JPS59176210A - 加温はり薬 - Google Patents

加温はり薬

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Publication number
JPS59176210A
JPS59176210A JP5199483A JP5199483A JPS59176210A JP S59176210 A JPS59176210 A JP S59176210A JP 5199483 A JP5199483 A JP 5199483A JP 5199483 A JP5199483 A JP 5199483A JP S59176210 A JPS59176210 A JP S59176210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medicine
water
drug
bag
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5199483A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Abe
阿部 勝次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KEMITSUKU KK
Original Assignee
KEMITSUKU KK
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Publication date
Application filed by KEMITSUKU KK filed Critical KEMITSUKU KK
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート状のはり薬、いわゆるパップ剤などを加
温してその治療効果を高めることを目的とした加温はり
薬に関するものである。
はり薬には布地にクリーム状薬剤を塗布したものや、あ
るいは布地にあらかじめ塗り込んだものなどがあり、主
として消炎用に使用されるが、このはり薬を加温すれば
同時に温湿布効果によって治療効果を高めることができ
る。従来より薬剤中にカプサイシノイド、ノニル酸バニ
ルアミドなどの成分を混入し、皮膚を刺激して温感を与
えるようにしたものがあったが、実際に皮膚温が上昇す
るわけではなく、温湿布効果は殆んど期待できなかった
本発明は上記問題点を解消し、鉄粉の酸化による発熱で
薬剤を加温するはり薬を提供するものである。
すなわち本発明は水抱性粘着剤を含むシート状薬剤と、
鉄粉および金属の酸塩を主体とする混合物を通気性、通
水性の袋内に充填した発熱体とからなり、薬剤の少くと
も一面に剥離紙を着脱可能に貼着し、剥離紙を脱着して
薬剤に発熱体を接着すると共に薬剤中の水分を発熱体に
供給するようにした加温はり薬である。
本発明によれば、薬剤と発熱体とを組み合せて直接皮膚
に貼付けることにより鉄粉が酸化発熱し、その熱で薬剤
が加温され、患部の治療効果を高めることができる。以
下に本発明の実施例を図によって説明する。第1図、第
2図において、1はシート状に加工された外皮用薬剤、
いわゆるパップ剤である。この種のはり薬には消炎剤が
用いられるが、これに限らず軟こうその他のペースト状
薬剤であってもよい。この薬剤1は薬の有効成分に水抱
性粘着剤その他の成分を混入し、シート状に加工したも
のである。シート状薬剤1の表面及び裏面にはそれぞれ
剥離紙2、3を貼着する。勿論一方の剥離紙上に薬剤を
塗布してその表面に他方の剥離紙を貼着してもよい。4
は発熱体で、通気性、通水性の袋5内に鉄粉と金属の酸
塩とを主体とする混合物6を充填して封止したものであ
る。その他必要により水吸収剤その他の添加剤を加える
ことがある。袋5はその大きさや混合物の量にもよるが
、袋5内を2以上に区画することによって混合物を均一
に分散させることができる。使用する鉄粉としては従来
の化学かいろに用いられている純粋な還元鉄は勿論、さ
らに鉄中に炭素分を含む鋳鉄、銑鉄等の削りくず等を充
分に粉砕したものを用いる。純鉄の場合には炭末を添加
する必要があるが、鉄中に炭素分が3〜4%含まれてい
れば、改めて炭末を加える必要がない。しかも銑鉄粉は
炭素との固溶体系であり、鉄の利用の点で有利である。
鉄粉に炭末を添加したものは、鉄の酸化反応が表面のみ
に止まり、内部が未反応のまま終了することが多い。粉
末の粒径は特に限定されるものではないが、100〜4
00メッシュであれば十分である。鉄と混合して使用す
る塩類としてはアルカリ金属、アルカリ土金属、アルミ
ニウム、鉄の鉱酸塩が適し、特にアルカリ金属の塩酸塩
、硝酸塩が好ましく、また、希鉱酸類や有機酸も有効で
ある。これらの金属酸塩を単独あるいは複合して使用す
る割合いは鉄粉に対し、ほぼ1〜10%の範囲である。
金属の酸塩の具体例としては塩化カリ、塩化ナトリウム
、硝酸カリ、硝酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム、塩化バリウム、硝酸マグネシウム、硫酸マ
グネシウム、硫酸第二鉄、塩化アルミニウム、クエン酸
、リンゴ酸等を挙げることができる。袋5としては通気
性シートと、吸水性シートとを組み合わせたものであれ
ばその素材は限定されるものではないが、鉄粉などの収
納袋として強靭なものであることが必要であり、ヒート
シール可能な素材を用いる。この素材を用いて所定形状
の袋に加工し、この袋5内に前記混合物6の適量を充填
する。
上記シート状薬剤1および発熱体4をそれぞれ収納袋に
封入しておき、使用時に取出して薬剤1の一面の剥離紙
2を引き剥し、第2図に示すように露出した薬剤1の粘
着面に発熱体4を重ね合せて接着し、薬剤1を発熱体4
に支持させた状態で薬剤1の他面に添着された剥離紙3
を引き剥し、露出させた粘着面を人体の患部に貼付ける
。これによって薬剤1の薬効成分が皮膚に浸透して患部
を治療すると共に薬剤1中に含まれた水分が発熱体4の
袋5内に浸透し、また袋5の表面を通してその内部に空
気が供給されるため、袋5内の鉄粉の酸化反応が開始し
て発熱する。この熱は袋5を通して薬剤1に伝えられ、
加温された薬剤1の作用により患部に対する治療効果が
増大する。発熱持続時間は供給空気量が一定の場合には
給水量によって決定されるため、薬剤1中に含まれた水
分の全量が蒸発するまでの間加温を持続する。以上実施
例では発熱体4を薬剤1の支持体として用いた場合につ
いて説明した。しかし本発明に用いる薬剤はこれに限ら
ず通常のはり薬、すなわち、第3図に示すようにベース
シート7を有する薬剤1を用いることもできる。この場
合に、ベースシート7として不織布などの通水性素材を
用い、その表面に水抱性粘着剤を塗布し、さらにその表
面に剥離紙2を貼付ける。使用時にはこの剥離紙2を引
き剥し、ベースシート7の粘着面に発熱体4を貼り合せ
、薬剤1の粘着面を皮膚に貼付けて発熱させる点は先の
実施例と同じである。薬剤1中の水分はベースシート7
を通して発熱体4に供給される。
本発明は以上のように水抱性粘着剤を含むシート状薬剤
と鉄粉及び金属の酸塩を主体とする混合物を通水性、通
気性の袋内に充填してなる発熱体とを組み合せるもので
、必要時に発熱体を薬剤の粘着面に貼付けることによっ
て、発熱体をもんだり、ふったりすることなく、直ちに
発熱を開始でき、薬剤の有効期間中、これを加熱して患
部の治療効果を高めることかできる。また、本発明に用
いる発熱体は最小限鉄粉と金属の酸塩のみでよいため、
袋内に充填する混合物の量は少くてすみ、したがって嵩
張らず、薄型化が可能であり、身体になじんで所望個所
に自由に貼付けることができる。また、本発明によれば
、貼着個所には制限を受けないため、特に薬効を有しな
い場合でも温湿布として用いる場合はもとより、保温器
、かいろなどとして用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面斜視図、第2
図は薬剤に発熱体を積層した状態を示す断面側面図、第
3図は薬剤の他の実施例を示す断面側面図である。 1・・・薬剤、2、3・・・剥離紙、4・・・発熱体、
5・・・袋、6・・・混合物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状に加工された水抱性接着剤を含む薬剤と
    、鉄粉および金属の酸塩を主体とする混合物を通気性、
    通水性の袋内に充填した発熱体とからなり、薬剤の少く
    とも一面に剥離紙を着脱可能に貼着し、剥離紙を脱着し
    て薬剤に発熱体を接着すると共に薬剤中の水分を発熱体
    に供給させるようにしたことを特徴とする加温はり薬。
JP5199483A 1983-03-28 1983-03-28 加温はり薬 Pending JPS59176210A (ja)

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