JPS6334420A

JPS6334420A - 給湯機

Info

Publication number: JPS6334420A
Application number: JP61177099A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Haruyama; 春山　賢一; Takami Azuma; 孝美東; Takashi Mochizuki; 高志望月
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1986-07-28
Filing date: 1986-07-28
Publication date: 1988-02-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明はガンタイプバーナを使用した貯湯式の給湯機
に関する。

（ロ）従来の技術この種の給湯機は近年、小型軽量化と薄型化とが進み、
燃焼室の直径が２００１１１１１前後になってきた。こ
のため、実公昭５７−１５４７９号公報に開示されてい
乙ように、燃焼室の側壁にガンタイプバーナを取付け、
横焚きで燃焼きせる場合、火炎を短くしないと、火炎が
炉壁に接触し、燃焼が良好に行なわれなくなる。

（八〉発明が解決しようとする問題点火炎を短くするには二次空気を供給し、燃料と燃焼用空
気の混合を促進させれば良いが、混合を促進さけると、
燃焼騒音が大きくなる。そこで、一般には排気通路に排
気マフラーを設けることにより、燃焼騒音を低減きせて
いた。しかしながら、排気マフラーを使用すると、それ
だけ給湯機が大型になり、コスト高となる欠点があった
。また、排気マフラーを使用しても着火時の燃焼音を十
分に低減させることは困難であった。

この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
小型軽量化を図りながら燃焼騒音を低減きせるとともに
、負荷が変動しても安定した給湯が行なえるようにする
ことを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明では１個の送風機及び送油ポンプを共用した２
つのガンタイプバーナを燃焼室の側壁に取付け、燃焼室
の周囲を水室で囲繞し、着火時に一方のガンタイプバー
ナのみを燃焼させるとともに、水室の湯温に応じて一方
又は双方のガンタイプバーナを燃焼させる制御装置を備
えた構成である。

（ネ）作用このように構成すると、１つのガンタイプバーナを使用
するものに比べ、同じ燃焼量を得るのにガンタイプバー
ナの燃焼量が半分で済み、２つのガンタイプバーナを同
時に燃焼させても燃焼音が小さくなる。また、火炎が短
くなり、燃焼室を小型１こしても火炎が燃焼室の炉壁に
接触しないようにでき、燃焼が良好に行なわれる。また
、着火時は一方のガンタイプバーナのみを燃焼させるこ
とにより、着火時の燃焼音が小さくなり、水室の湯温に
応じて一方又は双方のガンタイプバーナを燃焼させるこ
とにより、負荷の大幅な変動に対して安定した湯温での
給湯が可能である。

（へ）実施例以下、この発明を図面に示す実施例について詳細に説明
する。

第１図において、外装ケース１の内部に円筒状の水室２
が設けられ、水室２の下部に円筒状の燃焼室３が区画形
成されている。水室２の下部側壁には排水管４が接続き
れ、燃焼室３よりも僅か上方の水室側壁には給水管５が
接続され、水室２の頂壁には給湯管６が接続されている
。燃焼室３の側壁には水室２を貫通して２つのガンタイ
プバーナ７．８が上下に取付けられている。これらのガ
ンタイプバーナ７．８にはそれぞれ燃料ノズル９．１０
及びスタビライザ１１．１２を有し、燃料ノズル９，１
０が燃料供給管１３．１４を介して送油ポンプ１５に接
続されるとともに、燃料供給管１３には電磁弁１６が装
設されている。また、ガンタイプバーナ７．８には共通
の送風機１７から燃焼用空気が供給され、ガンタイプバ
ーナ８には点火プラグ１８が設けられている。燃焼室３
は水室２を貫通した多数の煙管１９を介して排気室２０
と連通され、排気室２０には排気トップ２１が連結され
ている。

外装ケース１には制御装置２２が内蔵されている。この
制御装置２２は水室２の上下の湯温を検出する２つの温
度検知器２３．２４を有し、第２図に示すフローチャニ
ドに基いてガンタイプバーナ７．８の燃焼制御を行なう
ものである。

本実施例の動作を第２図を参照して説明する。

今、ガンタイプバーナ７．８がともに燃焼を停止してい
るものとすると、制御装置２２は温度検知器２４の検出
温度Ｔ１が設定温度ＴＬ（例えば５０”Ｃ）より低いか
否かを判別する。このとき、給水管５から水室２に給水
が行なわれ、温度検知器２４の検出温度がＴ１がＴＬよ
り低くなっていると、制御装置２２は送風機１７及び送
油ポンプ１５を運転させ、点火動作を行なわせる。この
ため、ガンタイプバーナ８が燃焼を開始する。また、電
磁弁１６が閉じているので、ガンタイプバーナ７では燃
焼が行なわれない、また、制御装置２２に内蔵されたタ
イマがセットされる。

ガンタイプバーナ８の燃焼開始から設定時間が経過し、
タイマがリセットされると、制御装置２２は温度検知器
２３の検出温度Ｔ２が設定温度ＴＨ１（例えば６５°Ｃ
）より低いか否かを判別する。そして、Ｔ２がＴＨＩよ
り低くなっていると、電磁弁１６を開にし、ガンタイプ
バーナ７にも燃焼を行なわせる。

このようにして、２つのガンタイプバーナ７゜８が燃焼
を行なうと、水室２の湯温が急速に上昇していく、そし
て、温度検知器２３の検出温度Ｔ２がＴＨＩ以上になる
と、電磁弁１６が閉となり、ガンタイプバーナ８のみが
燃焼を行なう、その後、Ｔ２が設定温度ＴＨ２（例えば
７５℃）以上になると、送風機１７及び送油ポンプ１５
が運転を停止し、燃焼が停止する。以上の動作を繰返す
ことにより、水室２に給水された水が設定温度ＴＨ２ま
で加熱され、給湯管６から出湯される。

本実施例によれば、１個の送風機１７及び送油ポンプ１
５を共用した２つのガンタイプバーナ７．８を燃焼室３
の側壁に取付け、燃焼室３の周囲を水室２で囲繞すると
ともに、着火時に一方のガンタイプバーナ８のみを燃焼
させるようにしたので、１つのガンタイプバーナを用い
て同じ燃焼量を得るものに比べて若人時の燃焼音を大幅
に減少させることができる。また、２つのガンタイプバ
ーナ７．８を同時に燃焼させるときも、それぞれの燃焼
量が半分で済むので、燃焼音が低減され、静かな燃焼運
転を行なうことができる。また、それぞれのガンタイプ
バーナ７．８の火炎を短くでき、燃焼室３を小型にして
も火炎が燃焼室３の炉壁に接触する心配がなく、燃焼を
良好に行なわせることができる。さらにまた、水室２の
湯温に応じて一方又は双方のガンタイプバーナを燃焼さ
せるようにしたので、シャワーや浴槽への給湯のように
広範囲の負荷変動に対して燃焼量を適切に調整し、安定
した湯温で出湯を行なわせることができる。すなわち、
１つのガンタイプバーナで燃焼量を調整する場合、７０
〜１００％が限度であるが、本実施例のものでは５０％
以下に燃焼量を調整することもできる。しかも、上下２
つの温度検知器２３．２４を用いて燃焼制御を行なうの
で、湯温変動を少なくでき、燃焼のオン、オフ頻度を減
らし、機器の保護を図ることもできる。

（ト）発明の効果この発明は以上のように構成されているので、給湯機の
小型軽量化を図りながら、若人時の燃焼音が大幅に減少
されるなど、燃焼騒音を低減させることができ、さらに
は負荷の変動に対して燃焼量を適切に調整し、安定した
湯温での出湯を行なうことができ、出湯特性の大幅な改
善が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す給湯機の概略構造図
、第２図は第１図で用いた制御装置の動作説明用のフロ
ーチャートである。２・・・水室、　　３・・・燃焼室、　　７，８・・・
ガンタイプバーナ、　　１５・・・送油ポンプ、　　１
７・・・送風機、　２２・・・制御装置。出願人　三洋電機株式会社外１名代理人　弁理士　西野卓嗣　外１名１１１　　Ｅｍ第２　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１個の送風機及び送油ポンプを共用した２つのガ
ンタイプバーナを燃焼室の側壁に取付け、燃焼室の周囲
を水室で囲繞し、着火時に一方のガンタイプバーナのみ
を燃焼させるとともに、水室の湯温に応じて一方又は双
方のガンタイプバーナを燃焼させる制御装置を備えたこ
とを特徴とする給湯機。