JPS6334703Y2 - - Google Patents

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JPS6334703Y2
JPS6334703Y2 JP1980105345U JP10534580U JPS6334703Y2 JP S6334703 Y2 JPS6334703 Y2 JP S6334703Y2 JP 1980105345 U JP1980105345 U JP 1980105345U JP 10534580 U JP10534580 U JP 10534580U JP S6334703 Y2 JPS6334703 Y2 JP S6334703Y2
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foam
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liquid level
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、泡消火設備において、泡原液タンク
の液量を定期的に自動点検するようにした泡原液
タンク自動点検装置に関する。
従来、駐車場や危険物施設等に数多く設置され
ている泡消火設備においては、例えば、第1図に
示すように、内部に伸縮自在な筒状の仕切膜1を
有する泡原液タンク2を設置しており、平常時に
は、加圧配管3に設けた加圧弁4を開栓状態と
し、一方、排水配管5に設けた排水弁6を閉栓状
態とし、消火ポンプ7から加圧水を供給して仕切
膜1を膨張させることで、火災時にそなえてタン
ク内の原液を泡混合器8に液送できるようにして
加圧している。
従つて、火災時には、消火ポンプ7が水を吸い
上げて逆止弁11及び仕切弁10を介して主管1
2に加圧水を供給し、主管12は仕切弁10及び
逆止弁11を備えた泡混合器8に消火水を送り、
一方、主管12から分岐した加圧配管3を介して
泡原液タンク2内の仕切膜1に加圧水が供給さ
れ、仕切膜1の膨張により泡原液が押し出され、
送液管13を介して泡混合器8に送られ、泡混合
器8で主管12からの消火水と混合され、泡消火
ヘツドより放出される。
尚、14は仕切膜1内の加圧水を早く抜くため
に設けたエアー抜き弁であり、また15は泡原液
を交換するときに古い液を排出する排出弁であ
る。
ところで、泡原液タンク2には、前面に液面レ
ベルが表われるガラス窓を設けた液面計9が設け
られ、タンク内の泡原液の液面を示すようにして
いる。ところが、仕切膜1内に加圧水を張つた状
態では、実際の泡原液量の液面が指示されなくな
る。
そのため、点検時には手動で加圧弁4と排水弁
6の操作を行なつて仕切膜1の加圧水をタンクか
ら排出し、泡原液タンク2内に泡原液だけが残つ
た状態とすることで、液面計9により目視で液量
をチエツクして補充すべきかどうか判断するよう
にしている。
しかしながら、泡消火設備は常時使用されるも
のではなく、火災発生という異常事態にのみ使用
されるものであるから、火災発生時に泡原液量が
減少していたならば、消火設備としての能力が十
分に発揮し切れず、被災規模が拡大する恐れがあ
る。従つて、泡原液量は必ず規定量を確保してお
かなければならないのであるが、保守点検の法的
な強化は図られてきたものの、非生産的設備であ
ることから、関係者の消火設備の設置及び維持に
対する関心及び意欲の低さから、保守管理が怠り
がちとなり、泡消火設備としての機能が保証し得
ない恐れがあるという問題があつた。
本考案はかかる問題を解決して泡消火設備の維
持管理を簡単かつ容易にして設備の信頼性を向上
することを目的とするもので、所定の点検周期毎
に泡原液タンクの泡原液量を自動的に点検して確
認できるようにしたものである。
以下、図面に基づいて本考案を説明する。
第2図は本考案の一実施例を泡原液タンク2の
周辺について示したもので、他の構成は第1図と
同じである。
まず構成を説明すると、泡原液タンク2の仕切
膜1内に加圧水を供給する加圧配管3に設けた加
圧弁4と直列に第1の電磁弁としての電磁加圧弁
16が接続される。この電磁加圧弁16は、電源
が供給されていない平常状態のとき、開栓してい
る電磁弁であり、電源を供給すると閉栓するよう
に作動する。
電磁加圧弁16には第1のマイクロスイツチ1
7が取付けられており、電源供給により電磁加圧
弁16が閉栓するとき、電磁弁の主軸の動きによ
り閉栓位置でマイクロスイツチ17はオンする。
一方、泡原液タンク2の仕切膜1内の加圧水を
排水する排水配管5に設けた排水弁6と並列に
は、第2の電磁弁としての電磁排水弁18が接続
され、この電磁排水弁18は、電源が供給されて
いない平常状態のとき閉栓しており、電源を供給
すると開栓するように作動する。
電磁排水弁18には、第2のマイクロスイツチ
19が取り付けられており、電源供給により電磁
排水弁18が開栓すると、マイクロスイツチ19
はオンになる。
また、泡原液タンク2に設けている液面計9の
内部には、フロート20が収納されており、フロ
ート20は泡原液の液面レベルに応じて上下に移
動し、フロート20自体は磁性をもつている。液
面計9の所定の液面位置には、フロート20の磁
力により作動してオンし、液面レベルが規定値以
上であることを検出するリードスイツチ21を装
着しており、リードスイツチ21の装着位置は上
下に調整できるようにしている。
第3図は、第2図の実施例で用いる本考案の自
動点検装置の回路構成の一実施例を示したもの
で、タイマー等で設定している所定の点検周期ご
とに、線路l1,l2を介して電磁加圧弁16および
電磁排水弁18に電源を供給する点検指令装置2
2と、点検時に泡原液量が規定量以上あるときオ
ンするリードスイツチ21に信号線路l3,l4を介
して接続した点検表示器23とを設けている。
点検指令装置22から引き出された線路l1,l2
には、電磁加圧弁16の電磁コイル16aが接続
され、電磁加圧弁16の作動(閉栓)でオンする
リミツトスイツチ17は2回路の接点を有し、線
路l1,l2を分岐した線路l1′,l2′を介して電磁排水
弁18の電磁コイル18aを接続している。この
電磁排水弁18の作動(開栓)でオンするリミツ
トスイツチ19は、点検表示器23からの信号線
路l3,l4に、液面計に装着したリードスイツチ2
1と共に直列接続されている。
次に、第2,3図を参照して、本考案による点
検動作を説明する。
まず平常状態においては、電磁加圧弁16は開
栓、電磁排水弁18は閉栓となつており、仕切膜
1の膨張により泡原液を加圧している加圧水を泡
原液タンク2内に保持している。この状態で、泡
原液タンク2の内部は、泡原液と仕切膜1で泡原
液から隔離した加圧水により充満されているの
で、液面計9の液面レベルは満杯の状態を示して
いる。
点検指令装置22には、所定の点検周期、例え
ば1週間もしくは1ケ月の点検周期がタイマー等
によりセツトしてあり、所定周期ごとに、一連の
点検サイクル時間のあいだ線路l1,l2に電源を供
給することで点検指令を発する。
このようにして線路l1,l2に電源が供給される
と、まず電磁加圧弁16の電磁コイル16aが励
磁され、開栓状態にあつた電磁加圧弁16は閉栓
するように作動し、閉栓したときに、マイクロス
イツチ17をオンにする。このようにして、ま
ず、仕切膜1内に加圧水を供給している加圧配管
3側が閉じられる。
リミツトスイツチ17の接点が閉じられると、
線路l1′,l2′を介して電磁排水弁18の電磁コイル
18aに電源が供給され、閉栓状態にあつた電磁
排水弁18を開栓するように作動する。そのた
め、仕切膜1内の加圧水が電磁排水弁18を介し
て排水配管5に開放され、仕切膜1内の水が無く
なると、仕切膜1は泡原液タンク2内の中心に折
りたたまれるようにつぶれた状態となり、泡原液
だけが、泡原液タンク2内に残つた状態となる。
このため、液面計9の指示レベルは、泡原液の
液量を示すようになり、同時に、液面計9内のフ
ロート20も、泡原液の液面レベルに応じた高さ
に位置するようになる。
このとき、リードスイツチ21は、泡原液の規
定量に相当する位置に予め装着しているので、仕
切膜1内の水が排出し終ると、フロート20はリ
ードスイツチ21に対応する位置に下り、フロー
ト20の磁力を受けてリードスイツチ21はオン
する。一方、電磁排水弁18の開栓で、リミツト
スイツチ19はオンしているので、フロート20
によりリードスイツチ21がオンすると、信号線
路l3,l4の閉ループ回路が形成され、このため点
検表示器22は、リードスイツチ21のオンに応
動して泡原液量が規定量あることを表示する。
一方、泡原液量が規定量より少ないときには、
液面計21内をリードスイツチ21の位置まで下
つてきたフロート20は更に下り、一度、オンし
たリードスイツチ21は再びオフとなるので、こ
れを点検表示器22で判別して泡原液量が不足し
ていることを表示する。
このようにして、点検に必要な所定時間が経過
すると、点検指令装置22による線路l1,l2の電
源供給が断たれ、電磁加圧弁16は電磁コイル1
6aが消勢されたときのスプリング付勢により開
栓位置に戻り、同時に、電磁排水弁18も電磁コ
イル18aが消勢されたときのスプリングの付勢
により閉栓位置に戻り、更に、リミツトスイツチ
17,19のそれぞれもオフとなつて点検を終了
する。
このように点検が終了したら、消火ポンプ7を
一時的に運転して泡原液タンク2の仕切膜1内に
加圧水を張ることで、元の平常状態に復旧させ
る。
尚、上記の実施例において、点検指令装置は管
理者の操作で点検指令を行なうようにしても良
く、また、液面計9には複数のリードスイツチを
設けるようにし、点検時の泡原液量がどのレベル
にあるかを検出して表示するようにしても良い。
また、上記の実施例では、フロート20により、
リードスイツチ21をオンするようにしている
が、常時オンしている構造のリードスイツチを装
着し、フロート20によりこのリードスイツチを
オフとするようにし、フロート20がリードスイ
ツチの位置に下るまでのオン信号により泡原液量
が規定値以上であることを表示し、リードスイツ
チがオフとなつたら、泡原液量が不足しているこ
とを表示するようにしても良い。このように、フ
ロート20によりオンからオフとなるリードスイ
ツチを用いた場合にも、リードスイツチは第3図
に示すように、マイクロスイツチ19によるイン
ターロツク回路を備えているので、点検時以外は
常にオフとなつている。勿論、液面を検出する手
段としては、フロート20とリードスイツチ21
の組合せの他に、電極式の液面スイツチやレベル
メータ等であつても良い。
第4図は、本考案の装置で用いる回路構成の他
の実施例を示したもので、電磁排水弁18の開栓
作動でオンするリミツトスイツチ19を2回路の
接点とし、一方の接点は、リードスイツチ21の
インターロツク回路とすると共に、他方の接点を
信号線路l5,l6を介して作動表示器24に接続し、
点検時に、電磁加圧弁16が作動し、次いで、電
磁排水弁18が作動することで、泡原液タンク2
の仕切膜1内の加圧水の排水が開始されたことを
確認表示できるようにしたことを特徴とするもの
で、作動表示器24が確認表示を行なつた後の点
検表示器22による泡原液量の検出表示をもつ
て、初めて液量の適否を知ることができる。
また、点検指令装置22による電磁弁の他の作
動方式として、電磁加圧弁16及び電磁排水弁1
8に同時に電源供給を行なつて作動しても良く、
この場合には、マイクロスイツチ17を経由した
線路l1′,l2′は不要となり、マイクロスイツチ17
は、マイクロスイツチ19と共に、リードスイツ
チ21のインターロツク回路となるように、その
接点を線路l3,l4に介在すれば良い。
更に、自動点検動作を速やかに行なうため、第
2図に示すエアー抜き弁14と並列に、点検指令
装置からの電源供給で開栓して仕切膜1内に空気
を導入する電磁弁を設けることで、加圧水の排水
を素早く行なうことができる。
以上説明してきたように、本考案によれば、所
定の点検周期毎に、電磁弁を作動して泡原液の加
圧水を自動的に排出して泡原液量の点検を行なう
ようにしたため、一般に、地階等の点検しにくい
場所に設備された泡原液タンクの点検作業が簡単
かつ容易となり、例えば、法の定めるによる定規
的な泡放出試験により泡原液を使つたような場合
にも、本考案の装置による点検で、泡原液量の不
足がチエツクできて、補充するようになるので、
泡消火設備は、その能力をフルに引き出せる状態
に維持管理されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の泡消火設備を示した設備系統
図、第2図は本考案による泡消火設備を泡原液タ
ンク回りについて示した設備系統図、第3図は本
考案で用いる回路構成の一実施例を示した回路ブ
ロツク図、第4図は本考案で用いる回路構成の他
の実施例を示した回路ブロツク図である。 1……仕切膜、2……泡原液タンク、3……加
圧配管、4……加圧弁、5……排水配管、6……
排水弁、7……消火ポンプ、8……泡混合器、9
……液面計、10……仕切弁、11……逆止弁、
12……主管、13……送液管、14……エアー
抜き弁、15……排水弁、16……電磁加圧弁、
17,19……マイクロスイツチ、16a,18
a……電磁コイル、18……電磁排水弁、20…
…フロート、21……リードスイツチ、22……
点検指令装置、23……点検表示器、24……作
動表示器、l1,l2,l1′,l2′……線路、l3,l4,l5
l6……信号線路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に設けた筒状の仕切膜を加圧水により膨張
    させて泡原液を液送できるように貯溜している泡
    原液タンクを有する泡消火設備に於て、 上記泡原液タンクの加圧配管路に設けた加圧弁
    と直列に接続されて電源供給により閉栓する平常
    状態で開栓となつている第1の電磁弁と、 該第1の電磁弁が閉栓したときに、オンする第
    1のマイクロスイツチと、 上記原液タンクの排水配管路に設けた排水弁と
    並列に接続されて電源供給により開栓する平常状
    態で閉栓となつている第2の電磁弁と、 該第2の電磁弁が開栓したときに、オンする第
    2のマイクロスイツチと、 一定の点検周期毎に、上記第1及び第2の電磁
    弁に電源を供給して泡原液タンクの仕切膜内の加
    圧水を排水させる点検指令部と、 該点検指令装置により上記第1及び第2の電磁
    弁が作動されたときに、上記第1及び第2のマイ
    クロスイツチのオンにより形成される信号線路を
    介して泡原液タンクに貯溜している泡原液の液面
    レベルを検出する液面検出器と、 該液面検出器の検出値が規定値以上のときに
    は、泡原液量が正常であることを表示し、検出値
    が規定値を下回つているときには、泡原液量の不
    足を表示する点検表示部と 備えたことを特徴とする泡原液タンク自動点検
    装置。
JP1980105345U 1980-07-25 1980-07-25 Expired JPS6334703Y2 (ja)

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JP5254886B2 (ja) * 2009-06-01 2013-08-07 ホーチキ株式会社 消火栓装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310790U (ja) * 1976-07-10 1978-01-28

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JPS5310790U (ja) * 1976-07-10 1978-01-28

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