JPS6335338A - 複合ボ−ドの製造方法 - Google Patents

複合ボ−ドの製造方法

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JPS6335338A
JPS6335338A JP61178818A JP17881886A JPS6335338A JP S6335338 A JPS6335338 A JP S6335338A JP 61178818 A JP61178818 A JP 61178818A JP 17881886 A JP17881886 A JP 17881886A JP S6335338 A JPS6335338 A JP S6335338A
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昇 田口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は複合パーティクルボードの製造方法に関し、特
に、住宅の2階床材あるいは高層集合住宅の床材として
、クツション性が良好で、遮音効果の優れた、木材資源
を活用した床用建材複合パーティクルボードの製造方法
に関する。
[従来の技術1 従来の木質床用建材はクツション性、遮音性に欠ける所
があり、2階以上の洋室、廊下床面でこれが環境改善を
図る為に、シュウタン、カーペットの敷物、あるいはプ
ラスチック床材が用いられてきたが、家ダニなどの害虫
被害の発生と重量家具の置き跡の凹み変形などの各種問
題もあり、最近はまた化粧合板床材に切り換ったが、遮
音性不良による苦情が多く、当業者は通常のパーティク
ルボード、インシュレーションボード、合板、プラスチ
ック発泡体などを組合せた多層構造の床材を個々に用う
べく試みているが末だ充分に満足できる床材として技術
的に確立されておらないのが現況である。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は優れた特性を有し各種用途に好適な複合ボード
を提供することを目的とし、特に、クツション性が良好
にして、かつ、遮音効果に優れ、また、荷重変形に耐え
る債れた床用建材を提供することを目的とする。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
[問題点を解決するための手段]および [作用]本発
明は、共役二重結合を持つ七ツマ−を主組成として乳化
重合法により共重合または単独重合された合成ゴムラテ
ックスの1種または2種以上または8該合成ゴムラテッ
クスの一部を天然ゴムラテックスで置き換えて得られる
混合ラテックスを主剤とし、該主剤に少なくとも前記ラ
テックス中のゴム成分を加硫するのに必要な添加剤を添
加して成るラテックスを、木材チップなどのパーティク
ルボード原材料(千−2プ)間の接着に必要とする塗布
量を超えて過剰に、当該チップに塗布し、次いで、当該
ラテックスを塗布した当該チップをホーミング後熱圧し
て成るパーティクルボードに、前記ラテックスを撹拌起
泡せしめてこれに遅延性ゲル化剤を添加混合せしめて成
る泡化ラテックスを塗布し、当該泡化ラテ・ンクスをゲ
ル化せしめることを特徴とする当該泡化ラテックスのゲ
ル化によるゴム発泡体層を有する複合パーティクルボー
ドの製造方法に存する。
本発明による作用を、本発明の代表的なものの概要とと
もに簡単に説明すると次の通りである。
すなわち、本発明では複合ボードを構成するパーティク
ルボードの製造に際し、柔軟性と弾性を有する特に共役
二重結合を持つモノマー70%以上の組成の合成ゴムラ
テックスなどより成るラテックス(ラテックス系接着材
)を使用し、パーティクルボードの原材料である木材チ
ップに対し、当該チップ間を接着するに必要とする塗布
量を越えて過剰に、すなわち、特に、木材チップに対し
合成ゴムラテックス成分が20重量%以上となるように
塗布することにより、必要とする接着層がチップ間に形
成されるとともに、過剰分の接着剤がチップ内部まで熱
圧工程などで浸透し、チップ木質を柔軟にし、かつ、反
ばつ力のあるゴム弾性を有するパーティクルボードが得
られ、また、ラテックス接着剤の加硫処理により耐久性
にも富ますことができ、ゴム製品と同様のパーティクル
ボードが得られる。
本発明では、従来のパーティクルボードとは異質の柔軟
性、弾性、クツション性、これらの耐久性などの特性を
備えたこのようなパーティクルボードに、さらに、ゴム
発泡体層を組合せ一体複合化せしめて複合ボードとなす
すなわち、前記ラテックス(液)を撹拌起泡せしめ、こ
れに遅延性ゲル化剤を添加混合せしめてなる泡化ラテッ
クス(液)を、前記パーティクルボード面に適宜厚みに
塗布し、加熱してゲル化させ、ゴム発泡体層を有する複
合パーティクルボードとなす。
これにより、当該複合ボードを構成するパーティクルボ
ードが上記のごとき優れた特性を備えているほかに、ゴ
ム発泡体層の積層により、クツション性がより一層向上
し、かつ、荷重変形防止能に優れているので重量家具を
置いても凹み変形などが少なく、かつ、遮音効果に優れ
ているので高層集合住宅の床材として好適な複合ボード
が得られた。
次に、本発明による構成及び作用を、好ましい実施態様
とともに更に詳述する。
本発明に使用するパーティクルボード原材料としては、
一般のパーティクルボードに使用する各種のものを用い
ることができる。パーティクルボードの原材料は、一般
に、木材チップとかパーティクルなどと称せられている
0本発明では、木材を切削又は破砕して得られる木片チ
ップを原料として用いることが好ましい。該木片チップ
は水分10%以下に乾燥したものが好ましい、チップは
その形状および大きさが整合されていることが好ましい
。また、塗布したラテックス接着剤が均等に浸潤され熱
圧時において均しく柔軟化し、さらに、安定したフォミ
ングによる均質なマトリックス層を形成して、強い弾性
表面を有するようなものであることが好ましい。
これらの観点からチップは、その形状が針状又はフレー
ク状で、また、その大きさが30メツシユの篩を通り6
0メツシユの篩を通さない大きさに選択された篩別分級
域のものによって主として構成されていることが好まし
い。
本発明に使用されるラテックス接着剤は、合成ゴムラテ
ックスを主剤としてなる。
該合成ゴムラテックスの例としては、ブタジェンゴム、
インプレンゴム、クロロブレンゴム、スチレン舎ブタジ
ェンゴム(SBR)、アクリロニトリル・ブタジェンゴ
ムのラテックスがあげられる。
合成ゴムラテックスは、共役二重結合(ジエン結合とも
云う)を持つ七ツマー70%以上の組成で乳化重合法に
より共重合又は単独重合された合成ゴムラテックスを使
用するとノく−テイクルボードに柔軟性、ゴム弾性を付
与することができることが判った。
合成ゴムラテックスは共役二重結合を持つモノマーの種
類により、又は共重合される他の七ツマ−の性質により
、それぞれラテックスの性質、ゴム成分の特徴を異にす
る。
従って、使用目的に合う適度の柔軟性があり且つ反佼弾
性が侵れること更にこれ等の特性の耐久性、#水性、#
熱性、耐油性の向上又使用上の作業性、及び価格の点よ
り2種以上のゴムラテックスを混合使用することが好ま
しい。
合成ゴムラテックスの一部を天然ゴムラテックスで置き
換えでもよい。
本発明では、合成ゴムラテックスや上記のごとくこれと
天然ゴムラテフクスとを混合してなる混合ラテックスを
主剤とし、これに必要に応じて各種の添加剤を添加する
本発明ではラテックス接着剤を用いており、当該ラテッ
クス中のゴム成分を加硫し、必要な加硫効果を得、ボー
ドに耐久性をもたせるためには、加硫効果のある加硫剤
をラテックス中に分散せしめるとよい、加硫剤としては
、市販のゴム加硫用硫黄粉末などを使用することができ
る。加硫促進剤や加硫助剤を併用してもよい。
合成ゴムラテックスなどの種類などによっては、これら
単独でも加硫効果を奏することができる。例えば、亜鉛
華粉末で例示される加硫助剤は、カルボキシ基変性のS
BRやニトリルゴムやクロロプレン−ムラテックスなど
に対しては加硫剤として働く。
加硫促進剤としては、各種のものを使用することができ
、例えばチアゾール系の商品記号MZで示される市販品
やあるいはジチオカルバミン酸塩系の商品記号EZ及び
Pxで示される市販品を使用することができる。
本発明においてラテックスの老化を防止するために老化
防止剤を用いることが好ましい。
その具体例としてはフェノール類老化防止剤があげられ
る。
本発明において、ラテックスを安定化させる必要のある
ときは、安定剤を用いることが好ましい、この安定剤の
例としては金属石鹸があげられ、その具体例としてはオ
レイン酸カリ、ロジン酸カリなどがあげられ、合成ゴム
ラテックスの2種以上を混合する場合オレイン酸カリを
添加することが有効である。
加硫剤や加硫足進剤や加硫助剤や老化防止剤はそれぞれ
使用に際しては水によく分散して用いることが好ましい
次に、ラテックス接着剤の製法の一例とともに上記添加
剤の使用量の好ましい範囲を示す。
製造の順序としてはミキサーに所要のラテックスを入れ
る。混合ラテックスとする場合必要あるときはラテック
スに対し0.5〜1%のオレイン酸カリを添加して撹拌
混合する。各添加剤の添加はミキサーを運転しつつ、老
化防止剤1〜2%、加硫促進剤1〜5%、硫黄2〜3%
亜鉛華2〜6%の順序に添加し撹拌混合する。
(尚%の数値はラテックスに対しての使用比率(wt)
を示す)。
撹拌混合完了によりラテックス接着剤を得る。
ラテックス接着剤のパーティクルボード原材料(チップ
)への塗布は、例えばブレンダーと呼ばれる塗布機に当
該チップを容れ、スプレー法により塗布すればよい、そ
の塗布量は一般にパーティクルボードの製造法ではチッ
プ重量に対して接着剤の固形分として15%(wt)以
下の割合で接着剤が塗布されているが、本発明ではチッ
プに対し固形分として20%以上の塗布が効果的であり
30%以上を塗布する場合にはより一層柔軟にして耐屈
曲性に優れかつ反ばつ弾性布するパーティクルボードと
することが出来る。当該接着剤の塗布されたチップは一
般のパーティクルボードの製造法によるホーミングをす
る。このチップのマットをホットプレスに挿入し熱圧す
る。
熱圧は原料チップの形状、製品厚みなどにより熱圧条件
を異にするが、熱圧温度120〜150℃、加圧力2〜
30kg/cm″が適当である。
熱圧下におけるチップに塗られた接着剤の一部は木片に
存在する多くの割れめ、裂けめなどを通してチー2プ内
に浸透し、特に、過剰に塗られた場合はその浸透量は多
くなる。また、ゴムは熱可塑性あるので、温度は高い程
、また、加圧力の高い程浸透量は増加する。
ゴム成分の浸透によりチップの木質は柔軟性質に変化す
る。
熱圧による加熱を続ける方法、又は別に加熱室に入れ、
あるいは加熱装置を通すなどの方法により加熱処理して
接着剤のゴム成分について適度の加硫を完了せしめ、所
用のゴム弾性保持並びに耐久特性を向上せしめる。
以上の製造方法により得られるパーティクルボードは可
才逢性にしてかつ反ばつ力のあるゴム弾性に優れ耐久性
のパーティクルボード製品とすることが出来る。
又このパーティクルボードを難燃化する為に、上記した
接着剤に、更に、難燃(化)剤例えば酸化アンチモン系
、ハロゲン化合物系、燐酸化合物系難燃剤の1種又は2
種以上を添加分散せしめたラテックス接着剤を用い、本
発明の製法に従い、難燃性を兼備した建材などに有利な
パーティクルボードとすることができる。
又、防腐剤、防かび剤、耐水剤、防蟻剤、金属液に対す
るハクリ剤などを添加することも有効である。
次に、泡化ラテックスについて説明する。
泡化ラテー、クス(液)は、上記ラテックス(接着剤)
に必要に応じて起泡剤を加え、泡立用高速撹拌機を作動
して発泡せしめる。起泡剤を加えることが好ましい0発
泡倍率3〜5倍に発泡せしめることが効果的である。起
泡剤の例としては、オレイン酸カリやロジン酸カリなど
の金属石鹸が挙げられる。
この発泡接着剤に、適度のゲル化作用を発現せしめるた
めに、遅延性ゲル化剤例えば珪フッ化ソーダ分散液の適
宜量好しくは固形分換算で1〜4wt%を添加撹拌する
この泡化ラテックスに各種改質剤を含有せしめると、荷
重変形防止に対する耐久性、遮音性、特性を向上させる
ことができることが本発明者らの鋭意検討により判った
改質剤の例としては、石綿、岩綿、ガラス繊維などの短
繊維状物や木材チップ、木粉、藁などの繊維質物やアル
ミニウム、鉛、亜鉛などの金属粉末や酸化鉄などの金属
酸化物粉末があげられる。改質剤の含有量は、短繊維に
ついては5〜60部であることが好ましい、また、金属
粉末や金属酸化物粉末については5〜200部であるこ
とが好ましい。
また、この泡化ラテックス液には、水酸化アルミニュウ
ム、クレー、タルクなどの充填剤粉末を含有せしめるこ
とにより同様の効果を奏し得ることも判った。
さらに、前記改質剤と該充填剤とを併用してもよい。
この泡化ラテックス液に、難燃(化)剤などを添加する
ことも有効である。
複合ボードの製造に際しては、前記パーティクルボード
に、上記泡化ラテックスを、所定の厚みに均一に塗布し
、加熱ゲル化せしめる。
パーティクルボードの表面および(または)裏面に泡化
ラテックス液を塗布する。
加熱温度・時間は、特に制限されないが、110℃〜1
20℃で1〜2分加熱すればよい。
泡化ラテックスの塗布は、出来上ったパーティクルボー
ドに行なってもよいが、熱圧製板直後の余熱あるボード
面に塗布し、この余熱を利用してゲル化せしめることが
複合ボード製造に際し効率的である。
ゲル化により、パーティクルボード面に、ゴム発泡体層
が形成される。
ゲル化によるゴム発泡体層表面に必要に応じて凹凸模様
を付けることが出来る。この付与は、凹凸を有する金属
ロールにて型押することにより行うことができる。
さらに、必要に応じて例えば110℃〜120℃に20
〜30分加熱して、加硫処理を行ない、其の後、切断な
どの仕上加工を行ない製品とする。
第1図に、本発明による複合ボードの一例斜視図を示す
、その一部を欠除して構造を明確にしである0図中、l
はパーティクルボードで。
2はその裏面に形成されたゴム発泡体層、3は複合ボー
ドである。
本発明の好ましい実施態様について説明する、熱圧製板
直後の余熱あるボード面に泡化ラテックス液を塗布し、
この余熱を利用してゲル化せしめてパーティクルボード
と一体化したゴム発泡体層を形成せしめて後、当該パー
ティクルボード中のラテックス接着剤のゴム成分および
当該ゴム発泡体層中のゴム成分を同時に加熱加硫処理を
行ない、上記第1図に示すような2層構造の複合ボード
とする。これにより複合ボードを効率的に製造できるし
、当該加熱加硫により、より一層、ボードの耐久性や耐
水性を向上せしめ、かつ、良好なるゴム弾性の耐久性を
向上せしめるることができる。当該加熱加硫は、熱圧に
よる加熱を続ける方法でもよいが、プレス時間の短縮化
のためには、別に、加熱室に入れたりあるいは加熱酸層
を通すなどの方法により加熱処理すると良い。
本発明複合ボードは、その使用に際しては、これを基材
としてゴム発泡体層反対面に、化粧合板、化粧単板、化
粧プラスチックシートなどを貼合せて床製品とすればよ
い。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
■実施例−1] 表層部分の可 性と反撲弾性を持つパーティクルボード
の製造に用いる原料の木材チップは、木材を切削又は破
砕し得られる木片チップの内太さ1 m/m以内長さ1
0■/腸以内の小さい針状又はフレーク或は針状の水分
10%以下のものを用いた。
接着剤としては固形分64%のブタジェンモノマー75
%、スチレンモノマー約25%の組成で乳化重合法によ
り共重合されたSBRラテックスを主剤として用いた。
添加薬剤は次の配合とした。
薬  品  名     固形分  配合量S B R
ラテ−/ ’) ス(主剤) 64% 100.0部老
化防止剤   60%  1.0 硫         黄           50%
      2.0加硫促進剤M2  50%  1.
5 亜    鉛    華           50%
     8,0尚各種薬剤は水によく分散せしめた分
散液として用いた。各薬剤はラテックスによく混合して
接着剤とする。
木材チップに対する接着剤の塗布は、塗布機で均一に塗
布した。その塗布量は、チップ100部に対しラテック
スのゴム成分が30部(重量比)になる様に塗布した。
塗布済みの木材チップを金属板上にホーミングしてマッ
トとした。このマットをホットプレスに挿入し、熱圧し
た。
熱圧条件は、130℃、圧力15kg/Cゴ、時間は製
品厚み1 m/m当り30秒の割合とした。
これにより可護性と反櫟性を持つ表層部分の弾性パーテ
ィクルボードが得られた。
このボードが熱圧直後の余熱の存在する時間内にこの裏
面に発泡ゴムラテックス混合液を塗布した。
塗布に先立つ発泡ゴムラテックス混合液の配合割合並び
に作り方は次の通り。
尚SBRラテックスは接着剤と同一のものを使用した。
薬  品  名    固形分  配合量SBRラテ・
ンクス(主剤) 64% l OO,0部名化防止剤S
P   60%  1.0硫         黄  
         50%      2.0加硫促進
剤M2  50%  1.0 //   //   EZ   50%  0.5起泡
剤(オレイン酸カリ)   40%   1.0水酸化
アルミ(粉末)          30,0以上の割
合の混合液を高速撹拌機を用い発泡せしめ、容積比3〜
5倍の発泡倍率とした。
この発泡液に、 薬品名    固形分   配合1 亜   鉛   華    50%       5,
0部珪弗化ソーダ  50%    2.0の2薬剤液
を加え混合した掖を発泡ゴム・ラテックス混合液とした
先に造られた熱圧直後の弾性ボードの裏面に上記発泡ゴ
ムラテックス混合液を流通し、発泡液の厚みを規制する
ためにドクターロールによりしごいて所要の一定厚みと
した。
塗布された発泡ゴムラテックス混合液は、ボードの余熱
により1〜2分後にゲル化した。
ゴム発泡体表面を凹凸面の金属ロールにて押圧し、この
表面に凹凸の模様の型付けをした。
更に100〜120℃で約20〜30分加熱して加硫を
することにより二層が一体となった複合ボードを得た。
本方法により造られた複合ボードは、極めて良い感触の
クツション性を持つ複合ボードであった。
[実施例−21 表層部分の弾性パーティクルボードは実施例−1と同様
の方法を用いて造ったものを使用した。また、次の配合
の発泡ゴムラテックス混合液を使用した。
薬  品  名    固形分  配合量SBRラテッ
クス(主剤) 64%  70部(実施例−1と同一品
) 天然ゴムラテックス    60%  30//起泡剤
(オレイン酸カリ) 40%   2〃老化防止剤SP
   60%  l //硫         黄  
         50%      2 〃加硫促進
剤MZ   50%  l tttt   //   
EZ   50%  0,5//水酸化アルミ粉末  
        20 //酸化鉄粉末     12
0〃 以上の混合液を高速撹拌機を用い発泡せしめ容積比約2
.5〜3倍の発泡倍率とした。
以上の割合の混合液を高速撹拌機を用い発泡せしめ、容
積比約2.5〜3倍の発泡倍率とした。
この発泡液に、さらに、 薬品名    固形分   配合量 亜   鉛   華    50%       5.
0部珪弗化ソーダ  50%    1,8の2薬゛剤
液を加え混合した液を発泡ゴム・ラテックス混合液とし
た。
先に造られた熱圧直後の弾性ボードの表面に上記発泡ゴ
ムラテックス混合液を流延し、ドクターナイフで発泡液
の厚みを規制し一定厚みとした。
塗布された発泡ゴムラテックス混合液は、ボードの余熱
により1〜2分後にゲル化した。
ゴム発泡体表面を凹凸面の金属ロールにて押圧し、この
表面に凹凸の模様の型付けをした。
更に100〜120℃で約20〜30分加熱して加硫を
することにより二層が一体となった複合ボードを得た。
この複合ボードはクツション性が良好で、特に遮音性に
優れ、かつ、耐荷重変形に強く耐久性があり、住宅二階
床材および高層集合住宅の床材として優れた性能を有す
る複合ボードが得られた。
[実施例−3] 表層部分の弾性パーティクルボードは実施例−1と同様
の方法を用いて造ったものを使用した。熱圧直後のこの
ボード表面に次の配合の発泡ゴムラテック混合液を塗布
した。
配合割合 薬品名        固形分  配合量SBRラテッ
クス     64%  50部(実施例−1と同一品
) 天然ゴムラテックス    60%  5 Q //起
    泡    剤         40%   
  2 //老化防止剤SP   60%  l tt
硫         黄           50%
      2  tt加硫促進剤MZ   50% 
 l tttt   tt   EZ   50%  
0,5//岩綿粉状短Fa維     101/ ア  ル  ミ  箔  粉  末         
      1 5 77以上の混合液を高速撹拌機を
用いて発泡せしめて容積比約3〜5倍の発泡倍率とする
この発泡液に、さらに、 薬品名        固形分  配合量亜    鉛
    華         50%      5 
部珪弗ソーダ   50%  2部 の二薬剤液を加えて混合し発泡ゴムラテックス混合液と
した。
すなわち、前記の熱圧直後の弾性パーティクルボード表
面に前記発泡ゴムラテックス混合液をキャスティングし
、ドクターロールで発泡液の厚みを規制し一定厚みとな
し、ボードの余熱又は加熱により1〜2分後にゲル化せ
しめ其のまま又は型押して凹凸模様を付は更に120 
’Cで20分加熱加硫することにより二層が一体となっ
た複合ボードが得られた。
この複合ボードはクツション性が良好で、軽量にして、
かつ、耐荷重変形に強くまた遮音性が良好で自動車内装
床材、住宅二階床材および高層集合住宅の床材として、
極めて侵れた性能を有する複合ボードが得られた。
[発明の効果j 本発明によれば、上述のごとき優れた特性を有する複合
ボードが得られ、特に、クツション性に優れ且つ荷重変
形に対する抵抗性が強く、遮音性、防振性、保温性に極
めて優れた性簡を有する複合ボードを提供することが出
来た。
従って本発明により得られる複合ボードを基材として化
粧貼りを床材とするときは現在の建築設計者の求めてお
る住宅の二階又は高層 集合住宅或は高層ビルの床材と
して感触の良いクック、ン性があり且つ重量家具の置き
跡の凹み変形が少なく、遮音性に優れた、床用建材を経
済的に安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合ボードの一例を示す一部切欠斜視
図である。 1・拳・パーティクルボード 2−φ令ゴ ム 3・・・複合ボード 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共役二重結合を持つモノマーを主組成として乳化重
    合法により共重合または単独重合された合成ゴムラテッ
    クスの1種または2種以上または当該合成ゴムラテック
    スの一部を天然ゴムラテックスで置き換えて得られる混
    合ラテックスを主剤とし、該主剤に少なくとも前記ラテ
    ックス中のゴム成分を加硫するのに必要な添加剤を添加
    して成るラテックスを、木材チップなどのパーティクル
    ボード原材料(以下チップという)間の接着に必要とす
    る塗布量を超えて過剰に、当該チップに塗布し、次いで
    、当該ラテックスを塗布した当該チップをホーミング後
    熱圧して成るパーティクルボードに、前記ラテックスを
    撹拌起泡せしめてこれに遅延性ゲル化剤を添加混合せし
    めて成る泡化ラテックスを塗布し当該泡化ラテックスを
    ゲル化せしめることを特徴とする当該泡化ラテックスの
    ゲル化によるゴム発泡体層を有する複合パーティクルボ
    ードの製造方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の複合パーティクルボー
    ドの製造方法において、熱圧直後のパーティクルボード
    に泡化ラテックスを塗布し、当該熱圧の際の余熱により
    当該泡化ラテックスをゲル化せしめる、特許請求の範囲
    第1項記載の複合パーティクルボードの製造方法。 3、複合パーティクルボードが、ゲル化後に、加熱加硫
    を行って成る、特許請求の範囲第1項記載の複合パーテ
    ィクルボードの製造方法。 4、泡化ラテックスが、改質剤および(または)充填剤
    を含有して成る、特許請求の範囲第1項記載の複合パー
    ティクルボードの製造方法。 5、改質剤が、石綿、岩綿、ガラス繊維および木粉から
    成る群から選択された1種または2種以上の短繊維状物
    である、特許請求の範囲第4項記載の複合パーティクル
    ボードの製造方法。 6、泡化ラテックスが、起泡剤を含有して成る、特許請
    求の範囲第1項記載の複合パーティクルボードの製造方
    法。 7、複合パーティクルボードが、そのゴム発泡体層に凹
    凸を付与して成る、特許請求の範囲第1項記載の複合パ
    ーティクルボードの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014509565A (ja) * 2011-03-30 2014-04-21 エルジー・ハウシス・リミテッド 弾性層付き合成木材

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