好ま
しいものである。
が知られている。PYdF Ij熱回復性物品は耐候性
、耐薬品性、機械的強度および成形性に優れており好ま
しいものである。
PyTdFは結晶性ポリマーであシ、核ポリマーから成
る熱回復性物品は、シート、チューブ等の所定形状に成
形した後、放射線照射によって架橋し、その後熱延伸(
或いは熱縮小)せしめ、次いで冷却し該延伸(或いは縮
小)状態を固定する方法により製造されている。
る熱回復性物品は、シート、チューブ等の所定形状に成
形した後、放射線照射によって架橋し、その後熱延伸(
或いは熱縮小)せしめ、次いで冷却し該延伸(或いは縮
小)状態を固定する方法により製造されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記方法によりPVd F製熱回復性物品を
製造する場合の放射線の照射量は比較的太きく、熱回復
性物品の劣化を招くことがあった。
製造する場合の放射線の照射量は比較的太きく、熱回復
性物品の劣化を招くことがあった。
熱回復性物品の劣化の現われの1つは剛性の増加である
。PV dFは元々、剛性が大きいものであるが、それ
から形成された熱回復性物品は放射線の大量照射によシ
、剛性が更に大となる。かような剛性の大きな熱回復性
物品は取扱い上の問題を有する。例えば、熱収縮性チュ
ーブは長尺物を環状芯体上にロール巻きして、保管、運
搬に供することがあるが、剛性の増加と共に、核チュー
ブの折損や割れ防出のため、巻き径を大きくしなければ
ならず、芯体の犬掻化が不可避であり、巻回物が大型化
し、保管、運搬が不便となる。
。PV dFは元々、剛性が大きいものであるが、それ
から形成された熱回復性物品は放射線の大量照射によシ
、剛性が更に大となる。かような剛性の大きな熱回復性
物品は取扱い上の問題を有する。例えば、熱収縮性チュ
ーブは長尺物を環状芯体上にロール巻きして、保管、運
搬に供することがあるが、剛性の増加と共に、核チュー
ブの折損や割れ防出のため、巻き径を大きくしなければ
ならず、芯体の犬掻化が不可避であり、巻回物が大型化
し、保管、運搬が不便となる。
(問題点を解決するための手段)
本発明者は上記現状に鑑み鋭意検討の結果、PVdFに
特定のポリマーを添加した組成物から得られる熱回復性
物品は剛性が小さくて柔軟性に富み、小径の環状芯体に
巻回しても、折損や割れを生ずるようなことがないこと
を見出し、本発明を完成するに至ったものである。
特定のポリマーを添加した組成物から得られる熱回復性
物品は剛性が小さくて柔軟性に富み、小径の環状芯体に
巻回しても、折損や割れを生ずるようなことがないこと
を見出し、本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明に係る熱回復性物品はPvldFと含フッ
素グラフト共重合体を含む組成物から成るものである。
素グラフト共重合体を含む組成物から成るものである。
本発明の熱回復性物品を形成する組成物は、PVdFと
含フッ素グラフト共重合体の両者を含み、更に所望によ
り充てん剤、老化防出剤、着色剤等の添加剤を含んでも
よい。PVdFと含フッ素グラフト共重合体の配合割合
は、特に限定されるものではないが、PVdF 100
重量部に対し、含フッ素グラフト共重合体10〜30重
量部が好ましいものであり、かような組成物から得られ
る熱回復性物品は耐候性、耐薬品性、機械的強度および
成形性に優れると共に柔軟性に富み、取扱いが容易であ
る。
含フッ素グラフト共重合体の両者を含み、更に所望によ
り充てん剤、老化防出剤、着色剤等の添加剤を含んでも
よい。PVdFと含フッ素グラフト共重合体の配合割合
は、特に限定されるものではないが、PVdF 100
重量部に対し、含フッ素グラフト共重合体10〜30重
量部が好ましいものであり、かような組成物から得られ
る熱回復性物品は耐候性、耐薬品性、機械的強度および
成形性に優れると共に柔軟性に富み、取扱いが容易であ
る。
本発明においてPVdFと共に用いられる含フッ素グラ
フト共重合体は、フッ素ゴムの分子内に含有されるペル
オキシ基を分解させ、フッ化ビニリデンをグラフト共重
合することによう得られる。
フト共重合体は、フッ素ゴムの分子内に含有されるペル
オキシ基を分解させ、フッ化ビニリデンをグラフト共重
合することによう得られる。
かようなグラフト共重合体を製造するには1例えば、先
ず、分子内に二重結合とペルオキシ結合を同時に有する
単量体(以下、不飽和ペルオキシドと称す)とフッ化ビ
ニリデンとへキサフルオロプロペンの三元共重合体、不
飽和ペルオキシドとフッ化ビニリデン−へキサフルオロ
プロペン−テトラフルオロエチレンの四元共重合体、不
飽和ペルオキシドとフッ化ビニリデン−クロロトリフル
オロエチレンの三元共重合体等をペルオキシ基が分解し
ない温度で共重合して、ペルオキシ基を有する幹ポリマ
ーを得る。この幹ポリマーは主としてフッ素ゴムの組成
を有する弾性重合体であシ、そのガラス転移点(Tg)
は室温以下である。
ず、分子内に二重結合とペルオキシ結合を同時に有する
単量体(以下、不飽和ペルオキシドと称す)とフッ化ビ
ニリデンとへキサフルオロプロペンの三元共重合体、不
飽和ペルオキシドとフッ化ビニリデン−へキサフルオロ
プロペン−テトラフルオロエチレンの四元共重合体、不
飽和ペルオキシドとフッ化ビニリデン−クロロトリフル
オロエチレンの三元共重合体等をペルオキシ基が分解し
ない温度で共重合して、ペルオキシ基を有する幹ポリマ
ーを得る。この幹ポリマーは主としてフッ素ゴムの組成
を有する弾性重合体であシ、そのガラス転移点(Tg)
は室温以下である。
不飽和ペルオキシドとしては、t−ブチルペルオキシメ
タクリレート、ジ(1−ブチルペルオキシ)フマレート
、t−ブチルペルオキシクロトネート等の不飽和ペルオ
キシエステル、或いはt−ブチルペルオキシアリルカー
ボネート、t−ヘキシルペルオキシアリルカーボネート
、 1. l、 3.3−テトラメチルブチルペルオキ
シアリルカーボネート、t−ブチルペルオキシメタリル
カーボネート、 l、 1.3.3−テトラメチルブチ
ルペルオキシメタリルカーボネート、P−メンタンペル
オキシアリルカーボネート、P−メンタンペルオキシメ
タリルカーボネート等のペルオキシカーボネートを挙げ
ることができる。
タクリレート、ジ(1−ブチルペルオキシ)フマレート
、t−ブチルペルオキシクロトネート等の不飽和ペルオ
キシエステル、或いはt−ブチルペルオキシアリルカー
ボネート、t−ヘキシルペルオキシアリルカーボネート
、 1. l、 3.3−テトラメチルブチルペルオキ
シアリルカーボネート、t−ブチルペルオキシメタリル
カーボネート、 l、 1.3.3−テトラメチルブチ
ルペルオキシメタリルカーボネート、P−メンタンペル
オキシアリルカーボネート、P−メンタンペルオキシメ
タリルカーボネート等のペルオキシカーボネートを挙げ
ることができる。
なお、共重合は無機過酸化物、水溶性有機過酸化物、油
溶性有機過酸化物、アゾ化合物、レドックス系開始剤等
のラジカル開始剤を使用して乳化剤存在下乳化重合、懸
濁安定剤存在下の懸濁重合、有機溶媒′!丸は有機溶媒
−水混合系の溶液重合が好ましい。
溶性有機過酸化物、アゾ化合物、レドックス系開始剤等
のラジカル開始剤を使用して乳化剤存在下乳化重合、懸
濁安定剤存在下の懸濁重合、有機溶媒′!丸は有機溶媒
−水混合系の溶液重合が好ましい。
次に、上記幹ポリマーの存在下ペルオキシ基が分解する
温度でフッ化ビニリデンを、グラフト共重合する。グラ
フト共重合は水系乳化重合、水系懸濁重合、有機溶媒系
溶液重合が好ましい。なお、この際幹ポリマー中のペル
オキシ基が分解し、グラフト共重合反応が生ずるため、
ラジカル開始剤の添加は不要である。
温度でフッ化ビニリデンを、グラフト共重合する。グラ
フト共重合は水系乳化重合、水系懸濁重合、有機溶媒系
溶液重合が好ましい。なお、この際幹ポリマー中のペル
オキシ基が分解し、グラフト共重合反応が生ずるため、
ラジカル開始剤の添加は不要である。
上記含フッ素グラフト共重合体の詳細は特開昭58−2
06615号公報或いは特開昭61−23638号公報
に開示されているので合成が可能であシ。
06615号公報或いは特開昭61−23638号公報
に開示されているので合成が可能であシ。
また、セントラル硝子(株)からr Cefral 5
oft G −150」、r Cefra I 5of
t G−120J、r Cafra l 5oftG−
180J等の商品名で市販されているので容易に入手し
得る。
oft G −150」、r Cefra I 5of
t G−120J、r Cafra l 5oftG−
180J等の商品名で市販されているので容易に入手し
得る。
本発明に係る熱回復性物品は前記したPYdF製熱回復
熱回復性物品法で製造できる。この場合の放射線照射量
は種々の条件によって変わシ得るが、通常約6〜20メ
ガラツドである。この放射線照射時におけるpvapと
含フッ素グラフト共重合体両者の架橋速度は異な〕、P
(/dFの架橋度合に比べ、含フッ素グラフト共重合
体のそれは著しく小さい。この現象は架橋促進剤を配合
した場合も同様である。従って、本願発明の熱回復性物
品は、言うこともできる。なお、架橋促進剤としてはト
リアリルシアスレート、トリアリルイソシアヌレート、
ジメタクリル酸エステル等を使用でき、その配合量はP
VdF100重量部に対し、通常2〜5重量部である。
熱回復性物品法で製造できる。この場合の放射線照射量
は種々の条件によって変わシ得るが、通常約6〜20メ
ガラツドである。この放射線照射時におけるpvapと
含フッ素グラフト共重合体両者の架橋速度は異な〕、P
(/dFの架橋度合に比べ、含フッ素グラフト共重合
体のそれは著しく小さい。この現象は架橋促進剤を配合
した場合も同様である。従って、本願発明の熱回復性物
品は、言うこともできる。なお、架橋促進剤としてはト
リアリルシアスレート、トリアリルイソシアヌレート、
ジメタクリル酸エステル等を使用でき、その配合量はP
VdF100重量部に対し、通常2〜5重量部である。
(実施例)
以下、実施例によシ本発明を更に詳細に説明する。
実施例
PVdF(ペンウォルト社製、商品名Kynar#46
0 )100重量部に対し、含フッ素グラフト共重合体
10重量部を配合し、熱ロール(温度180℃)で混練
し、その後ベレット化する。
0 )100重量部に対し、含フッ素グラフト共重合体
10重量部を配合し、熱ロール(温度180℃)で混練
し、その後ベレット化する。
このベレットを温度250℃で押出成形し、内径6龍、
肉厚0.35ilJlの長尺のチューブを得、次いで電
子線加速器により電子線照射(10メガラツド)を行な
う。
肉厚0.35ilJlの長尺のチューブを得、次いで電
子線加速器により電子線照射(10メガラツド)を行な
う。
その後、温度170℃の条件でチューブの内径が13龍
になるように熱延伸し、この延伸状態を保持したまま冷
却し、熱収縮性チューブ(試料1)を得た。なお、含フ
ッ素グラフト共重合体としては、セントラル硝子社製、
商品名Cefral 5oft G−150を用いた。
になるように熱延伸し、この延伸状態を保持したまま冷
却し、熱収縮性チューブ(試料1)を得た。なお、含フ
ッ素グラフト共重合体としては、セントラル硝子社製、
商品名Cefral 5oft G−150を用いた。
更に、含フッ素グラフト共重合体の配合量を20重量部
および30重量部とする以外は全てと記と同様に作業し
て、2種類の熱収縮性チューブ(試料2および3)を得
た。
および30重量部とする以外は全てと記と同様に作業し
て、2種類の熱収縮性チューブ(試料2および3)を得
た。
これら熱収縮性チューブの引張シ強度、伸びおよび環状
芯体への巻回性を下記方法により測定、観察し、得られ
た結果を第1表に示す。なお、比較例としてP)’ d
Fのみおよび含フッ素グラフト共重合体のみを用いる以
外は全て上記と同様に作業して得た2$1類の熱収縮性
チューブ(試料4および5)のデータを同時に示す。
芯体への巻回性を下記方法により測定、観察し、得られ
た結果を第1表に示す。なお、比較例としてP)’ d
Fのみおよび含フッ素グラフト共重合体のみを用いる以
外は全て上記と同様に作業して得た2$1類の熱収縮性
チューブ(試料4および5)のデータを同時に示す。
温度25℃、引張り速度50ra/rlinの条件で測
定した。
定した。
熱収縮性チューブを外径600mの環状芯体上巻回せし
め、折損、割れの発生状況を目視により観察した。折損
、割れが発生しなかったときは「○」、発生したときは
「×」と表示し九。
め、折損、割れの発生状況を目視により観察した。折損
、割れが発生しなかったときは「○」、発生したときは
「×」と表示し九。
第 1 表
参考例
試料2および4の熱収縮性チューブを得るのに用いた長
尺のチューブ(試料aおよびb)に対し、種々の線量の
放射線照射を行ないその特性を実施例と同条件で測定し
た結果を第2表に示す。
尺のチューブ(試料aおよびb)に対し、種々の線量の
放射線照射を行ないその特性を実施例と同条件で測定し
た結果を第2表に示す。
第 2 表
(発明の効果)
上記実施例および参考例から、本発明に係る熱回復性物
品はPVdF製熱回復熱回復性物品る優れた機械的強度
を維持したまま、柔軟性が改良されていること、および
放射線照射量が増加しても柔軟性の低下が小さいことが
判る。
品はPVdF製熱回復熱回復性物品る優れた機械的強度
を維持したまま、柔軟性が改良されていること、および
放射線照射量が増加しても柔軟性の低下が小さいことが
判る。
Claims (1)
- ポリフッ化ビニリデンと含フッ素グラフト共重合体を含
む組成物から成る熱回復性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17937486A JPS6335644A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 熱回復性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17937486A JPS6335644A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 熱回復性物品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335644A true JPS6335644A (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=16064736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17937486A Pending JPS6335644A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 熱回復性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6335644A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5789570A (en) * | 1994-11-30 | 1998-08-04 | Degussa Aktiengesellschaft | Swellable starch ester and methods of its production and use |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP17937486A patent/JPS6335644A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5789570A (en) * | 1994-11-30 | 1998-08-04 | Degussa Aktiengesellschaft | Swellable starch ester and methods of its production and use |
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