JPS6334656Y2 - - Google Patents

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JPS6334656Y2
JPS6334656Y2 JP1985193802U JP19380285U JPS6334656Y2 JP S6334656 Y2 JPS6334656 Y2 JP S6334656Y2 JP 1985193802 U JP1985193802 U JP 1985193802U JP 19380285 U JP19380285 U JP 19380285U JP S6334656 Y2 JPS6334656 Y2 JP S6334656Y2
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JP
Japan
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inner bag
bag
warmer
disposable
disposable body
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JP1985193802U
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JPS62101518U (ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 a 産業上の利用分野 本考案はいわる使い捨てカイロの改良に係り、
そのカイロの用途を拡大できるようにしようとす
るものである。
b 従来の技術 使い捨てカイロは、公知の如く鉄粉の酸化熱を
利用するものであつて、数社から数種のものが市
販されているが、原材料はいずれも鉄粉・水・木
粉・活性炭・食塩等が用いられている。
また構造は、上記使い捨てカイロ用の原材料を
紙や布製の内袋に入れ、それを気密性の外袋に収
容して保管するようになつており、使用時には外
袋から取出して空気(酸素)に触れさせればよ
い。そしてその大きさは、普通サイズが内袋で横
13cm・縦10cm程度、またミニサイズが横9cm・縦
5cm程度の扁平状の袋が用いられ、それを1個分
毎に切離し外袋に収容されている。販売に際して
は、この切離された1個分の袋を、5枚あるいは
10枚を重ねてパツクした状態がとられているのが
一般である。
c 考案が解決しようとする問題点 上記従来の使い捨てカイロでは、局所的に狭い
部分を加熱する必要のある場合に、袋が大きすぎ
て用いられない。しかし単に小袋に原材料を入れ
るだけでは、その量が減少するので持続時間が短
かくなる。そこである程度の量を確保するため、
小さい袋に少し多めに原材料を入れることも考え
られるが、それでは原材料の量の割に空気と触れ
る面積が少なくなつて温度上昇を妨げるし、また
使用時に袋を弯曲させた際に内部からの圧力で袋
の角部が破れやすい。さらに従来のカイロは、そ
れを身体の特定の部分に当たるよう固定しておく
には、腹巻・包帯その他で身体に巻かねばなら
ず、それをしないと身体を動かした際に他の部分
へ移動してしまう。広い部分への使用では、数枚
のカイロを上記と同様にして押えている必要があ
る等の問題点があつた。
本考案は、従来の使い捨てカイロがもつ上記問
題点を解決しようとするものである。即ちその目
的とするところは、局所的に狭い部分を加熱する
必要のある場合に、小型ながら充分な上昇温度や
持続時間を有し、またカイロの使用時に弯曲させ
ても袋の角部が内圧で破れることがなく、かつ腹
巻きその他のものを用いずとも、身体の特定の部
分に保持できるとともに、広い部分での使用も数
枚を容易に使用でき、また必要ならば健康具とし
てのマグネツト球等も同時に使用可能な、使い捨
てカイロを提供することにある。
ロ 考案の構成 a 問題点を解決するための手段 本考案の使い捨てカイロAは、鉄粉その他の使
い捨てカイロ用の原材料1が少量の1個分毎に内
袋に収容され、その多数個が等間隔でシート状に
配置されるとともに、1個毎に切離し可能にされ
た使い捨てカイロにおいて、1個分の原材料1の
入つた内袋2を、片面が平面状で他面が膨出状と
し、その膨出状側を中央部に孔7のあるドーナツ
形に形成し、かつその平面状側に接着用テープ3
を設けてなるものである。
上記構成において、原材料1は前記の如く鉄
粉・水・木粉・活性炭・食塩等であるが、上昇温
度や持続時間を考慮して原材料やその配合量等を
適宜変更してもよいことは勿論である。大きさ
は、例えば内袋2が縦・横とも5〜6cm程度で、
ドーナツ形の外径が3.5cm程度のものとするが、
これに限定するものでなく大・小に変えてもよ
い。内袋2の材質は、成形が容易であるととも
に、身体にフイツトさせる場合に弯曲しやすいよ
うに、不織布を用いるのが望ましい。
また接着用テープ3は、例えば粘着テープを用
いたり、衣服に接着させるため鉤状突起の林立し
たマジツクテープ(登録商標)を用いてもよい。
該テープ3は内袋2に直接装着してもよいが、間
に何かを介して装着してもよく、また粘着テープ
は耐熱性があるとともに皮膚に影響を与えないも
のを選択する。多数個を連続させてシート状とし
たこの使い捨てカイロAは、1個分毎に切離し可
能にミシン目5を入れておくことが望しい。尚接
着用テープ3は、例えば内袋2下面に部分的に設
けてもよいが、下面全体に設けてもよい。
図において、6は発熱部、7は内袋中央の孔を
示す。
b 作用 シート状にした使い捨てカイロAを使用する場
合は、必要に応じた個数分だけそのシート状のも
のから切り離せばよい。例えば胴や脚に巻きたい
場合には、第3図の如くそれに必要な長さで帯状
に切離せばよく、また便座の保温に用いる場合に
は、第4図のように便座の形状に応じて環状や馬
てい形に切離せばよい。広い面積での使用例えば
自動車の窓の凍結防止には、第5図の如くそのシ
ート状のものを全部用いればよく、さらに炊事の
際に手袋の中へは、第6図のように1個分だけ切
離して入ればよい。
この使い捨てカイロAの内袋2は、片面が平面
状で他面を膨出状として、その膨出状側を中央部
に孔7のあるドーナツ形に形成してある。そのた
め内袋2は、膨出状側に充分な余裕が生じてお
り、カイロAを身体その他の使用箇所に当接させ
るため湾曲させた際、膨出状側が余裕をもつて湾
曲する。それゆえ、この使い捨てカイロAの内袋
2は、無理な圧力が加わらないので、破れない。
なお、一般に円盤状物を湾曲した際、表面の中央
部に最も張力が加わつて割れたり破れたりする
が、本願考案のカイロAの中央部は孔7で中空と
してあるため、この点からも内袋2は破れ難くな
つている。また中央の孔7内には、図示は省略す
るが例えば健康具としての針や磁石球を装入し
て、針灸的な使い方も可能である。さらに、ドー
ナツ形としたことによつて、内袋2内の原材料1
はその外周部と内周部の両面で空気(酸素)と接
触可能となつている。そのため酸化による上昇温
度や持続時間を考慮して、内袋2の小さい容積に
少し多めに原材料を入れて、必要な温度や時間を
得られるように設定可能となる。
しかもこの使い捨てカイロAは、少なくともそ
の片面に接着用テープ3を設けてある。そのた
め、腹巻き・包帯等を用いて押えなくても、身体
に直接貼付したりまた肌着に貼付して用いること
ができ、身体を動かしても所望の部分から位置が
ずれることがなくなる。
ハ 考案の効果 以上で明かな如く本考案の使い捨てカイロによ
れば、局所的に狭い部分を加熱する場合に、1個
分が小型ながらドーナツ状としたことによつて充
分な上昇温度や持続時間を維持可能となるし、カ
イロの使用時に袋を弯曲させても袋に無理がかか
らぬので、破れる心配をなくすことができる。ま
たカイロを特定の部分に保持させる際、従来のよ
うに腹巻や包帯等を用いずとも、接着用テープに
よつて身体や肌着に貼付させて所定部分からずれ
ないようにすることができる。さらに必要に応じ
て、シート状そのまま、あるいはそこから帯状や
環状・馬てい形等の形状に切離して、必要な広い
面積を同時に加熱でき、用途を大幅に拡大できる
等の有用な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は外
袋の一部を切欠いた状態の斜視図、第2図は一部
拡大縦断側面図、第3図は帯状にして使用する際
の平面図、第4図は環状にして使用する際の平面
図、第5図は広い面積で使用する際の平面図、第
6図は1個分で使用する際の平面図である。 図面符号、A……使い捨てカイロ、1……原材
料、2……内袋、3……接着用テープ、4……外
袋、6……発熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄粉その他の使い捨てカイロ用の原材料1が少
    量の1個分毎に内袋に収容され、その多数個が等
    間隔でシート状に配置されるとともに、1個毎に
    切離し可能にされた使い捨てカイロにおいて、1
    個分の原材料1の入つた内袋2を、片面が平面状
    で他面が膨出状とし、その膨出状側を中央部に孔
    7のあるドーナツ形に形成し、かつその平面状側
    に接着用テープ3を設けたことを特徴とする、使
    い捨てカイロ。
JP1985193802U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPS6334656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985193802U JPS6334656Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JP1985193802U JPS6334656Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62101518U JPS62101518U (ja) 1987-06-27
JPS6334656Y2 true JPS6334656Y2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=31150166

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926615B2 (ja) * 1976-08-18 1984-06-29 旭化成株式会社 トリフルオロメタンスルホン酸の回収方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58124121U (ja) * 1982-02-19 1983-08-24 曽田 史郎 分割形使い捨てカイロ
JPS5926615U (ja) * 1982-08-14 1984-02-18 大日本除虫菊株式会社 温熱袋
JPS59135719U (ja) * 1983-02-28 1984-09-11 矢吹 慶恒 カイロ用発熱剤の分包袋

Patent Citations (1)

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JPS5926615B2 (ja) * 1976-08-18 1984-06-29 旭化成株式会社 トリフルオロメタンスルホン酸の回収方法

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Publication number Publication date
JPS62101518U (ja) 1987-06-27

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