JPS6334408Y2 - - Google Patents

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JPS6334408Y2
JPS6334408Y2 JP20078483U JP20078483U JPS6334408Y2 JP S6334408 Y2 JPS6334408 Y2 JP S6334408Y2 JP 20078483 U JP20078483 U JP 20078483U JP 20078483 U JP20078483 U JP 20078483U JP S6334408 Y2 JPS6334408 Y2 JP S6334408Y2
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JP
Japan
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fitting
jig
electric wire
threaded part
wall
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JP20078483U
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JPS60111315U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、原子力発電所等の建屋における電
線、ケーブル(以下電線という)の壁貫通部のモ
ジユールを組立てるために用いる治具に関する。
(考案の技術的背景) 従来から原子力発電所等のプラントにおいて
は、建屋の壁、床等(以下壁という。)を電線、
ケーブルが貫通する場合、貫通部の気密性、防水
性、防火性等を保つために、以下に示す構造のモ
ジユールを埋設することが行なわれていた。
すなわち第1図に示すように、金属性パイプ1
内に軸方向に垂直に絶縁性の2枚の内側スペーサ
2および2枚の外側スペーサ3を互いに所定の間
隔をおいて固設する。これらのスペーサに穿設さ
れた透孔に電線4を1本ずつ挿通させることによ
り、多数本(通常92本)の電線4を互いに等間隔
で金属性パイプ1の軸方向に沿つて配列する。
この後に内側スペーサ2と外側スペーサ3との
間に常温硬化性の樹脂5を注入充填してシールを
行なう。このようにして構成されたモジユール6
は、建屋壁埋込スリーブ内に内設され、屋内、外
にそれぞれ設置された両端子箱間に電気的に接続
されている。
(背景技術の問題点) しかしながら、このようなモジユール6におい
ては、電線4として通常全体の剛性に乏しいゴム
絶縁電線が用いられているため、これをスペーサ
の透孔に挿通させることが難しく、92本の電線4
を1本づつ4枚のスペーサの透孔を通す作業に極
めて多くの時間を要するという問題があつた。
(考案の目的) 本考案はこの問題を解決するためになされたも
ので、電線の通し作業を容易にし壁貫通部モジユ
ールの組立作業に要する時間を大幅に短縮するこ
とのできる治具を提供することを目的とする。
(考案の概要) 本考案は、一端に電線の導体端を嵌挿保持する
ための嵌着部を有しかつ他端にねじ部が設けられ
た押え金具と、一端に前記押え金具のねじ部に螺
合するねじ部が設けられかつ他端がほぼ円錐状の
テーパー面で構成された丸棒状の通し金具本体と
から成ることを特徴とする電線の壁貫通部モジユ
ール組立用治具である。
(考案の実施例) 以下本考案を図面に示す実施例について説明す
る。
第2図は本考案の一実施例の一部縦断面図であ
る。
この図において、符号11はモジユール組立用
治具を示し、これは円筒状の押え金具12と丸棒
状の通し金具本体13とから構成されている。押
え金具12の一端の中空部は、電線の導体端を嵌
挿保持するための嵌着部14をなしており、他端
の内周面にはねじ溝15が刻設されている。
また通し金具本体13の一端は先端にゆくほど
細径になるテーパー面が形成されており、他端に
は押え金具12のねじ溝15に螺合するねじ山1
6が設けられた螺着部17が突設されている。
このような構造の治具11を電線に装着するに
は、第3図に示すように、電線18の絶縁体19
を剥ぎ取つて露出させた導体20端を押え金具1
2の嵌着部14に嵌挿し、さらにこの押え金具1
2の他端のねじ溝15に通し金具本体13の螺着
部17のねじ山16を螺合させて、押え金具12
と通し金具本体13とを連結させる。
このようにして電線18の先端に実施例の治具
11を装着した状態で全スペーサの透孔を通した
後は、治具11を取り外し再び別の電線に装着し
て挿通作業を行なう。なお、電線18に治具11
を装着してスペーサ通し作業を行つている際には
電線18をもつて送り込むので電線18と治具1
1とが離脱する力は作用しない。したがつて電線
の露出された導体20の長さを適当な長さとする
か、あるいは導体20挿入後の嵌着部14外面を
軽く圧縮するようにすれば、電線18と治具の嵌
着部14の装着状態が保持される。
(考案の効果) 以上の記載から明らかなように、本考案に係る
治具によれば、電線の壁貫通部モジユール組立に
おけるスペーサ通し作業を短時間で行なうことが
できる。またこの治具は電線への装着および取り
外しが極めて容易であり、くり返し通し作業に用
いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電線の壁貫通部モジユールの縦断面
図、第2図は本考案の一実施例の一部縦断面図、
第3図は実施例の治具の装着状態を示す一部断面
図である。 1……金属性パイプ、2……内側スペーサ、3
……外側スペーサ、4,18……電線、5……常
温硬化性の樹脂、11……モジユール組立用治
具、12……押え金具、13……通し金具本体、
20……導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属性パイプ内にその軸方向に互いに等間隔を
    おいて多数本の電線、ケーブルを配設し、壁貫通
    部のモジユールを組立てるため、前記金属製パイ
    プに内設された複数本のスペーサの透孔に前記電
    線、ケーブルを挿通させるための治具において、
    一端に電線、ケーブルの導体端を嵌挿保持するた
    めの嵌着部を有しかつ他端にねじ部が設けられた
    押え金具と、一端に前記ねじ部に螺合するねじ部
    が設けられ他端がほぼ円錐状のテーパー面で構成
    された丸棒状の通し金具本体とから成ることを特
    徴とする電線、ケーブルの壁貫通部モジユール組
    立用治具。
JP20078483U 1983-12-27 1983-12-27 電線、ケ−ブルの壁貫通部モジユ−ル組立用治具 Granted JPS60111315U (ja)

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JP20078483U JPS60111315U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 電線、ケ−ブルの壁貫通部モジユ−ル組立用治具

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JP20078483U JPS60111315U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 電線、ケ−ブルの壁貫通部モジユ−ル組立用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60111315U JPS60111315U (ja) 1985-07-27
JPS6334408Y2 true JPS6334408Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=30761956

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20078483U Granted JPS60111315U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 電線、ケ−ブルの壁貫通部モジユ−ル組立用治具

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JP (1) JPS60111315U (ja)

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JPS60111315U (ja) 1985-07-27

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