JPS6335058Y2 - - Google Patents

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JPS6335058Y2
JPS6335058Y2 JP16344682U JP16344682U JPS6335058Y2 JP S6335058 Y2 JPS6335058 Y2 JP S6335058Y2 JP 16344682 U JP16344682 U JP 16344682U JP 16344682 U JP16344682 U JP 16344682U JP S6335058 Y2 JPS6335058 Y2 JP S6335058Y2
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JP
Japan
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fence post
elevating
fall
fence
buried
Prior art date
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Expired
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JP16344682U
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English (en)
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JPS5969217U (ja
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Publication date
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Priority to JP16344682U priority Critical patent/JPS5969217U/ja
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Publication of JPS6335058Y2 publication Critical patent/JPS6335058Y2/ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車庫前や広庭等に設置し昇降柵柱を
地中に埋設された埋設筒に係止立設して柵を構成
し、その係止立設を解き昇降柵柱を埋設筒内に落
下収納して柵を撤去する頭部に傘蓋を固定した昇
降柵柱を用いた地中より隠顕する柵柱に関する。
(従来の技術) 傘蓋には側方に突出する突鍔があるのでこれを
頭部に固定した昇降柵柱を用いた地中より隠顕す
る柵柱は昇降柵柱の収納時における埋設筒内への
没入度が常に一定するので交通に障害を与えず損
傷の発生も少なくしかも埋設筒内への汚水の浸入
を防げる等の長所がある。従つて早くから地中よ
り隠顕する柵柱の昇降柵柱としては傘蓋付のもの
が多く使用されてきた(例えば特公昭41−20460
号公報参照)(以下前者という)。
しかしこの種のものには昇降柵柱が落下する際
突鍔と埋設筒口部の口金具との間に足指を挟まれ
て怪我をする欠点がある。そしてこの事故は子供
の悪戯によつて起されることが多い。従つてこの
種地中より隠顕する柵柱の利用が増大するに及び
その事故も増加しこの欠点が重視されるようにな
つた。
そこでその改良として突鍔を除去しその代りに
埋設筒の底部内に落下する昇降柵柱を支承する落
下受体を設けたものが現われた(例えば実開昭57
−31319号公報参照)(以下後者という)。
(考案が解決しようとする問題点) 後者により昇降柵柱の落下による足指の怪我は
除かれるが前者の長所が総て失なわれる。しかも
昇降柵柱の落下衝撃全部が落下受体に加えられる
のでその衝撃により落下受体の損傷が早く頻繁な
交換を余儀無くされる欠点がある。また後者は昇
降柵柱収納時における埋設筒口部間隙からの土砂
等の侵入が多くなり埋設筒底部をその沈澱物で埋
め落下受体の損傷は一層早められる。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案は前者同様突鍔を有する傘蓋を
用いてその長所を総て活用し、しかも次に説明す
る特徴ある構成によつて昇降柵柱の落下時に起る
足指が挟まれて怪我をする欠点を除去し、併せて
落下受体の損傷を防いだのである。なお以下図面
に基づいて説明する。即ち落下する昇降柵柱1を
支承する落下受体6を埋設筒2の底部内に設け、
落下受体6に複数個の傾斜面61,61を設けて
その夫々の上部に山部62,62を設け、また
夫々の低い部分に上方に向つて喇叭状に全面的開
口する開放口63,63をもつ窪部64,64を
設け、昇降柵柱1の下端部には昇降柵柱1が落下
した際落下受体6の上記傾斜面61,61の高所
に当り続いてそこを下つて上記窪部64,64内
に落ち、また昇降柵柱1の上昇と共にその窪部6
4,64より上方に抜き出される複数個の突出部
71,71を突設し、またそれらの隣接する突出
部71,71の間に昇降柵柱1が落下した際落下
受体6の上記山部62,62が入る開放口73,
73が設けられ、昇降柵柱1が埋設筒2内に落下
する際は突出部71が直ちに窪部64に入ること
なく必ず傾斜面61特にその上部に当るよう埋設
筒2の口部内面に設けた係止装置8の落下口83
と傾斜面61の上部とを上下に配設したのであ
る。
なお、上部柱の下端部と下部柱の上端部に各々
鋸歯状部を設けて嵌合する柱体構造は既に公知で
あるが(例えば実公昭40−30753号公報参照)、こ
れのような尖端部が斜方向に指向した鋸歯状部を
この考案の落下受体6の上面と昇降柵柱1の下端
部7とに設けたのでは埋設筒2からの昇降柵柱の
抜き出しが円滑とならず損傷が多くなるのでこの
考案は昇降柵柱1の下端部7と落下受体6との嵌
合部分とを上記のような構造としてこの考案の目
的を達成せしめたのである。
(作用) 次にこの考案の作用を説明するに、柵を構成す
るため昇降柵柱1を立設するには手掛〓9を持つ
て昇降柵柱1を地中に埋設された埋設筒2から抜
き出して窪部64内にある突出部71および係止
用突起5,5を持ち上げ、係止用突起5,5を係
止装置8,8の導入開口(落下口)83,83よ
り係止用通路82,82に導入しこれら5,5を
係止板80,80の係止孔81,81に落し込め
ばよく、その柵を撤去するためにはそれと反対に
操作して係止用突起5,5を導入開口(落下口)
83,83を通し落下線(鉛直線)Lに沿つて落
下させればよい。この場合導入開口(落下口)8
3,83と傾斜面61,61との関係位置は前記
のように定められたものとなつているから突出部
71,71は直ちに窪部64,64に入らず必ず
傾斜面61,61上(特にその上部)に当る。そ
れから突出部71,71は傾斜面61,61をす
べり落ち窪部64,64内に入つて停止する。か
くして昇降柵柱1は埋設筒2内に収納される。
(実施例) 1は埋設筒2内に昇降自在に嵌挿された昇降柵
柱でその頭部には傘蓋3が固定されそれの側方に
は突出する突鍔31があり中央部には出没自在の
手掛〓9がある。また昇降柵柱1の下端部7の外
面には係止用突起5,5が設けられ、また下端部
7には次記する落下受体6に当つて誘導される複
数個の突出部71,71が設けられ、その隣接す
る突出部71,71間には昇降柵柱1が落下した
際落下受体6の山部62,62が入る開放口7
3,73が形成されている。埋設筒2の底部内に
は落下する昇降柵柱1を支承する落下受体6が嵌
着され、その落下受体6の上面は傾斜面61,6
1を主体とし、夫々の傾斜面61,61の上部に
は山部62,62が形成されている。また傾斜面
61,61の下部には昇降柵柱1が落下した際突
出部71,71が入る上方に向つて喇叭状に全面
的開口する開放口63,63をもつ窪部64,6
4が設けてある。また8は埋設筒2の口部内面に
設けられた係止装置で、上面に係止孔81がある
係止板80,80を固定して該板80,80間の
間隙を係止用突起5,5の導入開口(落下口)8
3,83とし、該板80,80と口金具4の内方
突出鍔41との間の間隙を係止用突起5,5の係
止用通路82,82としこれらによつて係止装置
8,8を構成している。
なお第1図の実施例では昇降柵柱係止のための
係止用突起5,5と昇降柵柱1の突出部71,7
1とを各別に設けているがこの考案はこれに限る
ものではなく、第2図の実施例のように昇降柵柱
1の突出部71,71を省きその作用を係止用突
起5,5によつて兼用させてもよい。するとこの
実施例では昇降柵柱1が落下した場合、係止用突
起5,5が落下受体6に当つてこれに誘導され落
下受体6の山部62,62は係止用突起5,5間
の間隙である開放口80,80内に入る。
(考案の効果) この考案によれば昇降柵柱1の埋設筒2内への
収納中その突鍔31が口金具4に当接しているの
で昇降柵柱1の過度の突出も没入もなく従つてそ
の上方での通行に障害を与えずまたそれからの悪
影響も受けない。またこれにより埋設筒2の口部
間隙が閉ざされるので埋設筒2内への汚水の侵入
を防ぐことができ埋設筒2内底部の損傷を防ぐこ
とができる。また昇降柵柱1の落下衝撃は突出部
71が傾斜面61に当ることにより分散され弱わ
められるので突鍔31と口金具4との間に足指が
あつてもその挟圧は弱いものとなる。特に突出部
71が傾斜面61に当つた時は突鍔31と口金具
4との間に傾斜面61の傾斜から生ずる間隙dが
あるから足指の圧迫は弱い。またもし足指が間隙
dより小さければ足指の圧迫は起らない。更にこ
れに続く突出部71の窪部64への落下により足
指に怪我を生ずることはない。
以上のようにこの考案は突鍔31をもつ傘蓋3
を固定した昇降柵柱1を用いた地中より隠顕する
柵柱が奏する優れた作用、効果を総て奏し、しか
もそれが欠点とする昇降柵柱1の落下時に起る足
指の怪我を皆無としたのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は昇降柵柱立設時の縦断面図、第2図は他の実施
例の昇降柵柱収納時の内部展開図である。 1……昇降柵柱、2……埋設筒、3……傘蓋、
31……突鍔、4……口金具、5……係止用突
起、6……落下受体、61……傾斜面、62……
山部、63……開放口、64……窪部、7……下
端部、71……突出部、72……凹部、73……
開放口、8……係止装置、81……係止孔、83
……導入開口(落下口)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 突鍔のある傘蓋を頭部に有し下部外側に係止用
    突起を突設した昇降柵柱を上端口部に口金具を固
    定しまたその内側に該係止用突起の落下口と係止
    部とを有する係止装置を設けた埋設筒に昇降自在
    に嵌挿し、地中に埋設された埋設筒から昇降柵柱
    を抜き出しこれを埋設筒に係止立設して柵を構成
    し、その係止立設を解き該昇降柵柱を埋設筒内に
    落下収納して柵を撤去する地中より隠顕する柵柱
    において、落下する昇降柵柱を支承する落下受体
    を埋設筒の底部内に設け、該落下受体の上面に複
    数個の傾斜面を設けてその夫々の上部に山部を形
    成し、また夫々の低い部分に上方に向つて喇叭状
    に全面的開口する開放口をもつ窪部を設け、昇降
    柵柱の下端部には昇降柵柱が落下した際落下受体
    の上記傾斜面の高所に当り続いてそこを下つて上
    記窪部内に落ち、また昇降柵柱の上昇と共にその
    窪部より上方に抜き出される複数個の突出部を突
    設し、またそれらの隣接する突出部間に昇降柵柱
    が落下した際落下受体の上記山部が入る開放口を
    設け、更に上記係止用突起が上記落下口を通過し
    て上記昇降柵柱が落下する際上記突出部が上記傾
    斜面の高所の鉛直線上に位置するよう該落下口と
    該突出部と該傾斜面の高所とを上下に配設した地
    中より隠顕する柵柱。
JP16344682U 1982-10-28 1982-10-28 地中より隠顕する柵柱 Granted JPS5969217U (ja)

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JP16344682U JPS5969217U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 地中より隠顕する柵柱

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Publication Number Publication Date
JPS5969217U JPS5969217U (ja) 1984-05-10
JPS6335058Y2 true JPS6335058Y2 (ja) 1988-09-19

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ID=30358631

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JP16344682U Granted JPS5969217U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 地中より隠顕する柵柱

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