JPS6334458Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334458Y2 JPS6334458Y2 JP1978121352U JP12135278U JPS6334458Y2 JP S6334458 Y2 JPS6334458 Y2 JP S6334458Y2 JP 1978121352 U JP1978121352 U JP 1978121352U JP 12135278 U JP12135278 U JP 12135278U JP S6334458 Y2 JPS6334458 Y2 JP S6334458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- hole
- gasket
- nut
- voltage relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 20
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば水素ガスによつて内部冷却
されるタービン発電機のように高圧の気体で満た
された容器内に収容され、この容器内で回転する
回転子に電圧を導入する電圧継用導体を上記回転
子の外周面に設けられた円筒状の孔に挿入したも
のにおいてこの円筒状の孔を密封する密封構造を
有する回転電機に関するものである。
されるタービン発電機のように高圧の気体で満た
された容器内に収容され、この容器内で回転する
回転子に電圧を導入する電圧継用導体を上記回転
子の外周面に設けられた円筒状の孔に挿入したも
のにおいてこの円筒状の孔を密封する密封構造を
有する回転電機に関するものである。
第1図は従来のこの種密封構造を示す断面図で
あり、図において1は回転子(ロータ)、2はロ
ータ1の外周面にロータ1の半径方向に設けられ
た円筒状の孔、3は円筒状の孔2に挿入され、こ
の孔2の壁とは電気的に絶縁され、その両端のネ
ジ部には電圧授受用導体が接続される丸棒状の電
圧中継用導体で、ロータ1の軸部に空けられた軸
孔の軸内リードと電気的に接続されている。また
このネジ部は孔2の底部でロータ1に結合されて
いる。4はV形断面をしたリング状のVガスケツ
ト、5はVガスケツト4を圧縮して円筒状の孔2
の内壁と電圧中継用導体3とに密着させるための
ナツト、6は円筒状の孔2の内壁に設けられたナ
ツト5の導入用雌ネジ、7,8はそれぞれ凸形及
び凹形断面のリング状のガスケツト押え座金、9
はロータ1が高速回転時に遠心力により電圧中継
用導体3とVガスケツト4との間に生ずる隙間で
ある。なお、ロータ1は冷却用水素ガスが充填さ
れた容器(図示せず)内に収納され、また回転電
機の固定子は容器内壁に支持固定されている。
あり、図において1は回転子(ロータ)、2はロ
ータ1の外周面にロータ1の半径方向に設けられ
た円筒状の孔、3は円筒状の孔2に挿入され、こ
の孔2の壁とは電気的に絶縁され、その両端のネ
ジ部には電圧授受用導体が接続される丸棒状の電
圧中継用導体で、ロータ1の軸部に空けられた軸
孔の軸内リードと電気的に接続されている。また
このネジ部は孔2の底部でロータ1に結合されて
いる。4はV形断面をしたリング状のVガスケツ
ト、5はVガスケツト4を圧縮して円筒状の孔2
の内壁と電圧中継用導体3とに密着させるための
ナツト、6は円筒状の孔2の内壁に設けられたナ
ツト5の導入用雌ネジ、7,8はそれぞれ凸形及
び凹形断面のリング状のガスケツト押え座金、9
はロータ1が高速回転時に遠心力により電圧中継
用導体3とVガスケツト4との間に生ずる隙間で
ある。なお、ロータ1は冷却用水素ガスが充填さ
れた容器(図示せず)内に収納され、また回転電
機の固定子は容器内壁に支持固定されている。
従来の密封構造は以上のように構成されてお
り、複数個重ねて装着されているVガスケツト4
をナツト5で電圧中継用導体3の軸方向に圧縮し
て、そのために生ずる半径方向の拡がりによつて
円筒状の孔2の内壁と電圧中継用導体とに密着さ
せて、その密着個所の気密を保つている。こうし
て容器内の水素ガスが、ロータ1内の軸内リード
に接触し化学変化が生じることを防止している。
ガスケツト押え座金7,8は、圧縮されて押し拡
げられたVガスケツトの逃げを防止するために使
用されている。従来の密封構造においては、凸形
ガスケツト押え座金7はナツト5を介して、凹形
ガスケツト押え座金8は直接円筒状の孔2の内壁
に接触して固定されている。回転子1が静止して
いる場合は問題ないが、電圧中継用導体3に電圧
が印加されロータ1が回転すると遠心力あるいは
熱等により電圧中継用導体3が変形する。一方、
両座金7,8の位置はほとんど変らないので、電
圧中継用導体3とVガスケツト4間に隙間9が生
じ、容器内の気体が隙間9から回転子内部の電気
接続のために設けられた軸心孔に漏れる欠点があ
つた。
り、複数個重ねて装着されているVガスケツト4
をナツト5で電圧中継用導体3の軸方向に圧縮し
て、そのために生ずる半径方向の拡がりによつて
円筒状の孔2の内壁と電圧中継用導体とに密着さ
せて、その密着個所の気密を保つている。こうし
て容器内の水素ガスが、ロータ1内の軸内リード
に接触し化学変化が生じることを防止している。
ガスケツト押え座金7,8は、圧縮されて押し拡
げられたVガスケツトの逃げを防止するために使
用されている。従来の密封構造においては、凸形
ガスケツト押え座金7はナツト5を介して、凹形
ガスケツト押え座金8は直接円筒状の孔2の内壁
に接触して固定されている。回転子1が静止して
いる場合は問題ないが、電圧中継用導体3に電圧
が印加されロータ1が回転すると遠心力あるいは
熱等により電圧中継用導体3が変形する。一方、
両座金7,8の位置はほとんど変らないので、電
圧中継用導体3とVガスケツト4間に隙間9が生
じ、容器内の気体が隙間9から回転子内部の電気
接続のために設けられた軸心孔に漏れる欠点があ
つた。
この考案は上記の欠点を除去するためになされ
たもので、回転時の電圧中継用導体の変形に応じ
て自動的にガスケツトの締付力を増加できる構造
とすることにより、容器内の気体が回転子の軸心
孔に漏れない密封構造を有する回転電機を提供す
ることを目的とするものである。
たもので、回転時の電圧中継用導体の変形に応じ
て自動的にガスケツトの締付力を増加できる構造
とすることにより、容器内の気体が回転子の軸心
孔に漏れない密封構造を有する回転電機を提供す
ることを目的とするものである。
第2図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
り、図において第1図と同一符号は同一または相
当部分を示し、31はつば状部分を備えた電圧中
継用導体である。
り、図において第1図と同一符号は同一または相
当部分を示し、31はつば状部分を備えた電圧中
継用導体である。
複数個重ねられたVガスケツトはナツト5とつ
ば状部分との間に挟まれて装着されており、凸形
ガスケツト押え座金7はナツト5を介して円筒状
の孔2の内壁に接触して固定されているのに対
し、凹形ガスケツト押え座金8は電圧中継用導体
3に電圧が印加されロータ1が高速回転するとき
は、つば状部分を備えた電圧中継用導体31がロ
ータ1の半径方向に伸びることにより、ナツト5
と上記導体31のつば状部分との間は狭まり、ガ
スケツト締付力は自動的に増加する。更に、電圧
中継用導体31の変形に追随して、遠心力によ
り、つば状部分がVガスケツトを圧縮するので、
従来構造の装置におけるような隙間9が発生する
ことがなく、容器内の気体が回転子内に漏れるこ
とはない。
ば状部分との間に挟まれて装着されており、凸形
ガスケツト押え座金7はナツト5を介して円筒状
の孔2の内壁に接触して固定されているのに対
し、凹形ガスケツト押え座金8は電圧中継用導体
3に電圧が印加されロータ1が高速回転するとき
は、つば状部分を備えた電圧中継用導体31がロ
ータ1の半径方向に伸びることにより、ナツト5
と上記導体31のつば状部分との間は狭まり、ガ
スケツト締付力は自動的に増加する。更に、電圧
中継用導体31の変形に追随して、遠心力によ
り、つば状部分がVガスケツトを圧縮するので、
従来構造の装置におけるような隙間9が発生する
ことがなく、容器内の気体が回転子内に漏れるこ
とはない。
以上説明したとおり、この考案によれば、従来
構造の装置に比べ高速回転時の気密性のより優れ
た回転電機を得ることができるという効果があ
る。
構造の装置に比べ高速回転時の気密性のより優れ
た回転電機を得ることができるという効果があ
る。
第1図は従来の密封構造を示す断面図、第2図
はこの考案の回転電機の主要部の一実施例を示す
断面図である。 図において1は回転子(ロータ)、2は円筒状
の孔、3は電圧中継用導体、4はVガスケツト、
5はナツト、6は雌ねじ、7は凸形ガスケツト押
え座金、8は凹形ガスケツト押え座金、31はつ
ば状部分を備えた電圧中継用導体である。なお、
各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
はこの考案の回転電機の主要部の一実施例を示す
断面図である。 図において1は回転子(ロータ)、2は円筒状
の孔、3は電圧中継用導体、4はVガスケツト、
5はナツト、6は雌ねじ、7は凸形ガスケツト押
え座金、8は凹形ガスケツト押え座金、31はつ
ば状部分を備えた電圧中継用導体である。なお、
各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
Claims (1)
- 回転子及び固定子が収納され気体が満たされた
容器、上記回転子の表面から半径方向に設けられ
た孔2に挿入され上記孔の底部で上記回転子に結
合される鍔を有する棒状導体31、上記孔の内周
面に固定されると共に上記棒状導体が貫通されて
いるナツト5、上記孔において上記鍔と上記ナツ
トとの間に設けられたリング状ガスケツト4を備
えた回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978121352U JPS6334458Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978121352U JPS6334458Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5537586U JPS5537586U (ja) | 1980-03-11 |
JPS6334458Y2 true JPS6334458Y2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=29078409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978121352U Expired JPS6334458Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6334458Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49117902A (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5145446Y2 (ja) * | 1972-06-19 | 1976-11-04 |
-
1978
- 1978-09-04 JP JP1978121352U patent/JPS6334458Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49117902A (ja) * | 1973-03-19 | 1974-11-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5537586U (ja) | 1980-03-11 |
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