JP2016024980A - マットスイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下部シート1と、可撓性を備える上部シート2と、下部シート1と上部シート2との間に設けられるスイッチ素子3と、を有してなるマットスイッチにおいて、上部シート2は、弾性材製の下段シート材6と、合成樹脂製で下段シート材6の上に配置される上段シート材7とを有するとともに、上段シート材7の上面7aには印刷による表示部iを形成する。
【選択図】図1
Description
特許文献2においては、耐久性に優れると共に、低温特性も良好なマットスイッチを提供することを目的としている。
上部シートは、特許文献2において示されるように、上面に細かい凹凸条が施されたものもあるが、歩き易く車椅子も通過し易いように、或いは掃除し易いように、一般的には、特許文献1(図1参照)に示される如く、起伏や凹凸の無い又は少ない平坦なものとされている。
例えば、工場やショッピングモールなどでは、縦横に複数枚のマットスイッチを並べることも多く、広告、案内、或いは注意喚起の表示など、種々の意匠を施すことが考えられる。但し、本来のスイッチング機能は、変わらず維持させる必要がある。
前記上部シート2は、弾性材製の下段シート材6と、合成樹脂製で前記下段シート材6の上に配置される上段シート材7とを有するとともに、前記上段シート材7の上面7aには印刷による表示部iが形成されていることを特徴とする。
前記上部シート2は、編物又は織物による補強層10が前記下段シート材6と前記上段シート材7との間に形成されたものであることを特徴とする。
前記上部シート2は、透明又は半透明な合成樹脂による保護シート材11が前記上段シート材7の上に設けられたものであることを特徴とする。
前記スイッチ素子3を囲繞する枠体4が、前記上部シート2と前記下部シート1との間に介装されていることを特徴とする。
前記枠体4が上下方向視においてエンドレス状のものに形成されており、前記スイッチ素子3のリード線5が前記枠体4を貫通して外部に取り出されていることを特徴とする。
表示部は生産に優れる印刷で形成されるとともに、印刷が施される上段シート材を合成樹脂製としてあるので、スイッチングに適した変形や変位のし易さと必要な強度を備えながら印刷に適したものが実現できている。
その結果、足が置かれることや車椅子の通過などによる本来のスイッチング機能を損なうことなく、上部シートに各種意匠を施せるようにして、付加機能が追加されたより有意義なマットスイッチを提供することができる。
図1にマットスイッチSの一部切欠きの平面図を、図2に図1のA−A線の断面図をそれぞれ示している。このマットスイッチSは、下部シート1と、可撓性を備える上部シート2と、下部シート1と上部シート2との間に設けられるスイッチ素子3及び枠体4と、リード線5などを有して構成されており、平面視では矩形を為している。上部シート2の上面2aには、例えば図1に示す「危険」を表した表示部(意匠)iが描かれている。
上部シート2は、NBR(耐油性ゴム)などの弾性材製の下段シート材6と、PVCなどの合成樹脂製で下段シート材6の上に積層配置される上段シート材7とを貼り合わしてなる複合シート部材である。上段シート材7の上面7aには、前述の表示部iが印刷により形成されている。
例えば、この先に透明度の高いガラス製の壁やドアがある(気付かずに衝突するおそれがある)、又は段差がある状況において有用であり、マットスイッチSは、本来の検出作動に加えて、表示部iの視認により注意喚起を促す効果を奏することが可能である。
図3に示すように、上部シート2は、編物又は織物による補強層10が下段シート材6と上段シート材7との間に形成された三層構造のものであっても良い。柔軟でありながら引っ張り強度特性に優れる補強層10を設けてあるので、経たりや亀裂などの不都合が生じることなく、長期に亘って使用できてより耐久性に優れる利点が得られる。編物又は織物は、天然繊維や合成繊維、或いは化学繊維によるヤーンを用いて形成可能である。
足や車椅子などで踏まれることで常時弾性変形を受け、スイッチ素子3を作動させるための柔軟さと耐久性との双方が要求される上部シート2に好適な構成の材料である。
図4に示すように、上部シート2は、透明又は半透明な合成樹脂による保護シート材11が上段シート材7の上に設けられてなるものでも良い。保護シート材11により、その下の上段シート材7の上面7aに印刷されている表示部iが直接外部に晒されないので、表示部iが掠れたり消えたりすることが無くまたは殆ど無くなり、長期に亘って表示部iによる表示機能が維持される利点がある。
図6(a)に示すように、縁取り20の内側に一対の足跡16が描かれ、紙面上でその右上に「Next:B工程」なる案内文字17が書かれた表示部iでも良い。例えば、工場における作業者の移動経路の途中に置かれたマットスイッチSの上面に、この足跡16及び案内文字17が描かれた表示部iがあれば、作業者の通過検出だけでなく、作業工程のガイド機能も発揮可能であって好都合である。
図6(b)に示すように、縁取り20の内側に進入禁止記号18が描かれ、かつ、その進入禁止記号18の紙面上での下側に「STAFF ONLY」なる表示文字19が描かれた構成の表示部iでも良い。この表示部iは、例えば、病院や各種施設における作業部屋のドア前に設置されるマットスイッチSなどに好適である。
スイッチ素子3が薄型のものであるなど、枠体4を持たず、外周部において下部シート1と上部シート2とが直接に重なり合う構造のマットスイッチSでも良い。
表示部iは、文字や記号などを周囲(上面2a)より突出又は凹ませることにより、立体的なものとしても良い。
上段シート材7に印刷される表示部iとしては、文字、図形、記号のほか、風景、建物、機械、或いは人物などの写真や絵画など、種々のものが可能である。また、バーコード、QRコード(登録商標)などのマトリックス式やスタック式の二次元コードなど、読み取り可能な識別子を印刷により形成しておいても良い。
2 上部シート
3 スイッチ素子
4 枠体
5 リード線
6 下段シート材
7 上段シート材
7a 上面
10 補強層
11 保護シート材
i 表示部
S マットスイッチ
Claims (5)
- 下部シートと、可撓性を備える上部シートと、前記下部シートと前記上部シートとの間に設けられるスイッチ素子と、を有してなるマットスイッチであって、
前記上部シートは、弾性材製の下段シート材と、合成樹脂製で前記下段シート材の上に配置される上段シート材とを有するとともに、前記上段シート材の上面には印刷による表示部が形成されているマットスイッチ。 - 前記上部シートは、編物又は織物による補強層が前記下段シート材と前記上段シート材との間に形成されたものである請求項1に記載のマットスイッチ。
- 前記上部シートは、透明又は半透明な合成樹脂による保護シート材が前記上段シート材の上に設けられたものである請求項1又は2に記載のマットスイッチ。
- 前記スイッチ素子を囲繞する枠体が、前記上部シートと前記下部シートとの間に介装されている請求項1〜3の何れか一項に記載のマットスイッチ。
- 前記枠体が上下方向視においてエンドレス状のものに形成されており、前記スイッチ素子のリード線が前記枠体を貫通して外部に取り出されている請求項4に記載のマットスイッチ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014148935A JP2016024980A (ja) | 2014-07-22 | 2014-07-22 | マットスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014148935A JP2016024980A (ja) | 2014-07-22 | 2014-07-22 | マットスイッチ |
Publications (1)
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JP2016024980A true JP2016024980A (ja) | 2016-02-08 |
Family
ID=55271577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014148935A Pending JP2016024980A (ja) | 2014-07-22 | 2014-07-22 | マットスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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2014
- 2014-07-22 JP JP2014148935A patent/JP2016024980A/ja active Pending
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