JPS6334654Y2 - - Google Patents

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JPS6334654Y2
JPS6334654Y2 JP1985052568U JP5256885U JPS6334654Y2 JP S6334654 Y2 JPS6334654 Y2 JP S6334654Y2 JP 1985052568 U JP1985052568 U JP 1985052568U JP 5256885 U JP5256885 U JP 5256885U JP S6334654 Y2 JPS6334654 Y2 JP S6334654Y2
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JP1985052568U
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JPS61168813U (ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は酸化反応型の使い捨て懐炉を利用し
て患部を温湿布する温湿布体に関する。
〔従来の技術〕
従来技術として、例えば腹巻の類に使い捨て懐
炉を仕込めるようにしたものがある。また、各種
の懐炉で患部を暖めて腰痛などの痛みを軽くする
ことも、一般療法としてこれ亦よく知られてい
る。
このように使い捨て懐炉で単に患部を暖めるだ
けでは、有効な温湿布効果が得難い。温湿布効果
を得るためには皮膚に当たる部分に水気が要る。
いわゆる蒸しタオルの原理でそれも長時間持続さ
せることが必要である。
ある種の貼り薬において、水分を含むシート状
の外皮用薬剤の背面側に、酸化反応型の使い捨て
懐炉を配し、この外皮用薬剤を人体の患部に当て
付けて該懐炉の発熱作用で温湿布することが、例
えば特開昭59−176210号公報および同59−166144
号公報などに公知である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし前出の加温貼り薬は、使用者サイドで外
皮用薬剤これ自体が任意に補給できるものではな
いし、使い捨て懐炉が簡単に取り替えたりできる
ものでもない。従つて、身体に確りと固定して患
部を長時間にわたつて温湿布するに不向きであ
る。
そこで本考案の目的は、身体を動かしても患部
に支障なく確りと巻き掛けて手軽に使用でき、患
部を長時間にわたつて温湿布するに効果的な紐付
きの温湿布体を得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では、まず酸化反応型の使い捨て懐炉1
が出し入れ可能な袋6を有し、該袋6の皮膚に当
たる内面側に湿布液が含浸可能な含浸体2を配し
てある。この湿布液としては、専用の薬液であつ
てもよいが、通常の水道水でもよい。本考案者の
知見するところによれば、鉱泉水なかでも天然の
炭酸水にクエン酸を入れた液が皮膚に一切の害を
与えず豊かな温かみを長時間にわたり与えること
ができて有効である。
別に、伸縮性を有する筒状の紐3を備えてお
り、該紐3の長手方向の略中央部の内部に、通気
性を有する弾性押さえ部材8を挿通してある。袋
6の左右端に輪9,9を設け、紐3の両端部3
a,3aを該袋6の外面側から該輪9,9にそれ
ぞれ挿通してあることを特徴とする。
〔作用〕
使い捨て懐炉1は常法通り揉みほぐして発熱可
能な状態にして袋6に入れる。そして含浸体2に
湿布液を適量含浸させた状態で、含浸体2を身体
の患部に当て付け、紐3の両端部3a,3aを身
体に巻き付けて確りと固定する。すると前記懐炉
1の発熱で湿布液を暖め、患部に適度の湿潤を与
えながら温湿布する。
その際、弾性押さえ部材8は使い捨て懐炉1の
入つた袋6を外側から患部の形状に添うよう軟ら
かく押さえ付け、外側からの患部への衝撃もよく
吸収緩和する働きをする。
因に、湿布液を含浸させないで使い捨て懐炉1
の発熱のみで患部を暖めた場合と、湿布液(それ
が単に水道水であつても)を介して暖めた場合と
を比べると、患部を暖める度合は後者が前者より
も飛躍的に大きい。
〔考案の効果〕
以上のようにした本考案の温湿布体によれば、
次の効果を奏する。
袋6には紐3が付設されているので、この紐
3で袋6側の含浸体2を身体の患部に確りと固
定でき、本案温湿布体を装着したまま身体を動
かしたり、外出するのに何等の支障を来さず、
長時間の使用に便利である。
紐3に挿通した弾性押さえ部材8は、袋6を
外面側から患部の形状に合わせて弾性的に押さ
え付けるので、伸縮性を有する紐3と共働して
痛みを伴う患部に袋6をずれ動くことなくフイ
ツトさせることができる。弾性押さえ部材8は
外部からの衝撃が患部に伝わるのを吸収緩和す
ることにもなる。
紐3と袋6とは別体であるが、袋6の左右端
に設けた輪9,9に紐3の両端部3a,3aを
通すことにより、簡単に一体化できる。しかも
弾性押さえ部材8は伸縮性を有する筒状の紐3
の内部に簡単に挿通できる。従つて、異材質の
構成部材の組み付けが簡単で安価に提供でき
る。
一方、湿布液が含浸される含浸体2を備えた
袋6は汚れやすいが、紐3から分離することで
該袋6のみを数回の使用後に洗濯したり、新た
なものに取り替える、といつた使用形態も可能
となり、使い勝手も良い。
袋6の前記輪9,9に通した紐3は一連のも
のであるから、この紐3および該輪9が強く引
つ張つてもちぎれることはない。
弾性押さえ部材8は通気性を有するので、使
用状態において使い捨て懐炉1の発熱を妨げな
い。従つて、該懐炉1の発熱で含浸体2に含浸
させた湿布液を暖め、長時間にわたつて患部を
良好に温湿布し、腰痛や関節痛などに優れた治
療効果を発揮する。
袋6には新しい使い捨て懐炉1を取り替えて
入れることができ、袋6の含浸体2には好みの
湿布液を適量補給できる。従つて、この点でも
長時間の温湿布を要する者にとつて便利であ
る。
〔実施例〕
本案温湿布体は、使い捨て懐炉1が出し入れ可
能であつて湿布液の含浸体2を備えた袋6と、紐
3とからなる。
使い捨て懐炉1は、通気性を有する袋4に鉄粉
と促進剤とを主剤として詰め込んだ公知のそれで
あり、袋4ごと揉みほぐして中味を混合すると酸
化反応熱が出る。その発熱温度は80℃位で長時間
持続するものであることが望まれる。
偏平な使い捨て懐炉1は晒などからなる布製の
袋6内に出し入れ可能に納まる。この袋6の皮膚
に当たる内面側に、吸液性に優れた脱脂綿などか
らなる湿布液の含浸体2が一体に縫い込まれてい
る。袋6に使い捨て懐炉1を納めたとき、該懐炉
1と含浸体2とは内外に重なり合う。
袋6は懐炉1を出し入れするための出入口7を
有するが、この出入口7は内外に重なり合う口縁
部7a,7bを有し、この内外口縁部7a,7b
の重合面間を押し拡げて袋6内に懐炉1を納める
と、内側の口縁部7aで懐炉1が出入口7から不
測に抜け出ることがない。
図の紐3はウーリー加工した合成繊維を筒状に
編組みした無方向に伸縮性を有するものからな
る。この紐3の長手方向の略中央部の内部に通気
性を有する弾性押さえ部材8を挿通する。この弾
性押さえ部材8としては、前記懐炉1および袋6
と略同一形状にした孔明きの厚紙製芯材8aと、
これの内面側に貼付されたスポンジ体8bとから
なる。
袋6の左右端には布製の輪9,9を設けてあ
り、弾性押さえ部材8の左右端から延出する紐3
の両端部3a,3aを該袋6の外面側から該輪
9,9にそれぞれ挿通することにより、懐炉入り
の袋6と紐3とが一体化される。この状態で弾性
押さえ部材8が袋6の外面側に位置する。
使い捨て懐炉1は強く揉みほぐして発熱し始め
た時点で袋6の中に入れる。相前後して袋6の内
面側から含浸体2に湿布液を適量、例えば10〜15
c.c.ほど含浸させる。
次に、含浸体2を患部に当てて紐3の両端部3
a,3aを身体に巻いて結ぶことにより固定す
る。これで、懐炉1および含浸体2が弾性押さえ
部材8による押し付け力を受けて患部に対し確実
に保持され、懐炉1の発熱で含浸体2に含まれて
いる湿布液が暖められ、患部に湿潤を与えながら
温熱が有効に作用する。含浸体2に湿布液を含浸
させたのち、直ちに患部に当てがうと、暫の間は
冷たく感じるが、時を経ずして暖かくなる。弾性
押さえ部材8は弾性を有するので含浸体2の患部
に対する接当を柔らかなものにし、かつ密着状に
重合された懐炉1に酸素を上下方向から支障なく
供給する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る温湿布体の実施例を示して
おり、第1図は第2図におけるA−A線拡大断面
図、第2図は温湿布体を内面側から見た斜視図、
第3図は第2図におけるB−B線拡大断面図であ
る。 1……使い捨て懐炉、2……含浸体、3……
紐、3a,3a……紐の両端部、6……袋、8…
…弾性押さえ部材、9……輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 酸化反応型の使い捨て懐炉1が出し入れ可能な
    袋6を有し、該袋6の皮膚に当たる内面側に、湿
    布液が含浸可能な含浸体2を配してあり、 伸縮性を有する筒状の紐3を備えており、 該紐3の長手方向の略中央部の内部に、通気性
    を有する弾性押さえ部材8を挿通してあり、 袋6の左右端に輪9,9を設け、紐3の両端部
    3a,3aを該袋6の外面側から該輪9,9にそ
    れぞれ挿通してあることを特徴とする温湿布体。
JP1985052568U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPS6334654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985052568U JPS6334654Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JP1985052568U JPS6334654Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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Publication Number Publication Date
JPS61168813U JPS61168813U (ja) 1986-10-20
JPS6334654Y2 true JPS6334654Y2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=30572637

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JP1985052568U Expired JPS6334654Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200491816Y1 (ko) * 2019-10-25 2020-06-09 김영미 핫팩 수납부가 구비된 허리밴드

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317847Y2 (ja) * 1987-10-09 1991-04-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166144A (ja) * 1983-03-14 1984-09-19 株式会社 ケミツク 加温はり薬
JPS59176210A (ja) * 1983-03-28 1984-10-05 Kemitsuku:Kk 加温はり薬
JPS605146A (ja) * 1983-06-22 1985-01-11 東西貿易株式会社 浸熱治療機

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JPS61168813U (ja) 1986-10-20

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