JPS6334814A - キ−ボ−ドパネルおよびその製造方法 - Google Patents

キ−ボ−ドパネルおよびその製造方法

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JPS6334814A
JPS6334814A JP17849186A JP17849186A JPS6334814A JP S6334814 A JPS6334814 A JP S6334814A JP 17849186 A JP17849186 A JP 17849186A JP 17849186 A JP17849186 A JP 17849186A JP S6334814 A JPS6334814 A JP S6334814A
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sheet
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keyboard
synthetic resin
keyboard panel
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恵嗣 花本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電算機、電卓、ワードプロセッサなどにおい
て使用される、構造が簡略なキーボードパネルおよびそ
の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来のキーボードパネルとしては、次のようなものが知
られており、それぞれ、次のような欠点を有している。
■ウレタンもしくはシリコーンゴム製の押しボタンを、
別に成型されたパネルに組み込んだもの。
このものは、部品として少なくとも2種類のものを準備
する必要があり、製造コストが高い上、パネルとボタン
との間からごみが入りやすい。
■回路部分としてはフレキシブルプリント回路を使用し
、別に成型されたパネルに組み込んだもの。
このものも、■と同様な欠点がある。
■プラスチックフィルムに印刷により回路および表示部
を設けたもの。
このものは、パネル自体を構成するには、更に合成樹脂
製の板を必要とする欠点がある。
■パネルをABS樹脂などで、また、ボタンをウレタン
樹脂などで2色成型したもの。
このものは、成型が複雑であり、さらに金型が高価であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明においては、上記の従来の技術において、部品の
点数が多く、各部品を別々に製造する工程と、それらを
組み合わせる工程とを必要としていた欠点を解消するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者の検討によれば、キーボードの模様表側に施し
た合成樹脂シートを使用し、このシートを射出成型時に
特殊な金型を使用して成型し、各キーに相当する部分で
絵付はシートの下の成型体を開口させ、絵付はシートの
開口部から露出した部分の中央に突起を設けることによ
り、上記の欠点を解消できることが見い出された。
本発明の1は、 「 キーに相当する部分に貫通孔を有しているパネル状
の合成樹脂成型体の表側の面に絵付はシートが積層され
ていて、絵付はシートの表側の面にはキーボードの表示
部を有し、絵付はシートの裏面の合樹脂成型体の貫通孔
部より露出している部分には、合成樹脂製の突起物を合
成樹脂成型体とは分離して有していることを特徴とする
キーボードパネル」 であり、 又、本発明の2は、 r 熱成型可能な合成樹脂シートの表側の面にキーボー
ドの表示部が設けられた絵付はシートをキーボードパネ
ルの表面形状に熱成型して成型シートを作成し、次いで
、金型として、絵付はシートの各キーの周縁部分におい
ては雌型と雄型とが絵付はシートの厚み分のクリアラン
スを存し、各キーの周縁部の内側においては雄型側に柱
状のキャビティーを有し、かつ、その他の部分ではキー
ボードパネルの形状のキャビティー形状を有しているも
のを用い、金型内に成型シートを置き、裏側より射出成
型することを特徴とするキーボードパネルの製造方法J
である。
第1図〜第3図は本発明の1の実施例を示すもので、こ
の図では電卓のキーボードに応用した例を示している。
第1図はその斜視図であり、合成樹脂成型体lは電卓の
シャーシの上側の半分を構成するものであり、表面には
、キーボードの表示部2が印刷により設けられている。
第2図は第1図のものの断面図であり、合成樹脂成型体
1、絵付はシート3との積層体、および、突起部7とか
らなっている。
絵付はシート3は、更に細かく見ると、基材シート4と
透明な保護シート5のラミ翠−ト体であり、シート4と
シート5の間には、キーボ−どの表示部を構成するため
、文字・数字・小数点、算術記号などの表示印刷部6を
有している。
合成樹脂成型体1は、絵付はシート3において表側に表
示部の各キーの区域が形成されている部分毎に貫通孔8
が形成されている。
そして、絵付はシートが貫通孔8から裏面に露出してい
る部分では、絵付はシート3に突起部7が積層されてい
る。
突起部7は図示の電卓用上側シャーシの下に置かれる回
路の接点を導通させるためのものであって、従って、相
手となる回路の構造によって、突起部7の断面形状、直
径、高さなどは自由に設計できる。また、突起部7の先
端には導電回路や接点用回路などの電気回路の一部を設
けることも可能であり、例えば、銀系のペースト、金属
としての銅やニッケル、導電製プラスチックの貼り付け
、金属の部分莫着・部分ラミネート等などにより設けら
れる。
第3図は、第2図のものとはキ一部分の給付はシートが
上側に盛り上がっている点が相違するが、その他は変わ
りがない。
従って、第1図〜第3図に示した構造のものをすれば、
電卓の上側は単一の部分で構成できるから、各部分を別
個に製造し、その後、アセンブルする手間が省略される
上、コストダウンが可能になり、部品の管理の手間が軽
減される利点が生じる。
上記の発明のキーボードパネルの各部分の材料、および
上記のキーボードパネルの製造方法について次に述べる
絵付はシート3は、成型体の表面に表示部を与えるもの
である。絵付はシート3は原則的には熱成型可能な合成
樹脂シートの表側の表面に表示印刷部を存していれば足
りるが、表側の表示印刷部の摩耗を防止する意味で、表
示印刷部を硬化性インキを用いて形成し、形成後に硬化
させるか、あるいは、表示印刷部を覆って前面に透明な
合成樹脂からなる保護層を設けておくのがよい。
絵付はシートを構成するシートしては熱成型が可能であ
り、繰り返して押す(例えば50万回)のに耐えられる
ものを選ぶとよく、具体的には、ポリウレタン、ポリカ
ーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリサルフオンなどのシートを単独で、もしくは
第2図におけるように積層して絵付はシートを構成する
繰り返し折曲強度を向上させるため、上記の成型性のよ
いシートの表面もしくは裏面に曲げ強度のよい薄肉(例
えば5〜50μm)のシートをラミネートしてもよい。
絵付はシート3の厚みは100μm〜500μmである
ことが好ましい。
絵付はシートの表示印刷部6は公知の印刷法により設け
ることができる。
絵付はシート3は、最終的な成型体の形状にもよるが、
通常は射出成型に先立ち、予め金型の形状にほぼ合わせ
て成型して成型シートとしておくのがよい。このときの
成型方法としてはシートを加熱して賦形する熱成型方法
が適していて、真空成型、圧空成型、もしくは真空圧空
成型の各方法が使用され、金型の形状の細部まで再現す
る必要はなく、おおよそでよい。
熱成型により得られた成型シートを、その表裏の印刷部
と金型とを位置合わせして金型内にセットし、裏面より
溶融樹脂を金型内に射出して成型する。
射出成型に使用する金型10は、最終成型品の形状が決
定される雌型11については、通常のものでよく、必要
に応じて、雌型を真空成型などの際の金型に用いるため
の真空引き孔を有していてもよい。
雄型12については、キーボードパネルの各キーの周縁
の裏側への射出成型の樹脂を付着を防止する目的で、雄
型の各キー周縁に相当する部分に凸部13を設けておき
、それらの部分では雌型と雄型との間には絵付はシート
の入るクリアランス14があるのみで、両型がほぼ密着
し、射出成型時の溶融樹脂の流入を■止するようにする
、所要の溶融樹脂が流入するよう、各キーの周縁部の内
側においては柱状のキャビティー形状を有しており、そ
の他の部分では、キーボードパネルの形状のキャビティ
ー形状を有している。なお、雌型の各キーに相当する部
分が凹部15となっているときは、雄型の相当部分をそ
の凹部に合わせた形状とするのがよい。
射出成型に用いる溶融樹脂としては、熱可塑性のプラス
チックとして、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリメ
チルメタクリレート樹脂などのアクリル樹脂、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂
、ノリル樹脂、ポリカーボネート樹脂など、または、熱
硬化性樹脂としてメラミン樹脂、ユリア樹脂などが使用
できる。
上記した本発明のキーボードの製造方法は、真空/圧空
成型装置および射出成型装置を利用することにより行な
える。
(発明の効果) 本発明のキーボードパネルは、各キーの下側は合成樹脂
成型体が開孔しているので、各キーの部分では絵付はシ
ートしかなく、指で押すとその部分が撓んで、スイッチ
として働くものであるが、キーボードパネルがシャーシ
と一体となっているので、部品の数が少なく、そのまま
で、キーボードとそれを支える部品とを兼ねることがで
きる。
又、本発明の製造方法によれば、上記の特徴を有するキ
ーボードパネルを能率良く製造することができる。
(実施例) 厚み200μmのポリ塩化ビニル樹脂シートの表側に電
卓の各キーの図柄を印刷し、次いで裏側に、表側の各キ
ー毎にカーボンを含有するインキで導電層を印刷して絵
付はシートを作成した。
上記絵付はシートを巻き取りの供給、巻き上げ装置を伴
った射出成型装置に取り付け、絵付はシートを雌型の前
面に送り、位置合わせし、固定した。
絵付はシートを雌型を用いて真空/圧空成型により成型
したのち、型締めを行なって、絵付はシートの裏面側か
ら溶融したABS樹脂を射出し、絵付はシートと一体化
し、成型品を得、トリミングして電卓の上半分のケース
を得た。
このものは、電卓とした後、各キーを50万回、100
万回、繰り返し押しても復元性は変わらず、又、外観上
の欠点も生じなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のキーボードパネルの実施例の斜視図、
第2図および第3図は第1図のものの断面図、第4図お
よび第5図はキーボードパネルの製造方法に使う金型の
断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キーに相当する部分に貫通孔を有しているパネル
    状の合成樹脂成型体の表側の面に絵付けシートが積層さ
    れていて、絵付けシートの表側の面にはキーボードの表
    示部を有し、絵付けシートの裏面の合樹脂成型体の貫通
    孔部より露出している部分には、合成樹脂製の突起物を
    合成樹脂成型体とは分離して有していることを特徴とす
    るキーボードパネル。
  2. (2)絵付けシートの各キーに相当する部分が表側に向
    かって凸部となっていることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載のキーボードパネル。
  3. (3)熱成型可能な合成樹脂シートの表側の面にキーボ
    ードの表示部が設けられた絵付けシートをキーボードパ
    ネルの表面形状に熱成型して成型シートを作成し、次い
    で、金型として、絵付けシートの各キーの周縁部分にお
    いては雌型と雄型とが絵付けシートの厚み分のクリアラ
    ンスを有し、各キーの周縁部の内側においては雄型側に
    柱状のキャビティーを有し、かつ、その他の部分ではキ
    ーボードパネルの形状のキャビティー形状を有している
    ものを用い、金型内に成型シートを置き、裏側より射出
    成型することを特徴とするキーボードパネルの製造方法
  4. (4)雌型として、各キーに相当する位置が凹部となっ
    ているものを使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載のキーボードパネルの製造方法。
JP61178491A 1986-07-29 1986-07-29 キ−ボ−ドパネルおよびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0740450B2 (ja)

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